給与所得と収入の違いとは?源泉徴収税額や見方もわかりやすく解説!

給与所得と収入の違いは何かと聞かれたら、うまく説明できなくて困ってしまう方も多いのではないでしょうか?給与所得と収入の違いと、源泉徴収票の見方を通じてご自身の手元に残るお金の手取りの求め方についても合わせて解説していきます。

給与所得と収入の違いとは?源泉徴収税額や見方もわかりやすく解説!のイメージ

目次

  1. 給与所得とはなにか
  2. 収入とはなにか
  3. 収入と給与所得の違いは
  4. 年末の源泉徴収について
  5. 源泉徴収の見方
  6. 支払い金額をみよう
  7. 給与所得控除後の金額をみよう
  8. 所得控除額の合計額をみてみよう
  9. 一般的によく適用されている控除
  10. 源泉徴収税額をみてみよう
  11. 社会保険料等の金額
  12. 源泉徴収票から手取りをだそう
  13. もっと正確に手取りを知りたい場合
  14. 自分の源泉徴収票で確認しよう

給与所得とはなにか

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daniel.danielle.xxさんの投稿

サラリーマン・アルバイト・パートタイマーは税法上、給与所得者に分類されます。給与所得とは、サラリーマン・アルバイト・パートタイマーなどの給与所得者の方が、勤務先から受ける給料・賃金・賞与などの所得のことをいいます。給与所得と収入の違い、源泉徴収税額などについてわかりやすく解説します。

収入とはなにか

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subaru_44さんの投稿

収入とは給与や賞与や売上などの年間の合計額のことをいいます。給与所得者(サラリーマン・アルバイト・パートタイマー)の場合は年収が、税法でいうところの収入にあたります。自営業者の場合は事業によって得る売上が収入にあたります。

収入は現金以外もある

収入金額には、会社の商品などを無償で、または低価格で受け取った場合、会社の所有する土地や建物を無償で、または低価格で借りた場合、会社から金銭を無利息、または低い金利で借りた場合など、という金銭以外の3点が含まれる可能性があります。

収入と給与所得の違いは

収入-給与所得控除=給与所得

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machiko2028さんの投稿

収入は税金をかける前に控除制度で差し引く控除前の金額で、給与所得は控除制度で差し引いた所得控除後の金額という違いがあります。式にすると収入-給与所得控除=給与所得となります。

給与所得控除の制度とは

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dgu.dctさんの投稿

給与所得控除とは会社員などの給与所得者の方が所得税や住民税を計算するときに、給与収入から差し引くことができる控除分のことをいいます。自営業者の場合は、必要経費(売上金額・仕入原価・販売経費など)を差し引くことができます。会社員などの給与所得者の場合は、この必要経費の代わりに給与所得控除が認められています。

年末の源泉徴収について

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nomoto.mさんの投稿

年末といえば一般的には源泉徴収の配布時期です。源泉徴収票とはその年末調整の結果表のようなものです。会社員(サラリーマン)の方にしてみれば、確定申告書控えというイメージがあります。
 

サラリーマンは年末調整

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bulge_maniacさんの投稿

自営業など個人事業主の方は、毎年ご自身で確定申告して所得税計算をしています。会社員の方は給与に関する情報について勤務先の会社が把握しているので、勤務先の会社が代わりに所得税を計算してくれます。勤務先の会社が代わりに所得税の計算をしてくれることを年末調整といいます。会社員の方全員が確定申告をしなくてもいいのは勤務先の会社が年末調整をしてくれるからです。
 

会社任せは危険、サラリーマンも油断できない

サラリーマンは勤務先の会社が所得税の計算(年末調整)をしてくれていますが、実は、会社側が所得税の計算(年末調整)が間違っていて、税金を払いすぎてしまっていたということは実際によくおこっています。ご自身でも会社側が所得税の計算(年末調整)を間違えていて税金を払いすぎていないか見直しができるように、源泉徴収の見方を勉強していきましょう。

源泉徴収の見方

源泉徴収から手取り求めよう

源泉徴収は毎年みているけど、ぼんやりと眺めているだけの方も多いと思います。一度にすべての数字をみるとよくわからなくなってしまうので、細かく一つの項目ごとに順を追って説明していきます。そして、収入と給与所得の他に源泉徴収票から手元に残るお金(手取り)の求め方も説明していきます。

支払い金額をみよう

支払い金額とは年収のこと

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hara_ta9さんの投稿

源泉徴収の表の上から二段目にあります。支払金額とは年収のことです。勤務先から、あなたに支払われた年収という意味で、支払い金額という項目名になっています。通勤手当は所得税がかからない(非課税)なので、この支払い金額(収入金額)には含まれません。

給与所得控除後の金額をみよう

給与所得控除後の金額とは給与所得のこと

上から二段目の給与所得控除後の金額をみていきましょう。先ほども給与所得控除という言葉はでましたが、この源泉徴収にもでてきます。そして源泉徴収には収入、給与所得控除後の金額、所得控除の額の合計、源泉徴収税額という項目が記載されています。ここにある給与所得控除後の金額というのが給与所得ということになります。式にすると収入-給与所得控除=給与所得です。

所得控除額の合計額をみてみよう

所得控除の金額をすべて足した金額のこと

税法上、控除できる種類は14種類です。控除とは税額をかける前に差し引くことができます。支払金額(年収)に対して控除(差し引く)が多ければ、何も控除(差し引く)せずに税金の計算をするより、税額が少なくなる仕組みになっています。控除する種類も多ければ控除(差し引く)金額も多くなるので、納める税額が少なくなります。給与所得-各種控除=課税所得になります。

一般的によく適用されている控除

基礎控除

基礎控除とは、すべての納税者に無条件に差し引くことができる所得控除のことです。基礎控除を適用してもらうための手続きは特に必要なく、金額も38万円と一律となっています。

配偶者控除・配偶者特別控除

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majyoruruさんの投稿

配偶者控除とは配偶者がいる(配偶者の有無に印がついている)方が差し引くことができる所得控除のことです。ただし、配偶者の収入によって控除できる金額は変わってきますし、場合によっては配偶者控除・配偶者特別控除の対象外になることもあります。また、配偶者控除と配偶者特別控除は同時に適用することはできないのでご注意ください。

扶養控除

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yuzu.mama.0503さんの投稿

扶養控除とは、納税者に扶養している家族がいる人が差し引くことができる控除です。扶養控除の対象になる人は配偶者以外の親族といわゆる里子と擁護をを委託された老人などがそれにあたります。扶養家族の欄に数字があると、1人あたり38万円差し引くことが(控除)できます。ただし、扶養家族の方が38円以上の収入があるときは扶養控除の対象外になります。

所得控除額の合計額に含まれる控除

基礎控除、配偶者控除、配偶者特別控除、扶養控除、生命保険料の控除額、地震保険料の控除額などの適用がある場合はこの所得控除合計額に含まれます。

源泉徴収税額をみてみよう

源泉徴収税額はおさめる税金の確定額

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myspace_aさんの投稿

上から二段目の1番左にある源泉徴収税額が1年間におさめる税金の確定額です。課税所得額(給与所得控除後の金額-所得控除の額の合計額)に対して、税率をかけて計算したものです。課税所得に税率をかけた金額に控除額を差し引いたものが税額になります。式にすると課税所得×税率-控除額となります。

所得税の税率

課税所得金額が上がると税率があがる累進課税となっています。所得が多い人は税金をたくさん納める仕組みになっているということです。表をみていただければわかると思いますが、多くの方は10%から40%くらいの間に当てはまります。

復興特別所得税

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denkinezumi4933さんの投稿

東日本大震災の復興支援のために、平成25年1月1日から平成49年12月31日(平成は30年まで)の期間は源泉所得税と合わせて復興特別所得税を納めなければなりません。課税所得に税率をかけて控除額を差し引いた金額にさらに102.1%をかけたものが実際に納める税金になります。式にすると(課税所得×税率-控除額)×復興特別所得税102.1となります。

社会保険料等の金額

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dgu.dctさんの投稿

社会保険料等の金額とは、1年間にご自身が支払った社会保険料の金額のことです。社会保険料には4種類ありますが、健康保険料、介護保険料、厚生年金保険料、雇用保険料がこの社会保険料にあたります。この社会保険料等の金額は毎月給与から天引きされた金額です。

源泉徴収票から手取りをだそう

ここまで源泉徴収の見方を説明してきましたが、手取りを求めてみましょう。支払い金額から源泉徴収税額を差し引いてそこから社会保険料等の金額も差し引きます。式にすると支払金額-源泉徴収税額-社会保険料等の金額=手取りということになります。

もっと正確に手取りを知りたい場合

もっと正確に手取りの金額を求めたい方はさらに住民税の1年分と交通費の1年分を差し引けば、正確な手取りを求めることができます。式にすると支払い金額-源泉徴収額-社会保険料の金額-住民税(1年分)+交通費(1年分)=手取りになります。

自分の源泉徴収票で確認しよう

収入-給与所得控除-社会保険料=手取りで、もっと正確に求めるには収入-給与所得控除-社会保険料-住民税(1年分)+交通費(1年分)=手取りということが理解できましたでしょうか。ゆっくり一つの項目ずつみていけば、決して難しいものではありまん。苦手意識をあまり持たずに、ぜひご自身の源泉徴収票でご自身の手取りの金額も求めてみて下さい。

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