2018年10月24日更新
マンション用火災保険の相場やおすすめを紹介!上手に活用するには?
住宅の購入の際、戸建住宅とマンションの火災保険では補償内容や保険料がずいぶん変わります。特にマンションの火災保険の補償内容は、補償内容を選択するタイプのもので上手に対応することができます。補償内容を選択できる火災保険もいくつか紹介します。

目次
- マンション購入時に考える火災保険
- マンションでかける火災保険の補償範囲
- マンションの火災保険に必要な補償とポイント
- マンションの火災保険の相場の考え方
- マンションの火災保険とオプションの上手な活用方法
- マンションのおすすめ火災保険1:セゾン自動車火災保険
- マンションのおすすめ火災保険2:朝日火災
- マンションのおすすめ火災保険3:セコム損保
- マンションのおすすめ火災保険4:日新火災
- マンションのおすすめ火災保険5:共栄火災
- マンションのおすすめ火災保険6:損保ジャパン日本興亜
- マンションのおすすめ火災保険7:富士火災
- マンションのおすすめ火災保険8:三井住友海上
- マンションのおすすめ火災保険9:あいおいニッセイ同和損保
- マンションのおすすめ火災保険10:東京海上日動
- マンションの火災保険は必要なものを選択しましょう
マンション購入時に考える火災保険

住宅を購入した際に、自分の財産を守るために火災保険に入ることを検討します。しかし、戸建てについては自分が守るべき範囲ははっきりしていますが、マンションは複雑少し複雑です。補償についても、高層だから水害はないだろうと安易に補償を外してしまうこともありますが、必要な補償と検討したい補償を考えていきます。
マンションでかける火災保険の補償範囲

マンションで火災保険の補償が必要な部分は、居住している部屋の中いわゆる専用部と他の所有者と共有しているエントランスやエレベーターなどの共用部にわけられます。共用部はマンションの管理者がかける保険なので、管理者以外の方がかける必要はありません。マンションの居住者は、居住している部屋の中の火災保険や家財保険について考える必要があります。
マンションの火災保険に必要な補償とポイント
火災、落雷、破裂、爆発による補償
失火やもらい火、放火、落雷などによる火災、ガス漏れなどによる破裂や爆発の損害を補償します。ほとんどの火災保険に基本補償として付いていますが、もらい火などの火災は自分に非がなくても大事なお部屋の損失となりますので絶対に付けておきたい内容です。
水漏れによる補償
一戸建てと違いマンションの場合、階下の住民がいる場合もあります。自分の部屋の給排水設備の事故などによる水漏れにより階下の住居に損害を与えてしまった場合の補償、また逆に階上の住人による水漏れによる被害もありますので必ずつけましょう。
風災による補償
台風で割れてしまったマンションバルコニーのパーテーション
— ながしま (@nagashimakikaku) November 16, 2017
|ω・`)困った風のイタズラ pic.twitter.com/RasKKWfh5F
台風による強風や強風による飛来物で窓ガラスが割れたり、部屋内のフローリングや壁紙、家具などに損害が発生した場合、マンションの老朽化や管理不備がない限り管理者側で修繕されないケースがほとんどです。特に部屋の中の損傷については自身の火災保険で賄えるようにしておきましょう。
損傷、汚損による補償
( ゚∀゚)・∵ブハッ!!
— 千羽矢 (@Flugzeug15) October 27, 2017
娘にTV破壊されているwww
どんだけだよww
しかも割れた部分映らない(^Д^)9mプギャー
※TVの横ある凶器で叩きまくって破壊しました(´°ω°)チーン pic.twitter.com/hhIJjLUM3I
日々の暮らしの中で家具をぶつけて壁を壊した場合など、偶然な事故による損害を補償します。ただし、すり傷などの外観上の損傷または汚損であっても、その機能に支障がない損害は補償の対象とならない場合があります。子どもがいる場合などは不測の事態が起こることもあるので補償内容として考える必要があります。保険によっては免責金額にも注意が必要です。
水災による補償
床上浸水笑笑 pic.twitter.com/hOdlF1fQIO
— あいう (@monmonda1) November 6, 2017
土砂災害や高潮によるマンションの部屋の被害を補償するのが「水災」です。高層マンションの上の階ではほぼ必要ないので外す方も多いのですが、自分の住む地域がどのような地域であるのかよく確認してから検討しましょう。高潮などでマンション全体が被害にあったのに、水災補償を付けていなかったために補償されないということがないように注意してください。
地震保険への加入検討

地震や地震による津波や火山の噴火による火災は、火災保険では補償されません。地震保険は単独で加入することもできませんので、火災保険加入時には本当に必要がないのかよく検討をしましょう。阪神淡路大震災や東日本大震災時に見直している方も多いと思います。意外に自身による損害も多いので、しっかり活用できるように検討しましょう。
マンションの火災保険の相場の考え方
マンションの火災保険の保険金額

マンションの火災保険の契約額は、新築マンションを3,000万円で購入したからと言って、3,000万円の火災保険に加入するわけではありません。購入額には土地代も含まれていますので、マンションが立っている場所と専有面積で金額を推定して設定します。

火災保険は、補償内容によっても保険料が変わるので一概に相場は言い切れませんが、マンションの専有面積が90平方メートルで家財保険も付帯した場合では、10年間一括払いでは約45,000円から70,000円くらいが火災保険の相場です。
火災保険の一括見積サイトを活用しましょう
火災保険の比較検討で20万円以上の節約!?【イッカツ】 https://t.co/kmXBFa1ju0 pic.twitter.com/M6MfTUb34g
— ななみ@相互フォロー (@tweet2014006) April 23, 2016
もちろん、専有面積が広かったり、家財補償の金額を高く設定すると、火災保険料もその分高くなっていきます。もう少し詳しく知りたい場合は、「火災保険一括見積もりサービス」を利用するなどしてみましょう。各社の火災保険によって、補償内容や付帯できるサービスなどが異なるので、必ず複数の火災保険を上手に比較しながら検討するのが良いです。
マンションの火災保険の保険金額の相場を知るには

火災保険の一括見積もりサイトでは、建物価格がわからないと算出できません。契約書や購入時の明細に内訳が書いてあればいいのですが、建物価格がわからない場合は、消費税から逆算する方法もあります。消費税が150万円だとわかっていれば、150万円(消費税額)÷0.08(消費税率)=1,875万円(建物の価格)となり、専有部はこのうち40%から60%となります。
マンションの火災保険とオプションの上手な活用方法
火災保険「必要な補償」見極めるのが重要、無駄な特約は外せhttps://t.co/qi7Ihax9Ng pic.twitter.com/y3BGeSVqYC
— NEWSポストセブン (@news_postseven) January 27, 2017
補償とポイントについて書きましたが、ほとんどの火災保険がパッケージとなっており基本の補償内容について考えることはあまりないかもしれません。しかし、補償内容を知っていると自分にとって不要なものを付けないで保険料を安くすることもできます。補償内容はオプションを活用することで選ぶこともできるので自分に合った火災保険を上手に見つけてください。
マンションのおすすめ火災保険1:セゾン自動車火災保険
じぶんでえらべる火災保険
セゾン自動車火災保険のサイトで、「台風・竜巻などの自然現象に起因する損害は、通常、個人に法律上の損害賠償責任が生じません。」って記載あるけどいいの?
— 麗奈 (@reeeiinaaaa) November 8, 2017
維持管理に問題があったり、工作物責任で、賠償責任負うのがほとんどだと思うのですが…。https://t.co/nR8XUxbOPk pic.twitter.com/EbLCHkJMm0
火災、落雷、破裂、爆発の基本補償はもちろんですが、自身のニーズや予算にあった補償を建物、家財別に選択することが可能です。不必要な補償をなくすことで、保険料を節約できます。もしもの場合は、再調達価格基準での保険金が支払われます。
マンションのおすすめ火災保険2:朝日火災
ホームアシスト
自分で補償内容を選択できるので、不要な補償を細かに設定できます。通常ならオプション内容となる内容もパッケージされているので安心です。また、安さで口コミ実績はナンバー1です。水回りやカギ、ガラスなど軽微なトラブルもサポートされます。
マンションのおすすめ火災保険3:セコム損保

希望する補償の範囲に合わせてプランの選択ができます。また、各特約も自由に選択することができます。建物築浅割引、ホームセキュリティ割引など各種割引が充実しているのも特徴なのでいろいろな特約と上手に組み合わせて活用しましょう。
マンションのおすすめ火災保険4:日新火災
住自在すまいの保険
住まいのリスク状況や環境に合わせてオプションを選択することができます。オプションとして水災や盗難、水濡れ等の危険補償が選べます。補償範囲を絞ることで、合理的な保険料設計が可能です。保険金の支払いは、新価・実損で保障されます。
マンションのおすすめ火災保険5:共栄火災
個人用火災総合保険安心あっとホーム
熱気急で青空に浮かぶワクワク体験 日韓の児童養護施設の子供たち27人が楽しむ - https://t.co/pBxmFcgiXI #Ovo #佐賀県 #共栄火災 #日本 #気球 #熱気球 #自動養護施設 #韓国 pic.twitter.com/6a2phspoAz
— (OvO)ニュースサイト[オーヴォ] (@ovO_NEWS_Ovo) September 6, 2017
火災に関する補償はもちろん、風災、水災などの自然災害や偶然な事故による損害を補償します。補償は、契約時の保険金額を限度に損害額を全額補償します。また、「カギ開け」や「排水管のつまり」など住まいのトラブルには専門スタッフをすぐに手配することもできます。
マンションのおすすめ火災保険6:損保ジャパン日本興亜
THEすまいの保険
自然災害をはじめ、子どもがおもちゃでテレビを壊してしまった、自動車の車庫入れに失敗して車庫を破損させたなど身近な事故も補償できるプランがあります。また、水回りのトラブルやカギ開けのトラブルなど日常生活や住まいのトラブルのサービスは無料で付帯しています。
マンションのおすすめ火災保険7:富士火災
未来住まいる家庭用火災総合保険
住まいの状況やニーズにより選択可能な「6つのプラン」があります。万が一の損害の際は、新価(再調達価額)を基準に保障されるので、保険金だけで建物、家財の修復または再築、再取得ができます。日常生活での事故なども補償対象に追加することができます。
マンションのおすすめ火災保険8:三井住友海上
GKすまいの保険

住まいの主なリスクを6つに整理し、補償するリスクに応じて契約プランを選ぶことができます。保険の対象に応じて保険金額と免責金額を決めることができます。その他ニーズに合わせてオプションの特約も選択できます。日常生活の水回りやカギ開けのトラブルサービスが付帯されています。
マンションのおすすめ火災保険9:あいおいニッセイ同和損保
マイホームぴたっと
住宅新規購入者用の居住用建物専用の火災保険です。基本補償に必要なオプションを選んでいくことができます。また「家財追加特約」をセットすることでにより、建物の保証プラント同様の損害を補償することができます。こちらも住まいのトラブルをサポート付きです。
マンションのおすすめ火災保険10:東京海上日動
トータルアシスト住まいの保険

保険金の支払方法を統一し、全ての補償に「損害額」から「免責金額」を引いた金額を支払う方法で、補償金額は再取得価額となります。また、家財保証特約は1口100万円の口数方式なので、希望する支払保険金限度額を設定することができます。
マンションの火災保険は必要なものを選択しましょう

いくつか補償内容を選択できるおすすめの火災保険をご紹介しましたが、マンションの火災保険は補償内容や保険金額の設定が複雑です。インターネットの比較サイトを活用し相場を確認したり、実際に保険会社の担当者さんとしっかり話し合って自分に合った補償内容を上手に選びましょう。