P-one Wizは三井住友銀行やファミリーマートなどが株主となっているポケットカード株式会社が発行しているクレジットカードです。知名度は低いですが、還元率の高いクレジットカードなので意外に人気があります。使い方を工夫すれば、お得度も一段とアップします。そこで、これからP-one Wizのどこがお得なのかを含めて特徴を解説します。

P-one Wizの申し込み条件は、クレジットカードとしては標準的なものです。18歳以上で電話連絡が可能で、安定した収入がある人が申し込みできます。専業主婦の場合、本人に収入がなくても配偶者に安定した収入があれば申し込み可能だし、審査に通る可能性があります。学生でも申し込みはできますが、高校生は申し込み不可です。

P-one Wizには2種類のカードフェイスがあります。赤かシルバーが基調になった美しいカードフェイスです。やや派手な色を好むのなら赤のP-one Wizを、落ち着いた色調のカードフェイスにしたければシルバーがおすすめです。

P-one Wizの国際ブランドは、MasterCard、JCB、VISAの3種類から選べます。日本国内でクレジットカードを使う場合、どの国際ブランドを選んでも加盟店数に大きな差がないのでどれもおすすめできます。海外で利用する場合は、マスターカードやVISAが利便性において一歩抜きんでています。JCBの海外の加盟店数はやや少ないのです。

P-one Wizの年会費は永年無料です。P-one Wizの家族カードやETCカードも発行できますが、ともに年会費は無料です。家族カードは3枚まで発行可能です。ETCカードは年会費が無料ですが、デメリットとして新規発行や更新時に手数料が1000円（税抜）かかります。ETCカードの手数料が無料のクレジットカードをお探しなら、他社カードがおすすめです。

P-one Wizの利用限度額は、ショッピング枠については最大200万円、キャッシング枠については最大150万円です。これくらいの利用限度額ならさまざまな用途に使えますが、利用限度額がいくらになるのかは審査によって決定します。必ずしも希望通りの利用限度枠にならないことは頭に入れておきましょう。

利用限度額に満足できない場合は、ポケットカードの公式サイトから変更申請ができます。P-one Wizを6カ月以上使い、返済に遅延や延滞などがなければ、利用限度額が増額される可能性があります。条件に合う人は申請を行うことをおすすめします。

P-one Wizの申し込みはWEBからのみ受け付けています。手続き自体は簡単です。会員規約に同意後、必要事項を入力して送信するだけです。ただし、運転免許証や運転経歴証明書を持っている場合は、運転免許証番号か運転経歴証明書番号を必ず入力します。入力が終わったら、審査を待ちます。

審査に通ればカードが郵送されてきますが、本人限定受取郵便での郵送です。自宅でも郵便窓口（ゆうゆう窓口）でもカードは受け取れますが、受け取り時に本人確認書類を提示する必要があります。本人確認書類には、パスポート、運転免許証、写真付き住民基本台帳カード、健康保険証、年金手帳、障害者手帳などが含まれます。

P-one Wizはパートやアルバイトの人でも申し込みができるので、年収条件にはそれほど厳しくはありません。パートやアルバイトの人が稼げる年収には限度があることくらいはポケットカードでもわかっています。年収が低ければ利用限度額は下がりますが、P-one Wizが発行されないということはありません。

P-one Wizのキャッシング枠は最大150万円に設定できますが、申し込み時は10万円、30万円、50万円からの選択です。それ以外の金額なら、50万円以内の10万円単位で申し込みをします。しかし、キャッシング枠を大きく希望すると余計な審査が必要になり、審査落ちの可能性があります。したがって、キャッシング枠を0で申し込むことをおすすめします。

クレジットヒストリ（クレヒス）とは、クレジットカードの利用履歴を指します。20代の人ならばクレヒスがなくても問題にはなりませんが、30代を超えてクレヒスがないと何らかの金銭的なトラブルが過去にあったのではないかと疑われます。すると、ポケットカードの警戒感も強まります。場合によったら、P-one Wizが発行されないこともあります。

クレジットカードやローンの延滞記録があると、クレジットカード会社ではその人物の返済能力に不安を感じます。したがって、クレジットカード審査では不利です。不利どころか、審査に通らない可能性も大きいです。債務の返済の延滞記録は信用情報機関に2年間保存されるので、その間はP-one Wizの作成は難しいです。

過去に債務整理をした経験があると、その記録も信用情報機関に保存されます。債務整理をした人はクレジットーカード会社の評価が非常に低いです。新たにクレジットカードを発行しても、果たして支払いを滞りなくしてくれるのか不審がられます。債務整理の記録は5年以上残るので、その間はP-one Wizの発行はしてもらえないと見ておくべきです。

買い物でP-one Wizを使うと、代金から自動的に1パーセント割引されます。1000円の買い物をすれば10円割引になって、支払い額は990円です。これは他のクレジットカードにはあまり見られない還元方法です。普通はポイントで還元をするので少し感覚が違いますが、お得であることに変わりありません。

代金が自動的に1パーセント割引になるのは買い物時だけではありません。携帯電話代やガス代、水道代、電気代などの支払い時にも自動的に割引が行われます。そういう意味では、大変メリットが大きい特典なので、これらの代金の支払いでもP-one Wizを使うことをおすすめします。

買い物時に自動的に1パーセント割引になるP-one Wizですが、サンリブ、マルショク、ポケットカードトラベルセンター、電子マネーチャージ、金券類、各種保険料、ETCカード利用分、キャッシング利用分には割引が適用されません。少し残念なことですが、これはデメリットと言えます。

P-one Wizを利用すると、1000円につき1ポケットポイントが付与されます。1ポイント3円相当なので、ポイント還元率は0.3パーセントです。買い物時の1パーセント割引と合わせると、還元率は1.3パーセントです。最近のクレジットカードは還元率が低くなる傾向にありますが、その中に合って1.3パーセントの還元率はお得なほうです。

ポケットポイントは通常1ポイントが3円相当ですが、Tポイントに交換すると1ポイントが5円相当です。つまり、還元率は0.5パセントで、1パーセント割引と合わせると還元率は1.5パーセントに跳ね上がります。クレジットカードの還元率としてはかなり高い数字です。ポイントをお得に使いたければ、Tポイントへ交換するのがおすすめです。

ただでさえお得なP-one Wizの還元率ですが、入会後3か月間はそのお得度も上昇します。1000円P-one Wizを利用すると1ポケットポイントが付与されるのが基本ですが、この時期はそれが3倍になるのです。つまり、1パーセント割引を合わせると、還元率は2.5パーセント。年会費が無料のクレジットカードでこの還元率はとてもメリットが大きいです。

P-one Wizのキャッシング枠でお金を借りた場合、初めての利用なら30日間は利息が0円です。消費者金融のカードローンなどで見られるサービスと同じです。短期間のお金を返す見込みがある人は、P-one Wixのキャッシング枠を利用することをおすすめします。ただ、31日以上借り入れをする場合は、金利が高いのでデメリット面が大きいです。

ポケットモールというオンラインショッピングサイトを経由してネットショッピングをすると、P-one Wizの会員にはボーナスポイントが付与されます。通常1000円につき1ポケットポイント付与されるのに加えて、さらにポイントが加わるのでお得です。ネットショッピングをするならポケットモールを通すことをおすすめします。

ポケットモール経由で楽天市場を利用すると、ボーナスポイントが1000円につき2ポイント付与されます。Yahoo!ショッピングなら3ポイント、LOHACOなら5ポイント、ヤフオク！なら3ポイント、ポンパレモールなら3ポイント付与されます。特に大きなボーナスポイントがもらえるのがポケットブックストアで、1000円につき15ポイントも付与されます。

ポケットポイントをTポイントに交換するとお得ですが、そのほかにファミリーマートお買い物券、dポイント、au WLEETポイント、Gポイント、ベルメゾンお買い物券、JALマイル、アマゾンギフト券など交換先は豊富です。ポイントや商品券などとの交換が嫌ならば銀行口座にキャッシュバックすることも可能で、これもおすすめの交換先です。

P-one Wizにはショッピング保険も付帯しています。「購入商品安心保険」という名称です。P-one Wizで購入した商品が購入日から90日以内に壊れたり、盗まれた場合に補償をしてくれます。補償額は最高50万円です。ゴールドカードなどの補償額よりは少なめですが、買い物では現金でなくP-oneWizを使うことをおすすめします。

P-one Wizの会員は、JCB海外お買いもの保険を利用できます。P-one Wizにはもともととショッピング保険がついていますが、こちらにもメリットがあります。海外のJCB加盟店で購入した商品が偶然のアクシデントにより壊れたり盗まれたりした場合の損害額を補償してくれます。補償額は最高50万円、1万円は自分で負担をしなければいけません。

P-one Wizだけに限定されているサービスではありませんが、ポケットカード株式会社ではクレジットカードの紛失や盗難時に備えて保障を準備しています。万一クレジットカードが不正利用された場合，届け出日の前後60日間、合計121日間が補償の対象です。届け出日の前も補償してくれるところが大きなメリットです。

クレジットカードの紛失・盗難時にも保障がついていますが、ネットショッピングでの不正利用時にも補償がされます。ネットショッピングでは入力したクレジットカード情報を盗まれて、勝手に買い物をされることがありますが、そのような場合の損害額もポケットカードでは補償してくれるので安心です。

P-oneカードにはいくつも種類がありますが、どのカードにも共通するサービスがあります。このサービスを利用するだけでも、ポケットカードが発行するクレジットカードを使う意味があります。そこで、ここからはP-one Wizに限らずP-oneカードすべてに該当するサービスやメリットを紹介します。

カーライフホッとラインには、故障時緊急修理サービス、レッカー現場急行サービス、事故・故障発生時のサポートサービスなどが含まれます。万一車に緊急トラブルが生じても、365日24時間体制で対応してくれるので心強いです。P-one Wizの会員はこのサービスを年会費700円（税抜）という低額で利用できるので、ぜひおすすめしたいです。

故障時緊急修理サービスの内容は、スペアタイヤ交換、バッテリー上がり時のエンジンの始動、ロックした鍵の開錠、ガス欠時の燃料の運搬、冷却水の補充、バルブ・ヒューズの交換などです。思わぬところで思わぬトラブルに見舞われても、カーライフホッとラインのスタッフが駆けつけてくれます。

車が事故や故障で自力走行できなくなっても安心です。電話があれば、すぐにレッカー車が来てくれます。牽引距離が20km以内ならば、無料でこのサービスを利用できます。もちろん、落輪や脱輪があった場合には、車を引き揚げます。

自宅から直線距離で100km以上離れたところで車が走行できなくなった場合、次のサービスを利用できます。帰宅費用として、代替交通で自宅に向かう場合に一人2万円（税込）まで負担してくれます。また、どこかに宿泊した場合は一人1万5000円（税込）までの宿泊費を支払ってくれます。自宅までの修理車両搬送費も5万円（税込）まで補償されます。

ポケットカードトラベルセンターに登録されている旅行会社のパッケージツアーに申し込みをし、P-one Wizで代金を支払うと利用代金が最大8パーセント割引です。申し込みは電話でもWEBでもできます。登録されている旅行会社は30社以上あります。パッケージツアーなら国内でも海外でも割引が適用されるので、メリット大です。

海外パッケージツアで割引率が大きく、おすすめできるのがレインボーツアー、クラブメッド、グローバルなどです。すべて8パーセント割引です。次に、割引率が大きいのがJALパック、ANAハローツアー、東武トラベル、ハッピーツアー、ビッグホリデーなどです。こちらの割引率は5パーセントです。

国内パッケージツアーにもおすすめの商品があります。クラブメッドは海外パッケージツアーと同じく8パーセント割引です。JALパック、ANAスカイホリデーも5パーセント割引です。5パーセント割引をほかに探してみると、小田急トラベル、スカイパックツアーズ、びゅうなどがあります。東武トラベルの国内パッケージツアーは3パーセントの割引です。

P-one Wizの会員は海外旅行をしてもおみやげの心配をする必要がありません。海外旅行出発前にカタログで気に入ったおみやげを選べばよく、旅行先での余計な手間が省けます。省けた分は思いっきり旅行を楽しめます。海外おみやげ宅配サービスは、海外に行く予定がない人でも海外の素晴らしい商品を購入するのに利用できます。

年会費が1800円（税込）かかるというデメリットはありますが、生活のさまざまな面を応援してくれるポケット・サポート・サービスがあります。内容は、カーライフサポートサービス、ハウスサポートサービス、ライフサポートサービスなどです。どれも日常直面する悩みやトラブルを効率よく解決してくれるサービスなので、おすすめができます。

カーライフホッとラインと共通する部分はありますが、カーライフサポートサービスでは、レッカー牽引、落輪引き上げ、故障時緊急修理、帰宅費用や宿泊費用の負担、修理後の車の運搬などを行っています。愛車に何かあったときもポケット・サポート・サービスに加入しておけば大丈夫です。

ハウスサポートサービスでは、日常の些細なトラブルをサポートしてくれます。水回りのトラブル、鍵の開錠、ホームセキュリティの紹介、引っ越し業者の紹介、ハウスクリーニング業者の紹介などです。普段生活しているとこれらのサービスは意外に必要となってくるので、ハウスサポートサービスの利用をおすすめします。

健康、医療、介護の分野において頼りになるサービスがライフサポートサービスです。主な業務として、健康・医療・介護電話相談、病院情報案内、夜間・休日医療機関情報の提供、人間ドック施設の紹介、介護業者の紹介などを行っています。人はいついかなる時に病気やけがをするかわかりませんから、これらのサービスは非常にメリットがあります。

P-one Wizの海外サポートサービスにポケットワールドデスクがあります。海外旅行において何か困ったことがあれば、電話1本で相談ができるサービスです。世界中どこからでも日本語で対応してくれます。ポケットワールドデスクのサービスには、インフォメーションサービス、リザベーションサービス、エマージェンシーサービスなどが含まれます。

インフォメーションサービスでは、現地の天気予報、為替レート、海外ATMの利用方法など有益な情報を提供します。海外旅行においてはこれらの情報が意外に大きな意味を持ちます。旅先で困らないようにインフォメーションサービスを上手に利用することをおすすめします。

海外のホテルやレストランを予約したいのなら、リザベーションサービスを利用しましょう。また、ホテルやレストランの予約だけではなく、ミュージカルやイベントなどのチケットの手配もしてくれます。自分でこれらの手続きをするのは大変ですが、リザベーションサービスなら電話1本ですべてを行ってくれます。

海外旅行時には思わぬトラブルに直面することがあります。パスポートやP-one Wizの紛失・盗難、突然のけがや病気などです。そのようなときもあわてる必要はありません。エマージェンシーサービスがどのような手続きをすればいいのか、どこに連絡をするべきなのかを適切にアドバイスしてくれます。とてもメリットの大きいサービスです。

ポケットワールドデスクの受付時間は、日本時間の9時から18時までです。連絡先は、日本の場合、0120-16-2190です。ハワイを含むアメリカ、カナダの場合は、011-800-2190-2190です。イギリス、フランス、イタリアなどの場合は、00-800-2190-2190です。受付時間外や緊急時は、81-6-7732-7878に掛けてください。

やはりP-oneカード全般に共通するメリットにレンタカー割引があります。対象のレンタカーは、トヨタレンタリース、ニッポンレンタカー、日産レンタカー、オリックスレンタカーです。割引率はどのレンタカーも基本料金の5パーセントです。お得にレンタカーを利用したいのなら、ぜひこのサービスを利用しましょう。

レンタカー割引を受けるためには、まず予約の際に「ポケットカード発行のクレジットカードの優待割引」で申し込むことを相手に伝えます。次に、レンタカー利用代金を支払う際に同じくポケットカード発行のクレジットカードで決済をします。もちろん、今回はP-one Wizでの決済です。

P-one Wizはリボ払い専用のクレジットカードなので申し込み時には自動的にリボ払いに設定されますが、支払金額は自由に変更できます。しかし、リボ払いが嫌な人もいるでしょうから、その場合は「ずっと全額コース」へ変更すれば一括払いとなり、リボ払いのデメリットを解消できます。リボ払いは便利な支払方法ですが、やはり一括払いのほうがお得です。

リボ払いから「ずっと全額コース」への変更は、ポケットカードの公式サイトから行います。まず、会員ページにログインし、「お支払い金額変更」を選択し、「お支払金額を変更する」をクリックします。あとは、画面の指示に従って手続きをするだけです。「ずっと全額コース」を選んだあとでも、リボ払いに戻すことはできます。

「ずっと全額コース」を選んでも、引き落とし口座の登録が済んでいないとリボ払いになってしまいます。せっかく一括払いになると思いきや、リボ払いに戻ってしまうことがあるので、必ず引き落とし口座の設定をしてからP-one Wizを利用するようにしましょう。そのほうがお得な使い方ができます。

P-one Wizの場合、初回のリボ払いには手数料がつきません。もしそのままリボ払いにしておくと、リボ払い手数料率が18.0パーセントなのでかなりの損失です。したがって、初回のみリボ払いにし、後は「ずっと全額コース」に変えれば無駄な出費はありません。

P-one WizとP-oneカードスタンダードの違いを列挙してみましょう。まず、P-oneカードスタンダードのほうは、家族カードの管理費として2年目以降200円（税抜）必要です。また、買い物時の1パーセント割引があるのは同じですが、P-one Wizにはそのほかにポケットポイントが付与されます。また、入会時に特典があるのでお得です。

ショッピング保険はP-one Wizのほうにのみ付帯しています。支払い方法も違います。P-one Wizはリボ払い専用のクレジットカードです（一括払いもできますが）。P-oneカードスタンダードのほうは、一括払い、リボ払い、分割払い、ボーナス一括払い、ボーナス2回払いが可能で、こちらのほうが支払い方法という点では選択肢が多いです。

P-one Wizの国際ブランドのうちMasterCardを選ぶと、高級レストランでの優待を受けられるTASTE OF PREMIUM®や特典付きで特別な体験ができるプライスレス・ジャパン、韓国で特典を受けられるVISIT KOREA WITH MASTERCARDなどのサービスを利用できます。MasteCardはサービスも充実しているのでおすすめです。

VISAのP-one Wizを選んだ場合のサービスも見てみましょう。まず、海外のさまざまな地域で優待特典を受けられます。レストラン、免税店、百貨店、ショッピングセンターなどの特典です。また、VJデスクの利用も可能です。VJデスクでは、ホテルやレストランの紹介や予約、チケットの手配、ガイドや通訳の手配、緊急時のサポートなどをしています。

JCBのP-one Wizの場合もサービスはいくつもありますが、その中からJCBプラザやJCBプラザラウンジを紹介しましょう。ともに、JCB加盟店情報や観光案内、ホテルやレストランの予約、クレジットカード紛失・盗難時のサポート、Wi-Fi無料サービスなどをやっています。また、JCBプラザラウンジでは、ドリンクやマッサージ機などのサービスがあります。

還元率が高く、数々の特典があるP-one Wizですが、メリットばかりでなく当然デメリットもあります。そのデメリットを見て初めてP-one Wizの真の価値がわかります。したがって、最後にP-one Wizのデメリットを見て締めくくりたいと思います

P-one Wizを買い物などで利用すると1パーセントの割引がありますが、これは1回の買い物ごとです。単位は100円以上なので、それ以下の場合は割引はありません。クレジットカードの中には、1か月の利用金額の合計に対してポイント還元がされるものもありますが、P-one Wizは1回ごとです。したがって、細かい金額のことを言えば損です。

P-one WizのETCカードの年会費は無料です。しかし、新規申し込み時と更新時に手数料1000円（税抜）が必要です。これはデメリットです。ETCカードの年会費も手数料も無料というクレジットカードがありますが、損をしたくないのならすべてが無料のクレジットカードのETCカードを選ぶことをおすすめします。

P-one Wizはリボ払い専用のクレジットカードです。「ずっと全額コース」に変更すれば、一括払いも可能ですが、変更手続きに手間がかかったり、変更自体を忘れてしまうとそのままリボ払いが継続されます。すると、手数料率が18.0パーセントなので大変損です。これはリボ払い専用クレジットカードのデメリットです。

P-one Wizで電子マネーへのチャージはできますが、1パーセント割引は適用されません。ポケットポイントもたまりません。P-one Wizでチャージができる電子マネーには、モバイルSuicaやSMART ICOCAなどがありますが、お得なことが何もないのであえてこのクレジットカードをチャージに利用する意味はありません。

MasterCardのP-one Wizを選んだ場合、海外での為替レートが少し悪いです。VISAもJCBも円換算する場合には1.6パーセント台のコストをプラスするのですが、MasterCardの場合はコストとして1.9パーセントを計上します。その結果として、為替レートが悪いのです。これはMasterCardブランド意を選んだ場合のデメリットです。

P-one Wizには海外旅行傷害保険も国内旅行傷害保険もついていません。これは大きなデメリットです。年会費が無料でも、旅行傷害保険がついているクレジットカードはあります。たとえば、エポスカードは年会費が無料でも海外旅行傷害保険がついています。それも自動付帯です。それに比べると、P-one Wizのデメリットは目立ちます。

海外旅行傷害保険も国内旅行傷害保険も付帯していないP-one Wizのデメリットを解消るためには、保険付きの他のクレジットカードを利用するしかありません。旅行中にけがや病気をすると意外に高額の出費を迫られます。特に海外では、数百万円の治療費用がかかることもざらです。したがって、保険付きのクレジットカードを作成することをおすすめします。

ここまでP-one Wizのメリットやデメリットを中心に特徴を解説しました。P-one Wizは還元率だけを取ると、クレジットカードの中でもトップクラスです。最近は還元率の低いカードが多いので、これだけでもお得感があります。もちろん、他の特典もあります。したがって、お得にクレジットカードを使いたいのであれば、P-one Wizはおすすめです。