2019年05月06日更新
アメリカのクレジットカード支払いについて!使い方や注意点は?
キャッシュレス化が進んでいるアメリカでは、クレジットカードが欠かせないものとなっています。また、様々な使い方ができるため、その仕組みを把握しておくことも重要です。今回は、アメリカのクレジットカード支払いの仕組みから、使い方や注意点などについてまとめています。

目次
アメリカのクレジットカード支払い事情
アメリカ人のカード保有数
世界の金融市場をリードし続けているアメリカは、トップクラスのクレジットカード大国としても知られており、現金よりもクレジットカードを使って支払いを済ませるケースが非常に多いと言われています。また、アメリカ人1人あたりのクレジットカード保有数は2.6枚とされており、日々の生活に欠かせない存在となっています。
クレジットカードの決済比率においても、アメリカは各国に比べて非常に高い割合を維持しています。例えば、日本国内におけるクレジットカードの決済比率が約20%弱に対して、アメリカの決済比率は50%となっており、クレジットカードを持っていないと、数多くの恩恵が受けられないケースも少なくありません。
支払いはミニマム・ペイントを採用
アメリカでクレジットカードを使用する際には、支払い事情についても知っておくことが重要です。アメリカでは、「ミニマム・ペイント」と呼ばれる支払い方法が採用されており、近年では日本のクレジットカードでも、この支払い方法が採用されている傾向にあります。
ミニマム・ペイントとは、月々の支払いにおける最小返済義務金額のことを言います。また、あらかじめ設定しておいた最低支払い金額の払い渡しを済ませておくことで、自分の都合に合った返済額を決めることができるといった特徴があります。
デビットカードが増えている理由
アメリカではデビットカードも幅広く浸透しており、クレジットカードと同様にさまざまなシーンでデビットカードを使うことが可能となっています。また、アメリカでデビットカードの使用が増えている主な理由としては、クレジットカードよりも審査基準が甘いといった点が挙げられます。
登録した自身の口座残高の範囲内で利用できるといった点も、アメリカでデビットカードの使用が増えている理由のひとつとして挙げられます。また、即時決済が可能となっているため、非常に使い勝手の良いものとなっていますが、一部の店舗ではデビットカードが使えない場合があるといった注意点にも留意しておく必要があります。
自動車ローンの延滞率が増加中
クレジットカードやデビットカードは、アメリカ社会において必要不可欠な存在となっていますが、いくつかの問題点が指摘されている現状にあります。また、主な問題点としては、自動車ローンの延滞率が年々増加しているといった点が挙げられます。
アメリカにおける自動車ローンの延滞率は、過去20年間で最も高い水準となっており、700万人を超えるアメリカ人が自動車ローンを延滞していると言われています。また、その水準は2008年の金融危機を上回るものとなっているため、世界経済に大きな影響を与える恐れがあると予測されています。
対イラン経済制裁の影響は?
アメリカのクレジットカード事情には、イラン経済制裁の影響に左右されやすいといった特徴もあります。その主な理由としては、アメリカ系のクレジットカードがイラン内のATMで利用できなくなった事例があるという理由が挙げられます。また、キャッシュカードも使用不可となる可能性があります。
イラン経済制裁の影響は、ネットショッピングなどにも波及すると言われています。例えば、インターネット上からイラン内の宿泊地の予約を行う場合、クレジットカードを使って支払いを済ませることができないといった点が挙げられます。そのため、アメリカでクレジットカードを利用する際には、イランとの経済情勢にも注視しておく必要があります。
アメリカのクレジットカードの使い方
使い方①店員に渡す場合
アメリカでクレジットカードを利用する際には、いくつかの使い方についても把握しておくことが重要です。例えば、店員にクレジットカードを渡す場合は、購入した全ての商品を店員側がスキャンする仕組みとなっており、渡したクレジットカードを店員がカードリーダーに通すといった流れが一般的となっています。
店員がクレジットカードをカードリーダーに通した後は、決済完了を証明するサインを求められることもあります。また、サインの方法にもいくつかの種類があり、カードリーダーの画面内でサインを行う場合には、付帯している専用のペンでサインをすることとなります。
使い方②カードリーダーにスライドする場合
カードリーダーに自身のクレジットカードをスライドさせる場合には、カードのライン部分を入れてスライドすることが重要となってきます。また、クレジットカードが使える店やカードリーダーの種類によっては、支払い方法にやや違いが生じるケースもあるので注意してください。
カードリーダーにクレジットカードをスライドさせる場合の主な注意点としては、現金引き落としの機能が搭載されていないケースもあるといった点が挙げられます。また、クレジットカードの暗証番号などの入力が不要となる場合もあるので、カードリーダーを利用する際には、しっかりと画面を確認したうえで支払いを済ませることもポイントです。
使い方③カードリーダーにICチップを差し込む場合
カードリーダーにICチップを差し込む場合は、自分でカードリーダーにクレジットカードの情報を読み込ませるケースも少なくありません。また、その際にはカードリーダーの画面内に表示される指示に従って入力を行うこととなりますが、全て英語で指示される仕組みとなっています。
カードリーダーにICチップを差し込む際の主な手順としては、まずクレジットカードをスキャンしてから暗証番号を入力することが必須となってきます。また、カードリーダーの専用ペンでサインをすることで一連の処理が完了となります。また、クレジットカードを抜くタイミングは、サイン終了後となるケースが一般的となっています。
利用可能な国際ブランド
アメリカでクレジットカードを使う際には、利用可能となる国際ブランドの種類についても知っておく必要があります。また、アメリカで利用できる主な国際ブランドとしては、VISA・マスターカード・JCB・ダイナース・アメックスの5つが挙げられ、ほぼ全てのクレジットカードが使える仕組みとなっています。
VISA・マスターカード・JCBといった国際ブランドは、日本国内においても数多くの人々に利用されており、非常に使い勝手が良いという魅力があります。しかし、クレジットカードの種類によっては使い方や審査基準などに違いが生じることもあるので、事前に各クレジットカードの特徴を調べたうえで、自分に合ったカードを選ぶことも大切です。
アメリカのクレジットカード支払いの注意点
注意点①カード未対応の店舗
アメリカにおけるクレジットカードの正しい使い方を身に付けるためには、クレジットカードを使った支払い方法の注意点についても知っておくことが重要です。また、クレジットカードでの支払いに関する主な注意点としては、アメリカ内にもカード未対応の店舗がいくつか存在しているといった注意点が挙げられます。
アメリカでは、ほぼ全ての実店舗でクレジットカードが利用できる仕組みとなっていますが、一部のガソリンスタンドでは、日本国内で発行したクレジットカードが使えないケースがあります。また、高級店などでは未対応となっている国際ブランドがあるといった点も、アメリカのクレジットカード支払いにおける注意点として挙げられます。
注意点②利用限度額
カード未対応の店舗と同様に利用限度額が設けられているといった点も、アメリカでのクレジットカード支払いにおける注意点のひとつとして挙げられます。また、利用限度額は各クレジットカードによって異なってくる傾向にあり、クレジットヒストリーの印象が悪い場合は、限度額が引き下げられるケースもあります。
クレジットカードには、利用金額が上限に達すると支払い時に利用できなくなるといった特徴があります。また、日頃の使い方によっては、クレジットカードの機能自体が停止されることもあるので、正しい使い方を心がけることに加えて、他社のクレジットカードを併せて持っておくという方法も非常に有効と言われています。
注意点③暗証番号・サイン
アメリカでのクレジットカード支払いにおける注意点として、暗証番号やサインの入力が求められるといった点も挙げられます。また、支払いが必要となる金額の表示方法が日本とはやや異なるため、暗証番号を入力する際には、画面に表示された金額をしっかりと確認したうえで、支払いを済ませることも重要となってきます。
クレジットカードで支払いを行う場合には、サインが必要となるケースも多く見られ、その際にはクレジットカードの裏面に記載されているサインを記入することが必須となります。また、誤ったサインを記入すると、支払い後に問題が起きる原因にもなるので、それらの点を考慮して、クレジットカードの正しい使い方を身に付けることが大切です。
アメリカのクレジットカード支払いが多い理由
理由①クレジットヒストリーの対象
アメリカでクレジットカードを利用する際には、使い方や注意点に加えて、クレジットカードの支払いが多い理由についても知っておく必要があります。アメリカでクレジットカードの利用が多い主な理由としては、クレジットヒストリーの対象となっているといった点が挙げられます。
クレジットヒストリーとは、クレジットカード会社や消費者金融などが利用者の返済能力を見極める際に活用される情報のことで、主にクレジットカードやローンにおける過去の使い方や取引履歴が登録されています。また、クレジットヒストリーの印象が悪い場合には、クレジットカードの審査が通らない原因となるので注意が必要です。
理由②カード対応店舗が多い
カード対応店舗が多いといった点も、アメリカでクレジットカード支払いが多い理由のひとつとして挙げられます。また、アメリカではダイナースやアメックスといった国際ブランドが非常に高いステイタスを誇っており、さまざまな高級店でも利用可能となっています。
日本で発行されたクレジットカードも、アメリカの店舗で利用することができますが、一部の店舗では未対応となるケースも多く見られるため、旅行者の中には複数のクレジットカードを持参するといった場合も少なくありません。
理由③リスク回避
カード対応店舗が多いといった点に加えて、リスク回避としての使い方ができるといった点も、アメリカでクレジットカードの支払いが多い理由として挙げられます。また、日本とは異なり、アメリカではクレジットカードが自身の信頼性を証明する存在ともなっています。
アメリカでは偽札の使用を防ぐために、現金での支払いを拒否するケースも少なくありません。また、盗難リスクを軽減する際にもクレジットカードは重要な役割を担っていると言われているため、アメリカで買い物をする場合には、クレジットカードが欠かせないものとなっています。
理由④キャッシングの方がお得
アメリカでクレジットカードの支払いが主流となっている理由として、キャッシングの方がお得になるケースが多いといった点も挙げられます。また、アメリカでは、数多くの店舗でキャッシュレス化が進んでおり、少額の買い物においてもクレジットカードやデビットカードが利用される傾向にあります。
アメリカではスーパーマーケットやコンビニなど、さまざまなジャンルの店舗でクレジットカードやデビットカードに対応しており、複数人で会計を行う際には、店員側が割り勘計算をするといったサービスを受けることもできます。また、クレジットカードを利用してATMから簡単に現金を引き出すことも可能となっています。
理由⑤保証金になる
保証金の代わりになるといった点も、アメリカでクレジットカードの利用が多い理由のひとつとして挙げられます。アメリカへ旅行に行く際には、まず宿泊先を予約することとなりますが、予約時に保証金が必要となるケースがありますが、銀行系のクレジットカードを利用する場合には、そのカードを保証金の代わりとしてみなされることもあります。
アメリカのホテルなどでは、チェックイン時に保証金としてある一定の金額を預けるケースも少なくありません。しかし、その際にもクレジットカードを利用することが可能となるため、アメリカにおけるクレジットカードは、支払い手段以外にもさまざまな使い方ができる仕組みとなっています。
アメリカのクレジットカードを選ぶコツ
コツ①カードの年会費
アメリカでクレジットカードを利用する際には、いくつかの注意点や使い方と同様に、クレジットカードを選ぶコツについても理解しておくことが重要です。また、アメリカのクレジットカードを選ぶ主なコツとしては、各カードの年会費などといった維持コストをチェックして、自分の目的に合ったカードを選ぶといった点が挙げられます。
アメリカでは数多くのクレジットカードが存在していますが、その種類によって年会費の仕組みも異なってくる傾向にあります。また、年会費が無料となるクレジットカードを選ぶことで、維持コストを気にすることなくクレジットスコアを構築することができるといったメリットもあります。
コツ②キャンペーンボーナス
各カードの年会費に加えてキャンペーンボーナスの内容を確認するといった点も、アメリカのクレジットカードを選ぶコツとして挙げられます。アメリカのクレジットカードではさまざまなキャンペーンが開催されており、利用者にとって非常にお得な使い方ができるといった魅力があります。
実際に開催されている主なキャンペーン内容としては、入会時にマイルが付与されるといったサービスが一般的となっています。しかし、キャンペーンボーナスには、クレジットカードを作成してから定められた期間内にカードを利用するなどといった条件が設けられているケースが多い傾向にあります。
コツ③支出内容
アメリカのクレジットカードを選ぶコツとして、支出内容を把握するといった方法も挙げられます。また、支出内容をチェックすることで、自身の使用状況や支払い時に付与されるポイントの還元率を判断することもできます。
アメリカのクレジットカードでは、飛行機や宿泊地での利用など、多岐にわたる使い方が可能となっていますが、付与されるマイルやポイントは各クレジットカードによって大きく異なってくる傾向にあるため、事前にそれらを比較しておくことも重要となってきます。
コツ④家族構成・フライト座席数
支出内容と同様に家族構成やフライトの座席数をチェックするといった点も、アメリカのクレジットカード選ぶ際のコツとして挙げられます。特に、子供を連れてアメリカへ行く際にはとても重要なポイントとなってくるため、お得な使い方ができるクレジットカードを事前に探しておくことも大切です。
家族構成やフライトの座席数を確認することで、渡航費を軽減することも可能となってきます。また、アメリカなどといった海外旅行では、さまざまな出費が伴うこととなるため、無駄な支出を抑える際にも非常に有効となるクレジットカードの選び方とされています。
コツ⑤クレジットヒストリーの長さ
クレジットカードを選ぶ際には、クレジットヒストリーの長さも非常に重要な役割を担うこととなります。特に、アメリカのクレジットカードでは、クレジットヒストリーを重要視する傾向にあるため、場合によっては審査に通らないケースもあります。
審査基準のひとつとなっているクレジットヒストリーの長さは、各クレジットカード会社によって異なってくる傾向にありますが、アメックスカードは他社に比べて審査が緩いと言われています。また、アメリカに居住している期間の長さに比例して、クレジットスコアの印象も良くなるといった特徴があります。
アメリカのクレジットカード会社のFICOとは?
FICOとは
アメリカのクレジットカードを使う場合には、FICOという会社についても理解を深めておくことが重要です。FICOとは、利用者の使用状況などを基に、その信頼性をスコア形式で算出している会社のことで、アメリカにおいて圧倒的なシェア率を誇っています。
FICOという会社では、数多くの融資機関を対象に情報が提供されている仕組みとなっており、正しい融資を行ううえで欠かせない存在となっています。また、現在では世界90ヶ国を超える企業のサポートをしているといった特徴もあります。
要素の種類
FICOの評価基準となる主な要素としては、支払い履歴・借入残高・クレジットヒストリー・借入の種類・新規クレジットの5種類が設けられており、その中でも支払い履歴と借入残高が特に重要視されていると言われています。
FICOが設けている要素には、いくつかの注意点があります。例えば、支払い履歴の状況がスコアに大きな影響を与えやすい傾向にあるため、1度でも支払いの延滞がある場合には、スコアを大きく下げてしまう原因になるといった注意点が挙げられます。
FICOのスコア
FICOのスコアは、300点から850点の間で算出されることが一般的となっており、利用者の多くは600点から800点で推移するケースが多いと言われています。また、高得点を獲得している利用者の場合は、金利面でも非常に優遇されるといったメリットがあります。
FICOのスコアを挙げる際には、いくつかの注意点についても知っておく必要があります。主な注意点としては、度重なる支払いの延滞をすると平均スコアを大きく下回る原因になるといった点や、返済の滞納における期間が90日を過ぎると、クレジットヒストリーにも悪影響を及ぼすといった注意点が挙げられます。
日本の3大個人信用機関
日本国内にも、消費者の信用情報を管理する機関は存在しています。主な個人信用機関としては、JICC・CIC・JBAの3機関が挙げられ、日本における3大個人信用機関としても高い知名度を誇っています。
3大個人信用機関にはそれぞれ異なった特徴があり、情報の登録期間においても違いが生じることとなります。例えば、消費者金融や信販系のカードに強みがあるJICCでは、債務整理の情報が5年保管される仕組みとなっていますが、銀行系のカードに強みがあるJBAでは、債務情報が最大で10年間登録されるケースもあります。
アメリカで住む時のクレジットカードのおすすめ
おすすめ①Barclaycard Arrival Plus World Elite Mastercard
アメリカで住む時におすすめとなるクレジットカードとして、「Barclaycard Arrival Plus World Elite Mastercard」というカードがあります。また、主な特徴としては、トップクラスの信頼性を誇っているバークレイズ銀行が発行しているといった点が挙げられます。
Barclaycard Arrival Plus World Elite Mastercardでは、1ドルあたり2ポイントが付与されるといった特徴があり、ポイントに利用期限が設けられていない仕組みとなっているため、非常に使い勝手の良いクレジットカードのひとつとしても有名です。
おすすめ②Hilton Honors Amex Ascend Card
Hilton Honors Amex Ascend Cardというカードも、非常におすすめとされているクレジットカードのひとつです。このクレジットカードは、アメリカンエキスプレスによって発行されており、アメリカ国内でとても高いステイタスを誇っています。
Hilton Honors Amex Ascend Cardにおける主な特徴としては、年会費がかからないといった点や登録の際にポイントが付与されるといった点が挙げられます。しかし、登録後3ヶ月以内にある一定金額以上利用することが、ポイント付与の条件となっているので注意が必要です。
おすすめ③Gold Delta SkyMiles Credit Card
アメリカで住む時におすすめとなるクレジットカードとして、「Gold Delta SkyMiles Credit Card」というカードも挙げられます。このクレジットカードは、日本人にとっても非常に使いやすいサービスが提供されており、1ドルあたり8マイルが付与されるといった魅力があります。
Gold Delta SkyMiles Credit Cardには、スカイチームグループの空港ラウンジを利用することができるといったメリットもありますが、対応している電子マネーの種類が少ないという注意点にも留意しておくことが重要となります。
おすすめ④IHG Rewards Club Premier Credit Card
IHG Rewards Club Premier Credit Cardというカードも、アメリカで住む時におすすめとされているクレジットカードのひとつです。このクレジットカードにおける主な特徴としては、サインアップボーナスや無料宿泊券など、さまざまな特典が付与されるといった点が挙げられます。
IHG Rewards Club Premier Credit Cardには、いくつかの注意点もあります。例えば、年会費が90ドルほどかかるといった点や、アメリカに住んでいる人物のみが作成可能となっているといった点が挙げられます。
クレジットカードの作り方
アメリカのクレジットカードにおけるおすすめの作り方として、オンライン上から申し込みを行うといった方法が挙げられます。しかし、カード作成時にはSSNの取得が必須となってきますが、クレジットヒストリーの状態などによっては利用できるサービスが限定されるケースもあるので注意してください。
クレジットカード発行までの主な手順としては、オンラインによる申請を行った後に必要となる書類を提出することが必要不可欠となってきます。また、本人確認終了後に審査が行われる仕組みとなっていますが、短い間に複数のクレジットカードを作成した場合には審査に通らないこともあります。
おすすめは複数持ち
アメリカで住む場合には、複数枚のクレジットカードを使い分けることがおすすめと言われています。また、おすすめとなる主な理由としては、付帯されている傷害保険などの補償額を合算することができるといった点が挙げられます。
クレジットカードを複数枚持つことで、さまざまな特典やサービスが同時に受けられるといったメリットもあります。しかし、自分の所得水準を上回る使い方をしてしまう危険性もあるため、定期的に利用履歴をチェックすることも重要となってきます。
カード通過後は旅行が節約可能
アメリカのクレジットカードを利用することで、旅行時に発生する出費を節約することも可能となってきます。また、定期的に開催されるキャンペーンなどを活用することで、さらにマイルやポイントを貯めることができます。
付与されたマイルやポイントは、宿泊するホテルなどで利用することができるため、旅行時の節約にも大いに活躍することとなります。しかし、ポイントやマイルを得るためには、いくつかの条件を満たす必要があるので注意してください。
アメリカ旅行におすすめのクレジットカード
おすすめ①三井住友VISAカード
クレジットカードやデビットカードは、アメリカ旅行において使い勝手の良い存在となっています。また、アメリカ旅行でおすすめとされているクレジットカードとしては、三井住友VISAカードが挙げられます。三井住友VISAカードは、日本国内において非常に高い知名度を誇っており、利用者数は2400万人を上回る規模を誇っています。
三井住友VISAカードの種類は、デビットカードよりも豊富な品揃えとなっており、自分の目的に合ったカードを選ぶことも可能となっています。また、デビットカードに比べて設けられているサービス内容も非常に多いといった魅力があるため、数多くの人々に親しまれている傾向にあります。
おすすめ②SGPアメックスカード
SPGアメックスカードも、アメリカ旅行の際にデビットカードよりも利便性が高いカードと言われています。また、SPGアメックスカードにはマイルの還元率が高く設定されているといった特徴もあるため、男女年齢問わず、さまざまな人々におすすめとされているカードのひとつです。
SPGアメックスカードには、デビットカードでは受けることができないサービスが提供されているといった特徴もあります。例えば、一定の条件を満たすことで30000ポイントが付与されるキャンペーンが実施されるといった点が挙げられます。
おすすめ③ミライノ カード GOLD
アメリカの旅行時におすすめとなるクレジットカードとして、「ミライノ カード GOLD」というカードがあります。このカードでは、付与されたポイントの利用期限を延長することが可能となっており、デビットカードよりも利便性に優れていると言われています。
いくつかのメリットがある一方で、家族カードがないといったデメリットもあります。また、JCBのみが選択可能となっているため、場合によってはデビットカードとクレジットカードを使い分けることも重要となってきます。
おすすめ④アメリカン・エキスプレス・カード
アメリカ旅行の際に最もおすすめと言われているクレジットカードとして、アメリカン・エキスプレス・カードが挙げられます。また、このクレジットカードはアメリカ国内においても非常に高いステイタスを誇っているため、数多く存在しているクレジットカードやデビットカードの中でも、特に信頼性の厚い存在となっています。
アメリカン・エキスプレス・カードにおける主な特徴としては、トップクラスのブランド力があるといった点が挙げられます。また、高級店などでも対応しているため、近年普及しているデビットカードよりも使い勝手の良いクレジットカードのひとつとされています。
おすすめ⑤エポスカード
エポスカードも、アメリカの旅行時におすすめとなるクレジットカードのひとつとして挙げられます。エポスカードにおける主な特徴としては、年会費無料でさまざまなサービスを受けることができるといった特徴があり、日本国内ではデビットカードよりも使用率が高い傾向にあります。
エポスカードにおけるデメリットとして、アメリカの店舗で対応していないケースが多く見られるといった点が挙げられます。そのため、アメリカのクレジットカードやデビットカードと併せて使うことも重要なポイントとなってきます。
ドル決済の手数料
アメリカでクレジットカードやデビットカードを利用する際には、ドル決済時の手数料についても知っておく必要があります。また、クレジットカードなどでドル決済を行うメリットとして、通常よりも手数料が安く抑えることができるといった点が挙げられます。
クレジットカードやデビットカードのドル決済における手数料は、各カードによってやや異なってくる傾向にあります。例えば、JCBにおける手数料は1ドルあたり約1.76円ほどの手数料が必要となりますが、アメックスの場合には、2.2円ほどの手数料がかかる仕組みとなっています。
支払いを安くする方法
クレジットカードやデビットカードの支払いを安くする方法として、為替レートの動向を利用するといった方法が挙げられます。また、国際ブランドの種類によってもレートに違いが生じるため、事前にそれらを調べておくことも重要となってきます。
クレジットカードやデビットカードの手数料を安くする方法にも、いくつかの種類があります。例えば、海外のキャッシングを利用することで、通常よりも2%ほど安くすることが可能になると言われています。また、円高の際にはさらに両替時のコストを抑えることができます。
アメリカのクレジットカード支払いまとめ

アメリカのクレジットカード支払いの仕組みから、使い方や注意点などについて紹介してきました。アメリカのクレジットカードは、さまざまなシーンで幅広い使い方が可能となっており、日常生活に欠かせない存在となっています。そのため、アメリカに旅行へ行く際には、前もって使い方などを知っておくことが重要です。今回紹介したアメリカのクレジットカードにおける情報を参考に、正しい知識を身に付けていただけると幸いです。