2019年05月04日更新
【ヤフネコ】発送連絡が遅い!理由と対処法は?利用する際の注意点も!
「ヤフネコ」の発送連絡が遅い理由は、ヤマト運輸の事情が大きく関わっているようです。「ヤフネコ」の配送料金の安さはメリットが大きいですので、対処法を行ってシステム改善を待ちましょう。このコーナーでは遅い発送連絡の対処法や利用する際の注意点をご紹介します。

【ヤフネコ】発送連絡が遅い理由とは?
発送連絡はいつ?
「ヤフネコ」は、ヤフオクのホームページ上で発送に関するお知らせとして「商品をコンビニで発送した場合は、自動発送連絡が届くまでに半日以上かかる場合がある」としています。つまり、いつまでに連絡するとは明記されていませんので、正式な発送連絡の時間はわかりません。
コンビニで発送した経験者の話ですと、20時間近く待ったということですので、1日はかからない程度といえるでしょう。ただし、ヤマト運輸の事情や持ち込みタイミングによっては、発送連絡がくるまでに1日以上かかる場合もあるようです。なぜこんなに発送連絡が遅いのか、理由を見てみましょう。
発送連絡のタイミング
「ヤフネコ」利用者の話によりますと、コンビニで商品発送した場合とヤマト営業所への商品持ち込みでは、発送連絡時間にかなり差があるようです。コンビニを利用して発送した場合は、取引ナビでおよそ20時間後に発送連絡を受けたとのことですが、ヤマト営業所で発送手続きを行うとかなり時間が短縮され、およそ12時間後には発送連絡がきたようです。発送連絡は自動送信のため、タイムラグが発生します。
遅い理由①出品者ではなくヤマトの入力待ち
発送連絡が遅い理由の一つが、コンビニやヤマト運輸の営業所で出品者が発送依頼した時点で発送連絡自動送信となるのではなく、配送依頼された出品物がヤマト運輸営業所で登録された時点で発送連絡自動送信となるためです。つまり、発送連絡の時間は「ヤフネコ」の利用状況やヤマト運輸の状況など、ヤマト運輸側の事情により変わってきます。
少しでも発送連絡時間を短縮したい人は、直接ヤマト運輸営業所に持ち込むことをおすすめします。コンビニ受付の場合は、ヤマト運輸が集荷するまでの時間と営業所まで届ける時間が必要となりますので、場合によっては発送連絡まで1日以上かかることがあります。
遅い理由②コンビニ端末は時間指定が反映されない
「ヤフネコ」の「宅急便」と「宅急便コンパクト」は配達時間の指定が可能とされています。しかし、ヤマト運輸の「ネコピット」やファミリーマート・サークルKの「ファミポート」端末では、配達時間指定が反映されないことがあります。
ヤフネコパックで商品を発送する場合、パソコンで2次元バーコードを発行させコンビニの端末で操作しますが、落札者が時間指定をしている場合は必ず端末のお届け予定日時を確認してください。端末のお届け予定日時が「希望なし」となっている場合は、再入力しましょう。
過去にゆうパック・ゆうパケットの不具合がある
ヤフオクに組み込まれている配送システムに「ゆうパック」や「ゆうパケット」など「おてがる版」があります。郵便局の「おてがる版」は、数分後には発送連絡が入りかなり早いです。ただし、過去に「ゆうパック」や「ゆうパケット」にシステム不具合が生じたことがありました。改善されたのは4カ月後で、システム不具合の改善で数ヶ月かかるというのは珍しいパターンです。
はこBOONサービス終了
ヤフオクは、荷物の重さで料金を定める「はこBOON」のサービスを2010年3月3日から開始していましたが、ヤマト運輸との契約終了をきっかけに「はこBOON」のサービスを終了しています。「はこBOON」は人気が高く再開を待つ人も多かったのですが、今日の厳しい配送状況を考えて再開を断念したと発表されました。
【ヤフネコ】発送連絡が遅い時の対処法
対処法①手動で発送連絡を行なう
顔の見えないヤフオク取引は信用が重要です。発送連絡が遅れる場合は、手動で発送連絡を行う方法があります。パソコンやスマホなど端末機で取引ナビのページに入り「手動で発送連絡をする」を押します。次に「追跡番号」と必要であれば「配送状況確認ページURL」を入力し、手動で発送連絡をしてください。
ただし、手動の発送連絡はあくまでも発送連絡が自動で行われない場合の解決策ですので、自動の発送連絡が1日たっても行われない場合に、検討してみる価値はあります。
対処法②取引ナビで追跡番号を伝える
控えの伝票には必ず「追跡番号(送り状番号)」が12桁で記載されています。「クロネコヤマトの荷物お問い合わせシステム」に追跡番号を入力しますと配達状況が確認できるようになっていますので、取引ナビで追跡番号を落札者へ伝えておくと良いでしょう。伝票には10桁の受付番号も記載されていますので、間違わないようにしてください。
落札者にタイムラグを伝えておく
落札者は自動配送連絡を受けると、取引ナビで発送された日にちや追跡番号が確認できます。そのためトラブルになることはほとんどないようですが、取引ナビから「落札者に発送した」ことまた「自動配送連絡までにタイムラグがある」ことを伝えておくと、不要なトラブルを避けることができます。
【ヤフネコ】利用するメリット
メリット①発送連絡がいらない
ヤフネコ利用のメリットの一つが、自動的に行われる落札者への発送連絡や追跡番号の通知です。自分で入力する必要がありませんので、間違いを回避でき手間が省けて大変便利です。
メリット②宛名書きがいらない
ヤフネコ利用のメリットに、落札者の宛名書きがいらないことがあげられます。ヤマト運輸のシステムとヤフオクが連携していますので、取引ナビで送り状を簡単に作成できます。ヤフネコを利用すると出品者が落札者の宛名を登録する必要もありませんし、宛名を書く必要もありませんので、配送時間の短縮や宛名間違い、手間などを防ぐことができます。
メリット③値段が安い
ヤフネコ利用のメリットに、配送値段の安いことがあげられます。2019年5月時点でのヤマト運輸宅急便料金とヤフネコの出品者負担で比べてみましょう。60cmサイズで関東圏同士の場合、ヤマト運輸宅急便では907円ですがヤフネコでは全国一律600円です。同じ60cmサイズで東京から大阪まで品物を送る場合は、ヤマト運輸宅急便では1015円ですがヤフネコでは600円ですので、かなり安くなっています。
【ヤフネコ】利用する時の注意点
注意点①ヤフネコの品名は変更不可
ヤフネコを利用する時の注意点に、自動入力されている品名の変更がきかないことがあります。コンビニで修正可能なのは日時のみで、中身がDVDであっても上位カテゴリが本の場合品名は本と記載されるようです。
注意点②コンビニの支払い不可
ヤフネコ利用の注意点として、コンビニ支払いができないことがあります。ヤフネコの配送料金は、ヤフオク!システム手数料として登録済みの方法でまとめて引き落としされますので、コンビにではレシートが発行されません。そのため、経費に使用できない不便さがあります。
注意点③落札者への発送連絡は自動
落札者への自動発送連絡は出品者にとって便利でメリットとなるシステムですが、迅速な発送手続きを心がけている出品者にとっては注意点でもあります。現在ヤフネコの自動発送連絡はかなりの時間が必要とされていますので、信用を第一とする出品者にとってデメリットでもあります。
商品が落札された後、取引ナビで二次元バーコードを発行して荷物を送り出しますが、二次元バーコードを発行した後では、発送連絡の手動操作はできません。この場合は、取引ナビから発送したことを落札者に知らせておくと良いでしょう。
ヤフオクを使わない選択肢もある
ネットの発達によりバリューブックスやVabooなど、本をまとめて売ることができる業者が現れました。電子書籍化に伴い現在持っている書物を整理したい人、または引越しですべての本を売りたい人は、ヤフオクを使わない選択肢もあります。まとめて送ることができますし時間短縮できて便利です。
【ヤフネコ】発送連絡が遅い理由と対処法まとめ
近年インターネット上での物品の売買が盛んになっている中、Yahoo!とヤマト運輸が提携しているお得な配送料金である「ヤフネコパック」の利用者が増えています。「ヤフネコ」には「発送連絡が遅い」問題点がありますが、配送料金が安いメリットは大きいです。取引ナビで個人的に「発送連絡」や「追跡番号」を落札者へ知らせる方法でカバーすると良いでしょう。早い改善に期待したいところです。