社会保険労務士の平均年収はどれくらい?独立・事務所勤務・年齢別に調査!

社会保険労務士を目指している人は沢山おり、人気の職種です。難関と言われている国家資格のひとつですが、年収が高いというところも人気の要因のひとつでもあります。ここでは、社会保険労務士の平均年収や独立開業や事務所勤務、年齢別の年収についてご紹介していきます。

社会保険労務士の平均年収はどれくらい?独立・事務所勤務・年齢別に調査!のイメージ

目次

  1. 社会保険労務士とは?仕事内容は?
  2. 社会保険労務士の平均年収は?独立・事務所勤務別に調査
  3. 社会保険労務士の年収を年齢・男女別に紹介!
  4. 社会保険労務士の資格を取るには?
  5. 社会保険労務士の年収が欲しい!就職先は?
  6. 社会保険労務士の年収まとめ

社会保険労務士とは?仕事内容は?

社会保険労務士を目指して大学で勉強している人もいれば、実際に企業に就職しながら経験を積んで試験を受けようとしている人など様々です。社会保険労務士になるためには、難関でもある国家資格を取得しなくてはいけませんが、年齢関係なく目指している人は沢山います。社会保険労務士とは何なのか、どんな仕事をしているのかについてご紹介していきます。

社会保険労務士とは何?

社会保険労務士を目指している人は沢山います。社会保険労務士は社会保険関係や企業の人事、労務に関することについてはスペシャリストです。企業に就職する人もいれば、企業で経験を積んでから独立している人ともいます。書類関係の作成や申請、労務に関しての相談があれば、相談に乗り、アドバイスをしたりするお仕事です。

仕事内容は?

社会保険労務士の仕事は、社会保険に関する書類を作成、申請、その他にも給料の計算や手続き代行を行います。基本的にこのような仕事は会社の総務部が行う仕事ですが、社会保険労務士が行うこともあります。企業によっては社会保険労務士の資格を持つ人も積極的に採用しているところもあります。プロが行うことによって、ミスを減らすことができ、法律違反を防ぐことができるからです。

社会保険労務士が人気の理由

社会保険労務士が人気の理由の1つとして独占業務であることがあげられます。社会保険労務士の仕事には労働や社会保険に関する手続きがあります。さらに、就業規則などの作成をする仕事もありますが、これらの仕事を行う事ができるのが、社会保険労務士だけです。社会保険労務士の資格を持ち、企業に就職して経験を積んでから、独立する人も少なくありません。

独立すると今まで行ってきた業務を自分で行うことになります。自分でお客様を獲得しなくてはいけなくなります。独立するだけでなく、社会保険労務士の資格があれば総務部や人事部で働くことも可能になります。企業に就職し、仕事をしながら試験を受ける事ができるのも人気の一つです。

労務や社会保険に関するプロフェッショナル

社会保険労務士は労働や社会保険に関するプロフェッショナルでもあります。そのため、社会保険労務士の資格を取得していれば、その知識が実生活で役立てることができます。社会保険労務士は国家資格のため、難関と言われていますが、幅広い年代の方が資格を取得しています。

社会保険労務士の合格者で最高年齢は84歳、合格者のうち約7割が35歳以上の方と言われています。社会保険労務士の試験は難関と言われていても、幅広い人たちに人気の資格という事がわかりました。

やりがい

社会保険労務士の仕事は、雇用や保険、年金など多岐に渡ります。これらは、企業や個人と関わる仕事でもあります。社会保険労務士は、法律についてのスペシャリストでもあるため、私たちが知らない知識を持っています。毎年のように法律は改正されているため、常に新しい知識を身に付けておかなくてはいけません。

企業の中にはブラック企業なども少なくありません。そう言った企業で働く労働者の手助けができるのも、社会保険労務士です。いろんな人と仕事を通じてコミュニケーションを取ることができ、とてもやりがいのある仕事でもあります。

大変な事

社会保険労務士は、やりがいのある仕事ですが、大変なことも沢山あります。社会保険労務士は、法律についての知識を身に付けて置かなくてはいけません。しかし、毎年のように法律が改正されているため、常に新しい知識を覚えておかなくてはいけません。資格を持っているからと誰でもなれるわけではありません。

社会保険労務士は、資格を取得した後も書籍を読んだり、セミナーに参加するなどして新しい情報を頭に入れておかなくてはいけません。社会保険労務士は、ずっと勉強をしなくてはいけないということです。

Thumb社会保険労務士に独学で合格する方法は?短期間で資格取得のコツを紹介!

社会保険労務士の平均年収は?独立・事務所勤務別に調査

社会保険労務士は難関と言われる国家資格に合格しなければいけません。国家資格を持っているため、年収も高いのではないかと思っている人が沢山います。でも、実際の社会保険労務士の平均年収はどれぐらいなのか気になるところです。社会保険労務士の平均年収についてご紹介していきます。

平均年収

社会保険労務士の平均年収は670万円です。平均給与は42.3万円で、ボーナスが貰えた場合には162万円といわれています。社会保険労務士が絶対に670万円の年収を貰えるという訳ではありません。個人差はありますが、年収450万円~760万円が基本的な年収です。年齢によっても年収は異なります。

独立開業した場合の年収

社会保険労務士の収入は安定しているとして人気を集めています。国家資格の中でも難関と言われている資格なので、安定した収入を得やすいと言われています。社会保険労務士の資格を持っている人の中には、企業に就職し経験を積んでから独立開業している人も沢山います。独立開業している人の平均年収は、450~800万円です。中には、1000万円を超える人もいます。

独立開業の場合には、自分でお客様を獲得しなくてはいけません。書籍を出版している人やテレビに出演して名前を売っている人は、顧客を獲得しやすいために年収が1000万円を超えることがあります。

事務所勤務の年収

社会保険労務士として事務所で働いた場合の平均年収は400~650万円です。仕事の内容はどこで働いても基本的に同じなので、社会保険労務士の就職先の中では少ないかもしれません。そのため、社会保険労務士に就職して経験を積んでから、独立して年収アップしている人も中にはいます。

社会保険労務士の年収を年齢・男女別に紹介!

社会保険労務士は年齢、性別関係なく目指している人が沢山います。社会保険労務士の資格を取得してから事務所で働くのではなく、企業の総務部や人事部で働いていて、キャリアアップのために資格を取得する人も沢山います。社会保険労務士の年収を年齢・男女別にご紹介していきます。

30代の平均年収

社会保険労務士として働いた場合の30代の平均年収が522.6万円です。30歳~34歳の年収は422.6万円~522.6万円、月の平均月収は32.7万円、4ヶ月分で算出したボーナスは130.7万円です。35歳~39歳の年収は492.3万円~596.3万円、月の平均月収は37.3万円、ボーナスは149.1万円です。

40代の平均年収

40代の平均年収は670.0万円です。40歳~44歳の年収は549.0万円~670.0万円、月の平均月収は41.9万円、ボーナスは167.5万円です。45歳~49歳の年収は628.4万円~750.4万円、月の平均月収は46.9万円、ボーナスは187.6万円です。

50代以上の平均年収

50代の平均年収は804.0万円です。50歳~54歳の年収は694.0万円~804.0万円、月の平均月収は50.3万円、ボーナスは201.0万円です。55歳~59歳の年収は687.3万円~797.3万円、月の平均月収は49.8万円、ボーナス199.3万円です。

男女別の平均年収

男女でも社会保険労務士の年収は変わってきます。40代の男女の平均年収をご紹介します。男性の平均年収は、777.2万円、月の平均月収は48.6万円です。女性の平均年収は556.1万円、月の平均年収は34.8万円です。

女性と男性の平均年収を比較すると200万円以上の違いがあるということがわかります。社会保険労務士の資格を取得し、企業で経験を積んだ後に独立開業する人もいます。企業で働くか独立するかによっても年収は異なります。

社会保険労務士の資格を取るには?

社会保険労務士の資格は、国家資格のため難関と言われています。社会保険労務士の仕事は多岐に渡るため、資格を取得しても新しい知識を身に付けておく必要があります。社会保険労務士の資格を取得するための条件や試験科目などについてご紹介していきます。

受験資格

社会保険労務士になるための国家資格は誰でも受けられるという訳ではありません。受験するためには条件に当てはまっている必要があります。1つ目の条件は「学歴」です。昭和22年第26号の法律で定められた学校教育法による大学や短期大学、5年制の高等専門学校を卒業している人、大学や短期大学、5年制の専門学校と短期大学を除く学資の学位を得るために必要な一般教養科目を学習した人などは受験することができます。

2つ目の条件は「実務経験」です。社会保険労務士法人や弁護士事務所などに就職し、弁護士などの補助的な仕事をし、3年以上働いていた人、労働組合の役員として3年以上働いていた人なども国家試験を受験することができます。3つ目の条件「厚生労働大臣が認めた他の国家資格合格者」です。

社会保険労務士の資格も国家資格ですが、その他に行政書士となる資格を持っている人や司法試験予備試験や高等試験予備試験などに合格している人は社会保険労務士の国家試験を受けることができます。この3つの条件の中で1つでも当てはまっていれば社会保険労務士の試験を受ける事が可能です。

試験科目

社会保険労務士の資格を取得するには、国家試験を受験する必要があります。試験科目は、「国民年金法」「健康保険法」「厚生年金保険法」「社会保険の一般常識」「労働基準法及び労働安全衛生法」「雇用保険法」「労働管理の一般常識」「労働災害補償保険法」8つを受けなくてはいけません。試験に合格し、社会保険労務士の資格を取得してもそれで終わりではありません。

社会保険労務士の仕事は法律に携わるため、常に新しい情報を頭の中に入れておく必要があります。法律は毎年のように改正されているので、資格を取得した後も勉強をして改正された法律を勉強しなくてはいけません。

試験の難易度

社会保険労務士の資格を取得しようと試験を受験している人は年々減ってきています。最も受験者数が多かった年は22年の55,445人です。29年の受験者数は38,685人とかなり減ってきています。合格率も27年で一度下降していますが、29年では少し上昇しています。社会保険労務士の資格を取得し、社会保険労務士として登録している人は、年々増えており29年で40,907人です。

合格点

社会保険労務士の国家試験は選択式試験と択一試験です。合格基準は、選択式試験と択一式試験の総得点と試験科目の得点によって決まります。各科目の成績が1つでも合格点に達していなかった場合には、社会保険労務士の資格を取得することはできません。合格発表時に合格基準点は毎年公表されています。

合格率

平成29年の合格率は6.8%です。社会保険労務士になるためには、国家資格を取得しなくてはいけません。難関と言われる資格ですが、社会保険労務士になるために国家試験を受験している人は沢山います。一番合格率が高かったのは26年の9.3%で、最も低かった年は27年の2.6%です。

社会保険労務士の年収が欲しい!就職先は?

社会保険労務士は法人や個人の相談に乗ったりアドバイスをしたりすることもあります。そんな社会保険労務士はどんなところで就職しているのか気になるところです。社会保険労務士の年収を取得するための就職先についてご紹介していきます。

企業の人事部や総務部へ就職する

企業の人事部や総務部は、給与関係や書類の作成、申請などを行う大切な仕事があります。労務関係のスペシャリストでもある社会保険労務士を積極的に人事部や総務部として募集している企業も沢山あります。企業によっては、人事部や総務部の仕事を外部に依頼しているところもあります。しかし、外部に依頼するとコストがかかってしまうというデメリットがあります。

社会保険労務士が人事部や総務部にいる事でコストがかからないので、企業にとってはメリットとなります。さらに、社会保険労務士の資格を持って入れば給料に手当を付けてくれる企業もあるので、自分にとってもメリットとなります。仕事を探す際に、「社会保険労務士有資格者待遇」と書かれているかを確認してみるとよいでしょう。書かれていない場合は、手当がつかない企業かもしれません。

社会保険労務士事務所へ就職する

自分で社会保険労務士事務所を開くという方法もあります。社会保険労務士の資格を取得しているからとすぐに独立できるという訳ではありません。企業などで就職し、経験を積んでから独立するという人も少なくありません。法人だけでなく、個人などから依頼を受けて、業務を行うという形になります。

独立でなくても社会保険労務士事務所に就職することはできますが、求人がとても少ないため、資格を取得していても就職できない可能性も高いです。社会保険労務士の年収は高いと思われがちですが、高待遇の求人は少ないと言われています。

他の士業の法律事務所へ就職する

他の士業の事務所で社会保険労務士の仕事をするという方法もあります。他の士業の法律事務所で働いた場合も、普通の社会保険労務士の仕事と内容はほとんど変わりません。賃金形態や年金、労災などの相談に乗ったり、アドバイスを行ったりする仕事です。企業が相談しに来ることもあれば、個人が相談に来る場合もあります。

社会保険労務士事務所で働いていて給料が悪いからと、他の士業の事務所に就職したとしても、今までの企業と同じくあまり待遇が良くない場合もあります。法律事務所の求人情報はあまり多くないため、社会保険労務士の資格を持っているからと有利になるという訳ではありません。

社会保険労務士の年収まとめ

社会保険労務士の平均年収や独立・事務所勤務・年齢別の年収についてご紹介してきました。社会保険労務士は、難関と言われる国家資格を取得しており、社会保険や労働関係のプロフェッショナルでもあります。事務所勤務だけでなく独立開業をし、名前の知れた社会保険労務士は年収1,000万円を超えている人もいます。企業で働いている人は、キャリアアップのために資格を取得するのもいいかもしれません。

Thumb社会保険労務士の仕事内容や必要な資格とは?年収や就職先も調査!

関連するまとめ

関連するキーワード

新着一覧

最近公開されたまとめ