ネット銀行で住宅ローンを組むメリット・デメリットは?金利が低い理由も!

ネット銀行で住宅ローンを組む場合、多くの人が抱く不安は想像に難くありません。しかし、ネット銀行で住宅ローンを組むとネット銀行ならではのメリットを享受できます。そこで、ここではメリット・デメリットから、理解を深める上で重要な金利が低い理由を含めて解説しています。

ネット銀行で住宅ローンを組むメリット・デメリットは?金利が低い理由も!のイメージ

目次

  1. ネット銀行で住宅ローンを組むメリット
  2. ネット銀行で住宅ローンを組むデメリット
  3. ネット銀行で住宅ローンを組む時の金利が低い理由
  4. ネット銀行で住宅ローンを組む時の審査
  5. ネット銀行で住宅ローンを組む時の事務手数料比較
  6. ネット銀行で住宅ローンを組むメリット・デメリットまとめ

ネット銀行で住宅ローンを組むメリット

来店不要で契約可能

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ネット銀行には店舗がない事から、書類のやり取りは、「郵送、メール」で済ませることができ、来店不要で契約可能です。このメリットのほか銀行ローン担当者と対面する事がなく、忙しい方でも申し込みから契約まで自分のペースで手続きを行う事ができるのもメリットだといえるでしょう。一方、地方銀行で住宅ローンを組む場合は原則窓口への訪問が必要ですので、事前に詳細を調べておく必要があります。

完全Web完結のネット銀行もある

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上述で解説したネット銀行の手続き方法が一般的なのですが、近年は「完全Web完結のネット銀行」もあるという事なのです。そのネット銀行が、「じぶん銀行住宅ローン」というもので、一般的に必要な書類の郵送の必要がありません。また審査スピードも迅速で「最短10営業日での融資実行」だと言われているので、時間短縮のメリットが最大限に享受できます。

金利や手数料が少ない

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ネット銀行のメリットとしては、「金利や手数料が少ない」が挙げられ、金利や手数料の安さというのは、都市銀行や地方銀行の住宅ローンと比較すると明らかです。メリットはこれだけではなく、金利や手数料のほか考慮すべき費用が「保証料」ですが、この保証料もネット銀行であれば保証料が0円で設定されているという事です。厳密にいうと、ネット銀行の保証料は金利に含まれていますが、低金利で抑えているようです。

繰上げ返済手数料が無料

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繰上げ返済というのは、年間賞与の際にお金に余裕が出た場合に繰上げ返済をすることによって、支払利息を大幅に減らせる方法の事を言います。このメリットを活かす場合は手数料がかかりますが、実はネット銀行であれば「繰上げ返済の手数料が無料」と設定されている事から、ネット銀行の強みとして活かせるのです。一方、ネット銀行以外であれば繰上げ返済の手数料が掛かるという事から、返済計画の幅が限られてしまいます。

ネット銀行に借り換える人が増加

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住宅ローンは今後の人生設計に大きく左右される要因である事から、ネット銀行で住宅ローンを契約する事に不安を抱いている方は少なくありません。確かに、現段階の解説ではデメリット要素も見えてきましたので、不安を抱く事は間違いないのでしょうが、近年の傾向である、「ネット銀行に切り替える人が増加」を考慮すると、ネット銀行の利便性に期待している様子がうかがえます。

ネット銀行の借り換え需要も増加

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ネット銀行に借り換え傾向に加えて、さらに近年は年配の方を中心に「ネット銀行への借り換え需要も増加」の一途をたどっているとの結果があります。この傾向の背景には、金利が高かった時期に住宅ローンを検討している事から、ネット銀行の低金利に魅力を感じている事がうかがえます。たとえば、ネット銀行の大手企業である、「住信SBIネット銀行」では住宅ローンの融資残高が4兆円なので、この数字から借り換え需要の高さが分かります。

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ネット銀行で住宅ローンを組むデメリット

対面で相談不可

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上述で解説した来店不要のメリットが裏目に出て、「対面での相談不可」とデメリットが生じてしまいました。簡単に触れていましたが、ネット銀行は店舗を構えない事が原因となっており、通常設置されている相談窓口がないのです。やはり、住宅ローンの融資金額に着目すると非常に大きな取引ですので、住宅ローンの相談ができない事は不安が増大してしまいます。

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このようなデメリットがあるものの、実は全てのネット銀行が相談窓口を設けていないのでは無く、それゆえに対処法がないという事ではありません。相談窓口が設置されているネット銀行は「イオンネット銀行、住信SBIネット銀行、ARUHI」など全国に相談拠点をおいている場合や、イオンネット銀行ではイオンモール内に土日祝日対応で相談を受けている場合がありますので、相談窓口が設置されているのかをまず確認する事が大切です。

審査が厳しく遅い

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ネット銀行では対面での人物審査がない事に加え、住宅ローンの契約に保証会社を介する事がないため、ネット銀行の住宅ローンの審査が厳しく遅いといったデメリットがあります。このデメリットに関しては、住宅ローンの仮審査を通らせることが大切で、仮審査に通っている事によって本審査の通過が見込めます。したがって、仮審査の結果までにネット銀行の住宅ローンを複数契約をしておく事がデメリットの対処法です。

住宅ローンの審査から融資実行まで遅い

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住所宅ローンで契約をする場合に、不安要素の1つである審査から融資の実行までの過程がありますが、ネット銀行の住宅ローンでは「審査が厳しく融資実行まで遅い」という事がデメリットとして挙げられます。この差をネット銀行と大手メガバンクと比較すると、ネット銀行では最低でも1か月以上の遅れが生じる可能性があります。その遅れの原因が、ネット銀行の住宅ローン手続きに要する書類の郵送過程に時間がかかるからです。

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やはり、ネット銀行の住宅ローンでは書類が重要なものとなりますので、重要な過程で時間がかかる郵送手段を用いる事は、審査の遅れが結果として生じるのは確かでしょう。どうしてもネット銀行で住宅ローン契約を希望するのであれば、「住信SBIネット銀行」や「じぶん銀行」から住宅ローンを契約すると、契約書の記入から捺印まで不要ですので、視野を広げて審査手続きの短縮を図りましょう。

破綻の可能性がある

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ネット銀行の住宅ローンを契約する場合に懸念する内容が、「破綻の可能性」です。この破綻の可能性をJCR(株式会社日本格付研究所)の調査で裏付けてみます。この調査では「ソニー銀行、ジャパンネット銀行、住信SBIネット銀行、楽天銀行」と大手ネット銀行は格付けがソニー銀行AA̠-が最高クラスでその他はAランクとの結果が出ています。

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しかし、オリックス銀行やセブン銀行などのネット銀行は格付けが行われておらず、全体的に信憑性に乏しい結果が出ています。一方で、大手メガバンクの調査結果では、「三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、りそな銀行」などりそな銀行(A+)以外はトップランク(AA)となっている事から、ネット銀行の破綻リスクは通常よりも可能性があるという事がデメリットといえます。

事務手数料が割高

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ネット銀行の住宅ローンの契約の際に必要な費用が「事務手数料」です。実はネット銀行の住宅ローン契約だとこの「事務手数料が割高」とデメリットが挙げられます。このデメリットの原因が、大手メガアバンクの事務手数料は統一された金額だという事から違いが生じてくるのです。

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つまり、ネット銀行の住宅ローンの事務手数料が「借入額の2.16%」との定率性に対し、一方大手メガバンクは32,400円ですので、ネット銀行は変動幅が大きくなる可能性が高いことを示しています。

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ネット銀行で住宅ローンを組む時の金利が低い理由

ネット銀行が低金利の理由

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ネット銀行は、繰上げ返済手数料の無料など大手メガバンクと有利な差を付けているにも関わらず、金利や手数料は安いというのは不合理だと考えられますが、実はその分店舗を構えない事によって、運用コストを大幅に削減しているから安いという理由が背景にあるのです。

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しかしながら、ネットバンクによる住宅ローン契約では低金利だとの理由で検討するの危険です。重要な事は将来の返済計画を考慮する事ですので、後述では住宅ローンタイプを解説します。

金利の返済計画①固定金利期間選択型

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住宅ローンの返済タイプに「固定金利期間選択型」があります。このタイプは「最初の2年間は〇%による固定」と設定する事で一定期間は固定金利となり、金融市場の景気に左右されることがありません。そして住宅ローン契約後の一定期間を過ぎる事で、変動金利と同様の仕組みとなります。以上の様に便利な返済タイプなのですが、住宅ローン契約時の金利が変動金利よりも少々高めに設定されるという事ですので、気を付けておく必要があります。

金利の返済計画②変動金利型

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住宅ローン返済タイプの中でリスクと隣合せのタイプで、「変動金利型」があります。このタイプは半年ごとに金利の見直しがあり、金融市場の変動に返済計画が大きく左右されるものです。以上のリスクによる損失は覚悟の上で、住宅ローン契約を締結する必要があるのですが、住宅ローン契約後に金利が下がると、返済額も減る事につながる事からメリットだと感じて契約する人もいます。

金利の返済計画③全期間固定金利型

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住宅ローンのタイプには、住宅ローン契約時の金利から返済期間中は変わらない「全期間固定金利型」があります。住宅ローンの契約時に考慮すべきなのが、金融市場の金利変動なのですが、このタイプであれば金利が上昇する事による返済額の幅の影響を回避する事ができます。しかし、一方で金利が下がったことによる返済の減額は見込みがないという事もデメリットとして存在しますので、この点を考慮しておく必要があります。

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ネット銀行で住宅ローンを組む時の審査

ネットで申込完了

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ネット銀行で住宅ローンを契約する場合は、「ネットで申込完了」との過程を踏む必要があります。上述でネット銀行は店舗がない事に伴い、対面でのやり取りが不可とのことですが、住宅ローンの申し込みで不安な方は、申込方法などの手続きに関して「電話で問い合わせる」といいでしょう。

最低年収設定が高い

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ネット銀行の住宅ローンの審査基準の高さに加えて、最低年収の設定が高いという事にも注意しておく必要があります。この差をネット銀行と大手バンクを比較すると、最低でも100万円程の差が開きます。具体的には、大手バンクでは申込資格として、「年収150万円~200万円以上」です。一方、ネット銀行の場合が、「300万円以上」である事がほとんどですので、この基準額を参照するといいでしょう。

申込書類以外の書類は考慮なし

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住宅ローンの審査に必要な書類としては、「収入確認資料、印鑑証明書、源泉徴収票のコピー」など様々な書類によって申込者の収入を証明します。この必要書類に関してはネット銀行と地方銀行で違いが生じており、ネット銀行では「申込書類以外の書類は考慮なし」との事から審査を有利に進める方法に限りが出てきます。一方で、地方銀行などは審査を有利に進めるため、資格関係の合格証明書なども考慮する事に違いがあります。

申込プランの金利のみ

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ネット銀行には、「申込プランの金利のみ」といった特徴があります。たとえば金利2%の金利の住宅ローンだと規定するのであれば、この規定した金利だけで審査を行います。つまり、「2.2%であれば審査が通る」といった提案がないという事です。

地方銀行はどんな条件でも審査を通す方向で動く

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「地方銀行はどんな条件でも審査を通す方向で動く」との事ですが、簡単に言うと上述で解説したネット銀行の審査基準よりも緩いという事です。具体的には、ネット銀行にはない対面での手続きなのですが、地方銀行であればこの対面での手続きによって、個人的な労働条件や収入面を考慮して審査の通し方を提案してくれます。

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またネット銀行は、住宅ローンの申込プランの金利のみが対象でしたが、たとえば2%の金利で審査が通らなかったとします。この場合に「2.2%であれば審査を通します」といった提案を受ける事ができる場合もあります。整理すると、ネット銀行の住宅ローンが比較的に収入が安定した人に限られますが、地方銀行の積極的な融資活動においては、収入の多寡に左右されるわけではないという事になります。

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ネット銀行で住宅ローンを組む時の事務手数料比較

ソニー銀行

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ソニー銀行は株式会社日本格付研究所から、格付けAA-と信用面で確立されていると触れていましたが、ソニー銀行は信用面に加えて、「変動セレクト住宅ローン」といった変動金利の住宅ローンも評判です。そこで事務手数料が、「変動セレクト住宅ローン(変動金利)、住宅ローン」の2つに区分されます。まず変動セレクト住宅ローンが融資額の2%で、住宅ローンの場合は4万円と定められています。

ARUHI

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全国に相談窓口がある事で「ARUHI」を紹介していましたが、ARUHIはフラット35シェアNo.1の実績を誇る住宅ローンの専門業者です。事務手数料は、「融資額の2%(最低20万円)」で、ARUHIダイレクトからの申し込みによって1%の引き下げ特典があります。

新生銀行

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新生銀行の事務手数料に関しては、その他ネット銀行に比べてシンプルで、要介護などのリスクに備えたい人を対象にした仕組みです。したがって、新生銀行の事務手数料が一律5万円と設定されています。しかし、「安心パック」を導入した場合は事務手数料が10万円になりますので、注意が必要です。

イオン銀行

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イオン銀行では、手数料タイプが「定額型、定率型」のいずれかをライフプランに応じて選択が可能だといった特徴があります。またフラット35までを取り扱っていますので、様々な事務手数料体系を考慮する必要があります。まず変動金利・固定金利の事務手数料が「定額型の10万円か定率型の融資額の2%(最低20万円)」から選択可能で、フラット35の場合が、「定額型の5万円か定率型の1.7%(最低10万円)」から選択できます。

楽天銀行

出典: https://www.rakuten-bank.co.jp

楽天銀行の場合は、「変動金利(固定約定付き)、固定金利のフラット35」を扱っています。そこで、楽天銀行の事務手数料では、「変動金利・固定金利ともに30万円」と設定されており、フラット35の場合が、「融資額の1.0%」と定められています。

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ネット銀行で住宅ローンを組むメリット・デメリットまとめ

出典: https://bizspa.jp

ネット銀行で住宅ローンで組む場合は、ネットで完結できることから生じるメリットがありましたが、ネットで完結するがゆえにデメリットが生じてしまう結果でした。通常の大手銀行と比較してメリット・デメリットを解説してきましたが、重視すべき信用面においては通常の大手銀行へ評価は傾くでしょう。しかし、ネット銀行ならではの「手数料が安い・低金利」は大きな魅力ですので、個人の事情に適しているか慎重に見極める必要があります。

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