2019年03月24日更新
ワンタップバイ(One Tap BUY)は儲かる?デメリットや評価を調査!
ワンタップバイ(One Tap BUY)はスマホ専門アプリによる投資方法で、先進的な魅力があります。この魅力のほか少額投資も可能との事ですので、評価が気になるところです。そこでワンタップバイ(One Tap BUY)の仕組みからデメリットや評価を調査します。

目次
ワンタップバイ(One Tap BUY)は儲かる?デメリットは?
デメリット①ツイン指値・指値は設定不可
投資に欠かせないリスク管理の1つ、「ツイン指値・指値」を設定する事がありますが、そのリスク管理方法がワンタップバイでは設定できないという事がデメリットです。確かに、ワンタップバイは少額資金によって、投資が可能な点でメリットが挙げられますが、ワンタップバイで大口投資をする場合は、リスク管理が困難になる事から、大口投資に不向きだというデメリットも含んでいます。
デメリット②都度プランの場合マイナスからスタート
ワンタップバイで儲かるために考慮すべき要素が、「手数料」です。ワンタップバイで手数料がかかるタイミングは、都度プランとなりますが、都度プランとは、毎回の取引に対して手数料の「0.5%」がリアルタイムの株価にスプレッドを加えて支払いが生じます。したがって、ワンタップバイの都度プランで取引をする場合は、マイナスからのスタートだという事がデメリットだといえます。
デメリット③売買できる銘柄が少ない
儲かる見込みを最大限に発揮する方法として、様々な株銘柄を精査するという事ですが、ワンタップバイでは取引可能な銘柄が「日本株30社と米国株30社のみ」となっているため、売買できる銘柄が最大60社と数が少ないというデメリットがあります。このデメリットに関して、投資経験者にとっては非常に歯がゆいと感じるかもしれませんが、投資初心者の場合は選択肢が限られている分迷いが生じにくいという事からメリットと捉える事もできます。
メリット・ネット証券ができる
これまでデメリットを挙げてきましたが、ワンタップバイのメリットとしては、スマホ証券というように「ネット証券」ができるという事です。ワンタップバイはスマホ専用証券だという事から、株式投資初心者でも手軽に、そして取引画面の見やすさに特化している事により、簡単に取引が可能です。以上のメリットによって、ワンタップバイの利用者は約7割が投資初心者との結果が出ています。
ワンタップバイ(One Tap BUY)の評価は?
ワンタップバイ(One Tap BUY)で口座開設した後の評価とは良いといえるのでしょうか?前述ではワンタップバイタップバイのデメリットを多く紹介する結果となりましたが、そのデメリットがどれほどの影響を及ぼしているのかは口座開設後の評価に左右されます。それでは、儲かるために必要な要素からワンタップバイの機能性から評価を解説していきます。
株の自動つみたてアプリを使うと自動で積み立て可能だが微妙
ワンタップバイには株の自動つみたて機能があります。それでは、この機能の評価は良いといえるのでしょうか。実はワンタップバイの自動つみたて機能は米国株式のみに限られており、さらにつみたて可能な銘柄は30銘柄と範囲が非常に狭い事から、評価は微妙だという結論に至りました。この場合はワンタップバイの条件と同様の投資方法、「ダウ平均に連動するETF」、「インデックスファンドのつみたて」を検討した方がよさそうです。
買い付けで送金せずに投資が可能
ワンタップバイのメリット「ネット証券」としての取り組みから、買い付けで送金せずに取引が可能です。このワンタップバイのメリットを享受する場合は「銀行に置いたまま買い付け」という機能から口座引き落しが可能になり、自動で株が買えるようになります。ただ、この機能が業界初だという事にしても、インデックスファンドで積立投資を検討した方が儲かる可能性もあるので、評価としてはいまいちなのかもしれません。
初心者が株に手をだすのは危険
ワンタップバイでは投資初心者の利用者数が約7割と、初心者から人気のネット証券だという事が分かりますが、そもそも初心者が個別銘柄に手を出すのは危険だという認識が大切です。なぜなら、個別銘柄の選定やリスク管理、投資手法など様々な要素を確立しておかなければならないからです。重要な個別銘柄の選定に関しては、ファンダメンタル分析やテクニカル分析でも徹底した勉強が必要です。
どうしても株がしたいならプロが見定めた銘柄が良い
個別株が危険だといえど、どうしても個人で運用したいと考える方もいるでしょう。その場合はリスクヘッジとして、「プロが見定めた銘柄」を選択する方法も1つの手です。やはり、プロはファンダメンタル分析やテクニカル分析において的確な見極めができますので、投資のプロが運営する無料メルマガやブログなどを参考にするといいでしょう。師を見つけ、優秀な技術をマネて分析に特化していく事をおすすめします。
楽天証券のポイント投資の方が簡単に投資ができる
楽天証券のポイント投資は評価が高い投資方法です。楽天証券のポイント投資とは、楽天ポイントが使い道のないものだと考えた場合は、現金化して投資に活かす方法です。楽天証券では投資信託が100円から運用する事ができることから、この方法を活かすことが可能なので、無料で口座開設をしておくだけでも有益だといえるでしょう。
楽天証券の方がノーリスクで1000円貰える
楽天証券の口座開設にはお得情報があります。その方法がノーリスクで1000円貰えるというもので、初期費用なしで儲かる可能性が見込めます。また楽天証券のほか、「マネーパートナーズ」で口座開設をすると同様の特典が見込めますので、是非参考にしてください。
配当金が少ない
儲かる方法として配当金がありますが、ワンタップバイの配当金が少ない事もデメリットだといえるでしょう。そしてこのデメリットに加えて、配当金とは年に1,2回に分けられ1株に対して分配されます。そのため、儲かる手法として評価が高くありません。また基本的に1単元(100株)と定められている場合が多いことから、利益を享受しずらいという事もいえます。
買える株が少なくて高配当利回りの銘柄が無い
ワンタップバイのデメリットとして買える株が少ないという事を挙げていましたが、このデメリットに加えて「高配当利回りが選択出来ない」という評価もあります。配当金で儲かるためには、高配当利回りの銘柄を選択する必要があるのですが、ワンタップバイは買える株が少ないことが原因で、かなり選択肢が限られるのです。
キャピタルゲインを狙いたいが選択肢が少ない
投資で儲かるために必要な知識にキャピタルゲインがあります。キャピタルゲインとは、「安く買って高く売る」と投資世界の基本なのですが、キャピタルゲインで成功するためには、好条件を厳選するしかありません。しかし、ワンタップバイで購入きる銘柄が少ない、かつ扱っているETFも少ないとなると好条件の見極めも限られてくるのです。
初心者には投資信託の積立が良い
ワンタップバイは初心者の口座開設数の割合が高いとの評価がありますが、そもそも初心者であれば投資信託の積立が賢明な選択だといえるでしょう。投資信託であれば、投資のプロに任せておく(放置)事によって、初心者にありがちな一喜一憂する危険をおかすことはありません。また少額からも購入する事ができますので、いきなり大きなリスクを負わずに済みます。
ワンタップバイ(One Tap BUY)の口座開設をおすすめする人としない人
口座開設をおすすめする人
ワンタップバイで口座開設する人としては、「投資初心者を自覚している」という特徴を挙げる事ができます。具体的には、「株の知識がないが売買を始めてみたい、まとまったお金がない、外国株式を少額からでもつみたてたい、お金はないが子供のためにも少しでも財産を残したい」などの特徴です。投資は知識はもちろんのこと、分析や調査技術など応用まで不可欠です。
そのため、長い期間において経験が必須となります。したがって、個別銘柄を個人で探したり、会社の四季報などを読むことが出来る方はワンタップバイでの口座開設はおすすめできません。なぜなら、会社の業績予想や成長率などの因果関係に対しての正確性に欠ける可能性があるにも関わらず、知名度が低い銘柄などリスクのある銘柄に手を出してしまう事が十分に考えられるからです。
確かに知名度の高い銘柄を購入する場合は、銘柄価格が高いので、それなりの資金(1回の取引で数十万)が必要です。この事からまとまった資金が少ない投資初心者は口座開設に不適切だと考えられますが、ワンタップバイの厳選された銘柄であればリスクヘッジにもつながり、最小限の資金でも投資が可能という評判から考慮すると、ワンタップバイで口座開設する方が賢明だといえるでしょう。
口座開設をおすすめしない人
ワンタップバイの高評価の大元は、利用者数が投資初心者に傾いているという結果が出ています。つまり、ワンタップバイの口座開設目的が、「投資への興味」、「儲かる事への興味」に分類できるという事です。上述ではワンタップバイでの口座開設をおすすめする人の特徴が投資初心者である事を自覚している人と解説しましたが、おすすめしない人の場合は、儲かるために口座開設する人という事になります。
そこで具体的には、「自分で取引銘柄を選定できる、明確な投資理由を持っている、10万円以上の銘柄を躊躇する事なく購入できる、入出金手数料などこだわりがある、少額投資や積立投資で儲かる事を考えない」などの特徴があります。この特徴の理由が、ワンタップバイの評価が少額投資に特化しているという事から裏付ける事ができますので、儲かるためには向いていないという事ができます。
ワンタップバイ(One Tap BUY)の入金方法は?
ワンタップバイの入金方法には、「銀行振込」、「置いたまま買付」と2種類の方法から行えます。入金する際の懸念として、「手数料」がありますが、この手数料面を考慮するのであれば、銀行振り込みによる入金がおすすめです。そこで、ここでは基本的な銀行振り込みによる入金方法で解説していきます。
まず入金までの過程が、「①ログイン」→「②銀行振り込みの確認」→「③ワンタップバイの口座へ振り込み」と3つの過程を行います。まずはログインなのですが、ワンタップバイのアプリへのログインは、日本株・米国株・積み株のいずれかにログインします。次に振込口座の確認ですが、アプリの場合は「メニュー画面→お振込み One Tap BUY口座に振込む」が正しい口座情報です。
もしPC版の取引サイトの場合は、「メニュー画面→現金を入金する」と記載されている場合は問題ありません。そして振込先をタップする事によって、「みずほ銀行十五号支店 株式会社One Tap BUY」と表示されます。最終的には、ワンタップバイの取引口座へ振り込みを行いますので、2番目の振り込み先へ振込みます。
株の買付け方法は?
肝心の株の買付方法ですが、株の買付方法は、「①購入したい株に適したアプリの起動」→「②銘柄の選択」→「③金額を指定して購入する」と3つの過程を踏みます。まずはアプリの起動を行いますが、日本株を購入したい場合はワンタップバイ日本株を起動し、米国株の購入であればワンタップバイ米国株を起動します。続いての銘柄の選択は、日本の上場株など検索キーワードを入力して条件を絞る事も可能ですので、伏せて覚えてきましょう。
最後に金額を指定して購入しますが、ワンタップバイの購入金額は、「1,000円単位での金額指定」となります。そしてアプリ起動後に設定した注文パスワードに入力が欠かせないので、パスワードを控えておきましょう。この過程で注意しておかなければならないのが、注文は「成行注文」の形になるという事です。したがって、株価を指定しての購入ができないので、あらかじめ対策を立てておく必要があります。
ワンタップバイ(One Tap BUY)の手数料は2種類ある!
ワンタップバイ(One Tap BUY)の手数料に関しては、プランによって異なります。そのプランとは、「都度プラン」、「定額プラン」と2種類から選択する事ができ、それぞれのプランの仕組みによって手数料の増減が著しいものになります。それでは、都度プランと定額プランの仕組みから、向いている取引方法を含めて詳細を解説していきます。
手数料①都度プラン
まず手数料の1つとして、「都度プラン」があります。この都度プランとは1約定あたりの売買金額に対して0.5%の手数料がかかるプランです。ワンタップバイの買付は1,000円単位ですので、最低金額の1,000円でも手数料は5円掛かります。またニューヨーク市場が閉場時の場合は、手数料が0.7%かかるという事にも注意しておかなければなりません。
手数料②定額プラン
続いてのプランは「定額プラン」です。この定額プランとは、都度プランとは違って一か月の間どれだけ取引を行っても手数料が980円(税別)と定められています。このプランは基本的に取引回数が多い、または取引量が多い方向けのプランだという事ができます。そして定額プランではETF市場全ての商品が、個別の売買手数料のスプレッドなしで取引ができるようになっているのも特徴です。
楽天証券の方が手数料が安い
手数料に関して都度プランと定額プランで悩んでいる方は、「楽天証券への口座開設」も視野に入れた方が良いでしょう。楽天証券とワンタップバイの手数料を比較すると、ETFを買う場合に楽天証券の方が手数料は安いのです。
ワンタップバイ(One Tap BUY)の新しいサービス
CFD取引が開始
ワンタップバイの新しいサービスに「CFD取引」が開始されました。このCFD取引は証拠金が1万円からの取引が可能(1万円で10万円の取引)で、差金決済取引となります。肝心の取り扱いが「米国500先物、日経225先物」と2種類あり、レバレッジを利かせる事も含めると魅力的だといえるでしょう。しかし、少々リスクが伴いますので、初心者には不向きな取引方法です。
ETFが買えるサービスが開始
ワンタップバイは、上述のCFD取引に加えて「ETF(上場投資信託)」も購入ができるようになりました。ETFには「まるごと米国株で取引」、「まるごと日本株で取引」と商品の選択ができます。この種類の中でも投資商品は様々で、分散投資によるリスクヘッジの効果も見込めますが、まとまった資金を要する事を考慮するのであれば、初心者向けでは無いようです。
ワンタップバイ(One Tap BUY)まとめ
ワンタップバイ(One Tap BUY)の先進性は初心者にとって魅力的な内容だという事が分かりました。ワンタップバイによる口座開設からの評判は、ワンタップバイのデメリットや評価に裏付けられたものだといえますので、自分がワンタップバイの口座開設に向いているのか、「初心者の自覚」を明確にしておく必要があります。そして手数料プランの2種類の選択も利益を享受する上で欠かせないので、自分が適した取引をしているのか見極めましょう。