産休・育休手当はいつもらえる?受給条件や計算方法・申請手続きまで解説!

産休や育休を取らなければいけない状況になってしまう人は沢山います。妊娠し、出産となれば仕事を休まなければいけません。給料が貰えない分産休手当や育休手当などの制度があります。産休や育休手当はいつもらえるのか受給条件や計算方法などについてご紹介していきます。

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目次

  1. 産休・育休手当の支給はいつ?
  2. 産休・育休手当の基本・受給条件とは?
  3. 産休・育休手当の計算方法
  4. 産休・育休手当の申請手続き
  5. 産休手当と育休手当の違いとは?
  6. 産休・育休手当のまとめ

産休・育休手当の支給はいつ?

産休や育休手当は働けず給料が貰えないママにとっては、とても助かる制度でもあります。産休や育休はいつもらえるのかと疑問に思っている人は多いです。仕事を休まなければいけないため、給料が貰えないので早く受け取りたいという人も少なくありません。産休手当や育休手当はいつもらえるのかについてご紹介していきます。

産休手当はいつもらえるのか?

産休手当はいつもらえるのかと疑問に思う人もいます。産休手当は、産後仕事に復帰する意思がある人に支払われる手当です。妊婦さんの中にはぎりぎりまで働く人もいます。しかし、出産準備のために出産予定間近になれば働けなくなってしまいます。出産のために会社を休めば当然働いていないため、給与を受け取ることはありません。

産休手当は、出産の42日前から出産した後の56日目までの間で会社を休んだ場合を対象に支給されます。しかし、双子などを出産した場合には、出産して98日前から支給され、万が一予定日から遅れた場合にも遅れた期間は産休手当がもらえるので安心してください。

育休手当はいつもらえるのか?

育休手当は育児休業給付金といい、基本的には2か月に1回の支給となります。受け取る人の希望によっては、1ヶ月に1回受け取ることも可能です。例えば、4月1日に出産した場合には、5月28日から育児休業が開始されます。そのため、5月28日から7月27日までの2か月分を7月28日から9月30日の間で手続きを行う事ができます。

手続きを行ってからいつもらえるのと疑問に思う人もいますが、出産手当金は手続きから1ヶ月から2ヶ月で受け取ることができるのに対して、育休手当は申請してすぐに受け取ることが可能です。そのため、申請期間に入ってすぐに手続きを行えばすぐに受け取ることができます。手続きが遅くなればなるほど受け取る日も遅くなります。

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産休・育休手当の基本・受給条件とは?

産休手当や育休手当は誰でももらえるというものではありません。それぞれ受け取る金額も異なり、正しい計算方法の元で算出されて金額が決定します。産休手当の受給条件と育休手当の受給条件は一緒ではありません。それでは、産休手当と育休手当の受給条件についてご紹介していきます。

出産手当金の受給条件・期間

出産手当金を受け取るにはいくつかの条件があります。まずは被保険者の人が出産するという条件、2つ目は妊娠4か月以上の出産であること、3つ目は給与を受け取っていないなどの条件でなければいけません。給与の受け取りがないというのは、出産のために会社を休んだために給与がない場合又は出勤したが給与が産休手当よりも少ないことが条件となります。

出産手当金が受け取れる期間は決められています。基本的に出産予定日の42日前から出産した後の56日までと決まっています。合わせると98日間となり、この98日間が出産一時金が受け取れる期間です。出産が予定日よりも遅れる場合があります。その場合には、遅れた日数分の出産手当金を受け取ることができます。

双子を出産予定の場合には、通常だと出産予定日の42日前からですが、98日前から対象となります。出産手当金がいつもらえるのかと思っている人もいますが、申請をしたらすぐにもらえるのではなく1~2か月後に一括で受け取ることができます。

育児休業給付金の受給条件・期間

育児休業給付金は手続きをすれば誰でも受け取れるという訳ではありません。申し出を行うにはいくつかの条件を満たしていなければ受け取ることはできません。条件として、1年以上同じ会社で働いていること、子供が1歳6ヶ月を過ぎても同じ会社で働く見込みがある場合に申し込むことができます。

育休は基本的に1歳まで取得可能です。誕生日の前々日までが受給対象期間となります。会社によっては、パパママ育休プラン制度を設定しているところもあります。その場合には1歳2ヶ月まで受給期間対象となります。条件を満たしていれば、1歳6ヶ月や最長で2歳まで受給することができます。

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産休・育休手当の計算方法

産休手当と育休手当はいつもらえるのか、いくらもらえるのか知りたいという人もいます。本当に受け取った金額は合っているのか自分で調べたいときに計算方法を覚えておけば、自分で簡単に支給額を算出することが可能となります。産休手当と育休手当の計算方法についてご紹介していきます。

産休手当金の計算方法とは?

出産手当金が1日あたりいくらもらえるのかを求める方法があります。「支給開始日の12ヶ月間前からの基本報酬月額の平均」÷30日×(2/3)で計算し、1日の支給額が分かれば98日間で受け取ることができる産休手当金の受給額を求めることができます。出産は、予定日から遅れることもあれば早く出産する人もいます。

出産予定日から遅れた場合には、計算で求めた1日の受給額をプラスで受け取ることができます。逆に早く出産した場合には1日の受給額が早まった日数分だけ差し引かれます。例えば平均の月収が24万円の場合は、「250,000円÷30日=日額の平均額8,333円」と求める事ができます、1円未満は切り捨てとなります。

日額平均の3分の2なので「8,333円×0.666=約5,550円」となります。10円未満は切り捨てとなります。「5,550円×98日=543,900円」と求めることができるので、「543,900円」が出産手当金として支給される金額です。出産予定日から5日間遅れた場合には、1日あたりの支給金額が「5,550円」なので、「5,550円×5日間=27,750円」となり、「27,750円」がプラスで受け取ることができます。

育児休業給付金の計算方法とは?

育児休業給付金はいくらもらえるのか計算で求めることができます。育児休業給付金は、育休が始まる180日目までは月の給料の67%が支給されます。181日目からは月の給料の50%×休んだ分の日数が育児休業給付金として受け取ることができます。計算方法は「賃金日額×支給日数×180日までの67%」となります。181日以降からは50%となるので「賃金日額×支給日数×50%」で求めることができます。

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産休・育休手当の申請手続き

産休手当も育休手当も出産したからと勝手に振り込まれるという訳ではありません。申請の手続きをしなければ受け取ることはできません。産休と育休手当の申請の手続きはそれぞれ異なり、期限にも違いがあります。産休手当と育休手当の申請手続きについてご紹介していきます。

出産手当金の申請方法・期限

出産手当金は、出産するからと自動的に受け取れるものではありません。受け取る手続きをしなければ受け取ることができません。会社側が、出産や有給休暇、退職などに対応しているのかを確認する必要があります。会社が加入している健康保険の期間や産休取得予定から出産手当金がいくらもらえるのかが変わってきます。

確認が終わったら「健康保険出産手当金支給申請書」を用意します。手続きのために必要となる申請書は、社会保険事務所から発行されていますが、ほとんどの会社の総務部などの担当部署に準備してあります。万が一準備されていない場合には自分で準備できます。全国健康保険協会のホームページで準備されているのでダウンロードするという方法もあります。

手続きをするには、申請書にいくつか記載しなくてはいけないことがあります。「本人情報記入欄」「医師・助産婦記入欄」「事業主の証明」などです。自分が記入する欄の他に医師や助産婦記入欄があるため、出産後に記入してもらわなければいけません。そのため、出産し退院した後に提出するか仕事に復帰してから会社へ提出することになります。

ここまでで自分が行う手続きは以上です。会社側は、健康保険出産手当金支給申請書を健康保険組合などに提出し、全ての手続きは完了となります。申請書の手続きは産休が始まる次の日から2年以内に行わなければいけません。申請が完了してから1~2か月ほどで、申請書に記載した口座へ一括で振り込まれます。

育児休業給付金の申請方法・期限

育児休業給付金の申請には、産休手当金の申請とは違って医師や助産師の記入欄がありません。申請するには、「受給資格確認票」と「育児休業基本給付金の申請書」が必要となります。基本的に育児休業給付金の申請は会社が行ってくれますが、会社で手続きができない場合には自分で書類を準備して手続きを行う形になります。

育児休業給付金の申請はすぐに手続きを行う事はできません。出産した日の次の日から56日間は手続きができません。出産して56日が経ってから2か月分の申請が可能となります。申請をすれば基本的に5日以内に指定の講座へ振り込まれます。本人の希望によっては、1ヶ月に1回の申請も可能となります。

育休手当を受け取る期間は延長できる?

育休手当は延長することができますが、延長するには条件に当てはまる必要があります。育休手当はパパも対象となるため、パパとママが育休をずらせば1歳2か月まで延長することが可能です。1歳6ヶ月まで育休は延長することができますが、それには条件に当てはまらなければいけません。

延長の条件は、「配偶者が亡くなってしまったとき」「待機児童問題で保育園に入ることができないとき」などの場合には延長することが可能です。さらに出産した後に8週間が経っていない場合や6週間以内に出産予定がある場合、さらに1歳6ヶ月まで延長しても待機児童問題で保育園に入れることが出来ない場合は2歳まで延長が可能です。

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産休手当と育休手当の違いとは?

産休手当と育休手当はいつもらえるのかと思う人は沢山いますが、受給期間が異なるように条件も違い、その他にも違いがあります。産休手当と育休手当について知らなければ受け取れない可能性もあります。産休手当と育休手当の違いについてご紹介していきます。

対象者の違い

産休手当と育休手当では受け取れる対象者が異なります。育休手当は、出産するママが対象となる手当です。それに対して、育休手当はママだけでなくパパも対象となっています。そのため、育休はママとパパの両方が取得できるため、ずらして取得する方法もできます。

金額の違い

産休手当は、計算方法で求めた1日の支給額を休んだ日数分受け取ることができます。育休手当は、「月給×0.5×休んだ日数」の計算方法で求めた金額が支給されます。産休と育休の休む期間を比べると育休の方が長くなるため、受け取る金額も育休手当の方が高くなります。

申請方法や時期の違い

産休手当も育休手当も手続きが必要となります。産休手当の手続き方法は、「健康保険出産手当金支給申請書」に必要事項を記載します。健康保険出産手当金支給申請書には、自分だけの情報だけでなく医師や助産師の記入欄もあります。そのため、出産の後で医師や助産師に記入してもらってから、会社に提出し、会社が健康保険組合に提出し手続きは完了となります。

その一方で、育休手当の手続き方法は、会社に育休の申込を行い、必要書類に必要事項を記載して提出するだけで手続きは簡単です。産休手当金の手続きは、医師や助産師の記入欄があるため、入院中に記入してもらい、退院した後か仕事に復帰してから会社に提出しましょう。出産手当金は、いつもらえるのかと思う人もいますが、申請手続きから1~2か月で一括で振り込まれます。手続きは2年で時効になるので注意しましょう。

育休手当の手続きは、2か月に1回行わなくていけません。会社が基本的に手続きを行いますが、会社が手続きを行えない場合には自分で行う必要があります。基本的に2ヶ月に1回の手続きと決まっていますが、1ヶ月に1度と希望する場合には、1ヶ月に1度でも手続き可能です。

退職後の受給は可能?

会社を退職することになったとしてももらえるのかと疑問に思う人も沢山います。しかし、育児休業給付金は出産した後も仕事を続けていく意思がある人に対して支払われるものなので、退職した後には受け取ることができなくなります。

税金について

お金を受けとると気になるのが税金と答える人が多いです。しかし、産休手当や育休手当は受け取っても税金や住民税などもかからないので、受給金額を全て受け取ることができます。

産休中・育休中の給料は?

産休と育休は、労働基準法で定められているため、労働者が取得することができる権利です。産休中や育休中に給料はもらえるのかといういう疑問を持っている人もいます。産休中と育休中には基本的には給料は発生しません。そのため、産休手当と育休手当という制度があります。しかし、稀に産休中や育休中でも給料の何割かを出してくれる会社もあります。

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産休・育休手当のまとめ

産休手当と育休手当はいつもらえるのか、受給条件や計算方法、申請手続きについてご紹介してきました。産休手当と育休手当はいつもらえるかというのが、みんなが一番気になっていることです。いつ受給されるのかは産休、育休で大きく異なります。産休手当も育休手当も誰でも受け取れるという訳ではありません。条件に満たしていなければ手当を受ける事ができません。

申請方法もそれぞれ異なり、産休手当は自分の記入欄の他に医師や助産師の記入欄があるため申請も退院してからか仕事に復帰してからの申請となります。育休手当は、2ヶ月に1回の受給となります。しかし、本人の希望により1ヶ月に1回受け取ることも可能です。産休と育休について知らないと損してしまう可能性もあるので、しっかり受け取れるように覚えておくとよいでしょう。

Thumb産休と育休の違いとは?取得できる条件や手続き方法まで解説!

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