iDeCoの所得控除で税金が返ってくる?控除額の計算方法も!

皆さんはiDeCoの所得控除で節税できることを知っていますか?iDeCoは将来の積み立てができるだけでなく、所得控除として税金を抑えることもできます。これからiDeCoの所得控除について解説をします。決して損ではないので、この記事を読んで参考にしてみて下さい。

iDeCoの所得控除で税金が返ってくる?控除額の計算方法も!のイメージ

目次

  1. iDeCoの所得控除について解説!
  2. iDeCoは掛金が全額所得控除になることが最大のメリットである
  3. iDeCoへ加入するとどれくらいの節税効果があるのか?
  4. iDeCoで住民税が節税できる仕組みとは?
  5. iDeCoの掛金で所得控除を適用させる方法を解説!
  6. iDeCoの所得控除についてのまとめ

iDeCoの所得控除について解説!

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皆さんは、iDeCoのメリットを知っていますか?iDeCoに積み立てをすると掛金が、所得控除され税金が節税されます。まだ知らない人は、是非この記事を読んで参考にしてみて下さい。所得控除に適用される方法や控除額の計算方法なども詳しく解説をしていきます。

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iDeCoは掛金が全額所得控除になることが最大のメリットである

iDeCoの所得控除について学ぼう

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iDeCoの最大のメリットは、掛金が全額所得控除になると言うことです。所得控除の制度・所得控除の種類・税金負担額・所得控除の計算の例などについてこれから詳しく解説をしていきます。

所得控除とはどんな制度なのか?

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まずiDeCoの所得控除の制度について見ていきましょう。iDeCoの所得控除の制度とは、毎月金額を決めて定額預金・保険・投資信託などで積み立てをしていきます。そしてその積み立てた金額が、所得控除の対象となると言うことです。将来の資金を貯めながら、節税もすることができる便利で役立つ制度とも言われています。

所得控除の意味とは?

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次に所得控除の意味について確認していきましょう。専業主婦(夫)を扶養する人は、配偶者控除・配偶者特別控除の所得控除を受けて節税することができます。また高校生や大学生の子供を扶養する人は、扶養控除と言う所得控除も受けることができます。それぞれ人により控除できるものに違いがありますので、しっかりと確認して税金対策を考えて下さい。

所得控除の種類とは?

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その他にも所得控除の種類は、たくさんありますので紹介をします。医療費控除・社会保険料控除・生命保険料控除・地震保険料控除・障害者控除・基礎控除・小規模企業共済等掛金控除・雑損控除・勤労学生控除・寄附金控除などがあります。その中でiDeCoの所得控除は、小規模企業共済等掛金控除にあたります。

税金負担額・所得控除の計算の例

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ここで税金負担額と所得控除の計算の例を紹介します。会社員で働く年収600万円のAさんが月々23,000円ずつ拠出して運用したと考えます。Aさんには、専業主婦の妻と子供が一人います。また給与から社会保険料が90万円天引きされます。この例を使って計算をしていきます。結論から言うと収入金額600万円、給与所得控除後の金額426万円、課税される所得金額2,324,000円、所得税の金額13,900円になります。

給与所得控除の注意点とは?

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詳しく解説をしていきます。収入金額とは年収のことです。給与所得控除後の金額については注意点があります。その注意点とは、収入金額に対する給与所得の金額を求める必要があることです。

給与所得控除後の金額の計算方法

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例のように収入金額が600万円だった場合、給与所得控除後の金額は426万円になります。給与収入の金額が360万円以上から660万円までの場合、給与所得控除額が収入金額×20%+54万円の計算になります。つまり600万円から給与所得控除額を引いた金額が426万円と言うことです。この計算は、国税庁のツールで簡単に計算することができます。

課税される所得金額

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課税される所得金額は、またの名を課税総所得とも言われています。課税総所得は、計算した給与所得控除後の金額426万円から所得控除を引いた金額となります。どのような意味なのかと言うとAさんの所得控除の合計金額を計算しておかなければ、課税総所得が算出されないと言うことになるのです。

受けられる所得控除を見てみよう

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ちなみに、Aさんの所得控除となるものは次の通りです。社会保険料控除90万円・配偶者控除38万円・小規模企業共済等掛金控除276,000円・基礎控除38万円となります。社会保険料控除とは、給与から天引きされた1年間の社会保険料のことです。配偶者控除とは、専業主婦の妻を扶養している場合に受けられる控除のことです。

iDeCoの掛金が節税となる

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小規模企業共済等掛金控除とは、iDeCoの1年間の拠出した掛金のことです。基礎控除とは、どのような人にも該当される控除のことです。この全ての所得控除を合わせると1,936,000円になります。そして給与所得控除後の426万円から1,936,000円を引きます。その引いた金額が2,324,000円で課税総所得になります。

所得税の速算表

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所得税の金額は、計算した2,324,000円に対し税金が掛かってくるようになっています。国税庁には所得税の速算表と言うものがあり、その速算表に沿って税金を納めていくことを定めています。Aさんの場合2,324,000円なので速算表で確認すると、195万円以上330万円以下の税金率10%で控除額は97,500円となっています。

所得税の計算方法

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このことから所得税を計算すると次の通りになります。計算式は2,324,000円×10%-95,000円=134,900円です。従って1年間に納める所得税の税金は134,900円になると言うことです。

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iDeCoへ加入するとどれくらいの節税効果があるのか?

iDeCoの掛金や職業別で税金の節税効果を紹介

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先程iDeCoの掛金が節税となるでお話しをしましたが、iDeCoは小規模企業共済等掛金控除として税金を節税することができます。これからiDeCoの掛金や職業別で、税金の節税効果についてまとめたものを紹介していきますので一緒に見ていきましょう。

iDeCoのメリット

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iDeCoの最大メリットは、税金の節税です。iDeCoの掛金が所得控除の対象となり、所得税以外にも住民税の税金まで軽減されます。また運用益にも税金が掛からず非課税となっています。そしてiDeCoには、まだまだ嬉しい特典があります。60歳以降になると、一時金受け取りまたは年金受け取りとしてどちらか選択することができます。

一時金や年金を受け取る時も控除がある

また一時金と年金をどちらか選択した時にも控除されるものがあります。一時金を選択すると「退職所得控除」が適用されます。そして年金を選択すると「公的年金等控除」が適用されます。ここで注意点があります。iDeCo以外に受け取る退職一時金や公的年金などは、合算して計算されることをよく理解しておかなければなりません。

税金の節税効果を掛金・職業別にまとめた結果

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iDeCoの掛金は、月々5,000円以上から1,000円単位で拠出限度額まで自分で指定することができます。また国民年金の区分により、iDeCoの拠出限度額にも異なりがあります。国民年金の区分とiDeCoの掛金について見ていきましょう。詳しくは後でも紹介をしますが、国民年金の区分は大きく3区分に分けられています。

iDeCoのそれぞれの掛金

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その3区分とは、自営業・会社員や公務員・専業主婦などです。自営業のiDeCoの掛金は68,000円、会社員のiDeCoの掛金は12,000円・2万円・23,000円、公務員のiDeCoの掛金は12,000円、専業主婦のiDeCoの掛金は23,000円です。またiDeCoの掛金については注意点がありますので後で詳しく解説をします。

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iDeCoで住民税が節税できる仕組みとは?

iDeCoは住民税も抑えられる

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iDeCoは所得控除を抑えることができるためそれと同様に住民税も抑えられます。住民税は、所得割と均等割を合算して税金の金額を算出します。これから所得割と均等割についてと住民税の計算方法についてを解説していきます。

所得割と均等割とは?

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住民税は、都道府県民税と市区町村民税から成り立っています。この税金は、地域の行政サービスの費用として利用されます。また住民税には、所得割と均等割があります。所得割は前年の所得金額で決定されます。均等割は所得割と違い居住地により一律の金額になっています。

所得割額はどのように計算する?

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均等割額は決まっているので、所得割額のみ計算をします。所得割額の計算方法は、まず前年の課税所得額に10%を掛けます。課税所得額も課税対象となる金額のことなので算出しておかなければなりません。課税所得額の計算方法は、収入額から給与所得控除を差し引き所得額を算出します。

調整控除

そして所得額から自分に適用する所得控除を差し引き課税所得額を算出します。上記が課税所得額の計算方法です。次に前年の課税所得額×10%で算出した金額から調整控除額を差し引きます。以上が所得割額の計算方法になります。尚調整控除は、住民税の人的控除額が所得税の人的控除額より低い金額で設定されています。

人的控除

上記のことから、課税所得額が高くならないように調整するために設けられたのが調整控除です。ちなみに人的控除は、配偶者控除・扶養控除など人で表した控除のことです。また調整控除額は、課税所得額により異なります。課税所得額が200万円以下の場合は、所得税との人的控除額の差の合計額・課税所得額の2つのうち少ない方の金額×5%で適用します。

調整控除は課税所得額で定めれている

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そして課税所得額が200万円以上の場合は、所得税との人的控除額の差の合計額-(課税所得額-200万円)×5%で適用します。また算出した金額が2,500円以下である場合、一律2,500円となりそれ以上低くなりません。

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iDeCoの掛金で所得控除を適用させる方法を解説!

iDeCoの掛金の注意点と所得控除の適用について理解しよう

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税金と節税効果を掛金・職業別にまとめた結果でもお話しをしましたが、職業によって掛金にそれぞれ違いがあります。しかし一年間支出したiDeCoの掛金は所得控除になり、税金の節税になるため決して損にはなりません。これからiDeCoの掛金の注意点と所得控除の適用について解説をしていきますので一緒に見ていきましょう。

個人事業主や自営業の場合

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所得控除を適用させるためには、年末調整・確定申告の手続きを行う必要があります。まず個人事業主・自営業の場合について見ていきましょう。個人事業主・自営業の人は、国民年金の区分で言うと国民年金第1号被保険者の区分になります。月々68,000円で、年間816,000円拠出することができます。ここで注意点があります。

個人事業主や自営業の人はiDeCoが役立つ

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国民年金の付加保険料となる国民年金基金と合算して考えなければなりません。上記で所得控除を適用させるためには年末調整の手続きが必要と伝えていますが、企業に勤めていない個人事業主や自営業の場合は年末調整と言うものがありません。そのため個人事業主や自営業の人は、確定申告でiDeCoの控除を利用していかなければなりません。

確定申告の手続きの方法

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では確定申告の手続きについて解説をしていきます。確定申告は年末調整と同様、所得の税金についての手続きです。確定申告の手続きは、2月16日から3月15日に行います。確定申告の手続きの方法は、まず小規模企業共済等掛金払込証明書を受け取ります。次に書類に記入をします。最後に税務署に提出すると完了です。

会社員や公務員などの場合

次に会社員・公務員の場合について見ていきましょう。会社員・公務員の人は、国民年金の区分で言うと国民年金第2号被保険者の区分になります。会社員の人は月々12,000円・2万円・23,000円で、年間144,000円・24万円・276,000円拠出することができます。ここで注意点があります。

企業年金制度の有無により拠出できる金額が違う

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会社員は企業年金制度の有無によって拠出できる金額に異なります。わからない人は企業の担当の人に確認してみて下さい。公務員の人は月々12,000円で、年間144,000円拠出することができます。

個人払込・事業主払込

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個人払込をしている会社員・公務員の人は、指定している口座のiDeCoの掛金より口座振替で支払いをします。また事業主払込をしている会社員・公務員の人は、事業主口座から口座振替で支払いをします。つまり事業主払込の人は、給与天引きとなっていると言うことです。

個人払込と事業主払込の手続きの注意点

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ここで個人払込と事業主払込の手続きについて注意点があります。個人払込の会社員・公務員の人は年末調整の手続きで控除を受けることになりますが、事業主払込の会社員・公務員の人は企業が手続きを行っているため、個人の手続きは不要になります。

年末調整で所得税を取り戻すこともできる?

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次に年末調整について解説をします。年末調整とは確定申告と同様、税金についての手続きのことです。個人事業主や自営業の人は、年末調整ができないため確定申告を行わなければなりません。会社員・公務員の人は所得税が毎月給与から天引きされます。また所得税を多く支払った時、年末調整で税金が確定されて12月または1月の給与で取り戻せます。

年末調整の手続きの方法

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では年末調整の手続きについて解説をしていきます。まずiDeCoの掛金を拠出されている場合、10月以降に国民年金基金連合会より小規模企業共済等掛金払込証明書が家に郵便で届きますのでその書類を受け取ります。次に書類に記入をします。最後に企業に提出すると完了です。

iDeCoは配偶者控除を受けている人にもメリットがある

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iDeCoは専業主婦・年収103万円の以下に抑えている人にも、とても大きなメリットがあります。103万円以下の年収の人は所得税は課せられません。配偶者控除を受けている家庭は、税金の節税のために年収を103万円以下に抑えてきた人も少なくないと考えられます。しかし、iDeCoに拠出すると掛金が所得控除となります。

130万円以下まで非課税になる

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iDeCoに拠出されていない人は103万円以下までが非課税となりますが、iDeCoに拠出されている人は130万円以下までが非課税となります。また配偶者控除を受けている専業主婦・年収103万円以下の人は、月々23,000円で、年間276,000円拠出することができます。iDeCoは税金を節税することができ、将来の貯金の積み立てにも役立ちます。

iDeCoでの所得控除適用の注意点とは?

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iDeCoの掛金・所得控除の注意点などを解説してきました。iDeCoの掛金は、所得控除にできるメリットがあります。所得控除を受けるためには、年末調整・確定申告の手続きを行う必要があります。iDeCoは企業で働く会社員・公務員でも、個人払込と事業主払込など違いがあります。自分はどの手続きを行うのか、よく理解をして税金を節税して下さい。

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iDeCoの所得控除についてのまとめ

それぞれ職業によりiDeCoの掛金にも金額の違いがあります。iDeCoは所得控除になる大きなメリットがあります決して損にはなりません。注意点として覚えておかなければならないのが、年末調整や確定申告の手続きを行うことです。iDeCoについてしっかりと理解して、税金の節税に役立てて下さい。

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