ウェルスナビで損失が続く場合の対策は?暴落時の対応方法まとめ

ゼロから勉強して投資を始めるのはちょっとハードルが高いと考える人に今ウェルスナビが人気です。しかし投資である以上ウェルスナビでも損失が出ることはあります。ウェルスナビで損失が出てしまった場合に必要な対策から対応方法をまとめました。

ウェルスナビで損失が続く場合の対策は?暴落時の対応方法まとめのイメージ

目次

  1. ウェルスナビとは?
  2. ウェルスナビで損失が続く場合の対策は?
  3. ウェルスナビ暴落時の対応方法
  4. ウェルスナビの運用実績
  5. ウェルスナビはすぐ辞めるともったいない
  6. ウェルスナビのメリット・デメリット
  7. ウェルスナビで損失が続く場合の対策まとめ

ウェルスナビとは?

ウェルスナビ(WealthNavi)とは、AIを使ったロボアドバイザーが代わって投資をしてくれるサービスです。投資に全く経験のない人でも、最初に年齢や収入などいくつかの質問に答えると、リスク許容度を無料で診断し全自動で運用してくれます。運営しているのはウェルスナビ株式会社で、ロボアドバイザーを使った投資運用サービス「ウェルスナビ」をSBI証券、ソニーバンク、住信SBI銀行、イオン銀行などでも提供しています。

ロボアドバイザーを使って資産運用する

ロボアドバイザーとは資産運用のアドバイスや選択をお手伝いしてくれるサービスです。個人にあった投資信託の選定や運用プラン提案、資産運用などを自動でしてくれます。資産を運用したいけどなにから初めていいかわからないという超初心者から、忙しくて投資信託の目論見書を読んでいる暇がない、手間を省きたいという人までそれそれの人に会ったプランで提案・運用してくれます。

ロボアドバイザーはIT技術を使った金融サービスのフィンテックを活用したサービスで、ウェルスナビ以外にも何種類がありますが、ウェルスナビは最初に年齢や年収などを入力すると無料診断でおすすめを提案してくれたり運用をシミュレーションできたりして今人気のサービスです。

投資家は何もしなくていい?

ウェルスナビで投資を始めると、株価や相場の動きが気になりだし、毎日相場を見て一喜一憂してしまうかもしれませんが、基本的にはウェルスナビの場合、何かをする必要はありません。ウェルスナビは短いスパンの投資ではなく、長期的な投資スタイルなので、投資家になったからと言って何かする必要はないのです。忙しい人でも気軽に投資が始められるためのロボアドバイザーです。

どんな投資をしているか?

ウェルスナビはどんな投資をしているのでしょうか。ウェルスナビは、米国株、日本株、ヨーロッパ株、新興国株、アメリカ国債、金、不動産など、ウェルスナビが今後上昇が見込めると判断した投資先に分散してポートフォリオを組み、投資しています。その割合は、人によってどれくらいリスクをとれるかが違うので安定的な分野、高い経済成長が見込める分野、インフレ対策の分野などに細かく分けて投資しています。

初心者の悩みを解決してくれる

そもそもは30代から50代の忙しい世代の将来の資産形成のために、世界の機関投資家や富裕層が行っているような長期的な国際分散投資のポートフォリオを手間なく、それぞれにあわせてカスタマイズしてくれるサービスです。どんな金融商品があり、その特徴は何か、どんな割合でどう選んだらいいのか、初心者がわからない分野を解決してくれるサービスなのです。

ウェルスナビで損失が続く場合の対策は?

便利なウェルスナビですが、投資である以上損失が全く出ないとは言い切れません。株式相場や債券相場、金の価格など世界の市場で投資しているので、下げ相場が続いたり、金融危機になったりすると投資の損失が続くことがあります。慌ててしまってロボアドバイザーって本当に大丈夫なの? と辞めることを考えてしまいがちですが、損失が出ている場合はどうしたらいいのでしょうか。

落ち着くことが大切

まずは落ち着いて深呼吸しましょう。それから上がったり下がったりするのが相場だということを理解しましょう。どんな相場でも永遠に上がり続ける相場はありませんし、いつまでも下がり続けることもありません。初めて損失が出ているのを見て、慌ててパニックを起こすのが一番よくないことです。投資に損失は珍しくないということを思い出しましょう。辞めることはいつでもできます。

損失はよくあること

実はウェルスナビでも一時的な損失は珍しくありません。ウェルスナビは長期的な投資を前提にしているので、相場の細かい上げ下げはノイズととらえています。ウェルスナビを始めたタイミングによっては一時的な下げで損失がでることもあるかもしれませんが、長い目で見ればチャートの上げ下げのなかの一時的な損失であることが多いのです。すぐに辞めることを考えずに長期的な視野で考えましょう。

長期運用のウェルスナビ

ウェルスナビは基本的にはまだ若いときから投資を始める人のための、長期運用を前提に金融工学を駆使してリスクを抑えながらポートフォリオを組んでくれます。「続ける」ことが大切であり、また続けやすいシステムになっています。一時的に損失が出ても辞めるよりは続けているうちに相場環境が改善することはよくあります。ウェルスナビは長期運用を続けて世界経済の成長に乗って利益をあげるという投資スタイルになっています。

ウェルスナビ暴落時の対応方法

とはいえ、相場である以上、リーマンショックなどの暴落は定期的にあるかもしれません。いくら分散投資をしていても、あらゆる金融商品が暴落するような世界的な金融危機の場合にはウェルスナビも巻き込まれて暴落し、損失が出るかもしれません。暴落した場合の対策を考えてみました。

ウェルスナビを解約して他の運用をする

暴落などで損失が出た時に辞めることを考えて、解約しようとするかもしれません。ウェルスナビは解約する場合、全額出金できます。当たり前のようですが、解約時に全額出金できないサービスもあります。ただし、解約した後ほかのロボアドバイザーを見たとしてもやはり損失になっていたかもしれません。

結局のところ、ポートフォリオの割合や細かいサービスは違っても株や債券、国債などの同じような金融商品に投資していることに変わりはないので、世界的な暴落の場合にはほかのサービスでも同じように損失が出てしまうのはロボアドバイザーのデメリットといえます。

自動積立機能の活用

自動積立機能とは、価格の安いときには多く購入し、価格が上がっているときには少なく購入し積み立てるというものです。相場が下がっているときに多く購入しておけば、相場が戻ってきたときから利益が出始め、上がるにつれて利益が増えます。コツコツ積み立てて長期で運用するウェルスナビ本来の投資法といえます。

リスク許容度の変更

損失が出ている場合、ウェルスナビでは一時的にリスク許容度を変更するということもできます。暴落時にはリスク許容度を変更するとうことです。リスク許容度をあげるとハイリスクハイリターンのポートフォリオになり、リスクを低く抑えたい場合にはローリスクローリターン、利益が小さくなる代わりにリスクも低く抑えられます。ローリターンはデメリットでは、と思うかもしれませんが短期間で辞めるよりは有利な投資戦略といえます。

ウェルスナビの運用実績

ここまでで大体ウェルスナビの特徴に触れてきましたが、これまでのウェルスナビの運用実績はどうなっているのでしょうか。フィンテック企業としてのウェルスナビ株式会社は2015年に設立されましたが、ロボアドバイザーのウェルスナビのサービスは2016年にリリースとなっています。実際の運用実績としては3年弱しかないわけですが、これまでの運用実績を見てみましょう。

株式市場に左右される

ウェルスナビは、海外市場に上場しているETFなどで世界の約50カ国、約1万1000銘柄に分散して投資します。ETFとは「上場投資信託(Exchange Traded Funds)」の略で日経平均株価やTOPIXなどの指数に連動した運用をめざした投資信託です。株価以外にも債券、通貨、商品、不動産などに連動した指数もあり、これらのETFに投資することで世界規模での投資ができます。

債券、為替、商品、金などは一見株とは関係なく動きそうですが、株式市場の動きに応じてこれらがヘッジとして買われたり売られたりすることが多いので、結局は株式市場の動きに影響を受けるとみることもできます。これはどこのロボアドバイザーでも分散投資している以上影響を受けるデメリットといえます。

過去の運用実績

ウェルスナビの運用実績を見てみましょう。ウェルスナビの運用実績には円建てとドル建てがあり、当初100万円、さらに毎月3万円ずつ積み立てた場合の5段階のリスク許容度ごとに運用実績がシミュレーションされています。シミュレーションの運用実績は、5段階のリスク許容度に分けられて評価されています。リスク許容度1がローリスクローリターン、リスク許容度5がハイリスクハイリターンとなっています。

2016年1月から2019年2月までの運用実績は、円建ての場合、リスク許容度1が+6.6%のリターン、リスク許容度2が+11.1%、リスク許容度3が+14.1%、リスク許容度4が+17%、リスク許容度5が+18.9%のリターンと、すべてプラスの成績です。ウェルスナビは追加投資や税金対策も含めて自動でしてくれるので、その人ごとに違いが出ますが、推奨ポートフォリオによる1992年からの運用実績シミュレーションも公開されています。

2018年12月の暴落

2018年12月の株式市場の暴落はまだ記憶に新しいですが、ウェルスナビの運用実績はどうだったのでしょうか。2018年12月の株式相場は12月になると同時に急落、いったん持ち直しましたが再び下落し戻り切れずに終了しました。ウェルスナビの運用は12月に自動リバランスが行われて資産配分が調整されました。12月はやはり乱高下したものの、株式相場の上昇に伴い現在は持ち直しています。

長期運用で黒字になる?

ウェルスナビは長期運用で黒字を目指すサービスですが、この場合の長期とは、10年20年30年といった、10年単位の長期間を想定しています。一般的に株式市場は10年ごとに暴落があるなどと言われますが、仮に20年だとすると2回の暴落はむしろ買い場と言えます。また株式だけでなく、債券、金、アメリカ国債などを組み合わせて利益の出そうな金融商品に組み替えて投資していくので長期になるほど利益が出やすいといえます。

ウェルスナビはすぐ辞めるともったいない

世界の富裕層はワールドワイドな視点で子孫の代までを考えて投資します。ウェルスナビの目指す「世界水準の資産運用とリスク管理をすべての人に」という方向性も長期投資で運用実績を上げることを目指しています。短期的な相場の上げ下げで一時的な損失が出て、利益を得る前に辞めるのは手数料だけがかかってもったいないことです。富裕層の投資が途中で辞めることはないのと同じように、ウェルスナビも長期間続けることが前提です。

長期運用が前提のウェルスナビ

ウェルスナビはリリースされたのが2016年ですが、もっと長期で運用していたらどうなるのかというシミュレーションを公開しています。例えば初期投資額を100万円として、毎月3万円ずつ積み立てて運用すると、30年後には元本1,180万円が50%の確率で2,385万円以上になるとのことです。あくまでも確率と表示していますが、これくらいのレベルの運用実績を目指しているのは間違いないといえるでしょう。

損失しても我慢が大事

短期的には損失が出ていても、ウェルスナビ運用上の損失は確定するまでは実際の損失とは言えません。短期間の相場の乱高下などはあまり気にせずに長い目で見たほうがいいこともあります。場当たり的な対策で短期間の売買を繰り返すような投資法よりは、コツコツ積み立てる方が最終的な成績は良くなる可能性のほうが高いといえます。そのためのロボアドバイザーです。

ウェルスナビを辞める理由とは?

長期運用がおすすめのウェルスナビですが、ウェルスナビを途中で辞める理由の一つが、手数料が高く感じるというものがあります。手数料は預かり資産の1%となっています。3000万円を超える部分は0.5%ですが、最近はネット証券の手数料がとても安くなっているのでウェルスナビの手数料1%を高いと感じてしまうのも無理はないところです。運用実績で手数料をカバーできれば問題ありません。

ウェルスナビのメリット・デメリット

ウェルスナビのメリット・デメリットを見ていきます。どんな金融商品でもそうですが、どんなにうまく運用したとしても、ある程度は株式相場や債券相場、金相場の影響を受けますし、投資している以上リスクはつきものです。途中で投資を辞めることも自分の意思で自由です。ウェルスナビを始める場合も、メリット、デメリットをよく理解してから始めることはとても大切です。

メリット①長期的には利益になる可能性が高い

ウェルスナビは長期運用を前提としたロボアドバイザーなので、長く運用していると利益になる確率は高いといえます。自分でいちいち相場状況をチェックして相場に合わせて対策をしなくても自動的にポートフォリオの割合変更などのリバランスも行われるので、ウェルスナビが代わって対策をとってくれるといえます。

メリット②資金の保護制度が別の機関である

預けた投資資金の管理について、ウェルスナビでは資金を分別管理しています。分別管理とは利用者から預かった資金と会社の資金を明確に区分して管理することで、利用者の資産については仮にウェルスナビ株式会社で返済できなくなっても、万が一の場合には上限1000万円まで日本投資者保護基金から補償を受けることができます。

メリット③自分に合った運用ができる

ウェルスナビは最初にウェブサイトで無料診断があり、年齢や年収、現在の金融資産、積立額などに答えていくだけで短時間で診断され、リスク許容度が5段階で示されます。同時に簡単なシミュレーションが示されて納得して始めることができます。この診断のポイントは株価が1カ月で20%下がった場合についての質問です。この答えと年齢、資産などをトータルして分析しリスク許容度を出してくれます。

デメリット①元本割れのリスク

ウェルスナビは元本を保証する金融商品ではありません。長期に運用することでリスクを抑えはするもののあくまでも投資なので、相場が下がった場合、暴落などの場合の元本割れのリスクはあるのがデメリットと言えます。定期預金と普通預金以外のすべての金融商品に元本割れのリスクがあるといっても過言ではありません。ただしウェルスナビは自動でリバランスをしてくれるので自分で対策をとる必要はありません。

デメリット②初期費用に10万円かかる

ウェルスナビの最低投資金額は10万円となっています。WealthNavi  for  ANAの場合には30万円からとなっています。毎月の積み立てをしない設定にしても初期費用として10万円かかることになります。世界の市場に分散投資するスタイルなので、ある程度の金額がないと分散してもあまり意味がないのはデメリットです。とはいえ10万円からでも個人ではできない世界的な分散投資が可能です。

デメリット③長期運用の必要がある

ウェルスナビは気が短い人には向きません。投資対象をグローバルに分散し、安いときに多く購入するという機会の分散、そして長期投資という3つの組み合わせでリスクを抑えてリターンを出すものです。長期運用を前提とした設計になっており、定期的な暴落にもリバランスなどの対策をとるので、途中で辞めるよりはある程度の長期保有のほうが有利になります。これは短期間でお金が必要な人にはデメリットといえるかもしれません。

デメリット④大金を一気に得られない

ウェルスナビは値動きの激しい株や為替を短期間で繰り返し売買するようなものではありません。長期間の運用によってローリスクで収益を積み上げていくことを目的としたものなので、一気に大儲けしようというような人にはデメリットにしかなりませんし向いていません。短い期間で大きな運用益が出るというようなものではありません。途中で辞めることは自由ですが、あくまでも長期投資に向いているものです。

ウェルスナビで損失が続く場合の対策まとめ

ウェルスナビで損失が続いた場合の対策についてまとめてみました。ウェルスナビは基本的には相場の動きに自分で対策などをしなくても投資、運用してくれるロボアドバイザーで、資産配分の見直しも自動でしてくれます。株価や債券価格が下がったら配分を減らして急激な損が出ないように対策してくれるので、忙しい人、長期投資がしたい人には向いているといえます。

Thumbウェルスナビの評判まとめ!運用実績やメリット・デメリットも!

関連するまとめ

関連するキーワード

新着一覧

最近公開されたまとめ