仕手株とは?狙われやすい銘柄の特徴や見分け方・投資の対処方法まで徹底解説!

仕手株とは、投資初心者が絶対に手を出すべきではない銘柄だといわれています。なぜなら、仕手株を注文してしまった場合は、大損する事になるからです。そこで、狙われやすい銘柄の特徴から見分け方、そして投資の対処方法まで徹底解説しています。

仕手株とは?狙われやすい銘柄の特徴や見分け方・投資の対処方法まで徹底解説!のイメージ

目次

  1. 仕手株を勉強して初心者は手を出さないよう気を付けよう
  2. 仕手株とは?手口の流れと値動き
  3. 仕手株の狙われやすい銘柄の特徴や見分け方
  4. 仕手株の株式投資の対処方法・買ってしまった場合は?
  5. 仕手株の過去の有名な事例
  6. 仕手株とは特徴や見分け方まとめ

仕手株を勉強して初心者は手を出さないよう気を付けよう

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仕手株の銘柄は、投資初心者にとって非常に見分けが付きません。なぜなら、仕手筋といった投資のプロ集団が扱っているからです。また仕手筋が使う手口も巧妙で、実例としてとんでもない値動きがあったという事なのです。しかし、一連の手口には重要な選択基準があり、そのおかげで狙われやすい銘柄の特徴も存在しています。そこで、仕手株の仕組みや仕手筋の手口まで解説し、仕手株の対象になりやすい銘柄の特徴まで紹介していきます。

仕手株とは?手口の流れと値動き

仕手株とは?

出典: http://kk-finance007.com

仕手株とは、投資で禁止されている相場操縦の一種なのですが、摘発が厳格ではないという事を逆手に取った投資手法です。つまり、人為的に特定株式の相場へ資金流入を企て、短期間に大きな利益を得る事を目的にして行われます。そこで、仕手筋とは「株式の急落・急騰」が大きな特徴としてありますので、後述で紹介する事例までをしっておき、投資初心者は必ず注意しておかなければならないといえます。

仕手株は人為的に演出した「罠」

出典: https://ja.wikipedia.org

仕手株とは何かという事を解説しましたが、特に株式について知識がない方は「罠」だという事を確実におさえておく必要があります。特定株式の特徴として、急落や急騰がありましたが、株式の投資初心者であれば、一喜一憂するのが想像出来ます。しかし一瞬で株式は急落するという事ですので、手仕舞いの仕方やルールがない場合は対処に間に合わない可能性が高いといえるでしょう。

仕手株の値動きの程度

出典: https://fx-max.net

仕手株は大きな値動きは特徴なのですが、どの程度の値動きになるのかも投資初心者は把握しておくべきでしょう。基本的に仕手株の変動率は「1日に10%以上」の変動率が珍しくない状態ですので、扱いが難しい銘柄になります。後述では、仕手株の狙われやすい銘柄を紹介していますが、狙われやすい銘柄を「仕手系材料」という呼ばれ方をしているという事も、値動きの変動率と伏せて覚えておきましょう。

仕手筋とは?

出典: http://kabufukujinsei.com

仕手株とは相場操縦の一種だと解説していました。どうして値動きを操る事が出来るのか?それは「仕手筋」といった仕手株を専門としたプロ集団がいるからです。そこで、仕手筋の特徴が「資金量が豊富」「投資家心理を読むのに特化している」という事が挙げられます。そして仕手筋は投資で豊富な経験を積んでいますので、マスコミへの情報も流す事ができ、マスコミを利用した値動きの操作も可能です。

仕手株の手口の流れ

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仕手株の手口とは「時価総額の小さい小型株」を買い占める事から始まります。なぜなら、買い占める事によって、銘柄の流通量が少なくなるからです。ここでポイントなのが需要と供給です。需要が高まると当然価格上昇は著しいものになり、実際には価値がない銘柄が「プレミアム化」します。そうすると、短期間で活動するデイトレーダーやスイングトレーダーなどの投機筋は銘柄を次々と購入していくわけです。

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このように実際は価値のない銘柄を、人気銘柄のように演出する事によって利益を出しながら、少しづつ静かに買い占めておいた銘柄を売っていくというのが仕手筋の手口の流れです。もちろん仕手筋は、株式の値動きが急落する頃には株式市場から撤退しているというのが特徴です。

仕手株が急落する理由

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仕手株が急騰する理由は分かりましたが、最終的に仕手筋が手を加えずに急落する理由を知っておかなければなりません。ここで注目する点が仕手株の始めの段階である流通量(需要と供給)だという事です。つまり「需要が増加して値上がりしやすい状態から、仕手筋が売り捌いた分値下がりしやすい状態(供給過剰)」の状態になるのです。そして、ただ価値のない銘柄が仕手筋によって人気化していただけですので、当然株価も急落するという事です。

仕手株とは鉄砲取引という投資手法を使う

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仕手株が、特に値動きしやすい状態になる理由として「鉄砲取引」という手法を仕手筋が使うからです。鉄砲とは、株式を注文しておきながら決済しない行為を、発射後に戻ってこない鉄砲の弾を例えています。具体的には、株式を注文しておき、株式や代金を証券会社に支払わないという事です。もちろん不正行為なのですが、仕手筋は架空名義を用いて、複数の口座から注文を出しているという事なのです。

出典: https://fullinvest.xyz

最終的に値動きのつり上げ後は、信用口座を放置しておき、仕手筋は逃亡している状態になりますので、結果的に証券会社も損失を被るほかなくなるのです。やはり、仕手株の手口を確認すると、仕手筋も非常に危ない橋を渡っている事が分かります。

仕手筋の手口を公開!

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仕手筋の手口には「玉集め」「玉転がし」「ふるい落とし」の3種類あるという事をおさえておきましょう。まず玉集めとは、「静かに少しづつ」という事が特徴で、株価を上げすぎず、そして大きく出来高を増加させないように対象とする銘柄を買い占めていくやり方です。最終的に思惑通りの買い上げが行われた場合は、一気に買い注文を出して価格のつり上げに移ります。

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次に玉転がしという手口ですが、玉転がしとは市場の注目を一気に集めるやり方で、対象銘柄の価格を一気に買い占めます。この手口は玉集めを応用するのですが、玉集めによって集めた銘柄を、わざと売り注文として売り板に並べる事から始まります。そして、この売り注文を自らが買い占めて、実際に人気のある銘柄だと市場関係者に思い込ませるのです。

出典: https://toushi-kyokasho.com

最終的に証券会社の値上がりランキングに対象銘柄がランクインすると、自らの売り注文によって売り板が厚くなるので、出来高も急増するという仕組みです。最後にふるい落としという手口ですが、この手口は投資家を揺さぶり、最終的に売り抜けて利益を確定する事です。特徴として浮動株を仕手筋が多く支配するという事を目的にしています。そして浮動株を活用して、厚い売り板や買い板にぶつける事で投資家の心理を揺さぶります。

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そこでこの投資家心理に揺さぶりをかける事によって株価は下落します。この一連の流れをふるい落としと呼びますが、ふるい落とし完了後に玉転がしで大きな利益を手に入れるのです。つまり、玉落としとふるい落としを使い分ける事によって、個人投資家が高値で買い上げるというになると、最終的に売りぬけているという事です。

仕手株の狙われやすい銘柄の特徴や見分け方

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仕手株の手口の流れを解説しましたが、仕手株とは巧妙な手口になりますので、狙う株式も慎重に投資しなければならないという事が分かります。実際に前述で触れた「仕手系材料」といった仕手株の狙われやすい銘柄というのがありますので、ここでは特徴や見分け方を解説していきます。特に投資初心者は、罠にひっかからないようにあらかじめ対処しておく事が大切です。

安価で値動きしやすい銘柄

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仕手株に必要な材料は、値動きを簡単に操作できるという事です。加えて仕手株の一連の流れで確認した通り、特定の銘柄を買い占めるという事ですから、銘柄価格が安いという事も重要なのです。そこで発行済株数が6,000万株未満の小型株を狙います。当然仕手株では、仕手筋の資金に応じた取引を行わなければならないという事も理由の1つで、投資リスクも考慮した上での選択だという事を把握しておきましょう。

出来高や発行株数が少ない銘柄

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仕手株は流動性が肝心ですので、仕手筋にとって株式の出来高や発行総数も十分な判断基準です。株式の銘柄で価格が安いという事を解説していましたが、この場合も同様に値動きを操作しやすいのです。したがって、仕手株は誰もが知っているような大企業であれば、出来高や発行総数が多いので、対象にはならないという事を覚えておきましょう。

信用取引が可能な銘柄

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実は、投資初心者はあまり認識していない可能性がありますが、現物取引では「空売り規制」が定められています。しかし、信用取引であれば空売り規制がないのです。つまり、空売りでも株を売る事ができるので、価格操作として演出の幅も広がります。また、価格のつり上げも容易にできるというメリットもあります。

業績がよくない銘柄

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初心者は価格の上昇以外に下降にも注意しなければなりません。なぜなら、業績が悪い銘柄であれば、上述で解説した信用売りを呼び込み安いからです。価格上昇と同様の事が言えるのですが、短期間の取引で利益を目論む投機家によって銘柄の下降に乗っかるからです。やはり、この場合も投資初心者は、損切りのルールを持ち合わせていない場合がありますので、一瞬で資金を溶かしてしまう可能性が高いといえるでしょう。

一族企業が多い銘柄

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上述で解説した仕手株の狙われやすい特徴で小型株が挙げられましたが、多少の値動きでも絶対に売らないという株主がいない場合は、仕手筋が困る事になります。もちろん値動きが狙い通りに動いてもらうためです。そこで、絶対に売らない株主は一族企業に多い大株主を活用します。このような傾向を利用する事によって、狙い通りに上昇する事になりますので、一族企業の銘柄も仕掛けの対象となりやすいです。

新興企業など価値判断が難しい銘柄

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上述では、出来高や発行総数など、流動性の観点から大企業は狙われにくいと解説していましたが、新興企業も仕手株の対象となります。新興企業は事業や業績などがある程度情報が公開されているので、仕手株として仕掛けてもすぐにばれてしまいます。そこで、新興企業は情報の公開が不十分で、判断が難しいという事もあり、仕手株として仕掛けてもばれにくいという事なのです。

見分け方は不審な動き

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これまで解説してきたところ、仕手株の対象となった銘柄は、不審な値動きとして特徴があるはずだと考えられます。そこで、仕手株の不審な動きが「特に銘柄が上がる理由もないのに上昇している」「銘柄の出来高は増加しているが理由がない」「急に値上がり率が高くなったが理由はない」という事が挙げられます。このような特徴があれば、投資初心者はもちろんの事、玄人でも手を出してはなりません。

仕手株の株式投資の対処方法・買ってしまった場合は?

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仕手株とは、なかなか巧妙な手口でばれないように活動しますので、上述で解説した特徴を考慮しても、仕手株を買ってしまう可能性が高いでしょう。また、特に投資初心者は銘柄の選択に慣れていないので、仕手株を買う可能性が高いです。そこで、ここでは仕手株を購入してしまった場合の対処方法を解説していきますので、焦らずに対処しましょう。

対処方法はすぐ売ること

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これまでの仕手株を確認してきたところ、どうやら仕手株とは急落・急騰する事が明白なようです。この場合に初心者は損切ルールも設けていない事や、仕手株に掛かる事もないだろうと考えるのが初心者なのです。しかし、仕手株にかかってしまった場合の対処方法は、疑問が生じた時点で、できるだけ早く売って損切する事を徹底するに尽きるでしょう。

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「巧妙な手口でばれないようにする」という事を仕手筋も仕事としているので、投資初心者は仕手株にかかると対処が困難ですが、損切というのは仕手株に限らず、投資をする場合は徹底する必要があるという事を前提にしておく方が賢明だといえるでしょう。

見分けられなければ安い銘柄には手を出さない

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仕手株とはまとめると「ボロ株」だという事です。仕手株の対象として安い銘柄がなりやすいという事ですので、仕手株の見分けられない場合は、安い銘柄には手を出さないという事が好ましいでしょう。一方、仕手株の対象に大企業が対象にはならないという事が重要で、仕手筋もなかなか高い銘柄にはリスクも大きく、資金が足りない可能性が十分にあるという事を覚えておく事が大切です。

新興企業に手を出さない

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新興企業は特に上場したばかりで、価格上昇は確かにあり得ます。しかし、この特徴を仕手筋が活用する場合は、非常に仕手株と判断しづらく、情報の不足によって理由も把握できません。もし仕手株だと気づいていない場合は、その後も仕手株に引っかかる事に繋がります。やはり、理由の特定方法である「情報」が手に入りにくい新興企業は避けるべきでしょう。

株価の上下に一喜一憂せず理由を考える

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初心者は株価の上下に一喜一憂しがちで、感情的になってしまうのが常です。しかし、感情的になるのは、投資の世界では必ずあってはならない事です。また、株式の銘柄は何らかの値動きの理由がありますので、仕手株の特徴「理由もなく人気化した」という事を確実におさえておく事が重要です。もし理由がない場合は、仕手株の可能性が高いと判断すべきでしょう。

仕手株の過去の有名な事例

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仕手株とは本当にあるのか、初心者には曖昧なところがあると想像出来ます。そこで、実際に仕手株の過去の有名な事例によって具体的にしていきましょう。ここでは、実際例をもとに上述で解説した対処方法や仕手株の見分け方を確実にしておく事が大切だといえるでしょう。

一番有名な仕手株銘柄

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仕手株の有名な事例が「ルック」といった銘柄で起こりました。ルックの場合では価格上昇率がとんでもない事になっています。価格として通常の段階で2,000円程なのですが、その後急上昇して10,000円にもなっているのです。この急上昇の期間はたったの1か月で8,000円も値動きがあり、さらにその後一か月で一気に下落して2,000円にまで落ち込んでいるのです。このことから、多くの投資家が仕手筋の思惑通りに判断している事が分かります。

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ここまでの急上昇はなかなか市場ではみられる事がないので、一喜一憂するのも当然だといえるでしょう。しかし、この急上昇は明らかにおかしいので、上述で解説した「理由を考える」という事を徹底しておく事が賢明でしょう。もしこの場合に損切で対処しておかなければ、最低でも1単元(100株)×8,000円=80万円の損失計算になりますので、とんでもない損失を出してしまった人が多いでしょう。

仕手株とは特徴や見分け方まとめ

出典: https://fudousan-kyokasho.com

仕手株とは、仕手筋が巧妙な手口を使って投資しているという事が原因でした。そして仕手株は非常にリスクのあるやり方から一連の流れになるので、仕手筋も慎重に判断しているという事が分かります。やはり、さすがプロ集団ですので、初心者が実際に仕手株に手を出した場合、気付きにくく対処も困難ですので、投資の心構えとして損切の徹底が不可欠だといえるでしょう。もちろん、確実に仕手株の特徴をおさえて投資する事も大切です。

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