消費税の計算方法って簡単なの?求め方や課税率について紹介!

消費税の計算方法が簡単にできれば会計での計算があっという間にできるようになります。消費税の簡単な求め方をまとめました。また法人の消費税課税率や申告の計算方法についてもご紹介しています。法人の消費税の計算方法や申告時の注意点、端数処理についての理解が深まります。

消費税の計算方法って簡単なの?求め方や課税率について紹介!のイメージ

目次

  1. 消費税の計算方法の簡単な求め方を知っておこう
  2. 消費税の計算方法は簡単?求め方を紹介
  3. 消費税の計算方法で課税率は今後どうなる?
  4. 消費税の計算方法で法人の申告の場合
  5. 消費税の計算方法で端数の扱い
  6. 消費税の計算方法の簡単な求め方まとめ

消費税の計算方法の簡単な求め方を知っておこう

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消費税の計算方法の簡単な求め方を知っておけば、買い物をした際、おおよその合計金額を把握しておくことができます。スーパーなどで沢山買い物をしたらレジで支払う金額が意外に多かった、という経験をお持ちの方もいるでしょう。また、特売品だからといって本体価格で合計を計算すると精算時に予算をオーバーしてしまうなどどいうこともあるでしょう。そのような事態をなくすためにここでは消費税の簡単な求め方や計算方法をご紹介します。

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消費税の計算方法は簡単?求め方を紹介

色々な消費税の計算方法

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皆さんは普段消費税の計算をどのようにしていますか?日本では商品を購入したり、あるサービスを受ける際、その対価と別に税金を支払うことが義務付けられています。これが消費税です。現在(2019年2月時点)では課税率8%の消費税を消費者が支払っています。店頭での表示価格が本体価格の場合、これに追加して消費税を支払うことになります。

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店頭での表示価格が本体価格の場合、自分でおおよその消費税を計算して代金を支払う人は多いのではないでしょうか。その際、税抜き価格を元に消費税を求める人も少なくないでしょう。その他にも電卓やエクセルで簡単に消費税を求められる計算方法をご紹介します。

①電卓で税抜き価格から税込み価格

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まずは電卓で消費税抜き価格から消費税税込み価格を求める計算方法について見ていきましょう。おそらくこの方法で消費税を計算する人は多いでしょう。

1000×1.08=1080


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税抜き価格1000円の品物を購入したとします。商品価格は100%ですから小数点を用いて表すと1.00になります。消費税は8%ですから、小数点を用いると0.08と表せます。つまり、消費税は1000×0.08=80円となります。税抜き価格の1000円に消費税80円を足して、合計金額は1000+80=1080(円)という計算式になります。
 

電卓の「%」ボタンを使う計算方法

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さらに簡単な計算方法があります。前述の計算を電卓の「%」(パーセントスタイル)を使って計算してみましょう。税抜き価格に消費税8%を足したものが税込み価格になりますから、計算式は以下のようになります。

1000+8%=1080


電卓での求め方は、1:「1000」を入力します。2:続いて「+」を押します。3:「8」を入力します。4:「%」を押します。5:「=」を押せば「1080」と表示されます。簡単に求められるのでぜひ試してみてください。

電卓の「税込」ボタンを使う計算方法

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もしお使いの電卓に「税込」ボタンが付属していれば、消費税抜き価格を入力して「税込」ボタンを押してみましょう。消費税込価格がいとも簡単にわかります。とても便利な機能ですので、「税込」ボタンがある方はぜひ活用してみてはいかがでしょうか。

②電卓で税込み価格から税抜き価格

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一方、店頭での表示価格が消費税込み価格の場合、消費税抜き価格は一体いくらなのか気になることもあるでしょう。そんな時はどのようにして消費税抜き価格を求めればよいのでしょうか。おそらく皆さんもご存知の、簡単な求め方をご紹介します。

1080÷1.08=1000


おそらく上記のように、消費税込み価格「1080」を消費税込み価格の割合「1.08」で割る方法を用いる方が多いのではないでしょうか。わかりやすく簡単な計算方法です。

電卓で「-8%」を使った求め方

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1080-8%=1000


電卓の「%」ボタンを用いると上記のように計算して消費税抜き価格を簡単に求めることができます。求め方は、1:「1000」と入力します。2:「-」を押します。3:「8」を入力します。4:「%」を押します。5:「=」を押すと消費税抜き価格「1000」が表示されます。簡単ですのでぜひ試してみてください。

電卓の「税抜」ボタンを使う計算方法

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さらに、より簡単な消費税抜き価格の求め方をご紹介します。お使いの電卓に「税抜」ボタンが付属していると、消費税込み価格を入力した後、「税抜」のボタンを押すだけで瞬時に消費税抜き価格を表示してくれます。「税込」ボタン同様、こちらも非常に便利な機能ですのでぜひ役立ててみてはいかがでしょうか。

③電卓で税抜き価格から消費税

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普段あまり消費税を割り出すことはありませんが、ここで消費税の求め方についておさらいしてみましょう。消費税のみを知りたい時は、先ほど消費税込み価格を求めた時と同じ方法で計算することができます。

1000×0.08=80


仮に消費税抜き価格が1000円だったとします。1:「1000」と入力します。2:「×」を押します。3:消費税率「0.08」を入力します。4:最後に「=」を押します。「80円」と求められました。消費税が10%に値上げされた際には消費税の課税率は「0.1」となります。

電卓の「%」ボタンで消費税を求める方法

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電卓の「%」ボタンを使っても消費税を求めることができます。1:消費税抜き価格「1000」を入力します。2:「×」を入力します。3:続いて消費税を入力します。「8」を入力します。4:最後に「%」を押します。これで消費税が「80円」であることがわかります。

④電卓で税込み価格から消費税

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電卓を使って消費税込み価格から消費税を計算するにはどうすればよいのでしょうか。少し面倒になりますが、消費税込み価格を1.08で割ります。これで消費税抜き価格が求められます。そこに消費税率の「0.08」をかけると消費税が計算されます。

1080÷1.08×0.08=80


税込み価格から「%」ボタンで消費税を計算

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上記と同じ方法で今度は電卓の「%」ボタンを使って消費税を計算してみましょう。やり方は同じで、「1.08」を「108%」と置き換え、「0.08」を「8%」に置き換えて計算します。ぜひいろいろな計算方法で消費税を計算してみてはいかがでしょうか。電卓の使い方の幅が広がります。

1.08÷108%×8%=80


⑤エクセルの関数での求め方

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ここからは、エクセルの関数を用いた消費税の求め方をご紹介します。消費税の小数点以下端数を切り捨てる場合は「ROUNDDOWN」を使用します。1:関数を表示するセルを選択します。2:「=ROUNDDOWN()」と入力します。3:()内は計算式「,0」と入力します。4:「Enter」を押すと計算結果が反映されます。以下で消費税込み価格の計算の仕方をご説明します。

⑥エクセルで税抜き価格から税込み価格

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消費税抜き価格1000円の商品の消費税込み価格に求め方についてです。1:セルA3に消費税抜き価格「1000」と入力します。2:消費税込み価格を表示したいセルに=ROUND(A3×1.08,0)と入力します。3:「Enter」を入力すると消費税込み価格が表示されます。

⑦エクセルで税込み価格から税抜き価格

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では、エクセルで消費税込み価格、1080円の商品から消費税抜き価格を割り出してみましょう。計算方法は消費税込み価格を1.08で割ります。エクセル関数は先ほどと同じROUNDDOWNを使用します。1:消費税抜き価格を表示させたいセルを選択します。2:選択したセルに「=ROUNDDOWN(税込み価格が表示されたセル/1.08,0)」と入力します。3:「Enter」を押します。

⑧暗算でおおよその数の求め方

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商品を購入した際、おおよその合計金額を知りたいと思うことはありませんか。例えば、3200円の商品を購入したとしましょう。3000円にかかる消費税は3000×0.08=240円と計算できます。一方、200円の消費税は200×0.08=16円です。3200円にかかる消費税は240+16=256円で商品の合計金額は3456円になります。正確な金額でなくとも3000円の消費税の計算が暗算でできればおおよその数が求められます。

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上記の消費税抜き価格3200円の消費税を別の方法で求めてみましょう。3200円の消費税は3200×0.08で計算できます。「3200」から「00」を取って「0.08」を「8」に置き換えて計算します。つまり計算式は「32×8=256」となり、消費税は256円であることがわかりました。3200+256=3456円となり、消費税込み価格は3456円と計算されます。桁数が大きい場合はこちらの計算方法の方が早くできますので、ぜひ参考にしてみてください。

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消費税の計算方法で課税率は今後どうなる?

税率が10%になるのはいつ?

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2019年10月に消費税の課税率が10%に引き上げられる予定です。現在の8%から10%の増税で私たちの暮らしに影響が出ることは避けられません。しかし、すべての物が一律10%に引き上げられるわけではありません。増税による個人消費の低迷や景気後退を配慮して、飲食料品や新聞代などには軽減税率が適用され消費税が8%に据え置かれます。また、自動車の購入や住宅の購入は納車の時期やローン契約時期をしっかりと確認する必要があります。

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消費税の計算方法で法人の申告の場合

消費税の負担の仕組み

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日本では商品を購入したりサービスを受ける際に対価に追加して税金を支払うことが義務付けられています。国税6.3%、地方税1.7%の合計8%が現在の消費税課税率です。(2019年2月現在)消費税を受けとった事業者は、経費にかかった消費税を差し引いてその差額を国に納めることになっています。

免税となるポイント

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消費税を受け取った事業者が納税義務を免除される場合があります。基準期間の課税売上高が1,000万円以下の場合です。個人事業者の基準期間はその年の前々年が対象になります。一方、法人事業者の基準期間は事業年度の前々事業年度が対象になります。

出典: https://airregi.jp

また、個人事業者が新たに事業を開始した場合は原則免税されます。法人事業者が新たに事業を開始した場合は、事業年度を開始した日の資本金または出資金額が1,000万円未満の場合は免税されます。しかし、1,000万円以上の法人事業者は免税の対象にはなりませんので注意が必要です。

基本的な計算方法

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ここで、法人事業者や個人事業者の基本的な消費税の計算方法を確認します。A.課税期間の課税売上高に8%をかけたものが売り上げにかかった消費税額となります。一方、B.課税期間の課税仕入れ率に8%をかけたものが仕入れにかかった消費税額となります。通常AからBを差し引いたものが納税額となります。

簡易課税制度による計算方法

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次に法人事業者や個人事業者を対象とした簡易課税制度による計算方法を確認します。A.課税期間の課税売上高に8%をかけたものが売り上げにかかった消費税額となります。B.課税期間の課税売上高×8%×みなし仕入れ率を計算します。A-Bが簡易課税制度を用いた納税額となります。なお、簡易課税制度で申告する場合は課税期間を開始する日の前日までに申請しなければなりません。

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簡易課税制度で申告する場合は課税売上高により納税額が決まります。実際に仕入れ等にかかった消費税は無関係ですので、一般的な消費税の計算方法と比べると納税額が大きく異なる場合があります。また、みなし仕入れ率は業種によって異なりますし、課税率が8%から10%に引き上げられた場合を考慮して、どちらで申告するほうがよいのかよく検討する必要があります。

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消費税の計算方法で端数の扱い

端数とは?

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現在の消費税の課税率は8%であるため、消費税を計算する時に1円未満の端数(はすう)がでることがあります。つまり小数点以下の金額のことです。これを消費税の端数と言いますが、1円未満のお金は支払うことができないのでどう処理するかが問題になってきます。消費税の端数の扱いについては法律で定められていません。個人・法人事業者は端数をどのように処理しているのでしょうか。また、消費税申告の際の影響についてもご紹介します。

端数の処理方法

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消費税の端数の処理方法は3つあります。1円未満を切り捨て、切り上げ、四捨五入の3つです。例えば98円の消費税は課税率8%ですと7.84円になります。小数点以下を切り捨てた場合消費税は7円に、切り上げた場合は8円になります。四捨五入しても8円になります。

消費税の端数処理で悩んだら

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消費税の端数処理で悩んだ場合はどうすればよいのでしょうか。消費税の課税率が8%の場合、切り上げや四捨五入してしまうと消費者が1円多く支払うことになり損をすることになります。税抜き価格が同じでも、税込み価格が1円高いとやはり消費者にとっては負担になります。個人事業者や法人事業者は消費者や事業者間のトラブルを回避するために、「端数切捨て」を採用しているところが多いようです。

端数の処理で法人の申告に影響は?

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では、消費税の端数の処理で法人の消費税申告に影響はないのでしょうか。納税額を計算する際は税抜き価格ではなく、消費税課税率8%を乗じた税込み価格で計算するため申告時に影響はありません。税込み価格から税抜き価格を引いたものが標準課税額となります。この標準課税額を元に消費税額を計算します。そこからさらに仕入れ時にかかった消費税を指しい引いたものが納税額になります。このとき100円未満の端数は切り捨てて処理されます。

出典: https://www.intage.co.jp

法人でも個人事業者でも納税額を申告する際は課税売上高をベースに消費税を計算しますので、受け取った消費税額は重要視していません。ただし、事業者は販売価格に課税率8%を追加して消費税を受け取る必要があるので、端数処理は便宜上のものであることがおわかりいただけたでしょう。事業者間では納入価格の取り決めや請求書の発行等の際トラブルになるのを避けるため、双方で端数処理の取り決めがなされることが多いようです。

Thumb消費税の端数は切り捨てと切り上げどっち?処理の計算方法解説!

消費税の計算方法の簡単な求め方まとめ

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消費税の簡単な求め方や法人事業者が消費税の申告を行う際の計算方法などについてご紹介してきました。消費税課税率が8%での計算は端数処理が行われていますが、多くは消費者への便宜を図るためであり、実際に申告する納税額に影響が出ることはありません。消費税の端数処理の多くが切捨てで行われているのは消費者にとって嬉しいことでもあります。消費課税率が上がる前にいくら消費税を払っているのか計算してみるとよいかもしれません。

Thumb消費税の軽減税率とは?対象品目や制度について解りやすく紹介!

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