消費税の免税事業者とは?2年間免除の条件などの基礎知識を解説!

消費税の免税事業者とは会社設立時に大きく関係してくるようです。しかし、消費税の免税事業者には条件がありますので、メリットを享受するためには条件を明確にしておく必要があります。そこで、消費税の免税事業者とは何か理解を深め、2年間免除の条件などまとめています。

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目次

  1. 消費税の免税事業者について解説!
  2. 消費税の免税事業者になる条件とは?
  3. 消費税が資本金基準によって免税にならない場合とは?
  4. 消費税が売上基準によって免税にならない場合とは?
  5. 消費税の免税事業者についてのまとめ

消費税の免税事業者について解説!

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消費税の免税事業者となる場合は様々な条件があります。そして、消費税の免税事業者となった場合は、その後の流れも把握しておく必要があります。そこで、ここでは消費税の免税事業者となる場合の条件から、免除対象期間の流れまでを解説していきます。

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消費税の免税事業者になる条件とは?

消費税の免税事業者とは?

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消費税の免税事業者となる場合には条件が定められているのですが、消費税の免税事業者とはどのような事業者の事を示すのでしょうか。消費税の概要として「消費者が消費税を負担するもの」とされていますが、この場合に間接税として事業者が国に納付する役割を担っているのです。しかし、これから挙げる消費税免税事業者の条件を満たす事によって、消費税納付の免除が可能なのが免税事業者だという事です。

免税事業者の条件判定のポイント

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消費税の免税事業者の条件は一定の判定ポイントがあるという事をおさえておきましょう。そこで条件のポイントとして「資本金の額、課税売上高、給与等支払額、特定期間」だという事です。それでは、ポイントをおさえ、消費税の免税事業者の条件を具体的に解説していきます。

会社設立の資本金が1000万円未満であること

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消費税の免税事業者の条件として資本金を挙げていましたが、会社設立時の資本金が「1,000万円未満」である事が消費税免税事業者の条件です。資本金は事業規模の基準にもなり、資本金の多寡によって大会社や中小会社などと区別されます。そして、会社が円滑に進むよう、運転資金以外で株主が会社に出資した金額も含まれます。また会社設立の運転資金だけではなく、新規事業の立ち上げの際にも資本金として増額する事もあります。

資本金を1,000万円未満に抑える方法

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資本金は会社設立の準備資金だという事になりますので、例えば自己資産が3,000万円あったとしても、一部として999万円を資本金にすることが出来るので、残りの金額は会社への貸付という事で借入金とします。この方法によって資本金を1,000万円未満にする事が可能です。また、資本金とは出資金も含まれると解説していましたが、会社法の規定を活用すると、出資金の半分を資本金にする事が出来るので、資本金を低くする事が可能です。

消費税法の改正に注意

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消費税の免税事業者となる場合は、上述で解説した資本金1,000万円を満たしていれば、2年間の免税という事になっていました。しかし、平成23年に行われた消費税法の改正によって、資本金1,000万円未満で消費税が免除となる期間が、2年間ではなく1期目のみになりました。そこで、2年間の免除となる場合は、新たに条件を満たす必要が生じたという事に注意しておかなければなりません。

消費税が2年間免除となる条件とは?

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消費税の免除が2年間免除となる条件として、上述で解説したポイント「課税売上高・給与支払額」が資本金を除いた内容です。そこで、課税売上高と給与支払額をそれぞれ具体的に解説していきますので、それぞれの金額に注目していきましょう。

2年間免除の条件である「課税売上高」

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まず始めに特定期間で課税売上高が「1,000万円以下」である場合は2期目も免除が出来る条件となります。この場合も消費税事業者の対象条件と同様の金額であるという事に注目しておきましょう。

2年間免除の条件である「給与支払額」

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続いて2年間の免除となる条件が給与支払いなのですが、給与支払額が「1.000万円以下」である必要があります。上述では、課税売上高が2期目も免除できる条件でしたが、この給与支払額の調整によって1,000万円以下に出来る場合もあります。この給与支払いの調整方法では「月末締め、翌月払い」、「給与の一部を下期の賞与にまわす」、「業務委託を活用」によって調整する事が出来るという事を覚えておきましょう。

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消費税が資本金基準によって免税にならない場合とは?

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上述では消費税の免税事業者になる条件を解説していました。そこで、消費税の免税事業者になる場合は「資本金基準」が重要な要素である事が分かりました。そこで、消費税が資本金基準によって免除にならない場合は、具体的にどのような場合なのかをここでは解説していきますので、確実におさえておきましょう。

1000万円以上の資本金や出資の金額

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消費税の免税事業となる条件の1つとして「資本金が1,000万円以下」である事が挙げられました。そこで、免税事業者の条件と同様に資本金や、出資金が1,000万円以上の金額となった場合は消費税が免除にならない場合です。消費税の免除事業者の条件と同様に免除対象の金額には定めがありますので、注意しておく必要があります。

期の途中で1,000万円を超えた場合

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上述では特定期間として解説していましたが、資本金が期の途中で1,000万円を超えた場合は消費税の免除になりません。つまり、会社の設立時で1,000万円未満であっても、2期目に増資して資本金が1,000万円を超えた場合は、2期目から納付する役割を担う必要が生じます。資本金は重要なものになりますが、消費税免除事業者である場合は増資のタイミングに注意しなくてはなりません。

特定新規設立法人に該当する場合

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消費税が免税とならない場合は「特定新規設立法人」に該当する事業者です。特定新規設立法人とは、他の者によって当該新規設立法人の「株式を50%または間接に保有」される場合に該当します。また、当該新規設立法人の当該事業年度の特定期間に課税売上高が5億円を超えている場合も特定新規設立法人と認定されます。新規設立の場合は関係者からも影響があるという事ですので、注意しておく必要があります。

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消費税が売上基準によって免税にならない場合とは?

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消費税の免税事業者になる場合は「課税売上高」が重要な要素である事が分かりました。そこで、消費税が売上基準によって免除にならない場合は、具体的にどのような場合なのかをここでは解説していきますので、確実におさえておきましょう。

特定期間の課税売上高が1000万以上の場合

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まず、消費税の免除となる場合は課税売上高が「1,000万円未満」が条件であったという事がポイントです。そして、この場合は特定期間の課税売上高が「1,000万円以上」である場合は免税にならないという事を明確にしておきましょう。

特定期間とは何か?

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会社設立後で2期目の免税が可能な場合として、特定期間を基にしていましたが、特定期間とは「個人事業主の場合が1月1日~6月30日」、「法人の場合が判定する事業年度の前事業念ぞ開始の日から6か月」を示しているので、上述の解説と同様に特定期間を意識しておく必要があります。

短期事業年度の特例とは?

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上述では課税売上高や給与支払額などの条件を解説していましたが、法人の場合は「1期目の7か月以下」であれば特定期間の条件に該当しないため、課税売上高や給与支払額の条件を満たさなくてもいいのです。そしてこの場合の制度の事を「短期事業年度の特例」といいます。

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具体的に特定期間を基に解説すると、会社設立の時期を調整し、1期目が7か月以下にする事で2期目も消費税が免除されるという事です。しかし、この場合に注意しておく必要があるのは、最高で1年7か月が免除期間であるという事です。

消費税の免税事業者についてのまとめ

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消費税の免税事業者となる場合は「資本金・課税売上高・給与支払額」がキーワードで、金額も一定額の定めがあるという事ですので、比較的に覚えやすい内容である事が分かりました。しかし、消費税の免除事業者となる場合には条件や、免除されない「特定新規設立法人」に該当する場合などを把握しておく必要があるので、会社設立時に個々人の事情を明確にしておき、該当する項目があるのか区別していく事が重要だといえるでしょう。

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