自動車税は月割り出来る?早見表で仕組みや知識などを身に着けよう!

毎月5月になると懐を痛めるのが自動車税です。1か月で数万円、人によっては10万円近い金額の計算であり、家計にとっては痛い支出です。この自動車税という税金が月割りになることがあるのを知っているでしょうか。今回は、自動車税の月割りの知識について紹介します。

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目次

  1. 自動車税の月割りの知識を身につけよう
  2. 自動車税は月割りできる?仕組みや計算方法・還付金も
  3. 自動車税の月割りの早見表
  4. 自動車税の月割りで13年経過した場合
  5. 自動車税の月割りで個人譲渡の注意点
  6. 自動車税の月割りの仕組みや知識まとめ

自動車税の月割りの知識を身につけよう

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毎月5月になると頭と懐を痛めるのが自動車税です。1か月で数万円、人によっては10万円近い金額の計算であり、家計にとっては痛い支出です。この自動車税ですが、月割りになることがあるのを知っているでしょうか。今回は、自動車税の月割りの知識について紹介します。

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自動車税は月割りできる?仕組みや計算方法・還付金も

自動車税とは?

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自動車税の月割りについて説明する前に、基礎知識として、自動車に係る税金の仕組みについて紹介しましょう。自動車には取得時、保有時、走行時の三段階で税金が掛かります。具体的には、取得時には、自動車取得税、消費税が、保有時には、自動車税、軽自動車税、自動車重量税が、走行時には、ガソリン税(揮発油税・地方揮発油税)、軽油引取税、石油ガス税が掛かります。

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そのうち、自動車税は、保有に係る税金として、毎年4月1日時点の車の所有者に対して課せられる税金です。税金を課す主体は都道府県で、主たる定置場が所在する都道府県において、毎年徴収される仕組みです。なお、軽自動車については、市町村が軽自動車税として課すことになりますので、自動車税の対象は軽自動車以外の自動車ということになります。

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なお、本記事は、平成30年度に適用される自動車税制をもとに記載しています。消費税が10%に増税される2019年10月には、自動車取得税が廃止され、自動車取得税のグリーン化機能を維持・強化するため、環境性能課税(環境性能割)が自動車税の取得時に新たに課せられることになっています。

基礎知識:軽自動車税

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軽自動車税は、自動車税同様4月1日時点の軽自動車の所有者に対して課せられる税金です。軽自動車税の対象には、原付バイクや、小型特殊自動車、二輪の小型自動車も含まれます。自動車税と異なる点として、市町村が課税主体であること、金額が自動車税よりも大幅に小さいということが挙げられます。

基礎知識:自動車重量税

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自動車重量税も、自動車(軽自動車を含む)の保有に係る税金です。自動車の重さを基準に税金の額が計算される国の税金です。自動車税と異なるのは、毎年徴収されるのではなく、車の新規登録・新規届出及び継続検査等の場合(すなわち、購入時と車検時)に掛かるという点です。

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このように、自動車を所有する場合には、たくさんの税金が掛かる仕組みになっています。他にも車に係る費用としては、駐車場代金や保険料(自賠責や任意保険)なども必要であり、自動車を持つとコストが掛かることを知識として身につけておきましょう。

自動車税はいつどこで払う?

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自動車税をいつどこで払うかは、5月上旬に都道府県から送付される納税通知書に記載されています。一般的には、当該都道府県内の金融機関等で、5月中に支払えばよいことになっています。

基礎知識:自動車税の納期

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自動車税の納期は、毎年5月中において都道府県が条例で定めるとされています。多くの都道府県では5月末を自動車税の納期限と定めています。5月末日が土日に当たる場合は、その翌月曜日(すなわち6月1日又は2日)が納期限になることもあります。

基礎知識:自動車税を納める都道府県

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どの都道府県に自動車税を納めるかは、主たる定置場が所在する都道府県とされています。車の保有者は、自動車の保管場所を確保しなければならないとされており(警察署に出す車庫証明がコレです)、通常その保管場所が定置場と考えられます。

基礎知識:自動車税の納付場所

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自動車税の支払いは都道府県税事務所から納税通知書が送付されますので、その納税通知書をもって、指定の金融機関等の窓口で支払います。最近では、口座振替やクレジットカード納税、コンビニでの支払なども増えてきていますが、これらの取扱いについては都道府県ごとに異なり一律ではないので、そのような支払が可能かどうかは納税通知書に記載されている問い合わせ先に確認してみるのがよいでしょう。

新車を購入するとき

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毎年4月1日時点の所有者が税金を納めるということであれば、4月1日以降に(例えば5月1日)に自動車を購入すれば、その年は自動車税を納めなくてよいのではないかと考える人がいるかもしれません。しかし、残念ながら、その疑問に対する答えはノーです。

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法律で、「自動車税の賦課期日(=すなわち4月1日)後に納税義務が発生した者には、その発生した月の翌月から、月割をもつて、自動車税を課する」とされています。これにより、年度の途中で自動車を購入しても、月割りの自動車税を負担する必要があることになります。

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新車購入時の場合、自動車税の月割りはその翌月から計算するという仕組みです。購入した月はカウントされません。つまり、3月に購入する場合はその年度は自動車税が掛かりません。また、車の購入(新規登録)はなるべく月始めにして納車を早くしてもらうと、税金上はお得といえます。

中古車として購入するとき

一方、自動車を中古車で購入する場合にも注意が必要です。自動車税は4月1日時点の所有者に課税される仕組みになっています。したがって、4月2日以降に車を中古車で購入したとしても、その年度に自動車税を都道府県に納める必要はありません。(前の所有者が自動車税を全額納めます)

しかし、これでは、前の所有者はほぼ1年間、車を保有していないにも関わらず、自動車税だけを負担することになり公平性に欠けます。したがって、このような場合には、両者の間で、自動車税の額を月割りで清算するのが通常の取引慣行となっています。

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たとえば7月に中古車を購入した場合には、8月~翌年3月までの8月分の自動車税の月割りの額を、売買価格に加えて、中古車販売業者などの前所有者に支払います。このようにすれば、車の保有期間に応じた自動車税を両者が負担したことになり、公平性が保てるからです。

中古車として売却するとき

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中古車として売却する場合の自動車税については、上記の逆のケースです。4月1日に車を所有している限り、その年の自動車税の年額を都道府県に納める必要があります。納税通知書が送られた時点で車を保有していない場合も、自動車税を支払う必要があります。そのため、4月2日以降に車を売却する場合には、車を保有していない期間に相当する自動車税を買い主からもらう必要があります。

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注意を要するのは、所有者が車を手放したとしても都道府県から自動車税の還付を受けることができないということです。あくまで車の売り主と買い主の間で自動車税の額は清算する仕組みですので、注意しましょう。

抹消登録するとき

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自動車を公道で走らせるには登録を行い、車のナンバープレートの交付を受ける必要がありますが、抹消登録を行うと、車を公道で走らせることができなくなります。この抹消登録には、永久抹消登録と一時抹消登録があります。

永久抹消登録とは、文字どおり車の登録を永久に抹消することをいいます。車が壊れて修復できない場合や老朽化などで車を処分する場合など、自動車を解体することを前提とした手続きです。

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永久抹消登録を行うと、自動車税は抹消登録をした月までの額に月割り計算され、翌月以降の自動車税について還付を受けることができます。この点、単に所有者が変わった場合とは取扱いが異なりますので、注意しましょう。

一時抹消登録のとき

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一方、一時抹消登録とは、一時的に登録を抹消するものの、再度申請を行うことで登録を復活させることができる手続きです。永久抹消と異なり、車は物理的には使用可能であるが、事情により公道を走らせない場合に行います。例えば、海外に長期出張するような場合などが考えられます。

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一時抹消登録の場合も、永久抹消登録と同様で、自動車税は抹消した月までの月割り計算となり、翌月以後の自動車税の還付を受けられます。このような知識がないと、車を使用しないにもかかわらず、自動車税をまるまる負担することになります。長期間車を使用しない場合には、面倒でも一時抹消登録の手続きを行うことをおススメします。

自動車税の計算方法

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自動車税の額の計算は、車の種類や用途によって異なります。自動車税は財産税的性格(金を持っている人が税金を払う)と道路損傷負担金的性格(車を走らせる人が道路費用を負担する)を有するとされています。すなわち、高級車や重量の重い車の自動車税の額が大きくなる仕組みになっています。

実際には、自動車税は、車の取引額(購入額)で決めるのではなく、別の基準で年額いくらという形で決めています。この基準は、乗用車、トラック、バスなど車の種類で異なっています。また、自動車税は、車を購入する時点で金額が定まり、毎年特段何かしらの計算を行う必要はありません。法律が変わらない限り、毎年払う自動車税の額は一定です。

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乗用車の場合、総排気量が基準になります。トラックの場合は、最大積載量(2トン以下の場合は、これに乗車定員も基準となる)が、バスの場合は、乗車定員がそれぞれ基準になります。また、同じ区分の種類の自動車でも自家用と営業用では自動車税の額は異なります。(乗用車の場合、営業用は、自家用の概ね3分の1~4分の1程度の額になります。)

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例えば、総排気量が1リットル超1.5リットル以下の自家用乗用車の自動車税は年34,500円、営業用乗用車の自動車税は年8,500円です。また、最大積載量が3トン超4トン以下の自家用トラックの自動車税は年20,500円、営業用トラックの自動車税は年15,000円といった具合です。

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自動車の種類は多く、このような区分が多数に上るので、自動車税の税額が一目でわかる一覧表(早見表)が都道府県税事務所や車のディーラーなどで作成されていることが多い実情です。早見表は、ホームページなどで公開されていたりするので、興味がある人は検索してみるとよいでしょう。

自動車税の月割りの計算

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自動車税の月割りの計算ですが、上記で説明したような年額の自動車税を12で割った数に、該当する月数を乗じた額(100円未満は切り捨て)になります。例えば、総排気量が1.5リットルの自家用乗用車を5月1日に購入した場合は、年額34,500円の10月分を計算し、28,700円の自動車税を納めればよいことになります。

購入翌年度は自動車税が安くなる?

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環境負荷の小さい自動車のみの特典です。排出ガス及び燃費性能の優れた環境負荷の小さい車を優遇する観点から、購入した翌年度の自動車税が概ね75%又は50%軽減されます(自動車税のグリーン化と呼ばれています)

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すなわち、5月に購入した総排気量1.5リットルの自家用乗用車が一定の排ガス規制と燃費基準をクリアしている場合、その翌年度だけ、自動車税の額が減額計算されて、8,600円程度又は17,000円程度になることがあります。(毎年の措置ではないので、勘違いしないようにしましょう!)

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自動車税の月割りの早見表

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以上が自動車税の月割りが発生するケースで、新車購入時及び抹消登録時は法律上必然的に月割りとなり、中古車売買の場合は事実上の月割りとなります。このように、自動車税が月割り計算になるケースは稀ではありませんが、いちいち自動車税の月割りの額を計算するのは面倒であり、実務上は自動車税の月割りの早見表が使用されます。

排気量別の税額早見表

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自動車税は上記のとおり、車種ごと、用途ごとに、排気量なり最大積載量なりを基準にして税額が決まります。自動車税の月割りの早見表は、この年額(12月)を1月~11月まで月割り計算にした表のことです。排気量別の税額早見表は、このうち自家用車についての税額を定めた早見表です。

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自動車税の月割りの早見表は、具体的には、左の欄に、自動車区分として、総排気量1リットル以下から総排気量6リットル超まで0.5リットルずつに記載して、それに対応する年税額(29,500円~111,000円)と、月割りごとの額(11か月~1か月)を各欄に記載しています。

税額が知りたければ税額早見表を

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早見表には、排気量別の自動車税の年額とその月割りごとの額が載っているのは当然として、そのほか、グリーン化で軽減された額(75%又は50%減額された額)や、このあと説明する重課された額(15%程度増えた額)が掲載されていることもあります。

このような早見表があれば、自動車税の金額を知りたいときに、いちいち計算機を出してきて計算する必要がなくなります。自動車税の税額早見表は、各都道府県税事務所のホームページなどに掲載されているので、自動車税の月割りの額などを知りたいときには確認するようにしましょう。

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自動車税の月割りで13年経過した場合

自動車税は購入したときに税額が決まり、グリーン化の特典が受けられる場合の翌年度を除けば、以後は税額は一定だと説明しましたが、実は一つだけ例外があります。それは、ガソリン車の場合、車を13年持ち続けると自動車税の額が上がるということです。

13年経過で自動車税が上がる

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自動車税の財産税的性格を考えれば、長く持ち続ければ自動車税が下がる方だろとツッコミが入りそうなものですが、自動車税は上がります。これは、環境に対する負荷が高まるからという説明がなされているようです。年税額の概ね15%程度が上がるようです。

ディーゼル車は11年重量税は18年で上がる

上記の自動車税の重課措置は、ディーゼル車の場合は13年ではなく、11年を経過すると上がるようになっています。こちらも年税額の概ね15%程度上がります。一方、自動車重量税についても、車齢が経過した車の重課措置が実施されています。ここでは詳述しませんが、エコカー減税対象車かどうか、新車新規登録等から13年あるいは18年経過しているかどうかを基準に、2段階で自動車重量税が上がる仕組みになっています。

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これら重課制度については知識がない人も多く、いきなり納税通知書が送られてきて、税額が上がっていることを知って憤慨される方も多いと聞きます。実際、車を大事に使っている人から、車齢が増えただけで重課されるのは納得がいかないことでしょう。いずれにせよ、車を保有するなら、このような制度になっていることを知識として身につけておく必要があるでしょう。

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自動車税の月割りで個人譲渡の注意点

自動車税をどちらが払うか決めておく

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自動車を中古車販売業者等の専門業者から購入する場合は、それほど心配はいりませんが、個人間で譲渡を行う場合は、自動車税の取扱いについて注意しておく必要があります。上述のとおり、年度途中の売買の場合は、自動車税の還付を受けられませんので、売り主・買い主間で清算する必要があるからです

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この点、自動車税の取り決めを行うことなく売買してしまい、後日、都道府県税事務所に還付できないか問い合わせてみたものの、還付を受けられないことをそのときになって初めて知ったという人もいるかもしれません。しかし、その場合、都道府県税事務所に文句を言っても仕方ありません。

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このような仕組みになっていることを理解し、事前に自動車税をどちらが負担するか取り決めておきましょう。この場合、必ず月割りで負担せよという話ではなりません。自動車税は前所有者が年額まるまる負担する代わりに、前所有者は車を一切クリーニングして引き渡さないなどの合意の仕方もあるでしょう。

特にオークションで4月前後は注意

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最近ではオークションで車を売買することも活発に行われます。4月1日時点で所有者として車の登録名義が終了していれば問題ありませんが、名義変更が間に合わない場合には、自動車税はいったん4月1日時点の登録所有者が納付し、落札者は別途出品者等に必要な額を負担する必要が出てきます。4月前後のオークションでは、自動車税の取扱いについて注意しておく必要があります。

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自動車税の月割りの仕組みや知識まとめ

自動車税の月割りの仕組みや知識について紹介しました。自動車税の基本的な仕組みを理解していれば、どのタイミングで車を手放したり、購入したりするのが適当なのかが分かります。細かな税金の額は早見表を活用するなどして、少しでも自動車税を節税につなげて、気持ちのいいカーライフが送れるようにしましょう。

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