パートの所得税は月給いくらから発生する?計算方法を徹底解説!

現在、パート勤務をしている人の数は1000万人を超えているとされています。また、パート勤務をする際には、所得税の仕組みなど様々な知識を身に付けることが重要となります。今回は、所得税の計算方法や、パートの所得税はいくらから発生するかなどについて紹介していきます。

パートの所得税は月給いくらから発生する?計算方法を徹底解説!のイメージ

目次

  1. パートの所得税は月給いくらからか知っておこう
  2. パートの所得税は月給いくらから発生する?
  3. パートの所得税の計算方法
  4. パートの所得税の計算シミュレーション
  5. パートの所得税が天引きされたら年末調整で返ってくる?
  6. パートの所得税は月給いくらからまとめ

パートの所得税は月給いくらからか知っておこう

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近年では、パートという雇用形態を選んで仕事をする人が増加している傾向にあります。また、さまざまな業種でそのニーズが増加しているため、パートの働き方も多種多様となっています。しかし、パートにおける収入金額によって所得税額や扶養控除などといった優遇制度も大きく異なってきます。今回は、所得税の主な計算方法から、パートの所得税はいくらから発生するかなどについてまとめています。

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パートの所得税は月給いくらから発生する?

パートとは?

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パートとは、契約社員やアルバイトなどといった正規雇用以外の勤務形態で働くことを言います。また、非正規雇用とも呼ばれており、現在では労働者全体のおよそ30%ほどがパートやアルバイトなどの非正規雇用とされているので、パートという雇用形態の存在は、企業の経営や日本経済の維持において欠かせないものとなっています。そのため、所得税の仕組みなどをしっかりと理解することが非常に重要となります。

パートにおける所得税とは?

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所得税とは、収入のある人物に対して定められた割合で課税される税金のことを言います。また、パート勤務をする際にも一定の条件を満たすことで納税の義務が発生するので注意が必要です。パートにおける所得税の主な注意点としては、年間所得金額や月給水準などが挙げられます。特に、年間所得金額の場合は、決められた金額を上回ることでさまざまな控除が受けられなくなる可能性があるので注意してください。

所得税は年収103万円から

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パートにおける所得税は、年収103万円以上から納税の義務が発生する場合が一般的となっています。また、所得税には基礎控除と給与所得控除という制度が存在するため、年間所得金額が103万円を下回る際には課税されないという特徴もあります。そのため、パートという雇用形態で仕事をしている人の多くは、年収103万円以内で収まるように働いているケースが多いとされています。

配偶者控除が拡大されても所得税はかかる

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2017年までは、年間所得金額が103万円を下回っている場合に配偶者控除を受けることが可能となっていましたが、控除制度の改正によって2018年からは、年間所得金額が150万円以下であれば配偶者控除を受けることができるようになりました。しかし、所得税における課税割合や社会保険の制度などは従来のままとなっているため、パート勤務をする際には十分に注意してください。

月収が8万8000円から所得税が

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所得税における納税義務が発生する主な条件として、所得金額が103万円を上回るという条件がありますが、月給が8万8000円を超える際にも所得税がかかってくるケースがあるので注意が必要となってきます。また、週に20時間以上の勤務を行う場合や勤めている会社の規模などによっても所得税の課税対象となる場合があるので、所得税の仕組みを十分に把握しておくことが大切となります。

パートにおける確定申告について

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パート勤務をするケースでは、確定申告の仕組みや方法を把握しておくことが重要となってきます。確定申告とは、1年間の所得金額にかかってくる所得税などの各種税金を納める場面で必要不可欠となってくる申告方法のことを言います。また、確定申告を行う場合には源泉徴収票や各社会保険料の支払いを済ませた証明書類などが必要となってくるので、パート勤務をする際には、事前に準備を整えておくことが大切となります。

パートにおける社会保険について

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パートの所得税が月給いくらから発生するかを計算する際には、パート勤務における社会保険への理解も深めておく必要があります。例えば、パート勤務をしている人の年間所得金額が130万円を上回っているケースでは、世帯主である夫の扶養から外れることになるため、所得税の計算方法もやや異なってくる傾向にあります。また、年金においても同様のことが言えるので、月給などの収入金額に注意してパート勤務をすることが重要となります。

所得税以外で課税の対象となるのは?

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パート勤務の収入にかかってくる所得税を計算する際には、所得税以外で課税の対象となる税金についても知っておく必要があります。所得税以外の主な課税対象としては、住民税などが挙げられます。また、住民税は収入金額に関わらず、所得のある人すべてにかかってくる税金なので、確定申告の際にはその点を十分に考慮して申告を行うことが重要となってきます。

パートにおける住民税とは?

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住民税とは、居住先となる都道府県や市区町村に納める税金のことを言います。パートの住民税における注意点としては、月給などの収入金額に加えて、年末調整をしていない場合にも納税の義務が発生するといった点が挙げられます。また、住民税は均等割という制度を採用しており、1年間の所得金額が93万円を上回ってくると均等割が発生するので注意が必要となります。

パートの所得税と103万円の壁

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パートにおける所得税を計算する際には、103万円の壁というものを理解しておくことがポイントとなってきます。103万円の壁とは、扶養されている人物の年間所得金額が103万円を超えると、所得税の控除や各社会保険の優遇といった恩恵が受けられなくなることを言います。また、月給水準や勤務時間などによっても各制度が受けられないケースがあるため、注意が必要となります。

パートの所得税と106万円の壁

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パートの所得税が月給いくらから発生するかを把握するためには、106万円の壁にも注意する必要があります。106万円の壁とは、被扶養者である夫の扶養に入っている妻が、いくつかの条件を満たした場合に税額控除などのメリットが受けられなくなることを指します。また、パート勤務をしている会社の従業員の数が501人以上の場合も、所得税の計算方法などがやや異なってくるので注意してください。

パートの所得税と130万円の壁

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103万円の壁や106万円の壁と同様に、130万円の壁にも注意する必要があります。130万円の壁とは、扶養されている人の1年間の所得金額が130万円を超えると、自分で健康保険などの各社会保険料を支払う必要が出てくることを言います。近年では、パート勤務をして家計の手助けをすることが一般的となっているため、所得税が月給いくらから発生するかを計算する際には必須となる知識のひとつです。

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パートの所得税の計算方法

パートの所得税の計算方法とは?

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パートの所得税の主な計算方法としては、給与所得や一時所得などといった各種所得を合算した金額からさまざまな所得控除額を差し引いていくといった手順が一般的となっています。また、所得控除額を差し引いた総所得金額に、定められている税率を乗ずることで納税金額が算出されます。しかし、土地などの譲渡における収入などは、合算の対象とならないケースがあるので注意が必要です。

所得税は課税所得に課される

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所得税は課税所得に課されるため、その金額によって計算方法も異なってくる傾向にあります。例えば、課税の対象となる1年間の所得金額が195万円を下回る場合には一律5%の税率がかかってきますが、年収195万円以降は段階的に税率が上がっていき、所得税における最高税率は45%となっています。また、所得金額に比例して控除額も増加するため、自身の月給や年収がいくらなのかをしっかりと把握しておく必要があります。

所得控除の種類

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パートにおける所得控除には、14種類にも及ぶ所得控除が存在しています。代表的な所得控除としては、基礎控除・配偶者控除・扶養控除・社会保険料控除の4種類が挙げられます。また、災害などによって被害を受けた際に適用される雑損控除や、ある一定以上の医療費を支払った際に適用される医療費控除など、さまざまな控除制度が設けられているので、しっかりと知識を身に付けておく必要があります。

基礎控除とは?

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基礎控除とは、所得のある人物すべてに適用される控除制度のことを言います。基礎控除における金額としては、所得税の場合には38万円となっており、住民税の際には33万円が控除される仕組みになっています。また、個人事業主として収入が発生するケースや給与所得者の場合にも同様の控除額が適用されることとなるので、所得税がいくらになるかを計算する際に必須となる知識のひとつです。

配偶者控除とは?

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配偶者控除とは、被扶養者の配偶者となる人物がある一定の条件を満たしている場合に活用することができる控除制度のことを言います。配偶者控除における一般的な控除金額としては、38万円となるケースが多いとされています。しかし、控除の対象となる人の年間所得金額によって、控除額にも違いが生じてくるので注意が必要となります。

扶養控除とは?

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扶養控除とは、所得税の納税義務が発生している人物に扶養する家族がいる際に適用される控除制度のことを言います。例えば、16歳以上の扶養者がいるケースでは控除金額は38万円となり、70歳を上回る扶養者がいる場合には最大で58万円の控除を受けることが可能となってきます。しかし、扶養している人数などによっても控除金額が異なってくるので注意が必要です。

社会保険料控除とは?

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社会保険料控除とは、健康保険や年金などの自身の社会保険料や、配偶者である妻などといった家族の社会保険料を納めた際に利用することが可能となる控除制度のことを言います。社会保険料控除における控除金額としては、1年間に支払った社会保険料の金額や給与などの収入から差し引かれた金額のすべてが控除と対象となるケースが一般的とされているため、自身がいくら支払ったのかを把握しておく必要があります。

給与所得控除の計算式

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給与所得控除とは、1年間における給与などの所得金額から差し引くことが可能となる控除制度のことを言います。給与所得控除の主な計算式としては、収入金額を定められた割合で乗ずるといった方法が挙げられます。また、その割合は収入金額に応じて異なっており、収入金額が180万円を下回る際には一律40%となります。しかし、収入金額の増加によって控除額の割合は低くなる傾向にあるので注意してください。

所得税の計算方法

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所得税の具体的な計算方法としては、10種類に分けられている各所得金額を合計した課税所得金額を算出するといった点が挙げられます。また、算出した課税所得金額から自身に該当する各控除金額を差し引き、その金額に所得税の税率を乗ずることで納税金額が決まることとなります。また、2011年度から復興特別税という制度が導入されているので、計算の際には注意が必要です。

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パートの所得税の計算シミュレーション

年収100万円の手取りは?

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年収100万円の手取りの場合は、所得税や復興特別税などは課税の対象とはなりません。また、世帯主である夫の扶養に入っている際には、健康保険や年金などの社会保険料を支払う必要もありません。しかし、住民税は居住している都道府県や市区町村によって異なってくるため注意が必要です。

年収103万円の手取りは?

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年収100万円のケースと同様に、年収103万円の手取りの場合にも所得税や復興特別税といった税金はかかってきません。また、夫の扶養に入っている際には各社会保険料の支払い義務も発生しないこととなります。しかし、年収が103万円になると住民税の納税義務が生じてくるので注意してください。

年収130万円の手取りは?

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年収130万円の手取りの場合は、所得税額が13500円ほどとなってきます。また、復興特別税を含めるとおよそ13700円となります。しかし、年収130万円のケースでは扶養されている人がある一定の条件を満たすことで各社会保険料を自己負担する必要が出てくるため注意が必要です。

年収150万円の手取りは?

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年収150万円の手取りの際には、所得税額がおよそ23500円となってきます。また、復興特別税を含めると23900円ほどとなります。さらに、54500円ほどの住民税額の納税と各社会保険料を自己負担することが必要となってくるので注意してください。

年収200万円の手取りは?

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年収200万円の手取りのケースでは所得税額が42000円となり、復興特別税を加算すると42800円ほどとなってきます。また、住民税においては90000円を超える納税が必要となり、各社会保険料の支払い金額も大きくなるため、年収増加に比例して負担も増えていく傾向にあります。

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パートの所得税が天引きされたら年末調整で返ってくる?

天引きされる所得税の基準は月給

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天引きされる所得税の基準としては、主に月給となることが一般的なケースとなっています。また、月々の収入がおよそ90000円を上回ると所得税の納税義務が生じて給与から天引きされることとなります。さらに、扶養控除などに関する各申告を行っていない際には、約3%ほどの所得税額が天引きされるので注意してください。

103万円以下なら年末調整で返ってくる

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パートの所得税の天引きにおいて、年間所得金額が103万円以下の場合には年末調整で返ってくることが一般的となります。また、所得税の天引きにおける年末調整は収入金額が確定する年末に行われる制度なので、天引きの際にはしっかりとその仕組みを理解しておくことが重要となってきます。

職場で年末調整がない場合自分で確定申告を

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所得税の天引きにおいて、職場で年末調整がない場合には自身で確定申告をすることが必須となってきます。また、確定申告を行う際には所得税から天引きした金額も把握しておくことが肝心です。そのため、事前に確定申告の方法や所得税の天引きなどといった知識を身に付けておく必要があります。

2か所以上掛け持ちの場合は原則確定申告を

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所得税の天引きの際には、パートを2つ以上掛け持ちするケースも十分に考慮する必要があります。パートを掛け持ちする場合も、通常と同様に所得税の天引き金額をしっかりと把握することが大切です。また、確定申告を行う場合、所得税の天引きは月々の給料がいくらから発生するかという点も重要なポイントとなってきます。

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パートの所得税は月給いくらからまとめ

所得税の主な計算方法から、パートにおける所得税はいくらから発生するかなどについて紹介してきました。いかがでしたでしょうか?近年では、さまざまな企業がパートやアルバイトなどを求めてる傾向にあるため、パートの働き方も多岐にわたる方法が可能となっています。また、数多くの控除制度を活用するには、普段からの知識向上が重要となります。今回紹介したパートにおける所得税の情報などを参考に、正しい知識を身に付けてください。

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