お願いしたい時に敬語で言う方法!ビジネスでの使い方や言い換えなども解説!

あなたは、お願いしたい事を正しい敬語で伝える事が出来るでしょうか?日常的に、人に何かをお願いしたいことはよくあります。ただ、その敬語の使い方に自信がない方もいるのではないでしょうか。そこで、「お願いしたい」を敬語で言う方法や例文をまとめてみました。

お願いしたい時に敬語で言う方法!ビジネスでの使い方や言い換えなども解説!のイメージ

目次

  1. 「お願いしたい」の敬語表現とは?ビジネスでの使い方を解説!
  2. 「お願いしたい」という言葉の敬語での使い方とは?
  3. 「お願いしたい」という言葉をビジネスで使う場合は?
  4. 「お願いしたい」の謙譲語「お願いしたく存じます」の使い方のポイント
  5. 「お願いしたい」の言い換えの敬語表現とは?
  6. 「お願いしたい」の敬語表現を理解して正しく使おう!

「お願いしたい」の敬語表現とは?ビジネスでの使い方を解説!

人に何かを「お願いしたい」「頼みたい」ことができた時、あなたはどのようにお願いしたい気持ちを伝えていますか?プライベートで親しい間柄の人になら、「お願いね」「よろしく」などのフランクな言葉でも良いかもしれませんが、ビジネスシーンでそのような言葉の使い方は、まずあり得ません。ここでは、ビジネスで「お願いしたい」を伝える敬語の使い方や言い換え方、メールでの例文などを解説していきます。

「お願いしたい」という言葉の敬語での使い方とは?

まずは「お願いしたい」という言葉を、敬語で表現する場合の使い方から解説していきます。敬語をビジネスシーンで使うなら、ただ丁寧に言い換えれば良い、という訳でもありません。敬語には種類があり、使い方を間違えると、社会人として恥をかく場合もあります。そうならないためにも、ここでしっかり正しい敬語の使い方をマスターしておきましょう。

敬語のおさらい

敬語には、大きく分けて「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」の3つの種類があります。はるか遠い昔、国語の授業で習った記憶があるかと思いますが、その区別がつけられないでいる方も少なくありません。また、社会人であっても、敬語はとても色んなパターンがあるので、完璧にマスターするのは難しいかもしれません。ここからは、敬語のおさらいとして、改めてそれぞれの意味と使い分け方を簡単に解説していきます。

3つの敬語の意味と使い分け方:尊敬語

まず尊敬語は、上司や目上の人の行動を敬う時に使う敬語です。例えば「召し上がる」とか「ご覧になる」のように、相手がする行動の動詞に対して使う敬語になります。また、「いらっしゃる」「~される」のように、動詞の後に相手を敬うような言葉に言い換える事もあります。尊敬語は、本来の動詞とは全く違う言葉に表現する事もあり、使い方が難しい敬語でもあります。

3つの敬語の意味と使い分け方:謙譲語

謙譲語は、自分の行動を謙って言う時に使う敬語です。例えば「~いただく」のように、相手を見上げた言い方をしたり、「拝見する」「参る」のように、尊敬語と同様に本来の言葉とは違う言葉に言い換えるものも多くあります。また、自分のことを「弊社」「私ども」と表現するのも謙譲語です。ビジネスの現場では、上司や取引先に対してよく使う謙譲語ですが、咄嗟に出て来ない場合もあるので、常日頃から敬語の使い方を意識しておきましょう。

3つの敬語の意味と使い分け方:丁寧語

丁寧語は、文末を「です」「ます」で表現する敬語です。この敬語は、相手との関係性は問わず、丁寧な表現をしたい場合に使うので、日常的に一番よく使われる敬語と言えます。もっと丁寧な表現にしたい場合には「ございます」とします。他には、名詞の前に「お」や「ご」を付けるのが一般的ですが、これは「美化語」と言います。「お茶」「ご本」のように、名詞を丁寧に言う表現方法です。

「お願いしたいです」は丁寧語

このような事から考えると、「お願いしたいです」は「願いたい」を丁寧語に言い換えている敬語と言えます。「お願い」は美化語で、文末を「です」と丁寧な表現にしている敬語です。ただ、「お願いしたいです」は単なる丁寧語なので、ビジネスシーンではストレートにこのような表現をすることはまずありません。

ビジネスシーンで「お願いしたいです」はNG

いくら敬語だからと言って、ビジネスシーンでこのまま「お願いしたいです」と言ってしまうのは、社会人として評価を下げる原因になります。ビジネスにおいては、丁寧語であることはもちろん、尊敬語や謙譲語を組み合わせて敬語を使うのが常識です。難しい、と感じるかもしれませんが、パターンを身につけると自然に使えるようになりますので安心して下さい。

「お願いしたい」という言葉をビジネスで使う場合は?

出典: https://biz.trans-suite.jp

「お願いしたい」と言うことは、こちらの要求を表しています。「~して下さい」のような命令という訳ではなく、こちらの要求を踏まえて、相手に「Yes」か「No」の返事を求める、打診のような表現です。相手の気持ちが分からないまま、一方的にお願いをするのは気を遣うものです。特にビジネスシーンでは、失礼がないように気を配る必要があります。ここからは、ビジネスにおける「お願いしたい」場合の敬語の使い方を解説していきます。

「お願いしたい」が意図することを明確に

一言で「お願いしたい」と言っても、その言葉の意図は実に様々です。例えば、「確認して欲しい」「返事が欲しい」「引き受けて欲しい」「教えて欲しい」など、ただ単に「お願いしたい」と伝えるだけでは、こちらの意図と食い違うケースがあります。ビジネスの場においては、そのような食い違いを避けるためにも、具体的に分かりやすく、しかも丁寧にお願いしたい事を伝えることが大切です。

上司や目上の人への「お願いしたい」の使い方

上司や目上の人へお願いしたい事がある場合は、尊敬語と謙譲語を組み合わせて、より丁寧や敬語を使うように心掛けます。例文としては「この書類をご確認お願い致します」あるいは「お願い申し上げます」とシンプルに伝えて問題ありません。他の例文として「お手数ですが、この書類をご確認頂けないでしょうか」などのように、「お願いしたい」と直接言葉にしなくても意味が通じる言葉に言い換えても良いでしょう。

また「お手数ですが」とクッション言葉を入れる事によって、より丁寧な印象を与えます。さらに「頂けないでしょうか」と謙譲語を使い、相手の意向を伺うことで、相手に対する敬意が伝わります。このように、上司や目上の人には特に、クッション言葉と謙譲語を組み合わせて、失礼がないような敬語を使いましょう。

メールでの「お願いしたい」の使い方

お願いしたい事をメールで知らせる事はよくあります。一昔前までは、仕事の用件をメールで済ませる、なんてことは失礼な印象を持つ人も多かったと思いますが、ここ最近では、ビジネスの現場であっても、メールだけで用件を済ませることが多くなってきました。当然、ビジネスメールの中で、お願いしたいことを伝える事もありますので、ここからはメールでの「お願いしたい」の使い方を解説していきます。

メールでお願いしたいことを伝える時には、口頭で言うより少し工夫が必要です。相手がどんな立場の人であろうとも、「お願いしたいです」とそのまま伝えるのは幼稚過ぎです。メールでは、こちらの顔や表情が見えませんし、声のトーンや言い方でニュアンスを伝える事も出来ません。「お願いしたいです」とそのまま書いてしまうと、少々強引な印象も与えますので、いくら敬語でも避けた方が良いでしょう。

メールで「お願いしたい」と伝える敬語の例文

メールで「お願いしたい」と伝える場合の例文は、「お願いしてもよろしいでしょうか?」や「お願い出来たらと思いますが、いかがでしょうか?」のように、相手の意向を伺うような丁寧な敬語に言い換えた方が好ましいです。また、「お忙しいのは重々承知しておりますが」などと、相手を敬い謙るような表現にすることで相手に誠意が伝わります。

「お願いしたいです」は避けたい敬語

このように、「お願いしたいです」とストレートに表現するのは、幼稚さや強引さが出てしまうので、相手を不快にさせてしまう可能性があります。そのため、特にメールでは避けた方が良い表現と言えます。そこで、「お願いしたい」をメールでも使える敬語表現する場合の例文をいくつかご紹介します。

「お願いしたい」を敬語表現する場合の例文

例えば、明日の午前中に返事をくれるようにお願いしたい場合の例文は「明日の午前中にお返事を頂きたいのですが、ご都合はいかがでしょうか?」と、まず相手の都合を聞くような表現にします。他には、結婚式の乾杯の挨拶をお願いしたい場合の例文をあげると「結婚式の乾杯の挨拶を是非お願いしたいのですが、お引き受けいただけますでしょうか?」と、こちらの強い希望を添えて、相手を引き立てた上でお伺いを立てる様な表現も良いでしょう。

「お願いしたい」の謙譲語「お願いしたく存じます」の使い方のポイント

「お願いしたい」を謙って使う場合には、「お願いしたく存じます」と言い換えて使うことがあります。普段の生活の中で、このような謙譲語は馴染みが薄いと感じるかもしれませんが、シーンによっては、このような敬語を使う方がふさわしいケースがあります。そこで、「お願いしたく存じます」の使い方のポイントや例文をご紹介します。

「お願いしたく存じます」は目上の人へふさわしい敬語

「お願いしたく存じます」は、「お願いしたいと思います」の謙譲語なので、主に目上の人に使う場合にふさわしい敬語です。逆に、同僚や親しい間柄の人に「お願いしたいと存じます」というのは、丁寧過ぎて正しい使い方とは言えません。親しい人になら「お願いしたいと思います」や「お願いします」などの丁寧語で充分です。

出典: https://biz.trans-suite.jp

「お願いしたく存じます」の言葉の中には、「お願いしたい」という意味の他にも、「どうぞよろしくお願いします」というニュアンスを込めて使う場合が多いです。ですので、「お願いしたいので、どうぞよろしくお願いします」と目上の人に伝えたい場合にも、「お願いしたく存じます」だけでも失礼にはならず、問題ありません。もちろん、「どうぞよろしくお願いします」と加えると、より丁寧さが伝わります。

「お願いしたく存じます」を言い換えた敬語は?

「お願いしたく存じます」は謙譲語で、目上の人に謙った言い方をする時の敬語ですが、他の敬語に言い換える事も出来ます。例えば「お願い致します」という敬語はよく使うと思います。この場合の「致します」も謙譲語なので、目上の人に使って差支えない敬語です。「存じます」より、やや軽めの印象を受けますが、敬語の意味は同じなので、相手との関係性やお願いする内容によって使い分けましょう。

他に「お願い申し上げます」と言い換える事もあります。「申し上げます」も謙譲語なので、敬語の種類で言うと「お願いしたく存じます」と同じ意味を持ちます。「致します」より丁寧な表現ですが、「存じます」より軽めな言い方です。このような微妙なニュアンスから言うと、「お願いしたく存じます」は「お願いしたい」ことを表現する最上級の敬語だと言えます。

「お願いしたく存じます」のメールでの例文

「お願いしたく存じます」をメールで送る時の例文をご紹介します。先にも書きましたが、メールではこちらの顔や声でニュアンスを伝える事が出来ないので、口頭で言うより、丁寧語や謙譲語を組み合わせて、より丁寧な文章で伝える必要があります。

「お忙しい中、大変お手数をお掛けしますが、何卒お願いしたく存じます。」のように、クッション言葉や丁寧語を踏まえて文章を書くのが良いでしょう。「お願いしたく存じます」は、謙譲語ではありますが、その言葉の意味はこちらからの要望に変わりはありません。忙しい中手間を掛けてしまって申し訳ない、と言う気持ちを込めて、丁寧にお願いするのが社会人としてのマナーです。

Thumb「お願いしたく存じます」の敬語表現や意味とは?使い方・言い換え方も

「お願いしたい」の言い換えの敬語表現とは?

「お願いしたい」は、いくつもの敬語に言い換える事が出来ます。むしろ、言い換えた方が相手にとって受け入れやすく、その後の交渉が上手くいくパターンもあります。逆に、相手によって使わない方が良い表現もあります。ここでは、例文を踏まえて、「お願いしたい」の言い換えの敬語表現について解説していきます。

お願いできますか

「お願いできますか?」は、こちらのお願いしたい気持ちが強く表された表現です。例えば「この書類を明日までに確認お願いできますか?」のように、「お願いしたい」と言うより「お願いします」と要望しているように取れます。そのため、上司や目上の人に使うのは、あまりお勧めできない表現と言えます。

○○していただくことは可能でしょうか

「お願いしたい」ことを「○○していただくことは可能でしょうか?」と相手に出来るかどうかの質問に言い換えることができます。例えば「明日までにこの書類を確認していただくことは可能でしょうか?」のように使います。敬語の使い方としては間違いではないのですが、言い方によっては威圧感を与えるかもしれません。そのような印象を避けるために、目上の人やお客様に使う場合は他の表現にした方が良いでしょう。

ご対応いただけますでしょうか

「ご対応いただけますでしょうか?」は、「お願いしたい」を丁寧語と謙譲語を組み合わせて言い換えた、非常に丁寧な表現です。例文としては「この書類のご確認を、明日までにご対応いただけますでしょうか?」のように使います。このような表現であれば、こちらからの要望と言うより、相手の都合を優先しているように感じますので、上司や目上の人に対しても使うことが出来ます。

○○していただけないでしょうか

「○○していただけないでしょうか?」は、「お願いしたい」ことをより強く要望する表現です。「明日中にこの書類を確認して頂けないでしょうか?」と相手の都合を尋ねているように聞こえますが、ニュアンスとしては「確認してください」という意味合いが表れています。敬語の使い方としては正しいのですが、目上の人やお客様には他の表現をした方が無難です。

上司や目上の人に最もふさわしい「お願いしたい」の言い換え

「お願いできますか?」や「○○していただくことは可能でしょうか?」、「○○していただけないでしょうか?」という表現は、上司や目上の人にはあまりふさわしくない使い方だと先ほどお伝えしました。その理由は、それら全てに共通して「要望」のニュアンスが強いからです。丁寧に表現しているものの、押し付け感が表れているので、目上の人には不向きです。それよりも、上司や目上の人にふさわしい言い方に換えた表現があります。

○○していただければ幸いに存じます。

それは「○○していただければ幸いに存じます」という表現です。この言葉は「いただければ」「存じます」と謙譲語が多く含まれており、「あなたが○○してくれたら私は嬉しい」という、非常に奥ゆかしいイメージが伝わります。そのため、前に述べたような自分の要望が先に立つ表現に比べると、相手の意向を優先させているように受け取れるため、目上の人に使う最適な敬語と言えます。

「お願いしたい」の敬語表現を理解して正しく使おう!

「お願いしたい」の敬語表現の仕方や例文、言い換え言葉などをまとめましたが、いかがでしたか?「お願いしたい」ことを伝えるための敬語や言い換え方は幾通りもあり、言い回しによって相手に与える印象は大きく違ってきます。相手に失礼がない様に、また、その後のコミュニケーションを円滑にするためにも、それぞれの言葉の意味を理解し、使い分けていきましょう。

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