遺族年金の金額で妻と夫の違いとは?仕組みや受給額などについてまとめ!

配偶者が亡くなると、遺族年金が支給され、若い時から遺族年金の仕組みを知っておく必要があります。配偶者が亡くなった場合、妻と夫で支給される遺族年金の金額に違いはあるのでしょうか。そこで、遺族年金の金額で妻と夫の違い・仕組み・受給額をまとめました。

遺族年金の金額で妻と夫の違いとは?仕組みや受給額などについてまとめ!のイメージ

目次

  1. 遺族年金とは?仕組みを紹介!
  2. 遺族年金の金額で妻と夫の違いは?
  3. 遺族年金を妻がもらう場合の受給額は?
  4. 遺族年金だけでは老後が不安!生活は可能?
  5. 遺族年金の金額や妻と夫の違いについてまとめ

遺族年金とは?仕組みを紹介!

遺族年金について

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一家の大黒柱である夫を亡くした妻は、経済的に不安な状態になります。子供がいれば、さらに不安感が強くなります。また夫婦で年金暮らしの場合、夫に先立たれたら妻の年金はいくら減らされるのか不安になります。遺族年金とは、どのような仕組みがあるのか知っておきましょう。遺族年金とは、公的年金の一つになります。

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遺族年金とは、被保険者が亡くなった時に遺族に対して支払われる年金の事を言います。遺族年金には、遺族基礎年金と遺族厚生年金があります。遺族基礎年金と遺族厚生年金の仕組みは、どのようになっているのか知っておきましょう。

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また遺族年金には、受給条件があります。受給条件が合わないと、遺族であっても遺族年金を受け取る事が出来ないようになっています。そして被保険者によって、遺族がもらえる遺族年金の金額が違ってきます。遺族年金の分からない点について、知っておきましょう。

遺族基礎年金と遺族厚生年金の違い

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遺族基礎年金と遺族厚生年金の仕の違いを知っておきましょう。遺族基礎年金とは、国民年金の被保険者が亡くなった場合や老齢基礎年金を受給している人が亡くなった場合、遺族に支給されます。遺族厚生年金とは、厚生年金に加入している公務員や会社員が対象です。公務員や会社員が亡くなった場合、遺族に遺族厚生年金が支給されます。

遺族年金の仕組み

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遺族年金の仕組みは、どうなっているのでしょうか。遺族年金の仕組みを知っておきましょう。亡くなった配偶者が国民年金加入の場合は、遺族基礎年金・寡婦年金・死亡一時金があります。亡くなった配偶者が厚生年金加入の場合は、遺族厚生年金になります。

遺族年金の受給の条件

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国民年金や厚生年金に加入している家族が亡くなったからといって、だれでも遺族年金がもらえるわけではありません。遺族年金を受給するには、条件があります。遺族年金の受給の条件を知っておきましょう。

遺族基礎年金の場合!妻の受給条件

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遺族基礎年金の場合です。被保険者が国民年金加入・日本国内に住んでいる・60才から65才未満・老齢基礎年金を受給している・老齢基礎年金の受給資格期間を満たしているうちの一つでも該当する必要があります。

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さらに条件に該当する被保険者が国民年金を支払っている事です。国民年金を支払っていたと認められる条件を知っておきましょう。被保険者の国民年金支払いの条件は、「死亡日の2か月前まで、保険料納付期間と保険料免除期間の合計が3分の2以上ある事」か「死亡日の2か月前まで保険料を1年間滞納していない事」になります。

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遺族基礎年金の受給条件は、被保険者に生計を維持されていた子供のいる配偶者や子供になります。生計を維持されていた証明をしないと、遺族基礎年金を受給する事が出来ません。被保険者の1年前の収入が850万円未満か所得が655万5000円未満になります。

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子供の年齢にも、条件があります。受給対象の子供の年齢は、18才になった年度の3月31日を過ぎていない事です。つまり18才とは、高校3年生の3月31日になります。そして年金の障害等級1級や2級の20才未満の子供も受給対象になります。

遺族厚生年金の場合!妻の受給条件

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被保険者が厚生年金に加入している・厚生年金加入中に初診の時の病気やケガが原因で初診の日から5年以内に亡くなった場合・障害厚生年金の1級か2級を受給・老齢厚生年金を受給・老齢厚生年金の受給資格期間である内一つあれば、条件の対象になります。そして対象の被保険者が、保険料を支払っている事が必要です。

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保険料を支払っていると該当されるのは、被保険者の保険料の納付期間が国民年金加入期間の3分の2以上である事や被保険者が65才未満の場合、亡くなった日の2か月前までの1年間保険料を支払っていた事になります。遺族の受給条件は、亡くなった人に生計を維持された配偶者または子供・父母・孫・祖父母になります。

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遺族厚生年金の場合、子供のいない配偶者も受給されます。しかし受給するには、条件があります。配偶者が55才未満の夫であれば、受給されません。30才未満の妻であれば、5年間しか遺族厚生年金を受給する事が出来ないのです。

Thumb遺族年金の正しい手続き方法とは?年金の支給停止など基礎知識まとめ!

遺族年金の金額で妻と夫の違いは?

夫の死後に妻が受け取れる遺族年金とは

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妻が受け取る遺族年金の受給額は、いくらくらいになるのでしょうか。夫が自営業であるか会社員であるか以外に、妻の受け取る遺族年金の受給額が違う場合があります。その事をまず知っておきましょう。夫が老齢年金をもらっていた場合・18才未満の子供がいる場合・子供がいない場合等、立場が違うと妻の遺族年金の受給額が違ってきます。

遺族年金の仕組み!中高齢寡婦加算

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中高齢寡婦加算というのがあります。中高齢寡婦加算とは、どのような仕組みになっているのでしょうか。中高寡婦加算とは、妻が遺族厚生年金を受給する時の制度です。この中高齢寡婦加算には、条件があります。条件に該当しないと受給されません。

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中高齢寡婦加算の条件は、夫が亡くなった時の年齢が40才以上から65才未満である事と18才になった年度までの子供や20才未満で障害等級1級か2級の子供がいない事です。そして遺族基礎年金の受給資格がなくなった妻も、中高齢寡婦加算の対象になります。中高齢加算が対象になった妻には、40才から65才の年金に中高齢寡婦加算の金額が加算されます。

妻がもらえる中高齢寡婦加算の金額

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中高齢寡婦加算の金額は、1年間で58万4500円になります。妻を亡くした男性には、中高齢寡婦加算の仕組みはありません。遺族基礎年金の受給資格がなくなったら、妻のように中高齢寡婦加算をもらえないのです。

遺族年金の仕組み!寡婦年金

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寡婦年金というのがあります。寡婦年金とは、どういった仕組みがあるのでしょうか。寡婦年金とは、自営業をしている夫の死後に子供のいない妻が受給する事が出来る年金の事を言います。寡婦年金を受け取る妻には、条件があります。条件に該当しないと、妻は受け取る事が出来ません。

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寡婦年金が受給出来る妻の条件は、国民年金の保険料の免除期間を含めて10年以上払っている事・結婚している期間が10年間以上・夫の収入で生計をたてていた事になります。寡婦年金は、60才から65才まで支給されます。これは夫を亡くした妻だけです。妻に先立たれた夫には、寡婦年金は支給されません。

遺族年金の仕組み!死亡一時金

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死亡一時金とは、どんな仕組みになっているのでしょうか。自営業をしている被保険者が国民年金の保険料を3年以上支払っている・被保険者は老齢基礎年金や障害基礎年金を受給しないで亡くなった・被保険者が生計をたてていた遺族に受給される制度です。遺族とは、配偶者・子・父母・祖父母・兄弟姉妹で優先順位が高い遺族から支給されます。

死亡一時金の金額

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遺族で優先順位が高いのは、配偶者です。死亡一時金の場合は、妻が生計をたてていれば夫は死亡一時金をもらえる事が出来ます。支給される金額は、納めた保険料の月数で決まります。死亡一時金は、12万円から32万円になります。国民年金の保険料だけではなく付加保険料を3年以上支払っていた場合は、8500円加算されます。

死亡一時金の金額をもらう時の注意点

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死亡一時金を受給する場合、注意点があります。寡婦年金の受給対象の場合、死亡一時金か寡婦年金のどちらかを選択する必要があります。遺族基礎年金を受給している場合は、死亡一時金を受け取る事が出来ません。

働いている妻が亡くなった場合!遺族基礎年金

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働いていた妻が亡くなった場合、夫は遺族年金を受給する事が出来るのでしょうか。以前は子供のいる妻にしか遺族基礎年金を受け取る事が出来ませんでした。つまり共働きで妻が亡くなった場合、たとえ子供がいても夫は遺族基礎年金を受け取る事が出来ませんでした。

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現在は遺族基礎年金を受け取る事が出来る配偶者は、生計を維持されていた子供のいる夫や妻になります。生計が同じで年収が850万円未満であれば、夫も遺族基礎年金を受ける事が出来ます。生計が同じ850万円未満とは、どのような事を言うのでしょうか。

夫が受取る事が出来る!夫婦の年収の金額

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例えば亡くなった妻の年収が380万円、夫の年収が400万円だとします。夫婦の年収は780万円になります。850万円未満なので、子供のいる夫は遺族基礎年金を受け取る事が出来るのです。

働いている妻が亡くなった場合!遺族厚生年金

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亡くなった妻が会社員で厚生年金に加入していた場合、夫は遺族厚生年金を受け取る事が出来るのでしょうか。夫の場合、受け取る事が出来る場合があります。夫の年齢が55才以上で亡くなった妻によって生計を維持されていた場合には、遺族厚生年金を受け取る事が出来ます。

Thumb遺族年金の受給資格とは?手続き方法や受給者の要件などまとめ!

遺族年金を妻がもらう場合の受給額は?

遺族年金の計算方法

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夫の死後、妻が遺族年金をもらう場合いくらぐらいになるのでしょうか。遺族年金がいくらなのか不安なります。夫の加入していた年金制度の仕組み・子供がいる場合・子供がいない場合で妻の受給額が違ってきます。遺族年金の計算方法を知っておきましょう。

受け取る金額を知ろう!遺族基礎年金の計算

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遺族基礎年金の計算式は、どのような方法なのでしょうか。正しい方法を知って、不安を解消しておきましょう。遺族基礎年金の計算式は、77万9300円に子の加算を足したのが遺族基礎年金の金額です。子の加算によって受給額が違ってきます。第1子と第2子の場合は、一人につき22万4300円になります。第3子以降は、一人につき7万4800円になります。

妻が受取る事が出来る金額!遺族基礎年金

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遺族基礎年金の場合、妻が受取る金額はどのくらいになるか計算してみましょう。例えば妻と高校卒業前の子供が3人いる場合は、77万9300円と22万4300円と22万4300円と7万4800円を足していきます。この家は、1年間で130万2700円受け取る事が出来ます。

二つの計算式で高い金額を選ぼう!遺族厚生年金

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遺族厚生年金の場合、受給額はいくらくらいになるのでしょうか。遺族厚生年金は、今まで払っていた保険料によって受給額が違います。年金額の計算式を知って、不安を解消しておきましょう。年金額の計算式が二つあります。本来水準と従前額保障の計算式があります。両方の計算をしてみて、金額が高い計算式を選びます。

受け取る金額を知っておこう!本来水準の場合

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一つは報酬比例部分の年金額(本来水準)です。計算式をAの部分とBの部分を足した後、4分の3をかけます。先ずAの部分です。平均標準報酬月額と1000分の7.125をかけます。そしてさらに平成15年3月までの被保険者期間をかけます。そしてBの部分の計算です。

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平均標準報酬額と1000分の5.481をかけます。そして平成15年4月以降の被保険者期間の月数をかけます。Aの部分とBの部分をたして最後に4分の3をかけると報酬比例部分の年金額を計算する事が出来ます。

受取る金額を知っておこう!従前額保障の場合

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二つ目の報酬比例部分の年金額(従前額保障)の場合です。計算式はAとBをたして0.999をかけます。ただし昭和13年4月2日以降に生まれた人は0.997をかけます。0.999や0.997をかけた後4分の3をかけます。Aの部分です。平均標準報酬月額と1000分の7.5をかけます。そして平成15年3月までの被保険者月額をかけます。

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次はBの部分です。平均報酬額と1000分の5.769をかけます。そして平成15年4月以降の月数をかけます。Aに部分とBの部分をたして0.999か0.997をかけて最後に4分の3をかけると、報酬比例部分の年金額(従前額保障)を計算する事が出来ます。

妻の受給額モデルケース

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夫が亡くなったら、妻の受給額はいくらくらいになるのでしょうか。遺族年金はいくらくらいになるのか目安を知っておきましょう。目安を知っておけば、不安は解消します。夫が死亡した時、最低必要な貯金額や生命保険の金額を知る事が出来ます。妻の受給額のモデルケースを紹介します。

夫が働いている世代!妻がもらえる金額

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40才男性自営業で年収600万円の場合は、いくらくらいになるのでしょうか。妻と小学生の子供が一人いれば、約100万3600円の遺族基礎年金を受給する事が出来ます。40才の会社員で年収600万円の場合は、いくらくらいになるのでしょうか。妻と小学生の子供も一人いれば、150万円の遺族基礎年金を受給する事が出来ます。

子供がいない妻がもらえる金額

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40才自営業の30代の妻で子供がない場合です。子供がいない場合は年金をもらう事が出来ません。40才の会社員で子供がいない場合です。妻の年齢が30代だと年金額は約50万円になります。妻が40才以上だと、さらに中高齢加算の58万4500円が加算されます。

夫婦で年金暮らしの場合!妻がもらえる金額

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年金暮らしの場合、夫が亡くなった後の妻の年金受給額はいくらくらいになるのでしょうか。夫は会社員として40年間働いていました。夫の老齢年金は1か月18万5000円、妻の老齢年金が6万5000円の場合です。夫婦の年金の合計は25万円になります。夫が亡くなった場合、妻に遺族厚生年金が支払われます。

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夫の老齢年金には、老齢基礎年金と老齢厚生年金で成り立っています。遺族厚生年金は、老齢厚生年金の4分の3になります。夫の老齢基礎年金は約6万5000円になります。18万5000円から夫の老齢基礎年金約6万5000を引くと約12万円になります。12万円の4分の3は、約9万円になります。9万円に妻の老齢年金を足すと15万5000円になります。

Thumb遺族年金の金額やいつまで支給されるのかを調査!仕組みや条件もまとめ!

遺族年金だけでは老後が不安!生活は可能?

遺族年金だけ不安

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遺族年金だけで老後を生活する事に不安を感じている人が多いと思います。平均的な会社員が亡くなった後、妻の年金受給額は15万5000円です。年齢が上がれば、医療費に負担がかかります。

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さらに消費税が上がれば、15万5000円では1か月で生活する事が出来ないのではないかと不安になります。また自分に介護が必要になれば、お金がさらにかかります。ますます老後が不安になってしまいます。

介護費を意識した老後資金の準備をする

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老後遺族年金だけで生活するのが不安な人は、不安ばっかり言わないで老後の対策を取るようにします。老後に備えて、若いうちから老後資金を準備する必要があります。老後資金の準備におすすめなのは、貯金・個人型確定拠出年金・個人年金保険等です。しっかり老後のための資金を貯めておけば、老後の不安は少なくなります。

妻の老後に備えよう!個人型確定拠出年金

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老後の資金におすすめなのは、個人型確定拠出年金(iDeCo)です。個人型確定拠出年金は、60才まで毎月積み立てをします。60才になるまでお金を引き下ろす事が出来ないので、確実に老後資金を貯める事が出来ます。運用商品の中から自分で選択する事が出来ます。運用している時に収益が上がれば、非課税になります。

妻の老後に備えよう!個人年金保険

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老後の資金におすすめなのは、個人年金保険になります。民間の保険会社に個人年金保険があります。保険の契約者や受取人は、妻にしておきます。保険料の支払いを夫がしてくれれば、老後に残された妻は個人年金を受け取る事が出来るので安心です。個人年金保険は、夫の所得税と住民税の生命保険料控除の対象になります。

遺族年金の金額や妻と夫の違いについてまとめ

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遺族年金の仕組みや自分がもらえる受給額を知っておきましょう。将来の不安を解消するため、お金の貯金額を考えるようになります。夫が生命保険を申し込む時に、多すぎる金額を設定しなくて済みます。また夫が亡くなって一人になった時、夫婦でもらっていた年金より少なくなる時に備えて対策を取る事が出来るからです。

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