自己破産手続き方法や流れを徹底解説!期間や費用はどれくらいかかる?

自己破産手続きの方法や流れを知っておくと、戸惑うことが無くなります。自己破産の申立をしてから手続き終了までの期間はどのくらい掛かるのでしょうか。また、自己破産に掛かる費用はいくらでしょうか。ここでは、自己破産手続きに必要な知識をまとめてあります。

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目次

  1. 自己破産手続き方法や流れは?期間や費用なども解説!
  2. 自己破産とは?
  3. 自己破産手続きの方法や流れは?
  4. 自己破産にかかる期間は?
  5. 自己破産手続き全体にかかる費用は?
  6. 自己破産手続き方法や流れのまとめ

自己破産手続き方法や流れは?期間や費用なども解説!

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自己破産と聞くと人生の最後のような重苦しい雰囲気がありますが、決してそうではありません。自己破産は新しい人生を踏み出す救済措置です。自己破産手続きの方法は、弁護士に依頼して手続きを行うか、自ら裁判所と債権者と連絡を取って手続きを行うかの2通りになります。自己破産手続きの流れや、期間、費用などについて解説します。

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自己破産とは?

自己破産とはどのようなこと?

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自己破産とは、事業、株や不動産への投資で借金が膨らみ、返済が困難になった場合や、個人で多数の金融機関ローンやクレジットカードローンを行い、負債が債務者の返済能力を上回ってしまった場合に、裁判所に申し立てをすることにより開始される破産のことを言います。自己破産には種類がありますが、それは後ほど説明します。

破産法からみる自己破産の目的とは?

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自己破産の制度には2つの目的があります。1つ目は、債務者の自己の財産、貯金や住宅、車などは、ローンをした時点から債権者との共同担保財産となります。担保とは、お金を借りる時に債務者が差し出す質のようなものです。つまり、債務者が債権者のものでもある財産を、勝手に減少させないために取る措置が自己破産になります。

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2つ目の自己破産の制度の目的は、債務者が債権者からローン返済の申し出を受けることがなくなり、自分の力で経済的に再起を図る機会を与え、保障するための、国民救済措置です。借金苦により、犯罪を犯してしまうことや、最終的には自殺や無理心中など命を落とすまでに発展してしまうことも。そのようなことにはならないように、破産法があるのです。

自己破産で何が変わるのか

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自己破産手続きが開始されると、何が変わるのか。それは、ローンが無くなり、ローン返済の呪縛から解放されることです。今まで、毎月のローン返済で頭を悩まし、払っても払ってもローンの利子ばかりで、なかなか元金が減らない。そんな悩みからの脱却が、法律に則って自己破産手続きをすることにより、手に入れることができます。

自己破産でのデメリット

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「ローンから解放されるなら、自己破産手続きしよう。」と考えるのは、拙速に過ぎます。自己破産手続きが開始されれば、ローンの返済が免責されますが、タダと言う訳ではありません。自己破産手続きをすると、ローンが無くなり、自分が持っている財産も没収されます。ローン返済が免責される場合に失うことになる財産とはなんでしょうか。

自己破産をすると、価値が20万円を超えるものが家からなくなる?

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自己破産では、金銭に換えることが可能な財産を没収して売却、ローン返済金として債権者に分配されるのですが、それでも足りないローン分を裁判所の許可、つまり自己破産と免責してもらうものです。失う財産は、土地・家など不動産、20万円を超えるもの、これは、貯金、証券、保険も入ります。そして、99万円を超える現金です。

自己破産するとローンが組めない?

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自己破産をすると、ローンは組めなくなります。期間はケースにより異なりますが、短くても5年、長ければ10年ほどの期間は、新しくローンを組むことは出来なくなります。なぜならば、自己破産手続きの開始の決定が裁判所からされると、官報という国が発行している機関紙に個人情報が掲載され、金融機関のブラックリストに名前が連なるからです。

自己破産手続きの期間が延びる「免責不許可事由」

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自己破産が認められない理由のことを「免責不許可事由」と言います。これに該当した場合には、自己破産手続きをしてローンを無くしたいと裁判所に申し出ても、許可の期間が延びます。免責不許可事由は、不当に財産を減少させた。不当に、債務を負担した。偏頗行為をした、これは自己破産手続きを開始しているのに、特定の債権者にのみ返済することです。

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浪費・賭博などの射幸行為。詐術で信用取引をした。業務帳簿などのお金の流れに関わるものを隠した。虚偽の債権者名簿を作り提出した。裁判所に対しての不誠実行為。管財人に対する業務妨害。破産申立をする7年前に免責確定していた。破産法上の義務に違反する。以上に該当したと裁判所が判断した場合は、自己破産手続きに時間が掛かります。

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自己破産手続きの方法や流れは?

自己破産手続きは自分で出来る?

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自己破産とは何かと、デメリットを説明しました。ここからは、具体的な自己破産手続きの方法について説明します。まずは、自己破産手続きは弁護士に頼むことなく、自分でできるのでしょうか。この質問に対しての答えは、「書類と手続きを不備なくやる事が出来るなら可能です。」と言えます。

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自己破産手続きには、必要な書類が数多くあります。それを自分で揃えるのは一苦労です。また、裁判所からの呼び出しが掛かった時には、行かなければなりません。弁護士に依頼すればこれらをすべて行ってくれますし、債権者に、「自己破産手続きを行います。」といった内容の受任通知を送り、その時点から債権者からの取り立てを止めてくれます。

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このようなこともなり、自己破産手続きをするほとんどの人が、弁護士に依頼しています。法律のことはプロに任せることが、早く確実の自己破産手続きを完了させる、適切な手順と言えるでしょう。しかし、弁護士に依頼すると費用が掛かります。費用については、この後の章で詳しく説明します。

弁護士に相談

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自己破産手続きの手順は、まず弁護士に自己破産の相談をします。自己破産をするべきなのか、他の方法を取った方が良いのかを確認しましょう。相談後、「この弁護士なら信頼できる。」と確信したら、そこで正式に依頼をします。必ずしも相談をした弁護士に依頼しなければいけない訳ではありませんので、気軽に相談をして大丈夫です。

弁護士に正式に依頼

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自己破産手続きをすることを決めたならば、弁護士に正式依頼を行います。正式依頼をすると、初期費用としての着手金を支払います。着手金を払うのは委任契約の後で、相場は大体20万円から40万円ほどとなっています。着手金は言わば、家を買う時に払う手付金のようなもので、契約を解除した場合には戻って来ませんので、覚えておきましょう。

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着手金を支払うと、弁護士が代理人となり破産手続きの準備を開始します。一番初めに行うことは、債権者に対して受任通知を送付し、支払催促をストップさせます。これにより、ローンで支払っていたもの(住宅ローンは入りません)の催促は一切来なくなります。万が一、債権者が催促をしたならば債権者が法律違反を行ったとして罰せられるのです。

自己破産手続きの各種書類を準備

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自己破産手続きをする為には、多くの書類を準備する必要があります。弁護士が準備してくれる書類と、自分で準備する書類があります。自分で準備する書類とは、弁護士が準備してくれる書類に記載される内容の裏付けとなるもので、「申立人がどこの誰なのかを特定するための書類」、「申立人の現在の収入がいくらなのかを証明するための書類」と、

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「申立人の現在の財産状況が分かる書類」以上が、自分で準備する書類です。収入を示す書類が必要ですが、収入が無い場合はその旨を役所で発行してもらう方法を取ります。財産状況を表す書類とは、貯金通帳のコピーはもちろんのこと、家が賃貸の場合賃借契約書まで必要です。お金に関わる書類全てが必要になりますので、分かるようにしておきます。

自己破産手続きに弁護士が代わりに準備する書類

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弁護士に依頼する方法を取れば、裁判所に提出する書類を代理に揃えてくれます。1つ目は、「破産申立書、免責申立書」これは、自己破産する申立人の個人情報と収入と財産とローンに関する情報、そして、そのローンを作った理由を記載した書類です。2つ目は、「陳述書」で、今までの仕事経歴、家族構成、住まいの状況、申立に至った経緯についてです。

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3つ目は、「債権者一覧表」です。ローンをしている銀行、カード会社など金融機関をもれなく一覧として、金融機関別に借入の金額、最終返済予定日、担保の有無を記載したものです。4つ目は、「財産目録」で、申立人の現金と預金、不動産、自動車、その他換金することが可能な財産を記載したものです。5つ目は、2、3か月の収支が分かる「家計簿」です。

裁判所へ破産手続きにの申し立て

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必要な書類が揃ったら、次に行うのは裁判所に書類を提出して自己破産手続きの申し立てです。裁判所は、現在住んでいる自宅を管轄している地方裁判所が決まりとなっています。この申立書を提出する方法は、弁護士にお任せで大丈夫です。申立書を出す費用として、収入印紙代の1500円が掛かります。

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申立書の受理から約1か月後に、裁判所に行って破産審尋を受けます。破産審尋とは、提出した書類についての質問を受けることを言います。地域によっては、弁護士が裁判所に提出しに行ったその日に、行われるところがあり、この場合は弁護士が代わりに受けてくれます。そうなると、その日の内に自己破産手続き開始の決定が下りることになります。

破産手続きが開始!

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破産審尋が終了すると、裁判所から弁護士のところに「破産手続き開始の決定」が通知書で届きます。ここで、申立人から破産人となり、破産に向けての手続きが始まります。また、破産人となったので、国が発行する「官報」に個人情報が掲載され、財産を一切動かすことも、ローンを作ったり減らしたりすることも、出来なくなります。

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自己破産手続きが開始されると同時期に、「同時廃止」となるか、「管財事件」扱いとなるかが決定します。「同時廃止」は破産手続き開始と同時に自己破産が成立することを言います。「管財事件」とは、管財人が選出され、財産などの売却換金、分配が行われるものです。財産の有無で自己破産手続きの期間が異なって来ます。

裁判所にて免責審尋

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免責審尋「メンセキシンジン」とは、破産するにあたり、裁判官から自己破産手続きの為に提出した書類の内容に間違えが無いか、これまでの自己破産手続きでの誤りや不明な点が無いかなどの質問をされる場です。破産破産手続き開始から約2ヶ月後に行われます。これは、弁護士に任せるのではなく、代理人として弁護士が同席してくれます。

免責許可の決定!

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免責審尋が無事に終了してから約2週間程で、「免責許可の決定」すなわち自己破産が法律のもと裁判所で認められ、晴れてローンからの解放となります。「免責許可の決定」がされると、もう一度「官報」に名前が載りますので、官報に載るのは合計2回です、官報は一般の人は殆ど見ることは無いので、家族や知人にバレる心配はありません。

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自己破産にかかる期間は?

自己破産手続きにかかる期間はタイプによって違う

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自己破産手続きにかかる期間は、約3か月から長い人ですと1年間の期間を有する場合があり、申出人のタイプによって違います。大きな違いが出るのは、申出人の資産の有無と資産の量です。資産が多い場合は、その資産を売ってお金に換える作業が伴うので、どうしても期間が必要となるのです。

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もう一つ、自己破産手続きの期間が長くなる場合があります。それは、「免責不許可事由」に該当してしまった場合です。自己破産手続きの申し立てをした後に気を付けなければいけないのが、特定の債権者への返済や、新たに借り入れを行うことです。また、クレジットカードで買い物したものを現金化する行動も「免責不許可事由」になります。

「同時廃止」とは

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「同時廃止」とは、自己破産手続き開始と同時に免責許可の決定が下されて、自己破産が成立する場合のことを言います。「同時廃止」になるのは、自己破産したい申出人に破産法で決められた一定の資産、つまり、現金に換金できる価値のある資産を持ち合わせていないことが条件になります。一般個人での破産手続きの90%が「同時廃止」です。

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「同時廃止」の時に掛かる期間は、自己破産が成立するまで約3か月程度です。多く期間を見積もっても、半年以内には、終わります。実際に、弁護士に依頼する方法を取っていれば、半年も掛からずに自己破産が成立するのが基本です。「免責不許可事由」にならないように、しっかりと対応してくれる為、裁判所とのやり取りがスムーズに行くのです。

「管財事件」とは

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「管財事件」とは、自己破産する申出人に売却することが可能な財産がある場合です。「管財事件」となると、自己破産が成立するまで1年間ほどの期間を有します。自己破産手続きには、財産を売却して、そのお金を債権者たちに分配するまでが期間に入るため、財産が多ければそれだけ分配までの手続きに期間が掛かるため、どうしても長くなります。

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「管財事件」になると、裁判所の管轄にいる弁護士が管財人として選出されます。この管財人は自分が依頼している弁護士とは別です。管財人は申出人の財産を換金処分、債権者との集会・配分までの権限を裁判所から委託されます。弁護士を立てる方法を取っていれば、管財人との面接や打ち合わせを、自分の代理人として行ってくれます。

「少額管財事件」

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「管財事件」は、期間が1年近く掛かる場合があり、尚且つ管財人の費用として約50万円の予納金が必要となりますが、条件をクリアしていると、「少額管財事件」扱いになり、期間が5ヶ月まで短縮され、予納金費用も20万円まで下げることが可能です。その条件とは、資産処分の手続きが複雑ではなく、代理人として弁護士にお願いしている場合です。

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自己破産手続き全体にかかる費用は?

費用は14,500円~46,500円ほどと言われている

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自己破産の手続きに掛かる費用は、「同時廃止」になるか、「管財事件」になるかで異なります。自己破産の9割の人が「同時廃止」になりますので、多くの人が費用として払っているのは、14,500円から46,500円ほどです。破産申立と免責申立費用として印紙代が1,500円。ローン会社への郵便物の切手代が会社の数で変りますが多くて15,000円程度です。

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そして、「同時廃止」が決定した時に官報に記載される費用として、10,000円から30,000円が掛かります。この他の諸経費として、必要な書類の作製や取得費用、裁判所への交通費、などが必要です。

弁護士に掛かる費用は?

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弁護士に依頼する方法を取る時の費用は、相場として20万円から50万円です。依頼費用の安い順に「同時廃止」、「少額管財事件」、「管財事件」となります。これから自己破産を考えている人が、弁護士費用を用意するのは難しいかもしれませんが、弁護士の事務所によっては分割払いを取り入れているところがありますので安心して下さい。

管財人に掛かる費用は?

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「少額管財事件」の場合に掛かる管財人の予納金費用は、20万円です。弁護士に依頼していれば、「少額管財事件」での手続きにほぼなりますので、「管財事件」の費用50万円に比べて、30万円も費用を安く納めることが可能になります。「少額管財事件」になるかは、予め弁護士に確認をしておきましょう。

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自己破産手続き方法や流れのまとめ

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自己破産手続きの方法は、まず自分は「同時廃止」と「管財事件」どちらになるのか、弁護士に相談するところから始めましょう。自己破産をしなくとも、他の方法があるかもしれません。一人で悩まず一歩を踏み出してみて下さい。

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