株主優待生活を楽しむ方法まとめ!投資資金はいくらくらい必要?

近年では投資家や消費者などのニーズの変化により、さまざまな種類の優待品が提供されるようになりました。そのため、株主優待生活への注目が集まっています。今回は、株主優待生活を楽しむ方法や、投資を始めるには資金がいくら必要なのかを紹介していきます。

株主優待生活を楽しむ方法まとめ!投資資金はいくらくらい必要?のイメージ

目次

  1. 株主優待生活は可能?低投資で楽しめるおすすめの銘柄とは?
  2. 株主優待生活とは?
  3. 株主優待生活に伴うリスクとは?
  4. 株主優待生活で節約ができる?
  5. 株主優待生活のおすすめの銘柄を紹介!
  6. 株主優待生活を楽しむ方法やおすすめの銘柄のまとめ

株主優待生活は可能?低投資で楽しめるおすすめの銘柄とは?

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現在、日本国内で株主優待制度を採用している企業の数は1000社以上といわれています。キャピタルゲインを目的とした投資とは異なり、本来の投資の醍醐味を味わうことができる株主優待生活は、高配当利回りを目的とした投資方法よりも人気を集めています。今回は株主優待生活を楽しむ方法や、投資資金はいくらくらい必要かなどについてまとめています。

株主優待生活とは?

株主優待とは?

出典: https://www.cubmaga.com

株主優待とは、企業の株式を購入することで、会社経営に必要な資金を出資している株主に対しての謝儀の気持ちを込めて、自社の製品や優待券などを与える制度のことをいいます。いくらかの出資に対しても株主優待制度を適用することで、企業と株主の信頼はより高まり、株価の下支えにも繋がっているため、企業にとっても株主優待制度は非常に大切なものとなっています。

株主優待の歴史

出典: http://s.upage.jp

お中元などの習慣が発祥される株主優待制度の歴史は100年以上と長く、1980年代前半には、さまざまな業種に採用されるようになりました。キャピタルゲインに注目が集まっていたバブル期は、優待制度を軽視する傾向にありましたが、投資家などのニーズの変化により、現在では、全上場企業の約35%を占める1307社が、株主優待制度を採用しています。

株主優待の種類

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割引券や金券など、以前とは比べ物にならないほど多種多様な優待の種類があり、すでに株主優待生活を実践している方や、これから株主優待生活を始める方にとっても、非常に恵まれた環境にあります。日常生活から金融の世界にまで優待制度は広まっており、株主優待生活は非常に身近な存在となっています。

株主優待のメリットとは?

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高配当で優待制度も採用している場合や、株主優待の活用によって日々の支出を抑えるなど、株主にとってのメリットは数多くありますが、企業にとってもメリットのある制度です。割引券などを株主優待として株主に送ることで、自社製品の販売促進にも繋がるので、株主優待は企業広告としても、いくらかの効果が期待できる制度です。

株主優待と配当金の違い

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株主優待と配当金の大きな違いは、還元方法の豊富さにあります。企業収益の一部を、現金で株主に還元する配当金に対して、株主優待は株主への感謝の気持ちを込めて、自社製品や優待券などを送ります。また、税制上でも大きな違いがあり、配当金は配当所得として分類されますが、株主優待は雑所得として分類されるため、年間で20万円を超えない場合には、納税の義務は発生しません。

株主優待生活をするために資金はいくら必要なのか?

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購入できる優待銘柄は、数万円から数百万円と幅広いので、いくら必要なのかは一概にはいえませんが、10万円以下で購入できる優待銘柄も数多くあるので、初めて株主優待生活を実践する場合は、10万円ほどの投資資金があれば始めることができます。

株主優待を受け取る方法

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株主優待を受け取るためには、権利が確定する日から3営業日前までに株式を保有していることが重要です。各企業によってさまざまですが、優待の権利が確定してから約2ヶ月ほどで、製品や食事券などの優待品が送られてくる場合が多いです。しかし、権利が確定した後(権利落ち)は、株価がいくらか下落するケースもあるので注意が必要です。

株主優待生活にかかる税金

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原則として、株主優待は雑所得として分類されます。所得金額に応じて7段階まで税率が引き上げられ、最大で45%の税率が適用されます。しかし、現金以外で送られることが多い株主優待の経済的な利益を細部まで把握することは非常に難しいため、現状では納税の義務が生じていても申告を怠るというケースが多いです。

海外の株主優待制度

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株主優待は日本特有の制度といわれていますが、海外にも株主優待制度は存在します。例えば、アメリカの運行会社であるカーニバルでは、乗船期間によって料金の割引を行ったり、イギリスの食品加工大手であるアソシエイテッドブリティッシュフーズでは、日本円で約4000円相当の自社製品ギフトを送るなど、海外では高配当よりも根強い人気を誇っている制度です。

株主優待生活に伴うリスクとは?

株主優待のみで銘柄を選ぶのは危険である

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キャピタルゲインを目的とした売買と同様に、株主優待を目的とした売買も「投資」となるので、さまざまなリスクが伴ってきます。例えば、株主優待は企業内で行われる決議によって、優待制度の維持や修正などを変更することができるため、業績に悪影響を及ぼしていると判断された場合には、優待の内容を改悪される可能性もあるので注意が必要です。

業績変動リスク

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安定した株主優待生活をおくるためには、優待銘柄の財務状態を把握することが重要です。魅力的な優待内容だとしても、倒産リスクを抱えている企業だった場合には、大切な資金を危険にさらすことになるので、緩やかで安定した収益を上げ続けているか、健全な財務基盤を維持しているかなど、長期的な視野で企業の将来性を見据えることが非常に大切となります。

株価の変動が起こりやすい

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優良企業の株価は緩やかな動きで推移するのが一般的ですが、市場や経済のリセッションなどの影響を受けて株価が大きく下落してしまう場合があります。長期保有による恩恵を受け続ける株主優待生活にとって、投資資金が目減りする状況は特に避けたいリスクなので、優待銘柄を購入するタイミングも非常に重要となります。

株主優待生活で節約ができる?

株主優待の「クロス取引」とは?

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クロス取引とは、ある銘柄の購入の際に同価格かつ同数量で、買い注文と売り注文を同時に発注することで、現物買いと信用売りを相殺する取引のことをいいます。株価の変動リスクを最小限にするために使われる方法で、優待取りの際にもよく使われます。

クロス取引に伴うリスクとは?

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株価変動リスクを最小限にすることができるメリットがありますが、信用売りには手数料以外にも、貸株料という費用を証券会社に支払う必要があります。また、逆日歩というコストが発生する場合もあり、購入費用が高額になる可能性があるので注意が必要です。

株主優待生活で節約をするには

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現在、国内の上場企業の中で、株主優待制度を取り入れている企業は1307社あります。株主優待の種類も多種多様で、飲食や宿泊サービスの割引から、金利の優遇などさまざまです。株主優待の中には、数万円の投資で非常に充実した優待制度を受けられる企業もあるため、日常生活で消費されるお金をいくらか抑えることも可能となります。また、高配当利回りを維持している企業も珍しくないので、徹底した選別が必要不可欠です。

株主優待生活で食費を節約

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株主優待生活の中で最も効果のある節約方法は、飲食料品や外食の優待制度を利用することです。商品券や割引券などが一般的ですが、中小型株の中には、お米や生鮮食品などの品を株主優待としている企業も多くあります。現在、食費が家計の支出を占める割合は平均で約20%と高いため、魅力的な株主優待を見つけることができれば、大きな節約へと繋がることになります。

株主優待生活で旅費を節約

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飲食料品などの優待制度と同様に、交通機関に関係する株主優待も大きな節約効果のある優待制度です。交通費は、国内旅行や海外旅行の際にかかる費用の中でも、非常に比重の高い費用です。目的地へ向かうには、現地の電車や飛行機など、交通機関を利用する頻度が高くなるため、予想以上に費用がかさむ場合もあります。交通機関の株主優待を使うことで大幅な節約ができるので、おすすめの節約方法のひとつです。

株主優待生活で手数料を節約

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株式を購入する際には、手数料などの売買手数料を証券会社に支払う必要があります。手数料の金額は証券会社によってさまざまです。松井証券の場合、約定金額が10万円までは手数料が無料となっていますが、10万円以上の金額となる場合には、総じて手数料の安い楽天証券を利用するなど、保有したい優待銘柄によって証券会社を選ぶことで、いくらかの節約に繋がります。

株主優待生活のおすすめの銘柄を紹介!

高配当が期待できる銘柄とは?

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高配当が期待できる銘柄は、総じて健全な財務基盤を維持していることが多いです。また、市場占有率の高い事業や景気動向の影響を受けにくい事業を行っている場合も多いため、継続して安定した利益を上げ続けていることも共通点のひとつです。

少ない資金で楽しめる銘柄とは?

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大手企業の株主優待の権利を得るためには、ある程度まとまった資金が必要となります。しかし、新興市場や東証2部などには、数万円ほどで購入できる銘柄が非常に多いので、少額投資におすすめの市場です。

おすすめ銘柄その1・日本マクドナルドHD

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安定の人気を誇っているマクドナルドの優待は、株主優待生活を始める方にもおすすめの株主優待です。年2回送られる食事券を使って、好きなメニューを自由に選べる点も特徴のひとつで、食費の節約にも繋がる株主優待です。高配当ではありませんが、株主優待の権利を得るためには、50万円ほどの資金が必要となります。優待の人気が株価を下支えしている面もあり、他の優待銘柄に比べて、株価変動リスクが低い点もおすすめのひとつです。

おすすめ銘柄その2・すかいらーく

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ガストなどを運営しているすかいらーくの優待も、マクドナルドと同様に人気のある株主優待のひとつです。資金がいくら必要になるかは株価動向によって変わりますが、20万円ほどの資金で3000円相当の優待カードが年2回送られます。すかいらーくが運営している飲食店は全国に3200店舗もあるので、株主優待生活の中でも、非常に使い勝手の良い優待券です。また、配当利回りは2.05%と、高配当が維持されているのも魅力です。

おすすめ銘柄その3・ゼンショーHD

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すき家などを手掛ける外食最王手のゼンショーHDは、約30万円の資金で投資をした場合、年2回、1000円相当の食事券が優待として送られます。また、300株以上を保有している場合には、使用していない食事券を期限内に返送することによって、すき家炭火セットなど、11種類の代替品の中から1つを交換することができます。高配当とはいえませんが、充実した優待制度は非常に魅力的な内容となっています。

おすすめ銘柄その4・日清食品HD

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即席めんの圧倒的なシェア率を誇っている日清食品HDは、安定した収益と好財務を保ち続けているので、非常にリスクの少ない株主優待生活をおくることができる優待のひとつです。資金がいくら必要かは株価の動向によって変わってきますが、年2回送られる3000円相当の優待券を得るには、70万円ほどの資金が必要となりますが、アスリート選手に関連した製品が、株主限定で貰えるなどといった個性的な優待制度も魅力のひとつです。

おすすめ銘柄その5・ダイドーグループHD

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清涼飲料メーカーの大手であるダイドーグループHDは、自動販売機による飲料売上の比率が非常に高いことでも有名です。約60万円弱の資金で優待の権利を得た場合、3000円相当の缶コーヒーなどの自社製品が年2回送られます。株価の変動が少ない企業なので、キャピタルゲインや高配当を目的とした投資には不向きですが、財務基盤が非常に安定しているため、株主優待生活にはおすすめの銘柄です。

おすすめ銘柄その6・日本ハム

出典: https://ja.wikipedia.org

食肉の最王手である日本ハムの優待も、食費の節約としておすすめの株主優待です。資金がいくら必要かは日々の株価動向によって変わってきますが、40万円ほどの資金で、年2回、1500円相当の食肉加工品が優待として貰えます。また、5年以上複数株を保有している株主には、10000円相当のグループ商品が送られます。抜群の企業地盤と水準以上の高配当も相まって、株主優待生活をしている方からの信頼も厚い優待銘柄です。

おすすめ銘柄その7・ANAホールディングス

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旅行などの際に役立つ優待として、空運業最大手であるANAホールディングスの株主優待は欠かせません。高配当ではありませんが、約40万円の資金で、年2回、国内線50%引きなどの優待券が1枚送られます。また、使用期間は1年で、ANA傘下の宿泊施設やツアーなどにも利用できます。目的地によっては運賃も高額となるため、ビジネスで飛行機を利用する場合にも非常に便利な株主優待です。

おすすめ銘柄その8・オリエンタルランド

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世界でも有数のレジャー施設である、ディズニーランドやディズニーシーの運営を手掛けるオリエンタルランドは、高配当ではありませんが、幅広い年齢層から人気を博している株主優待のひとつです。1日パスポート券が貰えることで有名ですが、優待の権利を得るためには、110万円ほどの資金が必要となります。しかし、現在株式を長期保有している場合は、2023年に優待として1日パスポート券が複数枚送られます。

おすすめ銘柄その9・近鉄グループHD

出典: https://ja.m.wikipedia.org

主に関西を地盤としている国内最大の私鉄である近鉄グループHDも、株主優待生活には欠かせない銘柄のひとつです。資金がいくら必要かは株価動向によって変わりますが、50万円弱の資金で、招待乗車券4枚が年2回送られます。一部の近鉄沿線を除いた片道の運賃が無料になるので、旅行中の交通費の節約にもなる便利な株主優待です。しかし、特急券には使用できないため注意が必要です。

おすすめ銘柄その10・ビックカメラ

出典: https://www.brand-yurai.net

家電量販店大手として、各都市の駅前にも大型店を展開しているビックカメラは、資金がいくら必要かは株価の動向によって異なりますが、約14万円の資金から株主優待生活を始めることができるため、購入の際に生じる売買費用などの節約にも繋がります。100株保有している場合には、2月と8月に、それぞれ2000円相当と1000円相当の買い物券が貰えます。また、子会社であるコジマでの買い物の際にも利用できるので非常に便利です。

おすすめ銘柄その11・小林製薬

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日用品の株主優待として有名なのが、芳香剤や消臭剤などを手掛ける小林製薬です。100株保有している場合は、5000円相当の製品の詰め合わせや、10%引きの優待券が年2回送られます。高配当ではありませんが、上場以来、株価は右肩上がりを維持している企業なので、株主優待生活を楽しみながら日用品の節約もできる銘柄です。

おすすめ銘柄その12・ヤマダ電機

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小林製薬と同様に、生活用品を手掛ける企業の株主優待として有名なヤマダ電機は、高配当企業ではありませんが、株主優待生活の中でも特に低コストで始められる優待です。5万円ほどの資金があれば、年2回、1枚500円の優待券が合計で6枚貰うことができます。使用期限は6ヶ月ですが、大手企業の株主となる際に、初期費用と日用品の節約ができる株主優待は珍しいので、非常におすすめできる銘柄のひとつです。

おすすめ銘柄その13・イオン

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小売業の競争激化の中、大手の地位を維持し続けているイオンは、買い物の際に非常に便利となる優待を提供しています。約23万円の資金で株主優待の権利を得た場合、3%キャッシュバックが可能なカードが貰えます。キャッシュバックという優待の設定は非常に珍しいですが、系列店であればどこでも使用できるカードなので、買い物費用の節約にも役立つ株主優待です。

おすすめ銘柄その14・オリックス

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不動産やリースなど、他業種に渡って展開しているオリックスの優待も、比較的低コストで株主優待生活を始めることができます。16万円ほどの資金で、期間内であれば何度も使用ができる株主カードが、年2回送られます。株主カードは、同社が運営する施設などで使うことができます。また、本決算の時期にはカタログギフトも送られます。4.58%という非常に高配当な銘柄でもあるので、株主優待と共に配当も視野に入れた投資ができます。

株主優待生活を楽しむ方法やおすすめの銘柄のまとめ

株主優待生活を楽しむ方法や、必要となる投資資金などについて紹介してきました。いかがでしたでしょうか?株主優待生活を通して、さまざまな企業と長く向き合うことで、本来の投資の楽しさと資産の形成を経験することができます。今回紹介した方法などを参考に、充実した株主優待生活をおくっていただけると幸いです。

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