公認会計士の難易度はどれくらい?合格率や必要な勉強時間などまとめ!

公認会計士は日本三大国家試験の1つと言われています。会計系の資格で最も難易度が高く合格率もとても低く難しい試験と言われています。今回は公認会計士の難易度や合格率、また合格に必要な勉強時間、税理士資格との比較などを詳しく解説していきます。

公認会計士の難易度はどれくらい?合格率や必要な勉強時間などまとめ!のイメージ

目次

  1. 公認会計士の難易度は高い?どのくらい難しいか気になる
  2. 公認会計士の難易度はどのくらい?合格率は?
  3. 公認会計士の難易度は必要な勉強時間からわかる?
  4. 公認会計士の難易度を日商簿記1級と比較すると?
  5. 公認会計士の難易度の税理士との違いは?
  6. 公認会計士の難易度や合格率や勉強時間まとめ

公認会計士の難易度は高い?どのくらい難しいか気になる

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会計系の資格の最高峰と言われているのが、公認会計士という資格です。非常に難易度も高く、合格率もそのほかの難関資格にひけをとらない低さです。今回はそんな難しいと言われている公認会計士の実際の難易度や合格率、また合格までにはどのくらい勉強時間が必要か、さらには税理士、日商簿記の1級との比較についても見ていきます。

公認会計士の難易度はどのくらい?合格率は?

公認会計士は三大国家試験の一つ?

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公認会計士は日本三大国家試験の一つだと言われています。その他の二つは、医師国家試験、司法試験です。どちらも超難関学校の人が挑んでも不合格になることもある、非常に難しい試験です。公認会計士はそんな難易度の高い試験と並び、日本三大国家資格と並ぶ難しい試験です。しかし、実際の難易度や合格率はどのようになっているのでしょうか?

そもそも公認会計士とは?

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公認会計士試験は、その名の通り公認会計士になるための資格を取る試験です。公認会計士とは、会計の専門家のことで会計監査を独占業務で行える士業です。会計業務以外にもコンサル業務や経理関係の役割を担う人も多いです。財務を担当するため、専門的知識はもちろん経験も必要になる仕事です。

公認会計士試験は難しい?試験の内容を解説

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公認会計士の難易度の前に、まずは公認会計士の試験内容を確認しましょう。公認会計士の場合、二つの試験を経て合格するのがまず第一の条件です。一つ目の試験が短答式試験と呼ばれるマークシート式の試験です。まずは、この試験に合格しないと次の試験には進めないという形になっています。

公認会計士の試験短答式試験とは?

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この短答式試験は全部で4科目の試験により行われます。1つ目が財務会計論、2つ目が管理会計論、3つ目が監査論、4つ目が企業法の4科目で構成されています。試験の合格基準はこの4つの科目で70%以上の点数を合格基準として、得点比率が決まる仕組みとなっています。

公認会計士試験の論文式試験とは?

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短答式試験の合格後、2つ目の試験として論文式試験が行われます。こちらは、マークシートではなく、問題を読み数値や文言を答えていくものです。出題科目は計5科目でそのうち4科目が会計学、監査論、企業法、租税法となっています。これら4科目は全ての試験者が共通して受ける試験科目です。

論文式試験の詳細

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上記の4つに加え、試験者各位で経営学、経済学、民法、統計学の中から1つを選んで計5科目となります。論文式試験は点数ではなく偏差値方式により合格が決まります。偏差値52を基準とし、公認会計士・監査審査会が認めた得点比率によりその年ごとに合格基準が決まります。

公認会計士の試験はいつ行われるのか?

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公認会計士の試験は短答試験は年に2回、論文式試験は年に1回開催されます。ちなみに、短答式試験に1度合格をすると以後2年以内は論文式試験から受けても良い事になっています。また、論文式試験が不合格でも一部科目合格制度により、以後2年は試験が免除となることもあります。

公認会計士は難易度は高いが受験資格が無しの試験!

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ちなみに、公認会計士は士業資格の中では珍しく受験資格を設けていません。年齢や学歴問わず試験を受けられます。一方、日本三大国家資格の医師国家試験は大学の医学部に6年行くこと、司法試験は法科大学院の修了か予備試験の合格が必要となります。そういった意味では、他の2つに比べ試験を受けるための難易度は低いとも言えるでしょう。

公認会計士の短答式試験と論文式試験の合格率は?

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では、そんな難しい公認会計士の試験ですが合格率はどのくらいなのでしょうか。まず、短答式試験の平成29年の合格率は11.1%となっており、その前の年でも11から17%ほどの合格率となっています。一方、論文式試験の平成29年の合格率は37.8%で、その他の年も30から40%の合格率となっています。

公認会計士の合格率にはある秘密が?

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公認会計士の2つの試験の合格率を合わせた場合、合格率は約10%前後という結果になっています。合格率を見ただけでも、非常に難易度の高い試験だということがよく分かるのではないでしょうか。しかし、実はこの合格率には隠れた秘密があります。詳しく解説いたしましょう。

実際の試験者はもっと少ない!

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公認会計士の試験の合格率は志願者数と合格者の数により合格率を出しています。しかし、実際に試験を受けた人数は志願者よりも下回る人数になります。例えば、受験者数が8000名となっていても、願書を出した人を除けば、本当に試験を受けたのは5000から6000名くらいとなるのです。

公認会計士の短答式試験の実際の合格率は?

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一見とても難しく思える短答式試験の合格率は、実際にはもう少し合格率は高いのが事実です。実際も合格率は年によっても異なりますが、約20%ほどの合格率になります。いずれせよ難易度が高い試験ではありますが、しっかりと勉強すれば合格が可能な資格でもあります。

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公認会計士の難易度は必要な勉強時間からわかる?

公認会計士試験に必要なのは最低でも3000時間?

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合格までが難しいと言われている公認会計士ですが、実際どのくらいの勉強時間で合格までと辿りつけるのでしょうか。次に公認会計士に必要な勉強時間から、資格取得の難易度を見ていきましょう。公認会計士の合格に必要な勉強時間は最低でも3000時間は必要だと言われています。

公認会計士で1年で合格するのは難しい?

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この必要最低時間を1年間でこなそうとすると、1日9時間から10時間の勉強時間をこなせば3000時間以上になります。日中の時間にずっと勉強をしていれば1年間の勉強時間で合格する可能性もあります。しかしながら、1年間の勉強時間で合格するという人はとても稀です。

公認会計士は2年から4年は勉強時間が必要

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公認会計士は基本的には1年間ではなく2年間から4年間の勉強時間でようやく合格するという人がほとんどです。特に社会人から公認会計士の勉強をし始めた方は、仕事との両立もあるため合格までの道のりが長くなります。学生であれば1年生のときから勉強を始めて、4年目の就職活動時まで合格しているという方法も考えられます。

公認会計士試験の科目別の勉強時間は?

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公認会計士の勉強期間を2年とすると、約4000時間ほどの勉強時間で合格している人もいます。勉強時間が4000時間であれば、1日5時間から6時間の勉強時間で合格という計算になります。あくまで概算の勉強時間ですが3000時間から5000時間以上は必要だと考えておくとよいでしょう。

公認会計士試験の科目別の勉強時間は?

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公認会計士に場合、科目ごとに合格の基準点数が決まるため、全ての科目を基準以上にしなくてはならないという厳しい面があります。一つでもある科目が4割以下の点数だと、不合格になります。公認会計士試験は、この科目で点数を取るという方法ではなく、満遍なくどの科目も完璧しておく必要があります。

公認会計士試験は選択科目選びが重要

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科目ごとの勉強時間はそれぞれですが、重要となるのは論文式試験の際の選択科目です。選択科目のなかには比較的勉強時間が少なく合格できるものもあります。もちろん、個人の得意不得意はあるので、どれが自分に合っているのかの見極めは必要です。自分に合わない科目を選び、勉強時間が倍かかるとなると難易度はさらに高まります。

高得点のカギを握るのは選択科目?

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選択科目のうち、比較的勉強時間が少ないと言われているのは経営学と統計学です。時間は約200時間~250時間です。そのほかの2つの科目は、経済学が約500時間、民法が約450時間の勉強時間が必要と言われています。選択科目によって必要な勉強時間が倍近く異なるので、慎重に選ぶようにしましょう。

どの科目がおすすめ?

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この選択科目の中で多くの人が選ぶのが経営学です。必要な数学的知識も難易度が高いものではないので、初心者におすすめです。一方、経済学、民法、統計学は高度な専門的知識が求められるため、大学にて専門で学んでいるという人はこちらを選択することが多いです。しかし、半数以上の人が経営学を選びます。

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公認会計士の難易度を日商簿記1級と比較すると?

公認会計士と簿記1級比較!どちらが難しい?

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会計系の資格といえば、簿記を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。簿記は階級により主題範囲や難易度が異なります。簿記の中で最も難しいとされているのが1級です。簿記3級や2級であれば、独学でも充分合格が出来ると言われていますが、1級になると合格率がグンと下がり、公認会計士の合格率とほぼ一緒くらいになります。

なぜ公認会計士と簿記1級が比較されるの?

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また、会計系の資格である簿記1級と公認会計士を比較すると、主題範囲が似ているため、公認会計士取得の前にまずは簿記1級を目指すという人もいます。では、実際に簿記1級と公認会計士を比較すると、どのような違いや試験の難しさなどをくわしく見ていきましょう。

公認会計士と日商簿記1級の学習範囲は?

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簿記1級と公認会計士の主題範囲を比較してみましょう。まず、簿記1級の主題範囲は大きく分けて2種類となっており、1つ目が商業簿記と会計学、2つ目が工業簿記と原価計算となっています。2試験は2つに分かれて行われ、試験時間は各90分となっています。合格基準は70%以上ですが、各科目で40%の得点が必要です。

簿記1級の試験内容

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商業簿記というのは、企業と企業の販売や購買などの取引を記録し計算するのが主な目的です。一方、工業簿記は企業内の部門ごとや製品ごとの管理を記録し計算するのが主な目的です。いずれにせよ、公認会計士と比較しても会社の経営にまつわる大事な資格であることは間違いありません。

簿記1級の内容は公認会計士試験と似ている!

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商業簿記と会計学というのは、公認会計士試験の財務会計論とのことを指し、商業簿記と原価計算は公認会計士試験の管理会計論のことを指します。つまり、簿記1級に合格していると、公認会計士試験のこの2つの科目は勉強済みという状態になります。公認会計士と簿記1級を比較する声が多いのは、このように出題範囲が被っているという理由からです。

公認会計士と日商簿記1級の試験の違いは?

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公認会計士と簿記1級を比較して何が違うのか疑問に思う方も多いと思いますが、この2つの大きな違いは出題範囲です。上記の2科目は公認会計士試験でもメインとなる内容のため、簿記1級を勉強することは大いに有利なことです。しかし、あくまで簿記1級の出題範囲は公認会計士の一部でしかありません。

簿記1級と公認会計士どちらを勉強すべき?

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公認会計士資格を取得したいという人であれば、簿記2級程度の知識を身につけたら、公認会計士試験のための勉強を始めるほうが合格までの道のりは短くなります。公認会計士試験の勉強をしつつ、その途中で簿記1級も取得するという形の方がスムーズでしょう。

簿記1級も非常に難易度の高い資格

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また、最初にも説明したように簿記1級の難易度は公認会計士と同じくらい難しいものです。簿記1級の合格率は毎年10%ほどです。ある年では5%という年もあるため、非常に難しい試験であることがよく分かります。したがって、簿記1級に合格するためには、公認会計士と比較しても、同じくらいの勉強時間が必要になります。

目指したいのは公認会計士なのかをもう一度確認!

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このような事実があるため、簿記1級を勉強し公認会計士試験を受けるとなると、膨大な勉強時間が必要になってしまいます。簿記の基礎知識は勿論必要ですが、公認会計士になりたいという確固たる目的があるのであれば、簿記1級の勉強時間よりも公認会計士試験のための勉強が重要となるでしょう。

公認会計士の難易度の税理士との違いは?

税理士と公認会計士の業務の違いは?

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公認会計士と並び難易度の高い士業資格として税理士資格も挙げられます。そもそも公認会計士と税理士の違いは何かというと、税理士の独占業務は税務業務だということです。いわば、税理士は税金の専門家ということです。具体的な業務としては、確定申告の代行業務、税務署に提出する書類の作成の代行などがあります。

税理士は受験資格の難易度が高い?

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税理士試験と公認会計士を比較すると、まず受験資格から違いがあります。公認会計士試験は特に受験資格はありません、しかし、税理士試験の場合、大学・短大・高専の卒業者で法律学か経済学の科目を取得済み、司法試験合格者、簿記1級試験合格者などの受験資格と満たす必要があります。

税理士試験は科目ごとの受験も可能?

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また、税理士試験の内容と公認会計士試験の内容を比較すると、その内容はとても異なるものとなっています。税理士試験は全11科目の中から必修科目などを含めた5科目選択して受験をします。公認会計士と異なり、この5科目を一回で合格する必要はありません。税理士試験は1年に1回開催されるので、1科目ずつ合格するという方法も可能です。

税理士の科目数は?

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税理士試験の11科目の内、必修科目となるのが簿記論、財務諸表論の2科目で、どちらか一方を選択するのが所得税法、法人税法の2科目です。さらに、相続税法、消費税法、事業税、国税徴収法、酒税法、住民法、固定資産税から3科目受験をします。 ちなみに、消費税法、酒税法と住民税、事業税はどちらか1科目を選択する必要があります。

税理士は試験の合格期限なし!

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このように必修科目はあるものの、自分で試験科目を選べるというのが税理士試験と公認会計士試験を比較した際の大きな違いです。また、公認会計士試験は合格すると2年以内であれば有効ですが、税理士資格の合格には期限はありません。つまり、一度その科目に合格すれば残りの科目を順次合格していけば良いということです。

税理士合格までの年数は?

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税理士の場合、社会人になってからコツコツと勉強をしつつ毎年1科目ずつ受けるという人もいます。この場合、1回で5科目合格する人は少なく、1年で1科目ずつなど、数年かけて5科目全て合格を目指すという人が多いです。しかしながら、税理士資格の難易度も高く、簡単に合格できる資格ではありません。

税理士試験はバランスが重要?

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税理士試験の合格率は、各科目10%前後です。科目ごとでも必要な最低勉強時間は異なりますが、どの科目でも最低150時間以上、必修科目は450時間から600時間もの勉強時間が必要です。また、税理士試験は7科目全て勉強しなくてはならないため、どの科目を選ぶか注力するかなどのバランスも必要となります。

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公認会計士の難易度や合格率や勉強時間まとめ

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公認会計士試験の難易度や合格率、勉強時間、簿記1級や税理士との比較まで詳しく見ていきました。公認会計士試験は難易度が高く難しい分、その価値は非常に高く、社会でも評される資格です。難易度や合格率をふまえつつ、合格までコツコツと勉強をつづけ、会計のプロである公認会計士を目指しましょう。

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