TOEICの新形式は旧形式と何が違う?難易度や変更点・時間配分など紹介!

TOEICの出題形式が変わり現在のテストは新形式と呼ばれ浸透しています。最近TOEICを受けておられない場合名前は知っていても変更点や対策が気になるところです。TOEICの新形式と旧型式の違いの比較やテストの対策を解説します。

TOEICの新形式は旧形式と何が違う?難易度や変更点・時間配分など紹介!のイメージ

目次

  1. TOEICの新形式と旧形式の違いとは?
  2. TOEICが新形式になったのはいつから?旧形式との比較
  3. TOEICの旧形式から新形式への変更点
  4. TOEICの新形式への対策はどのようにすればいいのか?
  5. TOEICの新形式の時間配分のコツ
  6. TOEICの新形式と旧形式の違いや変更点のまとめ

TOEICの新形式と旧形式の違いとは?

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TOEICは新形式になり正式名称をTOEIC TESTからTOEIC Listening and Readingに変更されました。いつから変更されていたのかご存知でしょうか?新型式のTOEIC違いを理解することでテストの対策を練ることができます。この記事ではTOEICテストにおける新形式と旧型式の違いを徹底比較します。TOEICの勉強方法やテストの時間配分など対策についてもご紹介します。

TOEICが新形式になったのはいつから?旧形式との比較

新形式はいつからスタートしたの?

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TOEICは1979年に始まりました。その後2006年にテスト形式の改定を行い、さらに2016年5月から新形式としてスタートしました。この時に日本だけではなく韓国も新形式がスタートしています。その他外国では暫く旧型式で運用していました。いつから切り替わるのか?という話題になりましたが2018年4月にやっと全世界で導入完了となりました。

新形式後の変更点の大枠

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新形式のTOEICで変更されているのは大まかに分けると2つあります。1つはPart1からPart7までの各パート内の設定問題数の増減によるバランス調整です。2つめは同じPart内でも追加された要素があるというところです。TOEICの詳細はこの後の章で詳しく説明します。

変更点の無いところもある

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新形式になってもベースは変更ありません。リスニングセクション(100問で45分)とリーディングセクション(100問で75分)です。スコアはリスニングセクションの満点は495点、リーディングセクションも満点が495点です。合計して満点は990点のままです。TOEICの回答方法はマークシート方式を継続しています。

リスニングセクションの問題数の比較

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それではTOEICの問題構成の違いを新旧で比較しましょう。Part1の一番難易度が低いとされてきた画像に対する問題が10問から6問に減りました。Part2の応答問題は30問から25問に減りました。Part3の会話問題は30問から39問に増えました。Part4の問題数は変更ありません。

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Part3とPart4は旧型式と比較すると1度の会話が短くなり、やり取りする回数が増えるようになりました。相槌を挟むような自然な会話をすることで実践的な英語に近づける意図があるようです。旧型式では文法にのっとった会話ではありました。1人の人間が1度に話す量が多くテスト用に作られたと感じるやや不自然という指摘もあったそうです。

リーディングセクションの問題数の比較

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TOEICのリーディングセクションにおいても問題の構成に違いがあります。Part5の短文の一部が歯抜けになっている穴埋め問題は40問から30問に減りました。Part6の長文穴埋め問題は12問から16問に増えました。Part7の長文読解は48問から54問に増えました。

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Part7の問題にスマートフォンの普及という時代に合わせた問題も出題されています。例えばチャットツールやテキストメッセージのような形式で複数人数がやりとりをする問題が加わっています。

TOEICの成績表にも変更点がある

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公式認定証にはアビメ(abilities measured)と呼ばれる項目別正解率があります。新形式からリスニングパートの評価項目に新しい項目が追加されました。「フレーズ文から話し手の目的や明示されている意味が理解できる」という項目です。TOEICとしてはリスニングの肝と言っても過言ではない大事な指標です。

TOEICの旧形式から新形式への変更点

簡単なパートの問題数が減り難しいパートの問題が増えた

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リスニングセクションでは稼ぎ所と言われたPart1の写真描画問題数が減りました。逆に難易度が高いと言われるPart3とPart4の会話問題が増えました。リーディングセクションも同様で稼ぎ所とされていたPart5の穴埋め問題が減りました。Part6の長文穴埋めとPart7の長文読解の問題数が増えています。これまで以上に時間配分をうまくやっていく事が大事になります。

追加されたリスニングの新形式

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Part3の会話問題は30問から39問に増えました。これまでのパターンは男女2名による会話が交互に行われる型式でした。新形式では会話の人数が3人に増えて話す順番がランダムになる問題が組み込まれています。問題の中にグラフ、表、リストといった画像がある問題が新たに追加された要素です。会話から得た情報をもとに画像と選択肢の関連付けを行います。
 

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Part4はアナウンスや会議における報告などpart3よりも登場人物は減ります。一部の問題に画像を利用した形式が採用されています。Part3もPart4もストーリー概要だけを理解すれば良いというものではありません。細かい部分の会話の意図を理解できないと問題が解けないような仕組みになっています。

追加されたリーディングの新形式

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Part6の長文穴埋め問題は、これまで空欄箇所が3つある文書が4セットの形でした。新形式では空欄箇所が4つある文書のセットが4セットになりました。空欄の数が増えているだけではありません。旧型式では穴埋めの選択肢は単語や句の短い物でした。新形式では文章を丸々一文空欄に埋める問題が新たに追加された要素です。

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Part7は1つの文章のセットか2つの文章のセット(ダブルパッセージ)のどちらかでした。新形式では3つある文章のセット(トリプルパッセージ)の問題要素が追加されました。読む量が増える分これまで以上に速読能力が問われます。旧型式の時よりも時間配分には気を使う必要があります。どちらのセクションも対策を立ててしっかり準備をしたいところです。

TOEICの新形式への対策はどのようにすればいいのか?

長い英語を聞く力や読む力を伸ばすことが必要

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TOEICの旧型式では問題のキーとなる部分だけを読み取ることで正解することができていました。TOEICのスクールでは、いつからか問題を解くテクニックを教える事に重点を置く場所もありました。新形式では小手先のテクニックではスコアはどこかで頭打ちになります。一番の対策は長文を聞く力と、速読能力を高めることです。これが出来ると全体を正しく把握し素早く問題が解けるようになります。

ネイティブのナチュラルなスピードに慣れる

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ネイティブ英語のスピードに慣れる必要があります。海外ドラマや洋画を勉強の素材として利用するのは有効です。TOEICは一般的なネイティブ英語よりもやや会話スピードが遅いのです。普段からネイティブのスピードで勉強して聞く力をつけることで楽に聞けるようになります。ただしネイティブな英語が聞き取れない場合は原因の追究と対策を取る必要があります。

ネイティブ英語が聞き取れないのはなぜ?

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ネイティブ英語を聞ける人と聞けない人の違いは大きく分けて2つあると言われています。これを理解するだけでも対策の1歩を踏み出したと言っても過言ではありません。1つ目は単語1つの時の発音と単語が組み合わさった時に異なる音の違いになります。音が繋がる現象をリエゾン、音が消える現象をリダクションと呼ばれています。

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例えば have という単語は「ハブ」と発音します。I have to という文になると「ハフタ」のように音が変化して発音されます。Goood Job は「グッドジョブ」ではなく「グッジョ」のように一部音が消えます。音の変化の法則を身に着ける必要があります。ディテクテーションを繰り返すことで今まで聞き取れなかった部分を減らしていきます。

語彙力を高めることはリスニングの対策にもなる

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リピーティングも有効な勉強方法です。発音を繰り返すことでネイティブな発音に近づけていきます。いつからか無理しなくても耳に入るようになってくるのです。会話の中身の把握だけでなく発言者の意図を読み取ることを意識するようにしましょう。

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理由の2つ目は語彙力です。リーディングだけではなくリスニングにも英語力として力を発揮します。TOEIC問題集で単語の意味の分からないものは全てマーキングます。それらを書き出して意味や例文を調べて使い方を覚えましょう。語彙力が増えれば聞き取ることが出来れば理解することができます。
 

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TOEICの新形式の時間配分のコツ

時間配分はさらに重要になった

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新形式導入後に重要度がさらに増したと言えます。リーディングセクションは100問で75分をご自身で時間配分する必要があります。まずPart5からPart7までの各パートの配分時間を決めます。問題数が多く難易度が高いPart7にウェイトを割くようにしましょう。具体的な例を挙げます。
 

各パートの時間配分

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Part5の短文穴埋め問題を30問で10分の時間配分とします。1問あたり30秒使うことができます。文法に関連した問題が多いので10秒以内に回答できる問題もあります。Part6の長文穴埋め問題を16問で10分の時間配分とします。分からない問題は後回しにしましょう。Part7の長文読解問題54問に残りの55分の時間配分とします。

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55分の配分をさらに分割していきます。シングルパッセージ29問を25分、ダブルパッセージ10問を10分とします。時間のかかるトリプルパッセージ15問を20分とします。テストの開始時刻は事前に告知されます。いつから、いつまでの時間帯を費やしても良いというタイムテーブルを作成しましょう。

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試験問題を行う際はアラームをかけて実際のテストと同じ時間で出来るまで繰り返します。時間配分をコントロールできるようにシミュレーションをして慣れることが大事です。これができるようになると問題の取捨選択が適切にできるようになります。押さえるべき問題を確実に正解にすることでスコアも伸びるようになります。

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TOEICの新形式と旧形式の違いや変更点のまとめ

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今回は新形式と旧型式の問題構成の比較や新しい要素、時間配分について解説しました。新しい要素が追加されたことで難易度は上がりました。ネイティブな英語を聞けるようになるためにディクテーションを何度でもやりましょう。長文速読力をつけるためにも語彙力のアップは必須となります。試験問題を本番と同じように時間を測り慣れる事が大事です。

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