パワハラの具体事例まとめ!職場で問題となる発言や行動とは?

近年は、どんな企業でもパワハラが問題視されるようになりました。具体的な事例を知らなければ、自分の発言や行動がパワハラと捉えられる可能性もあります。ここでは、パワハラになる発言事例や体験談を紹介しながら、どのように部下や後輩と接すれば良いのかを詳しく解説します。

パワハラの具体事例まとめ!職場で問題となる発言や行動とは?のイメージ

目次

  1. パワハラの具体事例とは?どんな行動や発言が問題になる?
  2. パワハラという言葉の意味と定義は?
  3. パワハラになる発言や行動とは?
  4. パワハラの事例を体験談で紹介!
  5. パワハラ上司にならないために!部下や後輩への叱責の仕方と接し方
  6. パワハラの相談はどこへ?
  7. パワハラの具体事例まとめ!発言や行動に気を付けよう

パワハラの具体事例とは?どんな行動や発言が問題になる?

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パワハラとは、パワーハラスメントのことを指し、権力や権限などを利用した嫌がらせを指します。まずはパワハラの定義、パワハラとなる発言を理解し、どんな事例がパワハラにあたるのかを理解していきましょう。

パワハラという言葉の意味と定義は?

パワハラという言葉の意味は?

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パワハラとはパワーハラスメントの略語で、英語でパワーは「権力、力」、ハラスメントは「嫌がらせ」という意味となり、直訳すると、権力を使用した嫌がらせを意味します。

パワハラの定義とは?

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パワハラの定義とは、同じ職場で働く者に対し、職務上の地位などを利用し、適正な業務範囲を超えた仕事を要求する、暴言を吐いて個人を侵害するなど、精神的、身体的な苦痛を与える嫌がらせのことを指します。

職場でのパワハラには優位性がある?

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職場では、上司など権力を持った立場の方が多く存在するため、その地位に優位性が存在します。その優位性を利用して、適正な業務を超えた要求、身体的、暴言などの精神的な苦痛を与えるのがパワハラです。

パワハラになる発言や行動とは?

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パワハラがどんな定義を持っているのか、ここまで説明をしてきましたが、具体的にどんな発言や言葉、行動がパワハラになってしまうのでしょうか。身体的、精神的パワハラがどこまでなのか、事例を含めて詳しくご紹介します。

身体的なもの

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身体的なパワハラとは、叩く、殴る、蹴る等のことを指します。相手が自分の地位より低いことを利用し、肉体的な暴力を振るうことです。実際に手足で暴力を振るうだけでなく、丸めたポスター等で頭を叩く等の行為もパワハラの事例に該当します。

精神的なもの

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精神的なパワハラとは、職場の皆が要る前で叱責されたり、他の社員を含めたメールの中で罵倒するような発言、必要以上に長時間に渡って叱る等のことを指します。パワハラは身体的なものをイメージしやすいですが、言葉のいじめや暴言もパワハラの事例に該当します。

社会的な地位や職場の優位性を利用したもの

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身体的、精神的なもの以外にも、一人だけ自宅待機を命じられる、一人だけ別室に席を移される、歓迎会や送別会などの飲み会に参加させない、などの指示、暴言もパワハラの事例に該当します。

過大・過小な業務の要求

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新人なのにスキルが求められる業務を押しつけたり、特定の個人や少人数のグループに膨大な量の仕事を任されたりすることは、過大な業務の要求としてパワハラの事例に該当します。一方、営業職に就いた社員に草むしりばかりを任じたり、事務職のアルバイトに一日中掃除をさせる等、過小な業務を割り当てて仕事を干すような事例もまた、パワハラとされています。

プライバシーの侵害

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交際相手について執拗に質問される、旦那や妻の悪口を言われる、趣味についての悪口等の発言、言葉もパワハラにの事例に該当します。気づきにくい部分ですが、プライバシーの侵害等もパワハラになりますので、仲の良い職場であっても言葉や暴言に気をつけましょう。

パワハラの事例を体験談で紹介!

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身体的、精神的パワハラ等、どんな分類があるのかをここまで説明してきました。しかし、具体的に事例がないと、どの発言、言葉や行動がパワハラなどに該当するのかイメージがつかないものです。そこでパワハラの事例を体験談としてご紹介します。

体育会系という名のパワハラ

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体育会系の建設会社に入社したのですが、職場では暴力が横行していました。ミスをすれば上司から殴られるのは日常茶飯事で、暴力をやめてほしいとお願いしても、上司たちは「こうやって育ってきた」と言うばかりで耳を貸してもくれません。そういう業界だと思っていたのですが、友人に相談をして初めてパワハラだと気がつきました。

残業代の出ない残業を押し付けられた

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定時の18時が近づく頃になると、頻繁に上司から残業代の出ない残業を命じられます。「〇〇さんならすぐできるでしょう?」等と言われ、仕方なく引き受けるのですが、任される業務は当日中に終わらせるには無理のある量ばかりで、いつも帰りは23時を過ぎてしまいます。

イヤミを毎日のように言われる

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「〇〇さんがいると、仕事が遅くなる」「どうして仕事がそんなにできないの?」等、毎日先輩から嫌味を言われます。入社当初は、私自信がまだまだ仕事を覚えきれていないと思っていたのですが、1年以上経った今も暴言を言われ続け、パワハラだと気がつきました。

こんなこともできないのかと土下座を要求された

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仕事でミスをしてしまい、上司を立腹させてしまいました。私自身、反省の気持ちがあり何度も謝罪の言葉や改善する方法を伝えたのですが、「こんなこともできないのか!それなら土下座しろ」と暴言を吐かれ、皆の前で土下座を要求されました。

飲み会へ参加したら自分の立場をわきまえろと言われた

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会社の飲み会があり参加したところ、上司に「今月は営業成績が悪かったよな。なぜ飲み会に来ているんだ!自分の立場をわきまえろ!飲み会に来るなら先に成績を上げろ!」と怒鳴られました。後からこれらの発言や言葉が暴言であり、パワハラだと気がつきました。

気を使っているのに毎回身だしなみを整えろと怒られる

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営業職なので、毎日身だしなみに気をつけ、しっかりメイクもして出勤をしているつもりなのですが、女性の上司から「髪が汚い」「ちゃんと化粧しているのか」「お客様の前に立てる姿ではない」等という暴言を投げかけられ、必要以上に叱責されています。

派遣なのに正社員に近づきすぎだと言われた

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派遣社員として働いているのですが、上司に「派遣なのに正社員に近づきすぎだ」と叱責されました。コミュニケーションを取り良い連携が取れるように心掛けていたのですが、上司の気に障ったようです。友人に相談したところパワハラになると教えてくれました。

親の教育がなっていないと家族を罵られた

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上司に挨拶や礼儀がなっていないと強く叱責をされました。そこまでは自分の責任だと感じていたのですが、ついには「両親の教育がなっていない」等と暴言を言うようになり、とても不満に感じました。後からパワハラに該当すると知りました。

SNSによる書き込みで暴言を吐かれる

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会社では皆一見仲良く、FacebookなどのSNSでも繋がりコミュニケーションをはかっていました。しかし、私がミスをし、女性上司の機嫌を損ねたことがきっかけで、SNSのコメント欄に「仕事はできないのに遊びに行くんだね」等、嫌味を書き込まれました。

クレームを理由に「もう来なくていい」と言われた

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入社して2週間なのですが、私には全く仕事が回ってこず、先輩に仕事が集中していました。しかし、できる仕事はないか伺っても「余計な仕事を増やすから」と嫌味を言われ、他の社員と比較された上に「クレームが入ったからもう明日から来なくていい」と言われました。

育休から戻って来たら嫌味を言われた

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産休、育休の取得が終わり、久々に職場に戻ると、女性上司から嫌味を言われるようになりました。保育園があるため定時で帰らなければいけないのですが、就業直前のタイミングで仕事を振ってきたり、「仕事が遅くなったんじゃない?」などと言われ、パワハラだと感じはじめました。

Thumb上司のパワハラへの対処法まとめ!無視や相談も効果的な対策?

パワハラ上司にならないために!部下や後輩への叱責の仕方と接し方

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ここまでパワハラに該当する事例をご紹介してきました。自分がパワハラ上司にならないためには、どんな叱責をすれば良いのでしょうか、後輩や部下の上手な叱り方、接し方をご紹介します。

叱責の仕方1:目的を考える

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上司が部下、後輩に叱責をするのは、良くない行動を直して欲しいという気持ちがあるからです。暴力や暴言などを吐いても全く効果はありません。直して欲しい部分が改善されれば、部下、後輩にとってどんなメリットがあるか言葉で伝えると良いでしょう。

叱責の仕方2:客観的にとらえる

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相手の良くなかったところを、感情的でなく客観的にとらえることが重要です。部下や後輩の具体的な行動ばかりにフォーカスするのではなく、なぜその行動や結果が起きてしまったのか、全体を通して原因を分析しましょう。「指導する立場にある自分の教え方が悪かった」という場合もありますが、そのときには素直に自身の非を認めることも大切です。

叱責の仕方3:相手の状況も把握する

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ミスをした部下や後輩も、意図してそのミスを起こしたわけではありません。改善しようとして悪化させてしまった等、本人にしかわからない心情があります。年齢が若い部下や後輩ですと甘えなどもありますが、まずはどんな気持ちで行動したのかも汲み取りましょう。

叱責の仕方4:個別で時間を取って話す

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叱責をする際は個別で呼び出し、誰もいないところで話をしましょう。誰でも叱責されている場面は恥ずかしいもので、特に部下や後輩がいる場面は避けたいものです。大切な話をするときは、1対1でしっかり話す時間を作りましょう。

叱責の仕方5:なぜ叱っているのか本音を話す

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叱責をする理由は、部下や後輩に成長して欲しいという上司の願いが込められています。しかし、意外にも言葉にしなければ部下や後輩には伝わらないものです。ただ叱責をするだけでなく、最後に部下や後輩に期待をしている旨を伝えてみるのも良い叱責方法です。

接し方1:感情的にならない

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一番大切なことは感情的な叱責をしないことです。感情的になってしまうと、思ってもいない暴言を言ってしまったり、業務以外のことを言ってしまう場合があります。まずは自分自身が冷静になり落ち着いて、あくまでも業務上で叱責すべきことを伝えていきましょう。

接し方2:相手が理解できるように

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たとえ叱責する側が冷静でいるよう努めていても、叱責される側の部下や後輩も冷静に話を聞いてくれるとは限りません。相手が感情的になってしまうことも考えられますので、叱責するときには話の道筋を立て、相手が理解できるようにゆっくり話しましょう。また、相手のどこを今後直して欲しいのか具体的に示します。

接し方3:しっかり伝わったのか確認する

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感情的になってしまうと、上司の言葉も入りにくくなってしまいます。叱責し、話し合った後は、相手が理解しているのか確認をしましょう。異なる意図で理解してしまっていたり、勘違いをしている場合もありますので、お互いの気持ちを明白にしましょう。

接し方4:過去を掘り返さない

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叱責をしている最中に、部下や後輩の過去の失敗を思い出し、あわせて叱責をしてしまうことがあります。これは部下や後輩にとっては逆効果で、「なぜ過去の過ぎたことを蒸し返すのか」と不信感を持たれてしまいます。叱責するときは、今叱責すべきことだけに集中しましょう。

接し方5:相手にもリスペクトの気持ちを

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相手が部下や後輩だからと言って蔑むような素振り、言動をすることはご法度です。部下や後輩であったとしても、仕事への誇りや情熱など、尊敬すべきところをたくさん持っています。お互いを尊重して話し合いをしましょう。

一番の解決策はコミュニケーション

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普段から上司や先輩から積極的にコミュニケーションを取り、部下や後輩がどんなことに悩み、どんなことに苦労しているのかを把握していれば、上司としても指導やアドバイスがしやすいものです。普段のコミュニケーションを増やし、話しやすい環境を作っておきましょう。

Thumbモラルハラスメントの意味とパワハラとの違いを解説!受けた場合の対処法は?

パワハラの相談はどこへ?

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もしパワハラを受けてしまった、この暴言はパワハラの事例に似ていると感じている場合、どこに相談したら良いのでしょうか。社内にばれず、信頼できるところに相談したいものです。そこで具体的に事例に合った相談場所をご紹介します。

誰にも相談できない人はどこに言えば良いの?

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職場でパワハラにあってしまった場合、社内に相談すると洩れてしまい、パワハラが悪化してしまうことがあります。相談する場合は、社内などの近い存在ではなく専門知識を持った外部機関を利用するのがおすすめです。

相談する前に準備しておくこと

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相談する前に、パワハラだと感じた出来事がいつ起きたのか、具体的な日時、場所、どんなことを言われたのか、誰に言われたのか、周りに見ていた人はいるのか等をまとめて手元に持っておきましょう。スムーズに相談することができます。

総合労働相談コーナー

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パワハラはもちろん、解雇、雇い止め、賃金の引き下げ等の相談もできるのが、労働基準監督署が行っている総合労働相談コーナーです。労働者だけでなく、事業主からの相談も受けつけており、専門の相談員が面談、あるいは電話で相談に乗ってくれます。

都道府県労働局長からの是正勧告が入ることも

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総合労働コーナーで承った相談で、特に悪質な内容の場合、都道府県労働局長から直接、該当する企業に是正勧告が入ることもあります。それでも改善されない場合は逮捕など法的な対処をすることになります。

都道府県労働委員会

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企業と個の争いが解決しない場合、都道府県労働委員会が解決の手伝いをしてくれます。都道府県労働委員会でこのような機関がないときは、都道府県庁労政主管課というところが相談に乗ってくれます。

法テラス (日本司法支援センター)

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法律という部分から、パワハラだと感じている方やパワハラの被害者を支える相談窓口です。ここでは、解決に役立つ法制度、地方公共団体、弁護士会、司法書士会、消費者団体を無料で教えてくれます。ただし、弁護士等はその後費用が発生する場合があります。

みんなの人権110番

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最寄りの法務局・地方法務局が開いている相談窓口で、差別や虐待、パワハラ、セクハラなどの相談ができます。様々な人権問題について気軽に電話で相談ができます。

かいけつサポート

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法務大臣の認証を受けた、かいけつサポート企業(第三者として解決に努めてくれる企業)を紹介してくれる窓口です。法務大臣から認証を受けているため信頼でき、話し合いで柔軟な解決を目指してくれます。

メンタルヘルスの相談場所は

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上司に言わ続けた言葉で精神的に苦しい等の場合、どこに相談すべきか悩むものです。そこでメンタルヘルスの相談場所を2カ所ご紹介します。

こころの耳 (働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト)

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メンタルヘルスについて、一体どこに相談すべきか迷ったらここが良いでしょう。働く人のメンタルヘルスはもちろん、支えるご家族のメンタルヘルスまでを考え、ご自身に合った窓口や医療機関を紹介してくれます。

労災補償について

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上司からの言動でうつ病になってしまった、というような場合には労災補償が該当する場合があります。既に病名が決まっている、発症している場合は一度こちらに相談しておきましょう。

労働条件が異なる場合は

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上司に身体的、精神的苦痛を与えられているわけではないが、労働条件が面接前と異なるという場合、どこに相談すれば良いのでしょうか。社内に相談してしまうと、相談したことをきっかけに労働環境が悪化することもあります。

労働条件相談ほっとライン

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労働条件が異なる場合は、労働条件相談ほっとラインに相談しましょう。条件によっては違法となる最低賃金を下回っての労働や、違法な残業などもあります。休憩時間がもらえない等も立派な労働法違反ですので、気になることはしっかり相談しましょう。

企業にとってもパワハラは損益になる

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会社の中にパワハラがあるということが従業員や求職者に伝わると、従業員が他の会社に流れてしまったり、新卒の確保がさらに難しくなってしまう可能性が考えられます。また、企業イメージが悪化し、場合によっては売り上げが悪化することもあります。

企業も個人もパワハラに気をつける時代

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企業にとっても、働く従業員にとっても良くないパワハラ。お互いを尊重し合い、一緒に働く環境、人のすべてが楽しく、働きやすく仕事ができるように、常日頃から心掛けることが大事です。

パワハラの具体事例まとめ!発言や行動に気を付けよう

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ここまでパワハラの定義や部下、後輩との接し方、暴言の事例を含めた体験談をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。もしパワハラにあってしまったら、抱え込まず外部に相談することが大切です。また、上司となる方もご自身の接し方を見直してみましょう。

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