「出向く」の正しい敬語は?意味や類語・使い方を例文で解説!

「出向く」という言葉の正しい敬語表現とは、どのようなものがあるのでしょうか?そもそも、「出向く」とは、どのような意味になり、類語や使い方にはどのようなものがあるのでしょうか?今回は、口語で使ってしまいがちな「出向く」という言葉について解説をしていきます。

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目次

  1. 「出向く」の意味や敬語での正しい使い方とは?
  2. 「出向く」の意味
  3. 「出向く」の敬語表現はどのようにすればいいのか?
  4. 「出向く」の敬語表現の例文を紹介!
  5. 「出向く」の別の敬語表現と類語
  6. 「出向く」の意味を理解して正しく使おう!

「出向く」の意味や敬語での正しい使い方とは?

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「出向く」という言葉は、日常でつい使ってしまいがちな言葉遣いとなります。しかし、そもそもこの「出向く」という言葉は、どのような言葉になるのでしょうか?正しい意味や使い方を知っておかないと、目上の人に対して失礼になっている場合もあります。今回はこの「出向く」という言葉の敬語や意味、類語について紹介し、例文と併せて解説していきます。

「出向く」の意味

「出向く」は「行く」という意味に置き換えるとわかりやすい

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「出向く」は「行く」という言葉に置き換えると、意味が理解しやすい言葉となります。「出向く」というのはそもそも、「行く」という意味が入った言葉ではありますが、ビジネスでは少々複雑な意味を持つ場合もあります。「行く」の類語表現でもある「出向く」という言葉は、自分が出向く場合もありますし、別の人間が「行く」場合も「出向く」という使い方をする言葉になります。

「出向く」は自分が「行く」ことをいう

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「出向く」という言葉の基本的な意味は「自分が行く」となります。口語では「出向く」や「出向いて」という使い方が主流です。「行く」という言葉には、類語が多くありますが、その中のひとつと認識していれば、ほぼ間違いではありません。しかしながら、「出向く」という言葉の使い方として、「出向いていただく」や「お出向きになる」という言葉遣いになると意味が変わることも、併せて覚えておく必要があります。

「出向く」は「行く」という以外に他の意味はない

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「出向く」という言葉には、「自分から他の場所へ行く」という以外の意味はありません。例文として「自分が出向く」や「取引先に出向く」という使い方があげられます。しかし、現在的な言葉のニュアンスとして「出向く」という言葉は聞いた相手に尊大なイメージを与えることもあります。これは、あくまでも一般的な言葉のイメージで、意味に入っているものではありません。

「出向く」と混同されがちな「出向」の意味

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「出向く」と混同されがちな、「出向」という言葉があります。読み方は「しゅっこう」です。「出向」とは、ビジネスでは「出向になった」というような言葉遣いが例文としてあげられますが、本来の意味は、「命令で出向くこと」です。「出向く」という言葉が「自分が行く」という意味になるとは違い「命令で出向く」という意味になるので、自分の意志とは関係なく「行く」という意味があります。

「出向く」の類義語

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「出向く」という言葉の意味を確認するために、類義語も併せて紹介します。類義語には「連なる」や「参列」または「出席」や「参る」という言葉があります。どれも、「行く」という言葉の類義語にもあたります。一般的に「出向く」という言葉を使用する場合は、「顔を出す」という意味で多く使われます。「少し顔を出してくる」や「様子を見てくる」というニュアンスもあります。

「出向く」という言葉を詳しく解説すると

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「出向く」という状態を詳しく解説すると「目的の場所にこちらから出かけて行く」という意味になります。例文にすると「指定の場所へ出向く」になります。混同されがちな「出向/しゅっこう」は、「出向いて行くこと」の他に、「籍はそのままで、他の役所または、会社に勤務すること」という意味になります。似て異なる言葉という事がわかります。別の言葉で「赴任」という言葉もあります。「赴任」は「転勤先へ赴くこと」となります。

「出向く」はビジネスシーンに相応しいか?

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「出向く」という言葉は、そもそもビジネスシーンに相応しい言葉遣いか?という問題があります。言葉の意味は「自分から行く」という意味以外には特にありませんが、聞く相手に尊大なイメージを与えやすい言葉遣いとなりますので、ビジネスでは社長や部長が目下の人間に向かって言うのならば許容範囲と言えます。なぜかというと「わざわざ」という言外の意味が隠されている言葉遣いとして、一般的に受け取られる言葉となっているからです。

「行く」や「来る」の敬語表現の使い分け

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「行く」や「来る」の敬語表現の使い分けは、敬語に親しみがないと難易度が高いと考えられます。敬語には文法的には間違ってはいないのですが、聞く相手が違和感を覚えるものは、使われにくい性質があります。例えば「行く」の敬語表現で「お行きになる」という言葉があります。これは文法上間違いはないのですが、違和感を覚える敬語表現ですので使われにくい言葉になります。

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「出向く」の敬語表現はどのようにすればいいのか?

「出向く」の敬語での使い方

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「出向く」という言葉を敬語表現に直した使い方を考えると、「お伺い」という言葉がベストと言えます。そもそも「行く」という言葉の類語ですので、「行く」という言葉を中心に考えるとわかりやすい敬語が「お伺い」となります。伺うに「お」を付け、美化語の用法にして使う事で敬語表現として成り立ちます。例文で紹介すると「私がお伺いします」や「○○がお伺いします」というような使い方となります。

「出向く」のメールでの使い方

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「出向く」をメールで使う場合には、敬語表現で「お伺い」か、「出向かせていただく」という言い方もあります。まどろっこしい敬語表現になるため、「出向かせていただく」という敬語の用法よりも「出向きます」という敬語表現がスマートでもあり、ベストな敬語表現と言えます。しかし、口語体で「出向かせていただいて」という敬語は、ビジネスでしばしばみられる言葉遣いですので、あながちNGとも言えない敬語の用法です。

「出向く」という言葉はそもそも敬語表現か?

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「出向く」という言葉は、そもそも敬語表現か?というとそうではありません。意訳としては「自分から出かける」というものが一番しっくりきます。相手を敬う言葉遣いにする必要があるのであれば、「出向く」という言葉よりも、「赴く/おもむく」もしくは「お伺い/おうかがい」が良いです。特に「赴く」という言葉は、ニュアンスも柔らかい言葉ですので、ビジネスではよく使われる言葉遣いとなります。

「出向く」の敬語表現としての「赴く」の意味

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「出向く」の敬語表現として「赴く/おもむく」という言葉を紹介します。「赴く」という言葉の意味は、簡単に説明すると「○○の方向に出かける」や「向かって行く」という事になります。「おもむきがある」という言葉の場合は「趣き」となりますので、漢字が違います。「赴く」の古語では「従う」や「従わせる」という意味があります。活用としては敬語ではないので「赴きます」という丁寧語の形で使用します。

「出向く」という言葉はビジネスシーンではNG?

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「出向く」という言葉は、「わざわざ行く」という意味に取られがちの言葉ですので、ビジネスシーンでは不向きな言葉遣いとなります。「行く」場合は「お伺い」を使い、「来る」場合は「おみえになる」や「お越しになる」という言葉が一般的な敬語表現となります。

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「出向く」の敬語表現の例文を紹介!

お出向き

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「出向く」の敬語の表現で目上の人が行く場合に、「お出向き」または「お出向きになる」という言葉の使い方があります。この場合の意味は「そちらへ行く」という意味になります。目上の人が自分のところへ「来る」場合の敬語は「お見えになる」になりますので、意味を混同しないようにします。「出向く」の根本的な意味は「行く」ですので、間違えないようにします。

お出向きくださる

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「出向く」の敬語表現の例文として、「お出向きくださる」という言葉遣いがあります。「出向く」に「お」を付けて美化語とし、「くださる」と続けます。これは「来てくださって感謝しております」や「来てくださって大変恐縮です」という意味合いがあります。

出向いていただく

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「出向く」の敬語表現の例文で、「出向いていただく」という表現があります。この場合は「可能」の因子を含み、「出向いていただけますか?」という場面でも使う事が出来る敬語表現となります。この場合でも自分のところに来てもらう場合は「お越しいただけますか?」という敬語の用法とは違うという事に、気が付くことが出来ます。あくまでも、自分のところではなく別のところへ「行く」場合に使う敬語の用法です。意味が異なります。

向かう

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「出向く」という言葉の敬語表現に「向かう」という使い方があります。「向かう」という言葉は、ビジネスでは一般的なものとなります。「私が向かいます」や「今、向かっております」という使い方や「会長は○○に向かわれました」というような言葉遣いとなります。

おいでになる

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「出向く」の敬語表現で、「おいでになる」という言葉遣いもあります。この「おいでになる」の意味として、簡単に説明すると「お見えになる」になるため、「行く」よりも「来る」という意味に近いものとなります。例文とすると「何時ごろ、おいでになられますか?」という使い方になります。

ご足労いただく

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「出向く」の敬語表現で「ご足労」という言葉もあります。「ご足労」は、簡単に説明すると「お越しいただく」という意味になります。「ご足労」とは「足労」という言葉、つまり「足を運ぶ労力」に「ご」を付けて美化語としたものです。「いただく」をつけると「出向いてくださり」という言葉と同じような意味になります。

足を運ぶ

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「出向く」の敬語表現で「足を運ぶ」という言葉があります。例文として「足を運んでくださり、ありがとうございます」という言葉遣いになります。この「足を運ぶ」という言葉は、自分に対しては使わない言葉になりますので、「私が出向きます」のように「私が足を運びます」という使うと間違いとなる敬語表現です。相手にしか使えない言葉ですので、注意します。

お越し願う

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「出向く」の敬語表現のうち、「出向いて欲しい」場合に成り立つ言葉が「お越し願う」になります。「お越し頂く」という言葉でも良いのですが、誰かに伝言をお願いする場合には「お越しいただけるようお伝えください」よりも「お越し願いたく存じますので、お伝えいただけますでしょうか?」という言葉遣いがより丁寧な表現となります。

いらしてください

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「出向く」の敬語表現で、「いらしてください」という言葉遣いがあります。目上の人に対して、場所を指定して行くようにお願いするときの言葉遣いとなります。例文として「課長、部長がお呼びです。会議室へいらいてください」というような使い方となります。この場合は「会議室へお伺いしてください」という言い方をすると、課長に対して失礼な物言いとなります。

赴きます

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「出向く」という言葉を敬語表現とした場合に、元々の言葉の趣旨の「自分が行く」という意味からぶれないようにしないと、言葉を間違える場合もあります。例文をいくつか紹介します。「私が赴きます」という言葉遣いにすると、角が立ちにくい言い方です。「赴く」という言葉自体は敬語表現ではないので、丁寧語で使います。

お伺いします

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「出向く」の敬語表現での例文として「お伺いします」があります。この「お伺い」という言葉は、「行く」の類語表現でもあります。ビジネスでは目上の人に対して使う言葉遣いですので、敬語としても間違いのない言い方となります。

参ります

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「出向く」の敬語表現での例文として「参ります」という言葉もあります。この場合の「参ります」という言葉は、「行く」の類語表現です。神社や仏閣を「参る」といは異なる意味となり、「私と参りましょう」という同行を促す言葉遣いや「私が参ります」というような、「伺う」という言葉の言い換えの表現となります。

行きます

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「出向く」という言葉の敬語表現の例文として「行きます」があります。「行きます」は丁寧語の表現になります。ビジネスで使うには少々稚拙な表現ですので、取引先や顧客、または上司には適さない敬語表現と言えます。「行く」の敬語表現でベストなものは、やはり「お伺い」となりますので、「行きます」を使う場合は親しい同僚などだけにしておくと良いです。

あがります

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「出向く」という言葉の敬語表現で「あがります」という言葉があります。少々特殊な言葉と言えますが、例文で紹介すると「明日は10時にお迎えにあがります」となります。「参上する」や「参ります」と同じ意味で使う事ができる言葉になります。

訪問する

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「出向く」という言葉の敬語表現で「訪問する」があります。「訪問」という言葉は、「人の家をたずねる」や「人の家におとずれる」という意味があります。「訪問」は「行く」という意味で、「来訪」は「来る」という意味になります。間違えやすいので注意します。

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「出向く」の別の敬語表現と類語

出向く場所によってはへりくだって言う場合もある

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出向く場所によっては、へりくだって言う場合もあります。例文で紹介すると「出向かせていただいて」という敬語の使い方となります。これはビジネスではよく使われるフレーズとなりますが、「お伺いして」よりも腰が低いイメージとなる敬語の使い方です。反対に「出向きます」は、ビジネスでは尊大なイメージとして受け取られる場合もあるので、使い方には注意が必要となります。

「いらっしゃる」の他の敬語表現

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「いらっしゃる」の他の敬語表現として「お見えになる」という言葉の使い方があります。あくまでも「出向く」という言葉への返しとして使う言葉です。例文として紹介すると目上の人が「私が出向きます」と言った場合に、「いらっしゃる」という返答をするという使い方です。意味としては「お越しになる」の別表現となります。

「出向く」の類語

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「出向く」という言葉には類語表現が多くあります。別章で紹介した通り、「お越しになる」や「お見えになる」、「行く」も類語表現となります。「いらっしゃる」や「お出向きになる」なども類語表現です。しかしながら、その場に遭った言葉を使わないと誤用となります。誰がどこへ行くかという状態に使う言葉ですので、主体を把握しておく必要がある言葉となります。

Thumb「いらっしゃる」の使い方と正しい敬語表現まとめ!「おられる」の違いは?

「出向く」の意味を理解して正しく使おう!

出典: https://trendripple.jp

「出向く」という言葉は、非常に扱いが難しい言葉となります。類語表現も多くあり、「誰が」によっても敬語は変化しますし、「どこへ」でも敬語が変化します。「行く」の意味を持つ言葉は、多くの類語が存在しますが、その類語のすべてにそれぞれの意味や別の言葉へのリンクを持つ場合もあります。使いこなすのは容易なことではありませんが、敬語でよく使われる言葉でもありますので、おおよその把握はしておきます。

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