親戚とはどこからどこまでの範囲?「親族」や「身内」との違いも解説!

冠婚葬祭などで親戚が集まることがあると、親戚とはどこまで?と疑問に思うこともあるでしょう。他にも親族や身内という言い方もあり、親戚とは何かがよく理解できていないこともあります。そこでこの記事では、親戚の範囲や親族との違いなどを解説します。

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目次

  1. 親戚とは?範囲や親族との違いを解説!
  2. 親戚の意味とは?
  3. 親戚とはどこからどこまでが範囲?
  4. 親戚と結婚することはできるのか?
  5. 親戚と親族との違い
  6. 親戚とはどこからどこまでが範囲?親族との違いのまとめ

親戚とは?範囲や親族との違いを解説!

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生まれたときから親戚と呼ばれる人たちがいるはずですが、いざ「親戚とは?」と聞かれると、ちゃんとした答えが見つからないかもしれません。それに親戚の範囲もよくわかりません。他にも親族や身内という言い方もあるので、親戚とは何か?という疑問に答えるのは難しいのが正直なところでしょう。この記事では、親戚とは何か?を解説すると供に、範囲や親族や身内との違いを見ていきます。

親戚の意味とは?

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普段、何気なく使っている言葉である「親戚」でも、改めて意味を考える機会はそう多くはないでしょう。むしろ、ずっと深い意味を考えることなく生きてきたので、日常の中に溶けこんでしまっている言葉でもあります。でも、いくら使い慣れた言葉である親戚といえども、そこにはちゃんと意味があります。親戚とは、「血縁関係や婚姻関係によって結びついた者」という定義があるのです。

血縁関係とは

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血縁関係によって結びついた人も親戚と言えるのですが、では血縁関係というのは、どういう結びつきなのでしょうか。血縁関係は、文字通り血のつながりがある関係性です。実の親子や同じ親から生まれた兄弟が真っ先に思い浮かびます。同じ血が流れているという言葉がありますが、それだけ血のつながりは大切にされていると言えます。血縁関係にある者を「血族」と呼び、生物学的な血縁関係にある場合には「自然血族」と呼びます。

法律上の血縁関係

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生物学的に血がつながっている場合は自然血族ですが、法律上では血縁関係にある人もいます。これは「法定血族」と呼ばれています。たとえば養子縁組によって親子になった場合、あるいは兄弟になった場合には、法定血族ということになります。

婚姻関係とは

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血縁関係にある血族の他にも、婚姻関係によって関係が生まれることも多々あります。結婚をすることで、相手の血縁関係にある人とも親戚になるわけですが、そういった人たちを「姻族」と呼びます。たとえば妻から見た場合には夫と血縁関係にある人が姻族となります。義父や義母も姻族に入ります。ただし姻族というのは、結婚した2人から見ているので、他の親戚から見たときには姻族にならない人もたくさんいます。

親族と親類は違うの?

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親戚と同じように使われる言葉に「親類」があります。親戚とは血縁関係や婚姻関係で結ばれている人を指すわけですが、実は親類も同じように使われています。要するに、親戚と親類は同じということです。たとえば「親戚のおばさん」と言うときでも「親類のおばさん」という表現の仕方でも間違いではないのです。ただし、普段から良く使うのは「親戚」の方なので、誰かに紹介するときには「親戚」を使った方が理解しやすいかもしれません。

親戚には家族は含まれない

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親戚とは誰?と聞かれたとき、自分の親や兄弟を答える人はいないと思われます。おそらく叔母や叔父、いとこなどを想像するでしょう。このことからもわかりますが、親戚の中には自分の家族、つまり祖父や祖母、親や兄弟、子供は含まれないのです。当然ならが、同居をしてない場合でも、親戚という言い方はしません。家族は親戚でも親類でもないのです。

親戚とはどこからどこまでが範囲?

どこまでが親戚なの?

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血縁関係や婚姻関係によって親戚ができてくるわけですが、ここで気になるのは「どこまでが親戚なのか?」ということです。よく「遠い親戚」という言い方もするのですが、具体的にどこまでのつながりなのかは、定かではありません。それに、親戚といっても、一度も会ったことがない人もいる可能性は高いです。そのため、相手は自分のことを知っていても、こっちは知らないということにもなってしまうのです。

親戚の範囲は正確には定められていない!

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冠婚葬祭のときに親戚が集まる場合、叔父や叔母、いとこくらいまでなら顔と名前が一致します。ということは、最低でもいとこは親戚になるのかな?と思いますが、実は日本においては民法上、親戚がどこまでなのかはきちんと決められてはいないのです。民法で定められているのは親族であって、家族や親戚がどこまで含めるのかは非常に曖昧な状況といってもいいでしょう。

親戚は家系図でわかる

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自分のルーツを探るために家系図を作ることがありますが、ここでいう家系というのは家の名字(家名)を受け継いできた人の名前が書かれているものです。基本的には家系図を作る人を中心に見ていくのですが、親や兄弟、いとこなどを線で結んでいくことで系統が見えてきます。父方の親戚、母方の親戚の両方が存在するので、かなり大掛かりになることもあります。

家系図のひとりひとりに続柄がある

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家系図を作って行く中で、そこに記載される人は名前と一緒に続柄も記載されていきます。続柄というのは、自分から見た親戚(親族)の呼び名のことです。たとえば、自分から見て両親の兄弟は叔父となります。続柄は誰から見るかによって違ってくるので、もし父親からさきほどの叔父を見たら、それは兄弟ということになります。他にも、いとこや祖父母も誰から見るかによって続柄が全然違ってきてしまいます。

家系図の続柄(呼び名)一覧

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家系図の続柄を見るときには、自分を中心に考えるので、まずは自分の呼び方です。自分は「本人」と呼びます。そして結婚をしているのであれば、配偶者は「夫」「妻」のどちらかになります。子供がいれば「子」という続柄になります。子供の場合は注意が必要で、長男や次男、長女、次女に関係なく、すべてが「子」という続柄となります。兄弟の場合には兄、弟、姉、妹という続柄です。

両親よりも年齢が上の人の続柄

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自分の両親は「父」「母」で両親の父の呼び方は「祖父」、両親の母の呼び方は「祖母」です。さらにその上になり祖父や祖母の父は「曾祖父」、祖父や祖母の母は「曾祖母」です。一般には「ひいおじいちゃん」「ひいおばあちゃん」と呼ぶことが多いのであまり知られていませんが、家系図で見たときにはこういう呼び方になります。そして曾祖父や曾祖母の父は「高祖父」、母は「高祖母」と呼びます。

両親の兄弟でも年齢によって漢字が違う

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両親の兄弟姉妹は「叔父」「叔母」と呼ばれています。でも、両親の兄なのか弟なのかで漢字が違っているのです。両親の兄の場合は「伯父」で弟の場合は「叔父」です。女の兄弟も同じです。両親の姉の場合は「伯母」、両親の妹の場合は「叔母」となります。ただ、呼び方はどちらも「おじ」「おば」なので、文字にするときだけ注意をすれば問題ありません。

いとこも年齢によって漢字が違う

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いとこは、両親の兄弟姉妹の子供にあたる人です。先ほどの叔父や叔母と同じように、年齢によって漢字が違います。自分よりも年上の男性のいとこは「従兄」、自分より年上の女性のいとこは「従姉」、自分より年下の男性のいとこは「従弟」、自分よりも年下の女性のいとこは「従妹」と呼びます。ただ、一般的にはここまで区別することはなく「いとこ」で一括りにしてしまうことが多いです。

兄弟姉妹の子供の呼び方

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自分の兄弟姉妹の子供は、男性か女性かによって呼び方が違います。男性の場合は「甥」、女性の場合は「姪」です。甥や姪は自分との年齢差などには関係なく、性別だけで呼び方を変えていきます。甥や姪の息子は「姪孫」や「又甥」、娘は「姪孫」や「又姪」と呼びます。

自分の子供の子や孫の呼び方

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自分の子供の子供は「孫」というのは誰でもわかることですが、その次になってくるとちょっと迷うかもしれません。家系を見たとき孫の子供は「ひ孫」「曾孫」、孫の孫は「やしゃご」「玄孫」、玄孫の子供は「来孫」、来孫の子供は「昆孫」、昆孫の子供は「仍孫」、仍孫の子供は「雲孫」といいます。家系図を書くときには名前もわかりますが、実際に会えるのはどこまでかというのは、限りが出てきます。

親戚と結婚することはできるのか?

「いとこ」や「はとこ」とは結婚が可能?

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自分の両親の兄弟姉妹の子供、それがいとこです。家系図を書くときに両親は1親等、祖父や祖母は2親等、両親の兄弟姉妹は3親等と呼ばれています。家系図で考えると、いとこは4親等ということになります。ここで問題になるのは法律上の話しです。本人は結婚したいと思っていても、法律では認められないこともあります。実は、日本の法律では結婚できる肉親について、明確な決まり事があるのです。

4親等のいとことは結婚ができる

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結論からいうと、いとこ同士の結婚は可能です。日本の法律では、どこまでなら結婚ができる、できないと決められていて、3親等までは結婚ができないと決められているのです。ということは、4親等であるいとことは、法律上結婚が可能ということです。ただし、直系の肉親の場合には4親等であっても結婚はできません。先述の「いとこ同士は結婚ができる」というのは、いとこが直系ではないことが理由です。

はとこ同士も結婚はOK

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はとこというのは、自分から見て祖父や祖母の兄弟姉妹の孫にあたる人です。他の言い方とすると、いとこの子供同士ということです。そのため、いとこよりも関係性が遠いイメージが持たれています。家系図で考えてみても、いとこは4親等ですが、はとこは6親等という位置関係です。法律上では3親等までは結婚ができないので、6親等であるはとこ同士は結婚は可能です。

昔はいとこ同士の結婚は当たり前

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日本ではいとこ同士の結婚は法的にも認められていますが、海外ではタブーとされていることがけっこうあります。日本では、昔から家系を守るためにいとこ同士が結婚することも多く、たとえば平安時代以降では天皇家と藤原家が結婚する事例もたくさんありました。これは身分が同じくらいの人でないと結婚ができなかったこともあり、非常に狭い範囲で結婚相手を決めていたことになります。

いとこと結婚をした著名人

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ここで、実際にいとこと結婚をした著名人を紹介してみましょう。実は、アインシュタインもいとこと結婚をした人なのです。最初の結婚は血縁関係のない人でしたが、次に結婚をしたのがいとこでした。さらに、第94代内格総理大臣である菅直人氏も、結婚相手はいとこです。他にもいとこと結婚をしている人はけっこういます。日本においては法的には何ら問題ないので、あとは本人同士の気持ちの問題ということになります。

いとこ同士の結婚のメリット

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いとこ同士の結婚となると、メリットもあります。そのひとつが親戚が増えないという点です。血縁関係になる人と結婚をすると、新しい親戚ができます。単純に考えると、これまでの自分側の親戚の数が2倍になる感覚です。そうなると、親戚付き合いが発生するので、それが面倒と感じる人もいるかもしれません。もちろん、どこまで親戚付き合いをするかにもよりますが、でもいとこの場合は共通の親戚なので、親戚の数は増えません。

嫁姑問題が生じる可能性が低い

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一般的に言われている嫁姑問題も、起きる可能性は低いです。姑は自分にとって叔母(伯母)に当たる人なので、子供の頃から知っている人だからです。仮に祖父や祖母が一緒に暮すとしても、結局自分たちにとって共通の祖父祖母になります。人間関係の構築が難しくないという点では、いとこ同士の結婚にメリットがあります。

いとこ同士の結婚のデメリット

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いとこ同士が結婚をするとなると、それなりの抵抗を受けることになります。法律上では問題がないとしても、血縁関係者との結婚となると、近親相姦なのでは?と思われてしまうこともあるからです。いくら自分たちが結婚をしたいとしても、両親や祖父、祖母の反対が出てくる可能性は否定できません。それを乗り越えることができるかどうか、試される結婚といえます。

障害がある子供が生まれるリスクがある

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いとこ同士の結婚の場合、生まれてくる子供に障害が出る可能性があると言われています。通常の結婚の2倍のリスクがあるという研究結果もあるほどです。いとこ同士だと、血縁関係tが近く遺伝子が似ていることが原因とされる説もあります。いとこ同士の結婚となると出産を考えるカップルもゼロではありません。

2人の愛が試される

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いとこ同士の結婚には、メリットもありますが、どちらかというとデメリットが注目されてしまいます。理由は、結婚という人生の大きなイベントということもあり、失敗を避けたいという周りの考えもあるからです。先ほど書いたように子供に障害が出てしまうケースもあります。そういうリスクに目がいってしまうので、周囲の反対は避けることはできません。そのため2人の愛の強さが必要になってきます。

親戚と親族との違い

親族の意味とは?

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自分にとって血縁関係にある人は親戚という位置づけになりますが、親族と呼ぶことも多々あります。親族というのは、血縁関係によってつながっている人もそうですが、結婚によってできた続柄でもあるのです。続柄は親等で表されます。自分の両親は1親等、祖父や祖母は2親等、子供は1親等ということになります。

尊属と卑属

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親族の中でも、自分よりも世代が上の人を尊属といいます。自分の両親や祖父、祖母、叔父や叔母もここに含まれます。一方、自分よりも世代が後の人は卑属と呼ばれています。自分の子供や孫、甥や姪などです。尊属や卑属という言葉は、普段はほとんど使うことがありません。そのためあまり知られていないのですが、親族を考えるときには、こういった関係性も必要になってきます。

直系親族と傍系親族

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家系図を書くときに直系かどうかを気にすることがあります。ここでいう直系というのは、自分の親や子供、祖父、祖母、孫というように1本の線で結ぶことができる親族です。一方、兄弟や姉妹、叔父や伯母は縦のつながりがありません。こういった関係性の人を傍系親族と呼びます。

親族の範囲

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親族というと、親戚全員が含まれると思われがちですが、実は法律上では親族がしっかり定められています。民法上では、配偶者と6親等以内の血族、そして3親等以内の姻族となっています。6親等の親族の中には両親や祖父祖母などが含まれています。姻族というのは、配偶者の血族のことです。ちなみに、配偶者は血族でも姻族もありません。親等という考えではないので、一般的には0親等ということになります。

親戚とはどこからどこまでが範囲?親族との違いのまとめ

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これまで見てきたように、親戚というのは、血縁関係や婚姻関係によって結びついた者を指します。その中で親族はどこまでなのかは、法律できちんと決められています。どこまでかというと、配偶者と6親等以内の血族、そして3親等以内の姻族です。こういった違いを知る人は案外少ないのですが、法的な問題が起きたときには必要になる知識なので、頭の片隅に置いておくといいでしょう。

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