家賃の目安は収入の何割がベスト?年収や家族構成別に比較!

現在日本の平均年収は400万円台と年々下がり続けています。自分の収入に対して目安より高すぎる家賃を払い続けることは、他の生活費にも影響が出ます。限られた収入の中で余裕を持って生活するための家賃の目安は収入の何割がベストか、家族構成別に解説していきます。

家賃の目安は収入の何割がベスト?年収や家族構成別に比較!のイメージ

目次

  1. 家賃の目安はどのくらい?収入や家族・一人暮らしの場合などで比較!
  2. 家賃の目安とは?自分の収入の割合から決めよう!
  3. 家賃の目安!一人暮らしの場合
  4. 家賃の目安!家族で暮らす場合
  5. 家賃の目安は地域の家賃相場にもよる?
  6. 家賃の目安は収入で決まる!自分にあった賃貸を選ぼう!

家賃の目安はどのくらい?収入や家族・一人暮らしの場合などで比較!

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一度契約すると引っ越しするまでの間、基本的に同じ金額を支払い続ける家賃ですが、収入に見合う家賃とは実際にどのくらいがベストなのでしょうか?家族の人数によっても1か月に必要な生活費は変わってきます。収入によっての家賃の目安、家族や一人暮らしでの場合を比較し紹介していきます。

家賃の目安とは?自分の収入の割合から決めよう!

一昔前の家賃の目安は月収の3分の1

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20~30年ほど前、家賃は月収の3分の1が目安であると言われていました。しかし当時の平均的な月収は今よりも高く、スマホ、インターネットなどの通信費も必要ありませんでした。平均年収が下がり、さらに必要な生活費も増えている現在、家賃の割合は変わってきています。

家賃の目安は3割

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家賃の目安は3割と考える人が多いですが、気を付けなければいけないのは「収入の3割」ではなく「手取りの3割」で考える必要があるということです。「収入」とは会社から支給される給料で「手取り」とは収入から所得税や住民税などの税金、厚生年金保険料や健康保険保険料、雇用保険料などを差し引いた金額になります。

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「収入」から2割は税金や社会保険料が引かれるので実際の「手取り」は収入の8割ほどになります。「収入」は金額の全部を自由に使えるわけではないので、生活費を考える時には「手取り」で割合を出すことで、具体的な金額を計算することができます。

家賃の目安は2.5割に変化

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日本経済が右肩上がりだった時代は、年功序列、勤続年数によって給料が上がり続けていました。その場合、毎月の家賃は変わらず給料は増えていくので、その分を貯金することもできました。しかし平均年収が右肩下がりの現在、余裕をもって生活するには家賃の目安を2.5割に抑えるのが主流になってきています。

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もらっている給料によっては3割出さないと部屋を借りることができない場合もありますが、無理なく生活するためには、毎月消えていくだけの家賃をいくら抑えられるかによって余裕のある生活を送ることができます。

生活費の割合を考える

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生活費の目安を家賃25%、食費20%、交際費15%,水道光熱費6%、通信費7.5%、その他費用11.5%の割合とした場合、残りの15%を貯金することができます。家賃以外の割合は変えず、家賃の割合を30%とした場合は貯金の割合は10%になり、家賃の割合を40%とした場合は貯金は全くできません。

生活費の節約方法

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家賃が目安を超える場合は節約しなくてはいけません。節約方法としては、毎日お弁当を作り食費を抑える方法、スマホを格安SIMなどの安いプランにし通信費を抑える方法などがあります。

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何にお金をかけるか、何のお金を節約するかということは人それぞれ考え方は様々です。節約ばかりすると窮屈になってしまうので、毎月変動のない家賃は収入に見合った金額を超えないようにしておくことで、使う所では使い、節約できる所は節約するといったメリハリをつけた生活を送ることができます。

物件を探す条件

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引っ越す際に必要となる敷金、礼金、仲介手数料などの初期費用は家賃によって支払う金額が変わります。家賃が安いほど初期費用も抑えられるので、最初の物件探しは重要になります。

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物件を探す時は人それぞれに希望の条件があります。築年数が新しい、立地条件、利便性、部屋の間取りや広さなど全ての条件を当てはめようとすると、家賃はどんどん高くなり、予算オーバーしてしまいます。自分が重要とする条件を絞り、自分の生活スタイルに合った物件を探す必要があります。

家賃を抑えるための方法

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家賃を抑えるための方法として、立地条件では急行、特急などが停まらない、各駅停車駅の徒歩圏内が家賃の相場が安い傾向にあります。また最寄駅から10分以上かかる場合も、駅から遠いため家賃が安くなる場合が多いです。

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築年数が古い物件も家賃が安い傾向にあります。築年数が古い場合でも、リフォームされて綺麗な場合もありますので、物件を探す際に選択肢に入れることで、希望する家賃での選べる物件が広がります。

家賃が安い時期

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賃貸物件を探す時期には探す人が多い時期と少ない時期があります。目安として9月から4月上旬は物件探しの需要が増え、引っ越す人が増えます。4月上旬から8月までは物件探しの需要が少なくなり、引っ越しをする人が少なくなります。

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引っ越しの少ない時期には、空き部屋がなかなか埋まらないため、大家さんの家賃収入が減ります。それを防ぐため、早く入居者を見つけたい引っ越しが少ない時期は、敷金礼金を安くしたり家賃の値下げ交渉にも応じてもらいやすい時期になります。

アパートとマンションの比較

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マンションは鉄筋コンクリート造のため、耐震性、耐火性に優れていて、遮音性が高く音が漏れにくいです。また防犯カメラやオートロックにより、セキュリティ面で安心できますが、その分管理人がいたりエレベーターがついていたりするため、管理費が高くなります。

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アパートの場合、木造または軽量鉄骨造であるため、遮音性が低いので隣や上下の音が完全に防げません。防犯カメラやオートロックもない場合が多いのでセキュリティ面では心配ですが、その分管理費がいらず家賃は安くなります。

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家賃の目安!一人暮らしの場合

一人暮らしの生活費の目安

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一人暮らしの場合、生活費は基本的に自分のことに使うお金だけで計算することができます。家賃のほかに食費、光熱費、通信費、交際費、服飾費などがありますが、その人のお金の使い方によって大きく変わってきます。

一人暮らしの家賃を除く生活費の目安はどのくらい?

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一人暮らしにかかる毎月必ず必要な費用は個人差はありますが、平均的に食費40000円、光熱費10000円、通信費7000円、日用品3000円となり、大まかに生活費を計算すると家賃以外に60000円程必要になります。さらに交際費や趣味の費用はここには入っていないので、これにプラスの出費がかかります。

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豆知識として、プロパンガスは都市ガスよりも高く2倍近く料金がかかるので、物件選びの際には、どちらのガスか確認しておくことで、光熱費を安く抑えることができます。

光熱費や生活費を除く家賃の目安はどのくらい?

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一人暮らしに多い間取りの1Kの家賃を地域別に見ると、東京23区での目安は約8万円、東京に近い神奈川、埼玉、千葉の3県で探す場合は地域によっての差が大きいですが、高くても7万円程度になります。特急や急行の停まる駅は家賃が高いので避け、それ以外の通学や通勤に便利な駅を選ぶことで、家賃を安く抑えることができます。

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大阪府や京都府の家賃の目安は高くても6万円程度になります。愛知県では名古屋の中心部では家賃が高くなりますが、それ以外の地域では6万円程度になります。北海道、福岡県では約4万円台の家賃で部屋を借りることができます。

年収別の家賃相場の目安

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年収200万円の場合、家賃相場は4.2万円になります。手取り額では月に約14万円になりますので、節約をして生活をする必要があるため、家賃はなるべく安く抑えなければいけません。年収300万円の場合、家賃相場は6.3万円になります。

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年収400万円の場合の家賃相場は8.3万円、年収500万円の場合の家賃相場は10.4万円、年収600万円の場合の家賃相場は12.5万円、年収1000万円の場合の家賃相場は20.8万円になります。相場よりも安い家賃の部屋を選ぶことで、ゆとりをもって生活することができます。

一人暮らしの女性の物件選び

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家賃を抑えることは余裕をもって生活するためにはを大切ですが、家賃が安い物件は安全面で不安が残ることがあります。家賃が高いエリアはオートロックなどの設備が充実している物件が多いため、治安が良い傾向にあります。安全面などを考え収入の家賃相場の目安よりも高い家賃を選ぶ人もいます。

社員寮に入れる場合

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大企業にはたいてい社員寮の制度があり、家賃の目安は1~2万円と他のアパートやマンションに比べ格安です。敷金礼金もかからないので、社員寮にいる間は貯金ができますが、若手社員のための住居のため住める期間には期限があることが多く、ある程度収入が増えると出なくてはいけません。

シェアハウスという選択肢

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最近では一人暮らしではなく、シェアハウスという居住スタイルに住む人も多くなりました。シェアハウスでは光熱費やインターネットなどの費用が家賃に含まれている場合が多いので、生活費を安く抑えることができます。また個室だけでなく共用部分があるので、家が広いと感じることができます。

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ただし共同生活の為、一人暮らしのように人目を気にしない恰好でウロウロしたりといったことはできません。また気が合う人ばかりが住んでいるとは限らず、苦手なタイプの人が住んでいる場合もあるので、ただ家賃を安くするためだけにシェアハウスを選んでいる人は少ないです。

Thumb年収別の家賃相場や割合を解説!一人暮らしなら目安はどれくらい?

家賃の目安!家族で暮らす場合

家族暮らしにかかる費用の目安

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4人家族の場合の生活費の平均で一番割合が多いのが20~25万円で、20万円から多くても30万円程に抑えられている場合が多いです。家族の生活費は夫婦のみ、子供がいる場合また子供がいる場合はその年齢によっても生活に必要な金額は変わってきます。

夫婦のみの場合

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夫婦のみの平均の生活費は22万円で割合では20万~25万円が一番多くなっています。大半の夫婦が共働きのため、外食の回数が多く食費を占める割合が増える傾向にありますが、日中は家に誰もいないので光熱費の割合は少なくなります。子供がいない夫婦共働きの家庭の場合、一般的に経済的ゆとりがあり、貯金の割合を増やすことができます。

子供がいる場合

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光熱費、水道代は家族の人数によって大きく差が出ます。子供が小さい場合は冷暖房をこまめに調節したり、洗濯の量や回数も多くなります。また通信費も両親二人分だけではなく子供も持つ場合、その金額は増えます。子供の年齢によっての教育費も異なりますので、子供の人数だけではなく、年齢によっても生活費が変わってきます。

0~6歳の子供がいる場合

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0歳から6歳の子供にかかる費用を見ていきます。子供の年齢によっても生活費は大きく変わってきます。0歳から6歳にかかる費用は保育園または幼稚園、そして習い事です。収入や自治体によって補助金なども異なりますが、目安とし公立幼稚園では毎月約18000円、私立幼稚園では毎月約41000円になります。小さい頃はミルクやオムツの費用がかかります。

小学生、中学生の子供がいる場合

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小学生にかかる生活費、教育費の目安は公立の場合で毎月約26000円、私立の場合は毎月約127000円になります。中学生の目安は公立の場合では毎月約40000円、私立では110000円になります。中学生になると学習塾に通う子供が増えるため、費用がさらに増えます。

高校生、大学生の子供がいる場合

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高校生にかかる費用の目安は公立高校で毎月約34000円、私立高校で毎月約76000円です。大学の場合の平均額は国立では毎月約68000円、次に公立の大学では毎月約64000円です。そして最後に私立では毎月約109000円です。公立と私立で大きく差があります。また、一人暮らしを始める子供もいるため子供の状況によっては多額の費用がかかります。

家賃の目安はどのくらい?

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同じ年収の場合でも、独身者の一人暮らしと既婚者で家族で暮らす場合での家賃の目安は異なります。年収400万円の場合、独身で一人暮らしの場合、無理をして立地条件の良い8~10万円の家賃を支払う人もいますが、家族で住む場合は多少交通アクセスなどが不便になっても、部屋の広さを重視する傾向があります。

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家族に子供がいる場合は、今後の教育費などのために貯金も必要になります。生活費を占める割合が一番高い家賃は、年収の2.5割以内という目安に収める必要があります。

社宅に入れる場合

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社宅とは、会社が従業員とその家族に住居を提供してくれる制度のことです。社有の社宅の場合と借り上げ社宅の場合があり、社宅の家賃は、会社の規定によって大きく異なりますが、周辺の家賃の相場よりかなり安い家賃で家族で入居することができます。ただし住んでいられる期間が会社によって決められており、8~10年程で出ていかなければいけません。

マンションを購入した場合のローン返済と家賃を比較

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マンションを購入した場合と賃貸で家賃を払い続ける場合、35年住宅ローンで毎月の返済額と毎月の家賃が同じという条件で比較すると、賃貸の方が安い期間は続きますが、35~40年ほどでマンションを購入した方が賃貸に比べて安くなります。

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35年のローン返済後は住宅費の支払いはなくなるので、駐車場代、管理費、修繕積立金、固定資産税などの支払いだけになります。しかし購入する場合は、転勤や他に良い物件を見つけた際、気軽に引っ越しすることが難しくなります。豆知識として、住宅を購入した場合のローンの返済額は年収の2割以内に抑えるのが基本と言われています。

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家賃の目安は地域の家賃相場にもよる?

地域によって家賃相場が違う

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家賃の相場は需要の度合いによって違います。借りたい人がたくさんいる場合、物件の数が需要に追いつかず家賃は上がります。その反対に物件が余っている場合は、家賃が下がる可能性があります。都会と比べると田舎の方が家賃は圧倒的に安くなります。

家賃が安いエリアを探そう

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東京23区で家賃相場を比べると一番高い港区では12万円です。そして一番安い葛飾区では6.2万円です。これは約2倍の差となります。家賃が安いエリアで物件探すことで家賃を抑えることができます。ちなみに、なぜ葛飾区の家賃が安いのかというと、鉄道の本数が少なく、東京23区の中では鉄道面では不便な地域だからです。

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葛飾区はバス路線は充実しているので、交通面で困らずに生活できる環境は整っています。また家賃が安いのに治安がよく、女性の一人暮らしにも安心です。

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家賃の目安は収入で決まる!自分にあった賃貸を選ぼう!

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家賃は多くの人にとって一番高い固定費となりますが、引っ越し代など初期費用がかかるためいつでも家賃を改善できるわけではありません。賃貸を借りるタイミングで自分の収入に見合った家賃の目安について考え、自分にあった賃貸を選びましょう。

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