2018年10月24日更新
仕事が続かない人の特徴とその共通点とは?人間関係や病気が原因?
仕事を始めてもすぐに次の会社へ転職してしまい、仕事が続かない人には共通の特徴があります。なぜ、すぐに次の会社へ転職してしまうのかを知ることで自身のキャリアアップに繋がります。仕事が続かないですぐに転職してしまい、悩まれている方はぜひ参考にしてください。

目次
- 仕事が続かない人にありがちな特徴と原因
- 理想と現実のギャップ!仕事が続かない人の心情
- 仕事内容に原因?仕事が続かない人の特徴
- コミュニケーションが苦手な人は仕事が続かない
- 安心感?経済的余裕で仕事が続かない!
- 仕事が続かないのは人のせいにしてしまうから?
- 目標がないと仕事が続かない理由
- 仕事に楽しさを求めている人は仕事が続かない
- 病気が原因?仕事が続かない人の特徴
- 理想を求めすぎて仕事が続かない人の特徴
- 転職グセ付いてない?仕事が続かない人の特徴
- 仕事が続かない流されやすい人の特徴
- 頑張りすぎが原因?仕事が続かない理由
- 仕事が続かない人は通勤時間が長い?
- 仕事が続かない人は楽しみがない?
- 仕事とプライベートで人格を分けられない人は仕事が続かない
- 仕事を続けることでキャリア形成を行いましょう
仕事が続かない人にありがちな特徴と原因
次こそは必ず腰を据えて働こうと転職のたびに考えてはいても半年もしたら別の会社で働いている人には共通の特徴があります。若いうちは転職先がすぐに見つかりますが、年々転職先を見つけるのが大変になってきます。将来困らないためにも仕事が続かない原因をご紹介します。
理想と現実のギャップ!仕事が続かない人の心情

仕事が続かない人の原因として、理想と現実のギャップがあります。仕事を始める前までは会社のHPなどで楽しそうな雰囲気やスケールの大きな仕事をイメージしていても実際に入社したら黙々と地味な作業をさせられてこんなはずではなかったと辞めてしまいます。

そのような転職を何度も繰り返していくうちにイメージと少しでも違う仕事をさせられたりイメージの職場環境ではなかったということが原因ですぐに転職をしてしまうようになってしまいます。どこの会社に勤めてもギャップは存在します。また、入社してすぐに仕事の本当の楽しさに気づくことができません。
仕事内容に原因?仕事が続かない人の特徴

仕事内容が原因ですぐに辞めてしまう人はとても多いです。職種によっては何年かは下積みをしてから仕事を任されるケースは多いのですが、仕事が続かない人は短期的な視点しか持ち合わせていないため、すぐにこの仕事は理想の仕事とかけ離れているからと辞めてしまいます。
特に未経験の仕事の場合には、希望の仕事を任せてもらえることはほとんどありません。長期的な視点で少しずつ希望している仕事に近づくための努力をする必要があります。ぜひ与えられた仕事をこなしながら希望の仕事を任せてもらえるように努力してください。
コミュニケーションが苦手な人は仕事が続かない

人間関係を構築することが苦手、コミュニケーションを円滑に取ることができない人は仕事を続けることが難しいです。会社には様々な人がおり、学生の頃と違い苦手であっても円滑にコミュニケーションを取る必要があります。

しかし、人間関係を構築するのが苦手な人は、分からないことがあっても質問をすることができません。そのため、自己判断で仕事をしてしまい結果として周りに迷惑をかけ孤立してしまいます。そして、自身のコミュニケーション能力が不足しているにも関わらず、その原因を職場の人間関係が悪いとするためどこの職場でも同様の理由で辞めてしまいます。

人間関係が上手くいっていない所ではどんな人でも長続きしません。人間関係が原因で何度も転職を繰り返している人は、まず一人理解者と言える人を探すことをおすすめします。そして、人間関係を構築していくことで徐々に職場の雰囲気が変わってくることが実感できるようになります。
安心感?経済的余裕で仕事が続かない!

実家暮らしの人に特に多い原因として、経済的余裕があることで転職をしてしまうことがあげられます。お金を稼がなくとも生活する場所は与えられており、食事まで出てきます。そのため、仕事を辞めることに抵抗がないのです。

もし、転職したいと悩んだ時に一人暮らしをしていたとしたら転職を思い留まっていた可能性があります。経済的な余裕があることは決して悪いことではありませんが、転職を繰り返してしまう人は一度一人暮らしを行うことをおすすめします。
仕事が続かないのは人のせいにしてしまうから?
一旦他責でいい꒰(๑´•.̫ • `๑)꒱状況を変えようと思ったら自責で考え行動する / “できる人は健全に「他者のせい」にしている | 30代から身につけたいキャリア力実戦講座 | 東洋経済オンライン | 経済ニュース…” https://t.co/stUzhCYqIo #仕事
— ꒰(๑´•.̫ • `๑)꒱いおり (@sally327) November 15, 2017
仕事をしているとミスは起こります。その時に無意識に「自分は悪くない」と思ってしまう人がいます。ミスはなぜ起きたのかを考えることをしないため、改善しようとする気持ちがありません。ミスを起こしたのは、人のせい、会社のせいとなってしまうのです。

当然ですが、人間関係は上手くいかず、会社からの評価は下がります。しかし、それも「自分は悪くない」会社を変えれば解決するだろうと仕事を辞めてしまいます。次の会社でも「自分は悪くない」と思っているため、同じことを繰り返してしまうため、仕事が続かない原因になります。
仕事でミスが起きた時には、なぜミスが起きたのか、自分はどうすればミスを防げたのかを掘り下げて考えることが必要です。この考えることは社会人として当たり前ですが非常に重要な仕事です。そして、この問題解決能力を養うことで人間関係は良好になり会社が居心地の良いものになります。
目標がないと仕事が続かない理由

仕事をする上で、仕事を行う目標はとても重要です。仕事が続かない人は目標がないので、何か嫌なことがあるとすぐに辞めてしまいます。しかし、目標がある人は嫌なことがあっても目標のために努力をして仕事を続けます。そして、目標がある人は目標を達成した経験があるので次の目標を掲げて仕事に取り組みます。

そのため、まずは目標を掲げることを始めます。「今日は職場の全員に挨拶する」「仕事をミスなくこなす」など始めは小さな目標で良いと思います。そして、徐々に目標を「職場でこの仕事は一番できるようになる」「今月のノルマを一番早く達成する」など大きくしていくことで徐々に仕事にやりがいを感じられるようになります。
仕事に楽しさを求めている人は仕事が続かない

こんな仕事をしたら楽しそうといった考えで働いている人は仕事が長続きしません。仕事に楽しさを求めて働いていればいるほどちょっとした壁でつまずいてしまいます。仕事の楽しさややりがいというものは仕事をこなしていくことで自分で見つけるものです。

サッカーに置き換えて考えて見ます。ドリブルやリフティング、パスの練習もせずに試合に出て活躍することはできません。楽しそうにサッカーをしている裏では日々の努力があります。同じようにどんな仕事でも大変な面は存在します。そして、努力をして活躍し始めて楽しさややりがいを見つけることができるようになります。
病気が原因?仕事が続かない人の特徴
仕事が続かない原因として病気が考えられます。うつ病などの心の病気が発症し、症状が落ち着かないままに転職してしまうと症状が重くなりまた退職をするといったスパイラルになってしまいます。心の病気は頑張りすぎている人に多く見られるため仕事を頑張りすぎないことが重要です。
何かあるとすぐに嫌になって転職してしまうのも心の病気の兆候かもしれません。ストレスの発散方法を見つけるかカウンセリングを受けるなどし病気の進行を止めるように善処しましょう。
心の病気が原因で仕事が続かない場合には、一度治療を行い寛解させることを優先しましょう。うつ病は一度発症すると再発する可能性が高い病気ですので再発や重症化する前に病院を受診し、早期治療を行う必要があります。

また、病気になったからといってすぐに転職するべきではありません。病気になっている時には正常な判断ができない可能性がありますので医者と相談し、休職なども視野に入れてまずは寛解させることをおすすめします。
理想を求めすぎて仕事が続かない人の特徴

仕事やキャリアへの理想が高すぎるために仕事が続かない人がいます。次のステップへ行きたいという思いが強く、すぐに転職という選択をしてしまいます。様々な資格を取得したりすることで先のステップに進む思いが強すぎる人にありがちです。
30代からの転職を成功させるコツ7選: 30代からの転職の作法 30代は20代とは違い、「やる気」や「勢い」だけでは転職できない年代です。もちろん年齢だけを理由... https://t.co/2SrpTG5fTK #CareerSupli #転職 #仕事
— Adecco Japan-アデコ株式会社 (@AdeccoJapan) May 26, 2016
ある一定の年を超えると、転職時には資格だけではなく業務遂行能力や管理職などの職務経験が求められるようになります。ステップアップに重きを置きすぎると業務遂行能力や管理職経験などが養われないため、転職先も見つからなくなります。

資格など勉強を行い、自己啓発に勤しむことはとても重要なことですが、中長期的な物事の見方をしなければ自分の首を締めることになってしまいます。応募者としての市場価値が下がってしまわないように、また内容の濃い職務経験を積むためにも一つの職場で経験を積むことをおすすめします。
転職グセ付いてない?仕事が続かない人の特徴

転職を何回もしている人は転職グセが付いてしまっていることがあります。仕事で何かあるとすぐに別の会社を探してしまうことが特徴です。仕事を辞めるということに慣れすぎてしまっているため仕事を辞めることに対して不安がなくなってしまっていることが原因です。

近年、転職市場は求人増が続いており、現状では次の転職先を見つけることは容易いかもしれません。しかし、今後も転職先がすぐに見つかるとは限らず、年を追うごとに転職は難しくなります。一生会社を転々としながら働き続けることはとても難しいということを考えるべきです。
仕事が続かない流されやすい人の特徴
仕事の話を知人や友人などとしていると、羨ましい話を聞く機会があると思います。仕事が続かない人はそのような話を聞くと自分と比較して劣等感に苛まれ転職をします。他にも、メディアで楽に稼げるような話を聞くと自分の仕事は割りに合わないと判断して転職をしてしまいます。
人気の質問 :「嫉妬」 https://t.co/aDAsWDq8wh #質問 #仕事 #キャリア 中小企業に就職を考えてる者です 周りは、大企業、中堅企業、大学進学がほとんどです ある事情とコミュ力がなく、希望の職に就くのは不可能だと思いました だから、簡単に大企業...
— OKWAVE(話題のQ&A) (@OKWave_p) July 28, 2017
すぐに他人の話に流されてしまう特徴を持った人は、知人や友人の会社の良い部分しか聞いていません。給料が良い分ノルマが厳しいのかもしれません。人間関係が良い分休日出勤などが発生しているのかもしれません。そのようなことから目を背けて良い面だけを見てしまっているため転職を重ねてしまいます。

隣の芝生は青いということを理解し、働き続けることで給料や人間関係なども徐々に変わっていきます。転職を繰り返している人と同じ会社で続けている人では、給料や人間関係などに差が生まれるのは当然です。衝動的に行動せずに職場でできることをやってみましょう。
頑張りすぎが原因?仕事が続かない理由

転職して頑張ろうとすればするほど仕事が続かないことがあります。仕事は何十年もの間続けることですのでフルマラソンを全力で走り切ることはできないように頑張りすぎても途中で必ず限界がきます。淡々とこなすぐらいの気持ちでいた方が長続きしやすいです。

人にはそれぞれ許容量があります。一生懸命に働いていたとしても私生活や仕事で何かあり許容量を超えてしまうことがあるかもしれません。許容量を超えてしまうと仕事が手に付かなくなり辞めてしまいます。身内との死別や信頼していた先輩の退職、自身の入院などその他にも様々な出来事は起こります。
許容量を超えてしまうとミスが増え、その状態が続くとうつ病などの病気を発症してしまう恐れがあります。病気を発症してしまうとすぐには治りません。意図的に許容量を超えないようにするためにも、仕事で自身の許容量を超えないように仕事をセーブしましょう。休みの日にしっかりとリフレッシュすることもとても重要です。
仕事が続かない人は通勤時間が長い?

仕事が続かない人の特徴として、通勤時間が長いことが考えられます。片道2時間ほどの通勤を毎日している場合には往復で4時間です。1日の6分の1を移動時間に取られてしまうことになります。仕事の時間を考えるとプライベートの時間はほとんど残されていません。

当然プライベートの時間が短いと仕事中心の生活になりやすく、寝る時間も確保できない可能性があります。また、通勤中も駅のホームでは大人数の人で混み合い電車内では身動きが取れず、遅延トラブルが発生など通勤には多くのストレスがかかります。会社に着いた段階で仕事を終えたぐらいの疲れが溜まってしまうのも無理はありません。

仕事のパフォーマンスも当然落ちるため、ミスや残業に終われ寝る時間が短くなりさらにパフォーマンスが落ちるという負のスパイラルに陥りやすいです。通勤時間は45分を超えるとストレスになるというデータもありますので職場から片道45分圏内の所に引越すとストレスはかなり軽減されます。
仕事が続かない人は楽しみがない?
あなたは、なんのために頑張れる?(6つのモチベーション)#モチベーション #イラスト #仕事https://t.co/iwiuP81SlV
— TABI LABO【公式】 (@tabilabo_news) October 8, 2017
仕事が続かない人はプライベートが充実していないことが特徴です。そのため、生活が仕事中心で回ってしまい何のために仕事をしているのかが分からなくなってしまいます。趣味を持っている人でしたらその趣味のためにお金を稼ぐ手段として仕事を頑張ります。

しかし、プライベートが充実していない人は趣味がないため仕事が生活の全てになってしまいます。そのため、仕事で何かあると精神的逃げ場がなくストレスを溜めてしまい仕事を辞めてしまいます。仕事のストレスを発散するための趣味やお金の使い道を考えてみることをおすすめします。
仕事とプライベートで人格を分けられない人は仕事が続かない
仕事とプライベートで人格を分けている人は多いと思います。しかし、この人格を上手く切り替えられない人は、仕事のストレスを直で受けてしまうため自分自身が否定されているような錯覚に陥ります。そして、仕事に対する注意が人格に対してされていると感じるようになり人間関係などに悩んで仕事を辞めてしまいます。

特に仕事に対して真面目に取り組んでいる人ほど仕事とプライベートの人格を使い分けるのが苦手です。真面目に取り組んでいる分仕事に対して指摘されると自分のことを否定された気持ちになってしまいます。その結果、客観的な意見を受け入れられなくなり人間関係が悪くなり孤立してしまいます。

仕事のストレスや客観的な意見を受け入れるためにも仕事の人格形成をすると良いでしょう。まずは、「会社にとって理想の社員」を想像し演じてみてください。仕事で何か失敗してしまっても「演じた人格」が怒られただけで自分には関係のない出来事のように受け流せるようになります。

別の人格を演じることは初めのうちはストレスになるかもしれませんが、徐々に仕事のストレスや人格を演じることに対して慣れてきます。多重人格のような病気になってしまうのではないかと心配される方もいるかもしれませんが、人間誰しも人格は複数持っており自分自身で知らず知らずのうちにコントロールしています。

多重人格のような病気の場合には、自分自身でコントロールすることができず、意図しないタイミングで人格が切り替わってしまい記憶が失われてしまうことがあります。このことから、演じることと多重人格などの病気は全く違う症状です。仕事で余計なストレスを受けないためにも仕事の人格を演じましょう。
仕事を続けることでキャリア形成を行いましょう

仕事が続かない人にはそれぞれの特徴がありました。仕事が長続きしないで悩んでいる方は、自分にはどの特徴が当てはまっているのかを客観的に見ることから始めてみてください。原因が分かれば仕事は続けられるようになります。人生は長く、仕事をしている時間は人生の多くを占めます。仕事が長続きさせて素敵なワークライフバランスを確立してください。