社会保険の扶養条件とは?年収や続柄など加入要件を徹底解説!

社会保険の扶養条件は、税法上の扶養控除とは違います。社会保険の扶養を申請する時、社会保険の扶養条件を知っておく必要があります。社会保険の扶養条件は複雑ですので、年収や続柄といった条件について正しく理解していただけるよう、分かりやすくまとめました。

社会保険の扶養条件とは?年収や続柄など加入要件を徹底解説!のイメージ

目次

  1. 社会保険の扶養条件とは?年収や続柄など様々な加入要件を紹介!
  2. 社会保険の扶養条件は税法上の条件とは異なる
  3. 社会保険の扶養条件:被扶養者の範囲は?
  4. 社会保険の扶養条件:収入の要件
  5. 社会保険の扶養条件:生計維持
  6. 社会保険の扶養条件のまとめ

社会保険の扶養条件とは?年収や続柄など様々な加入要件を紹介!

出典: https://diamond.jp

社会保険の扶養を申請するには、様々な条件があります。申請する前に、その条件を知る必要があります。知っておけば扶養対象者がいる場合、社会保険の扶養を申請する事が出来ます。その点を知らないと、損をしてしまいます。社会保険の扶養条件に必要な加入要件を紹介します。

Thumb親を扶養に入れる条件やメリット・デメリットまで解説!手続き方法は?

社会保険の扶養条件は税法上の条件とは異なる

社会保険の制度を知る

出典: https://mybestjob.jp

社会保険とは、どんな制度であるか知っておく必要があります。社会保険には、年金保険・介護保険・健康保険・雇用保険・労災保険があります。扶養条件に関係するのは、健康保険と厚生年金になります。

出典: http://whenilostawallet.blogspot.com

健康保険は、勤めている人を対象にした医療保険制度です。病院で健康保険証を出すと3割負担で医療費の支払いが済むのは、これに加入しているおかげです。この制度に加入していないと、医療費の支払いが非常に高くなります。健康保険に加入していないと、医療費が高くなり病院に行けない状態になってしまいます。

年収103万円は税法上の条件

出典: https://sirabee.com


「年収が103万円を超えないようにする」又は「103万円の壁」とよく聞きます。パートの年収金額を103万円で抑えようと考えている主婦が多くいます。その理由は、配偶者控除が関係しているからです。税法上の配偶者や子供の年収が103万円以下であれば、配偶者控除や扶養控除の条件に該当しているからです。

出典: https://www.hokende.com

しかし配偶者や子供のパートやアルバイトの年収が103万円を超えると、配偶者控除や扶養控除から外れる事になります。税法上の扶養の条件に入っていれば、配偶者や子供は所得税を払わなくて済むのです。

扶養家族の年収が103万円以下の所得税

出典: http://news.livedoor.com

計算式は、年収103万円以下から給与控除65万円を引きます。更に基礎控除38万円を引くとゼロになります。103万円以下であれば、所得税を払わなくて済むのが分かります。そのため配偶者は税金の支払いの事を考えて、年収が103万円を超えないようにしているのです。パートの労働時間を調整しながら働いているのです。

103万円から130万に配偶者控除が変更

出典: http://god-of-money.com

しかし2018年から配偶者控除が103万円の年収から150万円に変更になりました。103万円から150万円になったので、主婦は仕事の時間を増やす事が可能になりました。103万円の年収までしか配偶者控除が受けられなかったのが、年収150万円になったのです。年収150万円までなら、控除金額38万円の控除を受けられるようになったのです。

出典: http://hapileawoman.com

年収が150万円以上超えた場合、配偶者特別控除が利用できます。年収150万円から201万円であれば、配偶者特別控除が受けられるようになったのです。配偶者特別控除とは、配偶者の収入が増えると控除金額が下がります。控除金額は36万円からになります。収入が増えるたび控除金額が減額されます。

税金上の扶養と社会保険の扶養条件は違う

出典: http://hapileawoman.com

配偶者控除や扶養控除とは、税金に関する控除の事になります。扶養条件と聞くと、つい扶養控除の事が頭に浮かびます。しかし税金と社会保険の扶養条件は全く違うので、認識しておきましょう

Thumbアルバイトの社会保険加入条件とは?かけもちの場合や未加入の場合も解説!

社会保険の扶養条件:被扶養者の範囲は?

社会保険を申請する

出典: https://jyoseikin-with.com

扶養する家族や親族がいる場合、社会保険に扶養の申請をする必要があります。扶養を必要とする家族や親族がいる場合、社会保険の扶養条件に該当するか確認する必要があります。申請する場所は、勤務先の担当部署になります。扶養するようになってから、5日以内に提出しなければなりません。

出典: http://ure.pia.co.jp

赤ちゃんが生まれた時など忙しいので、うっかり提出するのを忘れないように気を付けておきます。扶養する家族や親族ができた場合は、忘れないように必ず申請しておきましょう。

扶養条件に異動があった場合

出典: http://excelike.media

社会保険の扶養条件から対象条件に変更があった場合、変更の手続きが必要になります。扶養条件の対象でなくなった・名前の変更や訂正・生年月日の訂正・性別の変更や訂正があった時になります。勤務先の担当部署に「被扶養者(異動)届」を提出します。勤務先から日本年金機構に「被扶養者(異動)届」を提出する事になります。

出典: https://establish-company.biz

例えば子供が就職した時、被保険者はすぐに「被扶養者(異動)届」と子供の健康保険証を提出する事になります。

出典: https://establish-company.biz

「被扶養者(異動)届」の他に添付する書類が必要です。扶養から外れる被扶養者のみの健康保険証を提出します。高齢者受給書・健康保険特定疾病療養受給書・健康保険限度額適用・標準負担額減額認定証を受けている場合もこれらの受給書等を提出します。

社会保険に扶養条件がある

出典: https://www.meigihenkou-souzoku.jp

社会保険には、扶養条件があります。扶養者の対象に決められた範囲があります。被扶養者の条件にあてはまるのは三等以内の親族・内縁関係の配偶者の両親や子供までになります。年齢に制限があって、扶養条件の対象年齢は75才未満の人になります。

出典: https://www.sakouju.jp

例えば子供の年齢が30才であっても、年齢以外の扶養条件の対象にあてはまれば扶養条件の対象になります。また親や親族が75才以上の場合、後期高齢者医療制度の保険者になります。そのため扶養条件の対象外になりますので、親が75才になったら被扶養者の削除の手続きが必要になります。親の年齢に注意が必要です。

厚生年金の場合

出典: http://excelike.media

もう1点気を付けておきたいのは、厚生年金の場合です。厚生年金の扶養条件は、20才以上から60才未満の配偶者のみです。厚生年金では、内縁の配偶者も対象になります。この点も注意しておきます。家族や親族が扶養条件の対象であるか、最初に確認しておきましょう。

親族によって扶養条件が違う

出典: https://mynumber-univ.com

扶養条件には、同居が必要でなくても扶養条件に該当する親族と同居が必要な親族があります。被扶養者の1年間の収入の金額や生計維持や同一世帯であるかどうかも扶養条件になります。社会保険の申請をする前に、扶養条件を知っておく必要があるのです。

扶養親族の範囲はどこまで

出典: https://mynumber-univ.com

扶養親族の範囲は、いったいどこまで認められているのか知る必要があります。被保険者とその配偶者を基準にします。被保険者とその配偶者から見て、両親・子供は一親等になります。孫・兄弟姉妹・祖父母は二親等になります。

出典: https://kaiteki-blog.com

甥・姪・伯父・叔父・伯母・叔母・曾祖父母が三親等になります。この三親等の親族までが、社会保険の条件の該当する親族の範囲になります。被保険者と同居の必要がない親族と同居が必要な親族と扶養の条件に違いがあります。

被保険者の同居が必要ない者の場合

出典: http://kankouvisa.jp

被保険者との同居が必要ではない場合は、配偶者・子供・孫・兄弟姉妹・父母・祖父母になります。被保険者と別に暮らしていても、扶養条件の対象になります。例えば大学進学で被保険者と別居した子供は、扶養条件の対象になります。

出典: https://poyatrip.xyz

また単身赴任で被保険者が配偶者や子供と別居しても、配偶者と子供は扶養対象になります。ただし配偶者や子供の1年間の収入が扶養条件に対象外であれば、扶養条件の対象になりません。兄弟姉妹・父母・祖父母と別居していても扶養条件の対象になりますが、収入や年齢で扶養条件の対象外になります。

被保険者の同居が必要ある者の場合

出典: https://yahuhichi.com

被保険者と同居が必要なのは、伯父・叔父・伯母・叔母・甥・姪・その配偶者になります。内縁関係者の配偶者の両親や子供も同居が必要です。内縁関係の配偶者が亡くなっても、被保険者の扶養を受ける事が可能です。

 

出典: http://news-qa.com

内縁関係の配偶者の人は、自分が亡くなった時子供が被保険者の扶養に入れなくなると不安に思っている人がいるかもしれません。同居していればそのまま被保険者の扶養が受けられますので、心配ありません。

 

申請する時に必要な書類がある

出典: http://goldfishbox.net

社会保険の扶養条件を申請する場合、続柄を確認する書類を提出する必要があります。被保険者世帯全員書かれている住民票か被扶養者の戸籍謄本になります。内縁関係の場合、内縁関係の男女の戸籍謄本又は戸籍抄本が必要です。被保険者の世帯全員書かれている住民票で確認できる場合は、必要ありません。申請する前に、必ず用意しておきましょう。

Thumb扶養の手続き方法や必要書類を解説!被扶養者になる為の条件は?

社会保険の扶養条件:収入の要件

親族が対象である事を知ったら収入を確認

出典: https://meganeneko.net

扶養条件の親族の対象に次に確認しなければならないのは、扶養する予定の親族の収入を確認する必要があります。収入の金額により、扶養条件の対象外になります。給料だけではなく給料以外の収入も条件の対象になるので、その点も知っておきます。

年収130万円未満が収入条件

出典: http://www.daiwa.jp

社会保険の扶養条件を申請するには、被扶養者の収入を確認する必要があります。収入の対象は、給料・雇用保険・公的年金・健康保険の傷病手当・出産手当になります。収入は給料だけではないので、注意しましょう。扶養を申請する親族の収入は、被扶養者としている時から1年間の見込み収入が130万円未満の場合です。

配偶者の年収が106万円以上は注意

出典: https://mama-osigoto.com

しかし被保険者の社会保険に配偶者の収入の扶養条件の金額は、年収130万円未満か年収106万円未満です。年収106万円を超えた場合、配偶者は勤務先の社会保険に入らないといけない場合があります。年収が106万円を超えていたら、必ずこの点を確認しておきます。

出典: https://tabibitojin.com

106万円の配偶者が勤務先の社会保険に入らなければならない条件は、週の労働時間が20時間・1か月の給料が8万8000円以上・雇用期間が1年以上の予定である・従業員が501人以上の企業・昼間の学校に通う学生ではない事です。それにあてはまらなければ、被保険者の扶養条件の対象です。

年収130万円未満でも生活できる親族の場合

出典: https://hot-mammy.com

社会保険の収入要件は税金上の扶養と関係ないので、勘違いしないようにします。ただし注意しなければならない点があります。扶養を申請する予定の親族で年収130万円未満であっても、自分の収入だけで生活が出来ている場合があります。

出典: https://www.benesse.jp

その場合は、扶養条件の対象外になる可能性があります。社会保険の扶養条件には、被保険者からの支援がないと生活が出来ない場合に限られるからです。

60才や障害者の収入額の金額は違う

出典: http://www.tsuneishi-lr.com

60才以上や障害者の被扶養者の場合は、1年間の見込み収入額が130万円ではなく180万円未満になります。60才や障害者を被扶養者に申請する人は、この点を見落とさないようにしておく必要があります。

仕送りする被扶養者の収入に注意

出典: http://shikaku2ch.doorblog.jp

被保険者と同居している被扶養者は、被扶養者の収入が被保険者の半分未満の金額が条件になります。被保険者と別居している場合は、被保険者からの仕送り未満の金額が収入の条件になります。

出典: http://www.scienceplus2ch.com

被扶養者に給料がある場合は、1か月の給料が10万8333円以下が扶養条件になります。被扶養者に雇用保険が支給されている場合は、1日の金額が3611円以下が扶養条件になります。

年収金額は将来にわたっての見込み額

出典: https://www.hr-trust.jp

「被扶養(異動)届」の申請日の3か月前の収入で、申請日の1年間の収入の見込み金額を出します。例えば1月から4月までの収入が30万円だった場合です。その後12月まで同じ金額が入ると見込まれます。この人の見込み金額は1年間の年収90万円になります。見込み金額が130万円未満であれば、扶養条件の対象になります。

申請する時の必要な書類

出典: https://www.love-wife-life.com

扶養条件の申請をする時、続柄の確認の書類だけではありません。被扶養者の収入を証明する書類を提出する必要があります。提出する前に、必要な書類を用意しておきましょう。「所得税法の規定」による控除対象の配偶者や扶養親族の場合は、勤め先の証明があれば必要な書類はありません。

出典: https://avenue-life.jp

退職している被扶養者の場合は、退職証明書か「雇用保険被保険者離職票」の写しが必要です。雇用保険を受けている人や雇用保険の受給が終わった被扶養者の場合は、雇用保険受給資格者証の写しが必要になります。

出典: https://hoken-teacher.jp

年金を支給されている人は、年金額の改定通知書等の写しが必要です。農業・自営業・不動産収入がある人は、一番新しい確定申告書の写しが必要です。人によっては、課税証明書や非課税証明書が必要な場合があります。扶養を申請する親族の状況によって提出する書類が違ってきます。自分が提出しなければならない書類を必ず確認しておきましょう。

書類の提出先

出典: https://tokotokoblog.com

社会保険の扶養申請の書類を提出する場所は、勤め先の担当部署に提出します。提出する書類は「被扶養届(異動)届」と自分が該当する添付しなければならない書類です。提出方法は勤め先の担当部署の指定された方法おこないます。勤め先の担当部署に申請方法を聞いておきましょう。

Thumb失業保険受給中は扶養に入れない?外れる場合とどちらがお得?

社会保険の扶養条件:生計維持

生計維持の意味

出典: https://nurseful.jp

生計を維持されるとはどういう意味なのか、知っておく必要があります。生計維持の条件は、同居している事になります。ただし別居している場合は、被保険者が別居している家族に仕送りをしている場合や健康保険の扶養家族である場合は、生計維持になります。加給年金等の対象者は、前の年の年収が850万円未満か所得が655万5000円未満になります。

生計を維持している親族の範囲

出典: https://seniorguide.jp

被保険者の収入で親族の生活が成り立つ事が条件になります。扶養家族の生活費の半分以上が被保険者の収入で行われていなければなりません。被保険者と一緒に住んでいる親族の場合は、被扶養家族の年収130万円未満になります。

出典: http://ace-of-dawn.xyz

別居していて生計維持と認められる場合は、配偶者・子供・兄弟姉妹・両親・祖父母が対象になります。被保険者が扶養家族に仕送りをする場合、仕送りする金額が扶養家族の年収より多ければ扶養条件の対象になります。

出典: http://www.kokuho.info

別居している大学生の子供に仕送りする場合、子供のアルバイトの収入の金額が仕送りより多いと扶養条件の対象外になります。子供のアルバイトの年収金額を確認する必要があります。配偶者と違って、子供は税金や社会保険の扶養条件を気にしていない可能性が高いので、気を付けておきましょう。

生計維持+同一世帯をしている事を条件としている親族の範囲

出典: https://hoken-teacher.jp

同一世帯とは、住所が同じ・家計が一緒の場合を言います。被保険者の収入で半分以上生活が成り立っていて、同じ住所に住んでいる事が条件になります。伯父・叔父・伯母・叔母・甥・姪・内縁関係の配偶者の両親と子供になります。被保険者と違う場所に住むようになったり、家計が別になれば扶養条件の対象から外れる事になります。

Thumb扶養義務者とは?範囲や順位・民法における義務まで徹底調査!

社会保険の扶養条件のまとめ

出典: https://www.marunage.co.jp

社会保険の扶養条件は、細かいのでよく確認をする必要があります。どうしても税金上の扶養控除と同じだと勘違いしやすいので、気を付けなければなりません。社会保険の扶養条件は、税金上の扶養控除の対象と違うという事を覚えておきましょう。「被扶養者(異動)届」に添付する書類は、間違えないように気を付ける事です。

Thumb「扶養家族」の意味とは?その仕組みや制度をわかりやすく解説!

関連するまとめ

関連するキーワード

アクセスランキング

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ