2018年10月24日更新
仕事が遅い人の共通点と対処法!イライラを改善するためには?
仕事が遅い人の共通点とは何でしょうか。仕事がデキると言われている人は元々の能力に差があるからと諦めていませんか?仕事が遅いと言われて悩んでいる人や新人教育に悩んでいる方のために、仕事が遅い人の特徴と改善点を紹介していきます。

目次
仕事が遅いのは誰でも改善できる

仕事が遅いことで悩んでいる方や新人教育でイライラしている方は沢山いらっしゃるでしょう。自分は仕事が遅いと感じている方には仕事が遅くなる理由や改善点、新人指導をしている方には新人の仕事スピードをアップさせることができる効率的な指導の仕方を紹介していきます。
仕事が遅い人の特徴を紹介!
サボっているわけでもなければ、わざと遅く仕事を進めているわけではないのに「まだ終わってないの?」と言われたことはありませんか。一生懸命仕事をしているのに指摘はされるし、焦りを感じるしで悩みは尽きません。なぜ一生懸命仕事をしているのに認めてもらえないのでしょうか。実は仕事が遅いと言われている方には以下のような特徴があります。
細かい部分にこだわり過ぎる
1つ1つの仕事が丁寧なのは悪いことではありませんが時間を掛けすぎるのは良くありません。例えば、3000項目のデータ入力をやっていたとしても、フォントサイズの調整やテーブルの調整を行っていると時間が掛かってしまいます。仕事が早い人はまず言われたことを終わらせた上で自分が納得のいかなかった部分の調整を最小限に抑えて作業を進めていきます。
コミュニケーションが苦手
コミュニケーションが苦手ってだけで親しい人ができなくて孤独、仕事では無能と人生崩壊するからおもしれえよな
— こことり (@kocotori_23) December 26, 2017
わからないことがあっても周りに助けを求めずに自分だけで遂行しようとするとどうしても時間がかかってしまいます。聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥です。仕事が覚えられない、スピードが遅いという悩みを持つ前に周りを上手に使うことを考えない人は仕事が遅くなってしまいます。仕事は一人の力では成り立たないことを理解しましょう。
体調管理が下手

体調と仕事のスピードが早い、遅いは全く関係ないように思えますが、実は大アリです。仕事が遅い人はどうしても残業をしてしまい、睡眠時間が充分に取れないという問題も起こり得ます。そうすることにより、体調を崩してしまい、最高のコンディションを保てません。その結果、仕事の処理スピードが遅くなる上に仕事の質まで下げてしまいます。
人からの頼みが断れない
既に沢山の仕事を持っているにもかかわらず、仕事の依頼を受けてしまうということをしていませんか。仕事を受ける受けないは自分の裁量ですが、度を過ぎた仕事量は自身のモチベーションまで下げてしまいます。やってもやっても仕事が終わらないと中だるみしてきます。その結果、仕事が遅くなってしまいます。
時間を決めて仕事をしない

上司から今日中にやっておいて!と頼まれた時、どのような目標設定をしているでしょうか。仕事が遅い人の共通点は制限時間を設けて1つの仕事に臨めない点です。時間を決めずにやるといつまでもだらだらやってしまうため、仕事が遅くなる原因になってしまいます。
仕事に優先順位を付けない

いくつかの仕事を与えられたとき、仕事が遅い人は目の前にあるものから取り組んでいく傾向にあります。例えば6時間の仕事が1件と20分の仕事が5件あった場合、6時間の仕事から手を付けていませんか。こういった場合は、短時間で終わるものを片付け、ボリュームの大きな仕事に集中して臨むのが定石です。
仕事が遅い人はこんな性格
仕事が遅い人は慎重な性格であると言えるでしょう。慎重な人は自分が仕事が遅いと気付いているが故に、遅い分、丁寧に仕事を心掛けようという思いから何度も作業後の確認を繰り返してしまいます。つまり、仕事が遅い人は頑張っていないわけではなく、失敗を恐れすぎているのです。仕事における慎重さも大事ですが、スピード感を持たせるためにどうしたら良いかを考えましょう。
仕事が早い人の特徴

ここまでは仕事が遅い人の特徴を紹介していきましたが、逆に仕事が早い人の特徴を見ていきましょう。仕事が遅いと悩みを抱えている方も簡単に真似できることなので参考にしてみてください。
わからないことを直ぐに聞く

仕事が早い人は能力的に優れていて何でも出来ているわけではありません。コミュニケーションを積極的に取ることに長けています。わからないことがあれば理解が出来るまで質問し続けるため、様々な情報を聞き出せて効率の良い仕事の進め方も先輩たちから教えてもらうことができます。
周りの力を利用して仕事を進める

仕事が早い人は自分に与えられた仕事を全て1人でこなそうとはしません。例えば優先度が高く、作業量の多い仕事があったとしても周りで手が空いている人がいればその人の力も借りつつ仕事を円滑に進めることができます。自分でやるにはどうすれば良いかという悩み方をするのではなく、早く終わらせるためにはどうすれば良いかを考えて仕事をしています。
仕事のスピードと正確性をコントロールする

仕事の早い人は無理に速く終わらせようとはしません。自分が発揮できるスピードを無理に超えようとするとミスが出てしまうからです。そのため、仕事の早い人は自分が無理をしないスピード感を保ちつつ、100%ではなく及第点を目指した仕事の進め方をしています。
仕事に工夫を加える

仕事が早い人は効率的に事を進めたがります。そのため、教えられた方法をそのままやるのではなく、自分なりの工夫を持って仕事に当たります。仕事が遅い人は自分の能力について悩みますが、仕事の早い人は効率的な方法を考えていることに悩んでいます。
適度にリフレッシュしている
仕事の早い人は集中力がなくなったり、仕事が詰まるとそのままずっと考え続けることはしません。一旦その場を離れ、休憩を取ったり周りの人と会話をしてみたりとリフレッシュをしています。リフレッシュすることで頭の回転を速くし、仕事を早く終わらせることが可能となります。
仕事が早い人はこんな性格
仕事が早い人は少し大雑把な性格であると言えるでしょう。真面目で完璧主義者な方に比べ、仕事が早い人は完成主義者です。質の高さにこだわる前にまずは与えられたことをこなすというのを重点的に考えている人が多い傾向にあります。
仕事が早い人と遅い人はどっちが出世する?
仕事が早い人は出世も早いです。質の高いものが求められるとはいうものの、やはり仕事はスピード感が命と言っても過言ではありません。また、仕事が丁寧な人より数をこなしてくれる仕事の早い人の方が安心して仕事を任せやすいといえます。仕事を任せられる人の方が実績を多く積むことが出来るため、仕事が遅い人より早い人の方が出世スピードは速いと言えます。
仕事が遅い人と早い人との大きな違いって?

仕事が遅い人と早い人の大きな違いは周りとコミュニケーションを積極的に取れるているかどうかです。仕事を受けるにしても依頼するにしても会話ができなければ、助けてもらうことはできません。そのため、どんな仕事においても積極的にコミュニケーションを取れるかどうかが仕事のスピードを決めます。
仕事が遅い人におすすめの対処法
仕事が遅いという悩みを抱えている人はまず肩の力を抜いてみましょう。どんな仕事においても100%を目指すのではなく及第点を目指すことで格段にスピードが上がります。また、いつもの仕事に自分なり工夫を1つ加えることができないかを考えて仕事に臨んでみてはいかがでしょうか。
新人の指導でついてくる大きな悩み

入社後、数年経つと新人の指導を任せられることがあると思います。新人の指導をしていると仕事が遅いことにイライラしたり、いつも同じ間違いをしたりと悩みはつきません。では、新人指導に対してイライラしている人はどういう風に乗り越えているのでしょうか。
新人は何で仕事のスピードが遅いの?

新人を指導する立場になるといつも付きっきりになります。新人は仕事が遅いものだと理解してはいるもののあまりに遅いとイライラすることもあります。しかし、新人はわざとスピードを落としているわけではありません。ただ、仕事の進め方がわかっていないだけなのです。ここからは新人の仕事が遅い理由を見ていきましょう。
わからないことが聞けない
新人というのは立場的に遠慮しがちです。例え、あなたが優しい指導をしていたとしても多少の緊張は生まれますし、忙しい先輩に質問して時間を取ることを申し訳なく思ってしまいます。わからないことを聞くことができないまま仕事が進まず、進捗具合を見たあなたは「なんでこんなに仕事が遅いのか」という悩みが生まれ、新人に対してイライラしてしまうことでしょう。
メモを取っていない

仕事の遅い新人はメモを取っていないことが多いです。同じような作業をやっているにもかかわらず、昨日も同じ質問をされたということを経験したことはないですか。そういった場合、覚えが悪いことにイライラしますし、自分の教え方が悪いのではないかという悩みも生まれストレスに繋がります。新人に指導する場合メモを取っているのか確認してみましょう。
求められている成果物の質がわからない
ものすごくクオリティの低い書類がどんどん回ってくるおかげで自分の仕事がまったく進みません\(^o^)/
— のり (@norikoshisei3) January 5, 2018
新人の彼らは仕事に求められているクオリティが把握できていないため、仕事を依頼された際に完璧にこなそうとします。例えば、30分の簡単な仕事を頼んでいたのに、その場では求めていない装飾等が施されて倍以上の時間が掛かっていたということはありませんか。簡単な作業で自信を付けさせるつもりがイライラして指摘してしまったということもあるのではないでしょうか。
仕事が遅い新人を見てイライラは悪影響
新人の仕事が遅い理由がわかったとしてもやはりイライラや悩みは解消されるものではありません。それどころかイライラしながら新人指導に臨む場合とても怖い人に見られてしまうこともあります。指導を受けている新人や周りの人はどうなってしまうのかを見ていきましょう。
新人が萎縮してしまう

指導を受けている新人は鈍感ではありません。自分のせいでイライラしてしまっているのがわかるため、より声が掛けづらくなります。その結果、不明点の確認や業務完了の報告が遅くなってしまい、更に仕事が遅くなり、より悩みが悪化していきます。
自身の仕事の質が下がる

新人指導にあたると必ず自身の仕事に取り組む時間は少なくなります。そんな中でイライラしてしまうと、仕事の質が下がるだけでなく、自分の仕事にもミスが出るようになってきます。指導するだけでも悩みが尽きないのに、自分の仕事も満足に出来なくなると八つ当たりをしてしまうという恐れがあります。
周りが助言し辛くなる
いい事は個人に凝縮して言いたいけど辛いことは相談内容や助言が欲しいわけでなくただ声掛けて貰えたら嬉しい程度の内容ならとりあえず個人に向けると負担だから分散し撒き散らすようこういうとこで吐いちゃうことにしてる。すまね
— grossa/💉また試験前 (@adavesc) October 27, 2017
新人指導を任せられたことのある社員の人たちはイライラを敏感に感じ取ります。また同時に悩みを抱えていることもわかっているはずです。しかし、指導者となる上司が感情を表に出しすぎていると声を掛けづらくなるため、折角、自身の悩みを解決するための突破口を与えてもらえる機会を失ってしまいます。
仕事が遅い新人に上司はどう接するべき?

指導する上司がイライラしてしまったり、新人の仕事が遅い理由について悩んでしまう理由は成長してほしいからです。そのため、上司が出来るのは指導法を試行錯誤したり、考え方を変えてみることです。先輩である上司が後輩である新人の方にどう接していくと良いのか紹介します。
新人は仕事が遅いということを受け止める
仕事遅いのと無駄が多いのは新人さんだからいいんだけど、タイムリミットあるから間に合わせる素振りはしてくれ〜。あと仕事が雑すぎて流石にそれはどうなの……って後から言う羽目になった……。直したかったけど時間すぎてたから断念。朝の人すみません。
— 村娘A٩( ᐛ )و (@10aim10) December 18, 2017
新人は要領を得て、仕事をしている上司と比べると何もわかりません。目的を遂行するために仕事をすることで精一杯でどのような進め方をすれば効率良く作業を進められるのかがわかっていないのです。どんな人も初めは仕事ができません。まずは、何もわからなくて当たり前というところからどう成長させていくのかを考えてみると良いでしょう。
物事の伝え方を変える
人前で怒らないのは勿論のことですが、指摘をする際に、何が良くなかったのかを伝えることが大事です。まずは、成長を促すためのヒントを与えましょう。そうすることでなぜ指摘を受けたのかを考え、自分で改善点を導き出し、自ずと変わっていくことでしょう。その結果、信頼関係を築き時間が経つにつれ手間のかかる新人が信頼できる仲間に変わっていくことでしょう。
仕事が遅い新人がスピードを上げる方法は?
新人のギャルとペアで仕事する事になったんだけど、最初の挨拶無いし接客態度悪くてクレームくるし愛想笑いとか一切しないし苦手なタイプだったんだけど、一緒にやっていくうちに毎時間ずつどんどん接客が良くなっていくし新人にしては仕事早いし覚え早いからびっくりした。
— お茶々 (@sekOCHAC) December 19, 2017
仕事が遅いと先輩に怒られ悩みを抱えている新人がやるべきことはたったの2つ。メモを取ることと不明点があれば直ぐに聞くことです。不明点があれば直ぐに聞き、聞いたことをメモに取る、これを徹底するだけで仕事のスピードは格段に上がりますし、上司から安心して仕事を任せられる人間に成長することができます。
仕事の遅い新人も周りの指導次第で成長する
新人は成長する意欲がないわけでもなく、わざと仕事に時間を掛けているわけではないのです。それでも上手くいかないことは出てくるでしょう。そんな時は指導の仕方を少し変えて、メモを取っていなければメモ取らなくて大丈夫?という声掛けをしてみたり、仕事を依頼する際に指示と作業範囲を明確にしてみたりと、先輩である上司から成長を促してみるのもおすすめです。
同僚の仕事が遅い!イライラする

同僚の仕事の遅さに迷惑を被ったことがあるのではないでしょうか。新入社員ならまだしも仕事に慣れているはずの同僚の仕事が遅いのはとても気になります。それでは仕事が遅い理由としてどんなものがあるのでしょうか。
仕事の効率が悪い

仕事に慣れた人は自分の方法を確立しているため、他の人がどのような仕事をしているのか目を向けることをしません。そのため、自分より効率の良い仕事をしている人を見ても、人は人、自分は自分と割り切ってしまい、何かを変えて成長する意欲を失っているケースが考えられます。
休憩時間が長い
日中お喋りしまくってたり、やたらとタバコ休憩が多くて長い人は特に傾向強い( ˘•ω•˘ ).。oஇ
— 葉月 (@_ryuju_) December 19, 2017
仕事しようね????って思うけど言えない(。ÓㅅÒ)
仕事が慣れた人は絶妙なサボり方を知っているため、休憩時間を無駄に取っているということも考えられます。例えば、会社によっては休憩時間にタバコ休憩は含まれないため、1時間おきに10分間の休憩と、正規の休憩時間1時間を使うと、実働7時間ほどしか働いていないことになります。そのため、仕事の進捗が遅れてしまうということが多くあるようです。
仕事が遅い同僚がいてもイライラしない方法

一番おすすめな方法はイライラを溜め込む前に、単刀直入に伝えることです。休憩時間が長いことが目につくようであれば、直接本人に言うと良いでしょう。それでも変わらず、迷惑がかかるようであれば上司に相談しましょう。また、仕事の効率が悪いと感じる場合は、効率が良いと考えている方法を伝えてみることをおすすめします。
仕事が遅いのは改善できる
仕事が遅いと悩んでいる人は、周りの仕事が遅くてイライラしてしまう自分自身にも原因があり、誰でも改善することは可能です。仕事の遅い自分や周りを変えたいならまず、コミュニケーションを積極的に取っていくことを心掛けてみることをおすすめします。