「お聞きする」と「伺う」の違いとは?正しい敬語の使い方を伝授!

ビジネスシーンではよく耳にすることがある「お聞きする」や「伺う」という敬語表現について、正しい意味や使い方を知っていますか?本記事では、お聞きすると伺うの違いについて、またビジネスシーンでの正しい敬語の使い方や基礎知識を例文と合わせて詳しくご説明します。

「お聞きする」と「伺う」の違いとは?正しい敬語の使い方を伝授!のイメージ

目次

  1. ビジネスシーンで使える敬語表現を覚えよう!
  2. 「お聞きする」と「伺う」は何が違う?
  3. 「聞く」の尊敬語と謙譲語について
  4. 「基礎知識」尊敬語と謙譲語の違いとは?
  5. 「お聞きする」と「伺う」の間違った使い方
  6. 「お聞きする」と似た表現について
  7. 「お聞きする」の漢字は「聞く」で合ってる?
  8. 「お聞きする」の正しい使い方を例文で紹介!
  9. 「伺う」の意味ごとの正しい使い方を例文で紹介!
  10. ビジネスシーンで正しい敬語表現を使おう!

ビジネスシーンで使える敬語表現を覚えよう!

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mindfree_japanさんの投稿

ビジネスシーンでは、マナーや正しい敬語を使えることで信頼関係を築くことができます。普段使っている言葉を敬語表現にする場合は、尊敬語、謙譲語、丁寧語の使い分け方を理解していないと、誤った敬語表現や二重敬語になっていることがあります。この記事では、敬語の基礎知識から「お聞きする」と「伺う」の正しい意味や使い方についてご説明します。

「お聞きする」と「伺う」は何が違う?

お聞きすると同じ意味?

「お聞きする」と「伺う」は同じ意味であり、どちらも「聞く」の謙譲語になります。お聞きするは、聞くという意味だけですが伺うには複数の意味があり、その中のひとつに聞くという意味が含まれているため、敬語表現として使う場合に、誤用されていることが多くあります。また「聞く」の尊敬語は、お聞きになるや聞かれるとなります。

伺うにはこんな意味がある

伺うという言葉には、聞くという意味の他にも「訪れる」や「訪問する」または「問う」や「尋ねる」などの意味が含まれています。ビジネスシーンで敬語表現として使う場合は、使用するときの意味に合わせて、尊敬語と謙譲語の使い分けをしましょう。主語を意識していないと気付かないうちに誤って使用していることがありますので注意が必要です。

「聞く」の尊敬語と謙譲語について

聞くの尊敬語はお聞きになる

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gratiaumedaさんの投稿

聞くの尊敬語は「お聞きになる」や「聞かれる」を使うことが一般的になります。社内の上司や先輩社員などに使用する場合は「○○の件、聞かれましたか」として敬語として使うことができ、重役や取引先の方に向けてより丁寧な言い方をする場合は「○○の件、お聞きになりましたか」となりますが「お聞きになられましたか」は二重敬語になってしまいます。

聞くの謙譲語は伺う

聞くの謙譲語は複数あり、「伺う」や「お聞きする」または「拝聴する」を使うことが一般的です。謙譲語は自分の行動に対して使用しますので、相手の行動に対して「弊社が開催する講演をぜひ拝聴していただきたく存じます」のように誤って使用しないように注意しましょう。ビジネスシーンの正しい敬語の使い方は、ぜひお聞きくださいとなります。

「基礎知識」尊敬語と謙譲語の違いとは?

謙譲語とは?

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wisehouse_さんの投稿

敬語は謙譲語、尊敬語、丁寧語と3種類ありますが、謙譲語は自分の立場を下にしてへりくだることで、相手を立てる表現方法になります。例えば「言う」なら「申す」となり「見る」なら「拝見する」など自分の行動に対して使用する敬語表現になります。また丁寧語とは、○○ますや○○ですのように丁寧な言い方をする敬語表現に分類されます。

尊敬語とは?

敬語表現のひとつに尊敬語がありますが、尊敬語とは、敬う気持ちを含めて目上の方や上司に向けて使用する敬語表現です。例えば「言う」なら「おっしゃる」となり「見る」なら「見られる、ご覧になる」など相手の行動に対して使用する敬語表現になります。誤って「先程の件、ご覧させていただきました」など自分の行動に使用しないようにしましょう。

「お聞きする」と「伺う」の間違った使い方

お聞きするの間違った使い方

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mlc_englishさんの投稿

ビジネスシーンなど敬語表現で会話する場合に、お聞きするを誤って使用しているケースがあります。例えば「本日は御社の説明会をお聞きしましたが」や「お聞きさせていただきました」など主語が自分になっていたり、二重敬語になっていることがあります。また名前を聞く際に「お名前を頂戴できますか」は誤った敬語表現とされることがあります。

伺うは間違いやすい言葉

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idotdesignさんの投稿

伺うはお聞きするの謙譲語ですので、相手の行動に対しての敬語表現にはなりません。お聞きするの主語を意識しないと「○○の件は、弊社の担当の者にお伺いください」とよくある間違った敬語表現になります。この場合は「○○の件は、弊社の担当の者にお聞きください」または「弊社の担当の者にお尋ねください」とすることで正しい敬語表現になります。

「お聞きする」と似た表現について

お聞きすると似ている「お尋ねする」

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aiai_saiyouさんの投稿

お聞きすると似た表現に「お尋ねする」があります。ビジネスシーンなどで相手に確認してほしいとき、質問する場面などに使用する敬語表現で「不明な点は、会場で直接お尋ねください」や「お尋ねいただいた内容については」のように、質問してくださいや質問していたことなど、「問い」をより丁寧に言う場合に使用されることがあります。

お聞きするは拝聴すると言い換えられる

お聞きするを、ビジネスシーンでより丁寧な言い方にすると「拝聴する」や「拝聞する」となります。例えば「有意義な話をお聞きすることができました」ではなく「今回は貴重なお話を拝聴させたいただきました」や「この度は、拝聞させていただきありがとうございます」など謙譲語にして、へりくだった言い方にするとより相手を立てることができます。

「お聞きする」の漢字は「聞く」で合ってる?

お聞きするの漢字について

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teleearthjapanさんの投稿

お聞きするの「きく」を表す漢字は多数ありますが、耳で音をきく場合は聞く、しっかりと意識を向けてきく場合は聴く、質問をするや尋ねる場合は訊くのように、意味に合わせて漢字を使い分ける必要があります。漢字の種類によって同じ「きく」でも敬語表現が変わりますので、お聞きするをビジネスシーンで誤って使用しないように注意しましょう。

お聞きするの漢字ごとの使い方

聞くという漢字は、話を聞く、声や音を聞くなど「耳に入る音を聞く」意味があります。聴くという漢字は、「自分から進んで意識するとき」に使用しますので、好きな音楽を聴く、演奏会を聴きに行くなどで使用します。訊くという漢字は、例えば○○が今後どうなるか訊きたい、明日の予定を訊きたいなど「問いに対する答え」を訊くときに使用します。

「お聞きする」の正しい使い方を例文で紹介!

電話対応など会話で使用する場合

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oneb1101さんの投稿

お聞きするの正しい使い方として、ビジネスシーンの電話対応など会話で使用するときは、例えば「○○についてお聞きしてもよろしいでしょうか」や「○○とお聞きしましたのでご用意しました」または「御社の○○様にお聞きして確認しましたところ」や「○○様のご高説を拝聴できますことを社員一同心待ちにしております」として使うことができます。

メールなど文章の場合

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oar_saiyouさんの投稿

お聞きするの正しい使い方として、ビジネスシーンのメールなど文章では、例えば「○○とお聞きし、気持ちを切り替えて課題の解決に邁進することができます」や「新しい環境でもご活躍のことお聞きしております」または「○○の件、お聞きいただきありがとうございます」や「○○についてはかねてからお聞きしています」として使用することができます。

「伺う」の意味ごとの正しい使い方を例文で紹介!

「聞く」という意味で使用する場合

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takumikobo_recruitさんの投稿

伺うを、聞くや尋ねるという意味でビジネスシーンなどで使用する場合は、例えば「○○の件、かねてから伺っておりました」や「本日は大変、有意義なお話を伺うことができ」または「○○について御社の担当者様のご意向を伺いたいのですが」や「お手数ですが、○○を伺ってもよろしいでしょうか」として使うことができます。

「訪れる」の意味で使う場合

伺うを、訪れるや訪問の意味でビジネスシーンで使用する場合は、例えば「○○について確認させていただくため、某月某日に御社までお伺いします」や「明日伺ってもよろしいでしょうか」または「誠に勝手ながらお伺いすることができないため」として使用することができます。また「お伺いさせていただきます」は、二重敬語になりますので注意しましょう。

お伺いを立てるの使い方

お聞きするや伺うをより丁寧な敬語で使用する際に「お伺いを立てる」と表現することがあります。お伺いを立てるとは、「このまま進めていいのか、部長にお伺いを立てる」や「先程の件については、すでに課長にお伺いを立てています」または「念のため次長にお伺いを立てておいてください」のように指示をもらうときや質問をしたい場合に使用します。

ビジネスシーンで正しい敬語表現を使おう!

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sfit_prさんの投稿

ビジネスシーンで使える正しい敬語表現について「お聞きする」と「伺う」に焦点を当てて意味や使い方についてご説明しました。ビジネスシーンでは、正しい敬語表現を理解しておくことで「敬語の正解がわからないまま会話を進めてしまった」や「敬語にするとどうなるんだっけ」とならないように、あらかじめ準備しておくことが重要です。

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