年収900万円世帯の手取りと生活・職業の実態!専業主婦はできる?

「年収900万円」は手取り換算でいくらなのか。結論から言うと、665万円から700万円程度です。そんなにも税金などで天引きされるのかと驚く人も多いでしょう。また、年収900万円を稼ぐのはどんな職種が多いのか、妻が専業主婦でも大丈夫なのかを解説していきます。

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目次

  1. 年収900万円世帯の生活レベルとは?
  2. 年収900万円の手取りはいくら?
  3. 年収900万円をもらっている人の割合は?
  4. 年収900万円もらえる確率が高い職種
  5. 年収900万円世帯が住む家賃相場
  6. 年収900万円世帯の貯金額はいくら?
  7. 年収900万円世帯では何人の子供が育てられる?
  8. 年収900万円の子持ち世帯が一番苦しいと言われる理由
  9. 年収900万円世帯の職業と生活実態

年収900万円世帯の生活レベルとは?

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yrkj5tさんの投稿

結論から言うと、年収900万円あったら裕福な生活ができると安易に考えてはいけません。というのも、年収900万円から税金や社会保障などが差し引かれて、手取りは665万円から700万円程度です。これを単純に12ヶ月で割ると55万円から58万円程度です。どうして安易に裕福な生活ができると考えてはいけないのか?詳しく紹介します。

年収900万円の手取りはいくら?

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raptor0613さんの投稿

ここでは、「年収900万円の独身者」の場合の手取り、「年収900万円の夫と専業主婦の妻+子供2人の4人家族」の場合の手取りの2つのケースで具体的に紹介します。前提条件として、住んでいる地域や加入している保険やローンなど、さまざまな要因で手取額は変動するのでご注意ください。

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ds0807さんの投稿

まずは、「年収900万円の独身者」の場合の手取りはいくらかというと、さまざまな税金などを差し引くと約665万円です。主な税金などの項目をみていくと、健康保険料が37万円、厚生年金が82万円、雇用保険が8万円、住民税が40万円、所得税が68万円で合計235万円となります。

次に「年収900万円の夫と専業主婦の妻+子供2人の4人家族」の場合の手取りはいくらかというと、さまざまな税金などを差し引くと約700万円です。主な税金などの項目をみていくと、健康保険料が37万円、厚生年金が82万円、雇用保険が8万円、住民税が28万円、所得税が45万円で合計200万円となります。

両者の比較は、あくまで簡単な条件での比較ですが、「年収900万円の夫と専業主婦の妻+子供2人の4人家族」の場合でも、「年収900万円の独身者」の場合より年間で35万円程度しか差がありません。これを月々で見直すと約3万円の差です。これでは早く結婚して税金対策をしようとする人は増えません。晩婚化が進む要因の一つとも言えるでしょう。

年収900万円をもらっている人の割合は?

年収900万円もらっている人は、日本国内に一体何人いるのでしょうか。国税庁が毎年発表している平成28年民間給与実態調査では、年収900万円から年収1000万円の人の割合は全体の1.9%でした。男女別で見ると、男性は2.9%、女性は0.4%という結果です。

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kikutakuuさんの投稿

そして最も多い年収階級はどこかというと、年収300万円から400万円で全体の17.5%でした。続いて年収200万円から300万円が16.3万円、そして年収100万円から200万円が14.6%。この結果からわかるように、年収400万円以下が57.1%と半数以上を示します。

年収900万円もらえる確率が高い職種

年収が高い傾向にある業種を調べました。国税庁が毎年発表している平成28年民間給与実態調査では、「電気・ガス・熱供給・水道」、「金融・保険」、「情報通信」、「学術研究,専門・技術サービス業、教育,学習支援業」といった生活インフラを扱う職種と金融・学術関係の職種が年収900万円以上稼いでいる割合が高いという結果が出ています。

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lingyun100さんの投稿

各々の業種内で年収900万円以上稼いでいる割合を給与階級別構成割合の統計で見ると、「電気・ガス・熱供給・水道」は11.8%、「金融・保険」は4.8%、「情報通信」は3.8%、「学術研究,専門・技術サービス業、教育,学習支援業」は3.6%となっています。この数値からみても圧倒的に「電気・ガス・熱供給・水道」が多い職種です。

年収900万円世帯が住む家賃相場

年収900万円もあるんだから、立地の良いマンションとか最新設備が整ったマンションに住んでいるんじゃないかと想像する人が多いでしょう。ただ、収入に対してどれだけ家賃に使うかは人それぞれなので、一般的なところで考えてみます。

一般的に適正家賃というのは、年収の20%から30%と言われています。つまり年収900万円だと年間180万円から270万円です。月々の家賃換算にすると、15万円から22万円が適正な家賃相場と考えられます。これを高いと考える人がいるかもしれませんが、4人家族だったとすればそれほど高いとは言えない金額です。

年収900万円世帯の貯金額はいくら?

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mayu.25thさんの投稿

年収900万円世帯の貯金は一体いくらあるのか。年収900万円の場合、月々の手取り換算をすると1ヶ月の収入が57万円前後です。一般的に貯金の目安は、収入の20%と言われています。つまり毎月12万円を貯金にまわして、年間で144万円の貯金額が達成できると想定することができます。

貯金は12万円で残りの45万円は何に使うのでしょうか。子供がいる世帯は養育費や教育費がかかりますし、妻が専業主婦の場合、生活費や老後のための貯金までカバーする必要があります。一方で独身者であれば、自由に使えるお金も多いことから貯金できる金額も多いでしょう。あくまで、養う家族の人数などによって貯金にまわす金額も異なるということです。

年収900万円世帯では何人の子供が育てられる?

今の時代1人の子供を大学卒業まで行かせる為に必要な教育費と養育費の合計は、幼稚園から高校までは公立、大学は私立と想定した場合3000万円かかると言われています。単純に子供2人育てようと思うと6000万円必要です。この金額からしても子供を育てるのに、相当なお金が必要であることがわかります。

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___kyc.22___さんの投稿

ただし、子育てにはさまざまな給付金制度があるので、それを知っておくことでお金の管理がし易くなります。育児給付金として、まず代表的なものは「育児休業給付金」です。これは働いている女性(もしくは男性)が生まれた子供を育てるために、育児休暇を取得した場合、雇用保険から支払われるお金です。最初の半年は給料の67%、残りの半年は50%を受取ることができます。

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mayu.mrchildrenloveさんの投稿

また、出産前後にも「産前産後休暇」を取得した場合、給料の3分の2を「出産手当金」として受取ることができます。その他にも、「出産育児一時金」や「児童手当」などもあります。これらを考慮に入れた場合、年収900万円世帯が育てられる子供の数は2人が理想的です。

年収900万円の子持ち世帯が一番苦しいと言われる理由

2010年に高校の授業料が無償化されました。制度開始当初は、一律無料という制度だったのですが、2014年に制度が一部改訂され、支援金という名目に変更され、年収910万円以上の世帯は、この支援金を受けることができなくなりました。また、共働きか専業主婦か、サラリーマンか自営業かなど、世帯モデルによって基準額は異なります。

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kanashirosaoさんの投稿

正確に把握するには、「市町村民税所得割額」を確認する必要があります。共働きの場合、夫婦で合わせて30万4200円未満であれば支援金を受け取ることができ、それ以上は支援金を受取ることができません。また、これらの支援金は、学校に支給されて授業料に充てられるので注意が必要です。あくまで授業料という名目のため、入学金、修学旅行などは別途支払う必要があります。

支援金は一体いくらもらえるのか。一般的な全日制高校の場合は、月額9900円、年間で11万8800円です。また、2014年改正時の大きな変更点として、私立高校の場合は支援金が加算されることになりました。理由としては、経済的に厳しい家庭の子供が私立高校を選ぶことが不公平ということから、年収によって支援金を決める仕組みとなりました。

これらの支援金は、年収910万円を超えると受けられないのです。年収900万円と年収910万円ではかなり大きな差があるということです。高校の授業料のほかにも、先ほど触れた児童手当も年収の多さによっては、手当を受けることができなかったり、子供医療助成制度の減額を受けられなかったり、社会保険料の負担額が大きくなったりなどあります。

年収900万円世帯の職業と生活実態

「年収900万円」は聞いた感じではかなり魅力的な数字です。収入は多ければ多いに越したことはありません。しかし、収入が多い分、社会に支払う負担も大きく、さまざまな給付金制度を受けられない可能性があるということを知っておく必要があります。年収900万円以上を目指したい人は、これらの知識をもった上でこれからの仕事や生活のバランスを考えましょう。

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