行政書士試験の難易度と合格率は?どれくらい勉強をすれば良いの?

行政書士試験は行政書士に就くために必要な試験であり、それ以外にも富や名声が手に入る高難易度国家資格として非常に有名です。そのため行政書士試験は安易な気持ちで受かるような試験ではありません。高難易度の行政書士試験に合格するためには相応の勉強時間が必要になります。

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目次

  1. 高難易度として知られる行政書士試験について
  2. そもそも行政書士ってどんな職業なの?
  3. 行政書士試験の難易度は非常に高い
  4. 高難易度の行政書士試験への合格には法学部卒業が必要?
  5. 行政書士試験以外の高難易度試験について
  6. 高難易度の行政書士試験の合格率は10%程度
  7. 高難易度の行政書士試験を受験している年代について
  8. 高難易度の行政書士試験は試験範囲も広い
  9. 高難易度の行政書士試験は独学でも合格できる
  10. 目安は1000時間!行政書士試験合格に必要な勉強時間
  11. 行政書士試験専用の参考書は必要ない
  12. 独学必見!行政書士試験合格に使えるおすすめ参考書
  13. 高難易度の資格取得には勉強スケジュールの設定が重要
  14. 高難易度の行政書士試験合格にはコツがある?
  15. 記述式には気を付けて!行政書士試験の注意点
  16. 高難易度資格の行政書士資格をどう活かす?
  17. 転職にも有利な高難易度の行政書士試験に挑戦しよう

高難易度として知られる行政書士試験について

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tenohira_2018さんの投稿

行政書士試験は主に行政書士になるために必要不可欠な資格ですが、その難易度は非常に高いものとなっています。多くの勉強時間を利用して様々な知識を学ばなければ決して合格することは出来ません。この記事では高難易度として知られる行政書士試験の勉強時間や学習方法などを中心に解説していきます。

そもそも行政書士ってどんな職業なの?

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teru_teru87さんの投稿

行政書士という言葉を初めて聞いたという人も少なくないと思うので、行政書士について簡単に説明していきます。行政書士は法律分野の専門家であり、法的手続きに必要な書類などを代理して作成する職業です。弁護士と同一視されることがしばしばありますが、実際に携わることが出来る業務は弁護士よりも限られています。

行政書士になるためにはこの記事で紹介していく行政書士試験に合格することが必要になります。例外として公務員からの転職なども可能な場合がありますが、基本的には高難易度の行政書士試験合格が最もポピュラーな方法となっています。行政書士は年収や名声が高いことからも非常に人気の職業になっていますが、職に就くのは簡単なことではありません。

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agohige272さんの投稿

行政書士資格が行政書士に必要であると述べましたが、行政書士資格の活用方法はそれだけではありません。後ほど詳しく解説していきますが、高難易度の行政書士資格を有していることは民間企業への就職の際にも非常に大きなアドバンテージになるため、サラリーマンやOLにも人気の高い資格の1つとなっています。

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行政書士試験の難易度は非常に高い

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icco._.studyさんの投稿

繰り返しになりますが行政書士試験は非常に難易度の高い試験になっています。その理由の1つは試験科目が法律分野に偏っているという事が挙げられます。法律という学問は大学まで進んだ学生が初めて知るような世界のため、一般常識とは大きくかけ離れた存在であると言えます。

そのため行政書士試験が難しいというよりは法律分野そのものに苦手意識を感じてしまう人が多く、結果的に行政書士試験の難易度が高いと言われている所以になります。そもそも法律分野の資格試験は司法試験や弁理士試験、宅建などのように難易度が高いものが殆どなので、法律の苦手意識を無くすことも行政書士試験を受ける上では重要です。

高難易度の行政書士試験への合格には法学部卒業が必要?

先ほど法律という分野は大学生になってから初めて学ぶような学門であるということを述べましたが、行政書士試験には受験条件などは存在しません。法律に関する試験だから法学部の卒業が必要だと思っている人も少なくないようですが、必ずしも大学を卒業している必要は無いので安心してください。

しかし、高難易度試験には指定学部の卒業が受験条件という場合も存在するので、行政書士以外の高難易度の資格に興味がある人は必ず事前確認をしてください。もし、法律系の試験で受験資格が無かったことに気が付いたことは、同じ法律に関連する行政書士試験を受験してみることをおすすめします。

行政書士試験以外の高難易度試験について

高難易度資格1:司法試験

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_rush_straight_さんの投稿

司法試験は三大国家資格としても認知度が高く、最も難易度の高い試験であるとも言われています。一般的には弁護士や検察官、裁判官になるために必要な資格であり、どの職業に付いても収入や名声が高くなっています。しかし、それ相応の勉強時間や知識が必要になることは言うまでもありません。

あまり知らない人も多いですが弁護士は法律に関するスペシャリストであり、弁護士資格を得れば登録するだけ行政書士になることも可能です。もちろん、勉強時間を考えれば行政書士試験に合格して行政書士になる方が簡単ですが、弁護士になってから行政書士になるという手段もあるので迷っている人は司法試験に挑戦すればどちらになることも可能です。

高難易度資格2:公認会計士試験

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ym0717cpaさんの投稿

公認会計士についても三大国家資格に数えられる難易度の高い試験です。公認会計士は国に認められている会計士であり、会社の決算書などに間違いが無いか確認することが主な業務となっています。会社の決算書に誤った数字があると脱税の可能性を疑われることや投資家からの信用を失うことにも繋がるため、非常に重要な職業となっています。

高難易度資格3:気象予報士試験

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cloudcluster55yさんの投稿

意外に思う人が多い高難易度試験は気象予報士試験です。気象予報士と聞くとお天気ニュースのお姉さんを思い浮かべる人も多いかもしれませんが、テレビで解説する程度であれば資格は必要ありません。1994年までは気象庁の予報官しか出来なかった業務について携われる職業であり、試験の合格率はなんと5%と言われています。

気象予報士の興味深い点は科目の免除制度です。気象予報士はいくつかの科目は並行して合格する必要がありますが、一度合格基準に達した科目については次回の試験で免除されます。つまり、何度も試験を受けることで徐々に受験科目が減っていくため、勉強時間を費やして知識を増やせば増やすほど合格が明確に近づく試験となっています。

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高難易度の行政書士試験の合格率は10%程度

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yu_5.9_さんの投稿

高難易度試験にあたる行政書士の合格率は10%となっています。先ほど紹介した司法試験や天気予報士試験と比べると合格率は高いですが、資格試験全般と比較すると非常に低い合格率であると言えます。ただ、合格率10%はあくまで目安であり、低い時には合格率が5%というケースも存在します。

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75toma70さんの投稿

行政書士の合格率が低い理由の1つに行政書士試験の難易度が甘いと見られているケースが存在します。冒頭でも解説しましたが、そもそも行政書士という言葉を聞いたことがない人が多いため、司法書士試験などと比べれば簡単に取れるという言葉を鵜呑みにして安易に受験する人が合格率を下げている要因になっているのです。

高難易度の行政書士試験を受験している年代について

行政書士は豊富な知識や多くの勉強時間を確保する必要があることから大学生や大学卒業後の就職浪人の人々が沢山受験していると思われがちですが、最も多く受験している年代は30代となっています。就職している人も多く、会社での仕事と両立しながら資格取得を目指しているという人が少なくありません。

30代に次いで多い受験者は20代と40代であると言われています。就職している人はもちろん、学生であるという方や専業主婦をしているという人も多いです。また、割合としては非常に希少となっていますが、10代で行政書士試験に合格している強者も存在します。

高難易度の行政書士試験は試験範囲も広い

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mikaro150さんの投稿

行政書士試験が難しいと言われている要因になっているのは法律分野の存在であることを述べましたが、具体的にどのような試験科目があるのか解説していきます。行政書士試験の試験科目は法令等科目と一般知識からなる「憲法」「行政法」「民法」「商法」「基礎法学」「政治・経済・社会」「情報通信・個人情報保護」「文章理解」の全8科目存在します。

配点は法令等科目が46題と一般常識が14題の計60題からなる300点満点となっています。一般的な合格点数の目安としては180点程度と言われているため、6割から7割の点数が取れれば十分合格の可能性はあります。憲法や民法以外にも文章理解や個人情報保護に関する知識も必要になるため、多くの勉強時間を有することは明らかとなっています。

高難易度の行政書士試験は独学でも合格できる

行政書士試験の受験者に30代の社会人が多いということからも行政書士試験が独学で取得することが出来ることは言うまでもありません。しかし、より確実に簡単に合格したいのであれば専門スクールなどで知識を学ぶ方が明らかに効率が良いです。実際に社会人でも会社に通いながら専門スクールに通っている人も多数存在します。

専門スクールで知識を身に着けることは効率という面では非常におすすめですが、自分のペースで勉強することが難しいことや費用負担が大きいことがデメリットにもなっています。行政書士資格の取得を焦らないのであればこれから紹介していく参考書や勉強方法を参考に独学での挑戦がおすすめです。

目安は1000時間!行政書士試験合格に必要な勉強時間

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manaka26_studyさんの投稿

行政書士を独学で目指す場合に必要な勉強時間は1000時間程度が目安であると言われています。これは理解するのに時間がかかるというよりは学ぶ必要がある知識量が圧倒的に多いことからも、1000時間程度は必要だと言われています。もちろん、中には独学でも500時間程度で合格する人もいますが、社会人であれば余裕を持った計画がおすすめです。

ちなみに古い参考書やブログなどでは行政書士試験合格に必要な勉強時間は600時間程度と記載されている事がありますが、平成18年に試験の難易度が上がったため、現在はより多くの勉強時間を活用して知識を覚える必要があります。

行政書士試験専用の参考書は必要ない

驚かれるかもしれませんが行政書士試験に独学で挑む場合、行政書士試験専用の参考書は殆ど必要ありません。次の見出しでは行政書士試験のための必要知識を身に着けられるおすすめの参考書についてまとめていきますが、行政書士試験に直結している参考書は過去問だけです。

行政書士試験専用の参考書の殆どが法律に関する一定の知識が備わっていることを前提に進められていることが非常に多いです。そのため、初めて知識を目にする独学者の方にとっては参考書のための参考書が必要だという本末転倒なことになるケースもあります。まずは試験科目に沿った知識を身に着けることが独学には必要です。

独学必見!行政書士試験合格に使えるおすすめ参考書

おすすめの参考書1:よくわかる憲法

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furukou.srさんの投稿

よくわかる憲法は行政書士だけではなく、弁護士や宅建などの法律に関連する職業の人々が身に着けておく必要がある憲法という知識を非常に丁寧に説明しています。また「よくわかる」には憲法以外にもシリーズがあり、よくわかる民法やよくわかる行政法も非常におすすめの参考書になっています。

おすすめの参考書2:元法制局キャリアが教える法律を読む技術・学ぶ技術

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yo_shi_kaaaさんの投稿

この参考書は法律という分野に対してどのようなアプローチをしていくべきかという点にフォーカスしているため、憲法や民法の勉強をする前に一読するのが非常におすすめとなっています。著者である吉田利宏さんは早稲田大学法学部卒業後に衆議院法局に15年以上勤めていた経験がある方なので説得力は抜群となっています。

おすすめの参考書3:出る順行政書士ウォーク過去問題集

この参考書は大手資格学校としても有名なLEC東京リーガルマインドが出版しているものであり、行政書士の対策書籍の中では1番人気の参考書となっています。しかし、先ほども述べたように独学の法律初心者には理解が難しい点もあるので、ある程度法律に関する知識が身についてから取り組むことをおすすめします。

おすすめの参考書4:ハンディ行政書士試験六法

行政書士の試験には条文を書けという問題が出題されることもあります。これは六法を熟読して暗記しなければ到底解くことは出来ません。そのため、参考書として六法を1冊は購入する必要があります。その中でおすすめの1冊となっているのが「うかる!行政書士 総合テキスト」という参考書のおまけになっている六法です。

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hamamilkunさんの投稿

参考書のおまけなので見た目は非常に貧相です。しかし、中身については行政書士試験を受けるうえで覚えておくべき条文が的確に示されているため、非常におすすめの1冊となっています。参考書そのものは利用しなくても良いですが、この六法は小柄で持ち運びも便利なので、ぜひ購入することをおすすめします。

高難易度の資格取得には勉強スケジュールの設定が重要

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simpolly1019さんの投稿

行政書士試験の10%という合格率を独学で突破するためには1000時間という勉強時間が必要なことは先ほど解説しました。しかし、ただ闇雲に勉強時間を増やすだけでは非効率であり、1000時間でも足りない可能性もあります。特に独学の人は勉強スケジュールの設定が必要不可欠と言えます。

スケジュールそのものは大雑把なもので問題ありません。重要なのはどのくらいの頻度で勉強時間を確保するのかという点と、いつから過去問を始めるのかという点です。例えば独学1か月目には憲法を勉強して2か月目には民法を勉強をして、試験3か月前から過去問に取り組むというような計画で大丈夫です。

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kitchen_bulldogさんの投稿

むしろ綿密なスケジュール作成は日常生活に制約をかけてしまうことにも繋がるため、なるべく大雑把に作った方が精神的にも楽であり勉強が続きます。大雑把なスケジュールでも、無計画の勉強よりも確実に大きな結果に繋がります。独学で司法書士試験を受ける人は必ず計画を立ててから勉強するようにしてください。

高難易度の行政書士試験合格にはコツがある?

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seimenjyuさんの投稿

合格率10%という高難易度の資格を取得するためには勉強時間を多く用意することは言うまでもありません。しかし、ある程度試験のコツを理解しておくことで勉強がやりやすくなります。行政書士試験は全8科目から問題が出題されますが、実際には全体の6割以上が行政法と民法となっています。

つまり行政法と民法を完璧にすることで合格ラインである60%に達することも可能という事です。だからと言って2科目だけを勉強するのは危険ですが、勉強時間を民法と行政法に偏らせることで合格に必要な知識をより効率的に見に付けることが出来ます。

記述式には気を付けて!行政書士試験の注意点

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mamejirou12さんの投稿

行政書士試験には記述式の問題も出題します。先ほど条文を書けという問題が出題すると述べましたが、これは記述式の問題に該当します。記述式は全3問となっており、平成19年度の行政書士試験は3問全てが条文を書くという内容だったため、多くの受験生が点数を落としました。記述式の問題があることについても考慮して勉強を進めてください。

高難易度資格の行政書士資格をどう活かす?

法務事務所に勤める

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m.koyataさんの投稿

冒頭でも触れましたが行政書士になるためには行政書士資格の取得が必要になります。行政書士として活躍するためには法務事務所に勤める必要があります。法務事務所は弁護士以外の法律に関する専門職が集まっている事務所です。開業したいという人も最初は法務事務所に勤めて、取引先や会社とのコネを作っておくことがおすすめです。

弁護士事務所に勤める

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bees_decoさんの投稿

行政書士資格があれば弁護士事務所に勤めることも可能です。もちろん弁護士として活躍することは出来ませんが、法的知識を備えていることから弁護士事務員として勤務することが出来ます。弁護士事務員でも日本の平均年収よりは高い収入が望めるので、就職先としては非常におすすめです。
 

民間企業に勤める

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sadami_kinjoさんの投稿

行政書士資格を有していれば民間企業への就職にも非常に有利になります。民間企業の行政書士として勤務することは出来ませんが、法律に関する業務などに積極的に携わることが出来るため、給与面でも優遇されることが多いです。また、会社に勤めながら行政書士試験に合格すれば資格取得による特別手当が付く可能性もあります。

転職にも有利な高難易度の行政書士試験に挑戦しよう

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m_study_tさんの投稿

行政書士試験は合格率が10%という合格難易度が非常に高い試験です。しかし、行政書士資格を取得できれば今後の人生に大きな好影響をもたらすことは明らかです。合格率の低い行政書士試験ですが、独学での資格取得も可能なので、興味がある人はこの記事を参考にぜひ行政書士試験に挑戦してみてください。

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