2018年10月24日更新
ゆうメールは専用の封筒が必要?梱包する時の注意点を調べてみた
本やDVDなどを格安料金で送ることができるゆうメールには、独自の梱包のやり方があります。専用の封筒は必要なのか?具体的な料金は?など気になる点も多いでしょう。そこで今回の記事では、ゆうメールの封筒や梱包について解説していきます。

目次
本やDVDなどを格安料金で送れるゆうメールのススメ

不要になった本や雑誌、DVDを売ったときや、誕生日やクリスマスなどに本を贈る場合、配送方法としてゆうメールが使われることが多々あります。比較的料金が安いのですが、早ければ翌日には届くのが理由です。実際にゆうメールを使う場合には、専用の封筒が必要なのか気になるかもしれないので、それを含めこの記事で詳しく見ていきます。
使う前にチェック!ゆうメールで送れないもの

ゆうメールでは本や雑誌、カタログ、金具がついたカレンダー、筒状の冊子などを送ることができます。また、DVDやCDといった電磁的記録媒体も可能です。一方で、領収書や請求書などの信書、印刷をしていない手書きのものは送れません。うっかり送ってしまうことがないように、事前に確認をしてきましょう。
ゆうメールの料金をわける重さとサイズ

ゆうメールは送れるものに制限があるために、料金は安めに設定されています。料金を決めるのは荷物の重さとサイズです。重さにはいくつかの段階がありますし、サイズにも規格があります。それによってゆうメールの送料が異なるので、以下で詳しく見ていきます。
ゆうメールの料金の決め手になる重さの区分

ゆうメールを重さで分けるときには、150グラム以内、250グラム以内、500グラム以内、1キログラム以内、2キログラム以内、3キログラム以内という区切りがあります。ここからわかるように、重さは最大で3キログラムまでです。また、区切りとなる重さを超えると次の区分に入り、料金が上がっていく仕組みになっています。
サイズで変わるゆうメールの料金

ゆうメールの料金をサイズでわける場合には、規格内と規格外があります。規格は長辺34センチ以内、短辺25センチ以内、厚さ3センチ以内、重さ1キログラム以内です。これでおさまるならば規格内、超えてしまった場合には規格外とみなされます。

ゆうメールの規格内の料金は、50グラム以内は180円、250グラム以内は215円、500グラム以内は300円、1キログラム以内は350円です。規格内は1キログラムまでの対応なので、重さがこれを超えると規格外になってしまいます。
私はお腹が空いたのでコンビニで何か買ってこようと財布を取り出した。
— 詩人@しらす( 。∀ ゚)の人 (@mentoku) March 16, 2018
その時私は財布に違和感を感じた。
そして財布を開けてみると札が入ってなかった。
そうだった。
この前散々替え玉して金欠だったんだ。
いやいや流石にいくらかあるだろうと小銭を出してみた。
ありがとうございました。 pic.twitter.com/hPGbfx5Y7M
ゆうメールの規格外になると料金が高くなり、150グラム以内は265円、250グラム以内は305円、500グラム以内は400円、1キログラム以内は450円、2キログラム以内は560円、3キログラム以内は710円です。規格内では扱えない1キログラムを超える荷物でも、規格外であれば送ることができます。
ゆうメールには専用の封筒が必要なの?

ゆうメールで本などを送るとき、何に入れたらいいの?封筒は?梱包のやり方は?と悩むところです。専用の封筒があればそれを使えば便利で楽なのですが、実は決まった封筒はありません。そのため、自分で封筒の代わりを見つけたり、独自のやり方で梱包することになります。
無駄なコストをかけないために封筒は再利用が鉄則

いくらゆうメールの料金が安いといっても、できるだけお金をかけずに送りたいと思うのは誰でも同じです。そのためには、わざわざ封筒などを買うのではなくて、家にあるものを使うのがポイントです。封筒なんてないと思うかもしれませんが、案外家の中に眠っているものです。
封筒代わりに使えるもの1:ショップの紙袋
今ツアーの物販にて、商品をお買い上げ頂いた方に先着で、『H.O.T』B2サイズオリジナルポスターをプレゼント!
— Nulbarich (@nulbarich) March 14, 2018
また、さらに合計¥3,000以上をお買い上げ頂いた方には、オリジナル紙袋もプレゼントします!
※いずれも予定枚数に達し次第終了となります。 pic.twitter.com/PivGDsDXew
専用の封筒の代わりになるものとしては、買い物をしたときのショップバッグがあります。洋服でも雑貨でも、ものを買ったときにブランドやメーカーの名前が入った紙袋に商品を入れてもらえるので、それを保管しておくのです。色や柄は特に気にする必要はありません。サイズは大・中・小とあると便利です。
封筒代わりに使えるもの2:包装紙
写真たてを包む✴
— はこやのでし*3/28~4/3阪神百貨店(梅田) (@hakoyanodesi_) March 17, 2018
ラッピングは得意ではないけど、包装紙で包む作業は大好き✨ pic.twitter.com/fOkcJXw3SB
箱に入ったお菓子を包んでいた包装紙も専用の封筒の代わりになります。ちょっとしたお菓子などを包んでいれば比較的大きな紙なので、本などをしっかり包むことができます。もし柄や色が気になるようであれば、裏返しで包みましょう。包装紙の裏側は白いので、それを活用するのも手です。
封筒代わりに使えるもの3:段ボール

段ボールを薄く2つに折り、間に本などを入れれば封筒の代わりとして使えます。厚みがあり丈夫なので、保護したいものを送るときには便利です。段ボールは買うとそれなりの値段なので、スーパーやコンビニでもらってきたり、通販の商品が入っていたものを再利用するのもいいでしょう。
封筒代わりに使えるもの4:透明でないビニール袋

封筒代わりになるビニール袋は、ショップバッグと同じように、買い物をしたときに商品を入れてもらえます。ビニールの場合には、透明でないことが条件です。理由は、透明だと梱包したときに中身が見えてしまうからです。中身が透けないように、厚めだったり、黒やネイビーなど色が濃いビニール袋がオススメです。
封筒代わりに使えるもの5:内側にクッションがついている袋
ちっっさ
— ねう (@neunekobiyou) March 11, 2018
てかこれのためにこんな良い封筒使ってくれたんか……笑笑 pic.twitter.com/5kFhBOigo2
ネットショップで本やDVDを買うと、内側にクッション材がつている封筒に入って届くことがあります。この封筒には、すでにプチプチなどのクッションが入っているので、そのまま使うことが可能です。サイズも極端に大きくないのでゆうメールに最適です。中身を保護するという意味でも非常に役立つ封筒です。
ゆうメールの梱包の注意点1:封筒を切り中身が見えるようにする
通販悩むなあ……B5の本も一緒に送るならゆうメールが手間がかからないんだけどなあ。
— りり/lili (@lish221) June 22, 2015
中身は見えないように梱包するけど、このくらいの切れ込みが入ってたら、受け取る方は困っちゃうかなあ…… pic.twitter.com/4E7gwG5UEW
ゆうメールでものを送るときには、梱包のやり方にルールがあります。ゆうメールでは送れるものが決まっているので、それ以外が入っていないか郵便局員が中身を確認できるように、封筒の一部を切り取る必要があります。あるいは、封筒の一部が透明か半透明になっているものを使います。
ゆうメールの梱包の注意点2:ビニール袋に入れる

ゆうメールは普通郵便として配達されるので、天候によっては濡れてしまうこともあります。外側が濡れるのは仕方ないとしても、中身にダメージがあるとトラブルの原因になります。それを防ぐやり方として、ビニールの袋に入れる方法があります。ビニール袋はショップのものを活用できます。
ゆうメールの梱包の注意点3:エアクッションで包む
金魚のいるエアクッション pic.twitter.com/Vy7FuLS4wz
— ガッシー100%フォロー返し (@UnionG10_5) March 21, 2018
表紙がかたい本やDVDなど、傷をつけたくないものをゆうメールで送るときには、エアクッションなどの保護材で包みます。そうすれば、誤って落とした場合でも、中身が傷つくことはありません。エアクッションはホームセンターにも売っていますが、通販で買ったときに包んであったものを再利用できます。
湿気とり剤が切れたら!!!
— THE★裏技100選 (@THE_BlackSkill) March 21, 2018
それなら→新聞紙を使おう!
布団を押入れにしまう時に使う湿気とり剤は、新聞紙で代用 虫が新聞紙のインクを嫌うため、防虫効果もあり pic.twitter.com/sYR1PqdLy5
エアクッションがない場合には、新聞紙を使うのも手です。新聞紙で包み、それをショップバッグなどで梱包すれば、ある程度のダメージから中身を守ることができます。ただし、新聞紙を多様すると荷物自体が重くなり、ゆうメールの規格外になる可能性があるので注意が必要です。
ゆうメールの梱包の注意点4:厚みを出さない
バイクパーツ買ったら、ゆうメールで送られてきた
— イクシー@ikusy_194 (@ikusy_194) January 1, 2018
送料無料なので特約ゆうメールしか考えられないのだけど
カタログに同封の見本でも無いし…厚みも3.5cmとかあるし…
買う方は安く済むにしても、ダメだろコレ
特約ゆうメールの基準もダメだし(厚さ2cm)
引受時の内容品の確認やってないでしょ? pic.twitter.com/RUmTW6ljWy
先ほどゆうメールの料金について書きましたが、規格内と規格外では金額に大きな違いがあります。規格内で送ればとてもお得な方法ですが、厚みが3センチをオーバーしてしまうことが多々あります。もともと厚みがある本なら仕方ありませんが、そうでない場合には封筒や梱包のやり方で厚みを出さないようにします。

厚みを出さない工夫としては、エアクッションを薄手のものにしたり、何重にも包まないといったことが挙げられます。また、外側の封筒代わりに段ボールを使わないだけでも、厚みを抑えることが可能です。その場合には、紙袋や透明でないビニール袋を使いましょう。
大切なものはゆうメールで送ってはいけない
たった今、クリニックの駐車場2台ふさいで停める郵便バイク・・ pic.twitter.com/nVEFDO33Fh
— 銀雷矢 (@lemurialyre) March 3, 2018
高価な本やレアなCD、貴重なDVDなどなくなってしまったら困るものを送るときには、ゆうメールは使わないようにします。理由は、ゆうメールには補償がないからです。万が一、配送中に紛失したり破損をしてしまっても、損害賠償の対象ではないのです。どうしてもゆうメールを使うのであれば、書留にすれば損害賠償をしてもらえます。
お金をかけずに梱包するのがゆうメールのポイント

ゆうメールの梱包のやり方はものによって異なりますが、できるだけお金をかけないのがコツになります。ゆうメールに使う梱包材は買うと意外に高いものです。でも、これまで紹介したような再利用をすることで、コストを抑えることが可能です。また、受け取る相手の気持ちになって、丁寧な梱包を心がけることが大切です。