2018年10月24日更新
クレジットカードのステータス格付けランキング!メリットや必要性は?
ご自分の持っているクレジットカードや、これから加入するクレジットカードのステータスを気にしたことはありますか?今回の記事では、ステータスの高いクレジットカードを持つことのメリットや必要性を分析し、さらにステータスごとの格付けもランキング形式でご紹介します。

目次
- クレジットカードのステータス
- そもそもクレジットカードのステータスとはなにか
- ステータスが高いクレジットカードの特徴
- 高ステータスのクレジットカードのを持つメリット
- 高ステータスのクレジットカードを持つ必要はあるか
- クレジットカードのステータス格付けランキングの基準
- もはや規格外:殿堂入り「センチュリオン」
- 格付けランキング1位:ダイナースクラブ プレミアムカード
- 格付けランキング2位:アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード
- 格付けランキング3位:JCBザ・クラス
- 格付けランキング4位:三井住友プラチナカード
- 格付けランキング5位:スルガ銀行 SURUGA VISAインフィニットカード
- 格付けランキング6位:ダイナース・レギュラーカード
- 格付けランキング同列7位: 銀行系・航空系のJCBゴールドとアメックスゴールド
- 格付けランキング8位以下もご紹介
- 逆格付けされるカードに注意
- 番外編: 海外でも通じるクレジットカードランキング
- ステータスの高いクレジットカードを手に入れるには
- いつかは持ちたい高ステータスクレジットカード
クレジットカードのステータス

クレジットカードのステータスは、そのクレジットカードを所有している人の社会的地位や年収を証明してくれるものです。しかし、どうしてクレジットカードがステータスを表しているのでしょうか。また、ステータスのあるカードを持つメリットは何なのでしょう。クレジットカードのステータス格付けもご紹介しますので、クレジットカードをこれから作る方も必見です。
そもそもクレジットカードのステータスとはなにか

ステータスとは「社会的地位」と言う意味です。クレジットカードにも社会的地位があるのです。どうしてステータスが発生するのか見て行きましょう。
一般のクレジットカードにもある入会審査

クレジットカードを作るときには、入会申込書に年収や勤務先などを記入し、信販会社が審査をしてから初めて加入することができます。
信販会社が審査をしているのは、勤め先の会社や、経済力、また、「クレジットヒストリー」と呼ばれるこれまでの様々な支払いがきちんとされているか、などです。つまり、クレジットカードを持てるのは、社会的基盤があって、定期的に安定した収入があり、これまでにきちんとお金を返している人だけです。
入会審査の厳しさによってクレジットカードのステータスが変わる

高いステータスのクレジットカードは一般のカードと比較して、勤務会社・勤続年数・収入などのほか、これまでのクレジットカード利用歴などが、より厳しい基準で審査されます。入会の基準の厳しさによって、クレジットカードのステータスの、高い低いが違うわけです。
ステータスが高いクレジットカードの特徴

ステータスの高いクレジットカードの特徴は、一般カードと比較して、入会の審査が厳しいこと、年会費がかかること、そしてサービスが手厚いことです。順番に詳しく見ていきましょう。
クレジットカードの入会審査が厳しい
〝社畜〟
— やまもっとさん (@yamamoto3gou) September 22, 2017
あまりいい意味で使われないけど、会社に勤めてるからこそできることもある!それがこのクレジットカードの発行💳
入会審査は〝安定した収入があるかどうか〟が重要視されるので、先輩に「会社辞める前にクレジットは作っとけ」とアドバイスもらってますw
とりあえずゴールド2枚! pic.twitter.com/S9le4sByRt
クレジットカードの入会審査は一般的に、返済能力とクレジットヒストリーで判断されます。ステータスの高いカードではこの審査基準が厳しくなっています。返済能力では、年収や勤続年数、会社の規模や、さらには役職者であるかどうかなとが判断材料となります。クレジットヒストリーではこれまでのクレジットカードでの支払いがいくらあったかも重要です。
クレジットカードに年会費がかかる
一般カードでは年会費がかからないこともありますが、ステータスの高いカードではほとんどの場合に年会費がかかります。プラチナカードやブラックカードは10万円を超えることも珍しくなく、中には30万円以上の年会費がかかるカードもあります。ゴールドカードの年会費の数千円から数万円と比較すると、高ステータスカードの中でも大きな違いがあることが分かります。
クレジットカードのに付帯するサービスが手厚い

ステータスの高いカードはサービスも手厚くなります。詳しくはメリットの部分で触れますが、空港のラウンジの利用や、各種サービスの割引、24時間365日対応のコンシェルジュサービスまであります。
高ステータスのクレジットカードのを持つメリット

厳しい審査に通って高いステータスのクレジットカードを持った人は、ステータスの高いクレジットカードを持つ人だけが得られるメリットの恩恵を受けられます。どのようなメリットがあるのか詳しく見て行きましょう。
高ステータスカードのメリットその1:経済力を示す

ステータスが高いクレジットカードの特徴でも見たように、高ステータスのクレジットカードを所有するには、一般のカードよりも厳しい審査を受けなければいけません。高ステータスのクレジットカードは持っているだけで、所持者がクレジットカードの支払いができていること、定期的な収入があり年収も高いこと、また高い年会費を払っていることを示しています。
高ステータスカードのメリットその2:社会的地位を示す

高ステータスのクレジットカードを所有するには、一般のカードよりも厳しい条件で会社や勤続年数が審査されます。高ステータスの所有者であるだけで、所持者に社会的地位があることが分かります。さらに、ステータスが高い一部のカードには、会社の役員クラスでないと持てないカードもあります。
高ステータスカードのメリットその3:限度額が高い

高ステータスのクレジットカードは一般のカードに比べて限度額が高くなっています。高ステータスクレジットカードの入会条件に、返済能力の高さがあります。返済能力が高いということは、それだけ月々の限度額もあげられるということなのです。ブラックカードになると基本的に限度額がないものもあり、年間で数億円の使用をしている人もいます。
高ステータスカードのメリットその4:付帯サービスが充実
さすがプレミアムカードだなって思うんだけど、実家にダイナースから誕生日プレゼントが届いてた^ ^ pic.twitter.com/t7QIJ1CC4L
— せっきー☆ゴロゴロパパ (@sekky1410) October 24, 2017
付帯サービスが充実していることが、高ステータスカードのメリットの中では最も身近に感じられることでしょう。空港のラウンジが無料使用できたり、海外旅行保険やショッピング保険がついたり、ポイントの付与率が一般カードと比較して高かったりもします。また、会員だけの優待・割引サービスや、24時間365日対応のコンシェルジュのサービスなどもあります。
高ステータスのクレジットカードを持つ必要はあるか
高ステータスのクレジットカードのメリットは分かるれけども、果たして持つ必要性があるのか、と考えている方もいると思います。生活スタイルによっては持つ必要性を感じない方もいると思いますが、社会人としては持っておいた方がいい理由があります。
高ステータスカードをもつ必要性その1:人前でためらいなく出せる

ステータスの高いカードはそれだけで所持者の経済力を示しています。逆に言えば、ステータスの低いカードだと、経済力が低いと思われてしまう可能性があります。特に初めてのデートの時など、ためらいなくクレジットカードを出したいときには、高いステータスのクレジットカードの必要性が高まります。
高ステータスカードをもつ必要性その2:信用度が増す

高ステータスカードは、メリットでご説明した通り、所持者の経済力と社会的地位が高いことを示しています。高ステータスカードは、取引先との会合や、知り合い、恋人や配偶者の親族にさりげなく経済力と社会的地位を示せる、必要性の高いツールになります。逆に低いステータスのカードを持っているとその程度の人と見られてしまいます。
高ステータスカードをもつ必要性その3:限度額

高ステータスカードの限度額は高いので、高額なお買い物ができます。普段のお買い物は一般的なカードで事足りてしまい、高ステータスのカードの必要性を感じないかもしれません。しかし、現金を持ち歩きたくない高額な買い物の時にこそ実力を発揮するクレジットカードです。高額な買い物のときにこそ、高ステータスカードの必要性が高まってきます。
高ステータスカードをもつ必要性その3:付帯サービス
仕事にてブラックカード使っている人に年会費聞いたら、80,000円だって!航空マイレージを使い、海外旅行をするから、それで元が取れるんだって!ゴールドカードは中途半端でしょうと言われた(涙)私は必死でゴールドカード作ったのに‥。でも海外旅行行かなかったら普通のカードで充分らしい! pic.twitter.com/zzzy51SPLj
— よっぽん (@yoppontv) September 23, 2017
高ステータスカードの付帯サービスの充実ぶりは年会費払ってでもほしい機能です。特にポイントのつき方は一般のカードに比較すると、1.5倍から2倍になることがあります。普段からクレジットカードを使っている人ほど、高ステータスカードの必要性が高まります。
クレジットカードのステータス格付けランキングの基準
ラグジュアリーカードのブラックカード、他のブラックカードに比べてコスパはあんまし良くない気がする pic.twitter.com/A5mmec5LE3
— あきら (@aki12345jp) October 8, 2017
ここからステータスの高いクレジットカードをご紹介していきます。クレジットカードの知名度、加入のしにくさや、年会費、カードの信用度などを総合的に比較してランキングしています。一般のカードはランキングには含まれていません。
もはや規格外:殿堂入り「センチュリオン」
アメリカンエクスプレスの「ブラックカード」(センチュリオン)に加えて、「チタンカード」も手に入れました(^^)/ (もうかなり前の話ですが) このセンチュリオンカードは、年会費はめちゃ高いのですが(笑)、高級店で、このカードを見せると、対応が、今までより明らかに、 pic.twitter.com/ULrg4XjMAv
— 神王リョウ (@ryo_kamio) October 27, 2017
格付けランキングにいれるのもためらってしまう、殿堂入りのブラックカードが「アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード」です。入会は信販会社からのインビテーション(招待)が必要で、年会費は35万円もします。「ブラックカード」と言う名前も、センチュリオンが黒地のカードに印刷されていることから来ています。
格付けランキング1位:ダイナースクラブ プレミアムカード
クレジットカードをリストラ。
— hiromi (@hiromimorih39) November 18, 2017
ダイナースクラブカードをプレミアムにアップグレードしてメインで使うことにしました。サブはダウングレード。若い頃に憧れたブラックカードだけど、
手にしたら普通のクレカなんだよね……。近所のスーパーで毎日普通に使います😉 pic.twitter.com/rOX30dTNZ3
格付けランキング1位は「ダイナースクラブ プレミアムカード」です。ダイナースクラブのカードを利用している会員に対してのインビテーション制で、年会費は13万円です。年会費は高いですが、ポイント還元率が2%、コンシェルジュサービスが24時間365日対応などの高いサービスが受けられるラグジュアリー・カードです。
格付けランキング2位:アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード

格付けランキング2位は「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」です。こちらも下位のステータスのカードを利用している会員に対してのインビテーション制で、年会費は13万円です。プラチナカードですが、他社のブラックカードと比較しても劣らないサービスが受けられます。
格付けランキング3位:JCBザ・クラス
格付けランキング3位は、「JCBザ・クラス」です。JCBのブラックカードと言われています。こちらも下位のステータスのカードを利用している会員に対してのインビテーション制で、年会費は5万円です。JCBが東京ディズニーランドのオフィシャルスポンサーなので、ポイントをディズニー関連の施設で使えるチケットや宿泊券に変えられる嬉しい特典もあります。
格付けランキング4位:三井住友プラチナカード
三井住友プラチナカードを受付で見せたら、これもらえた pic.twitter.com/AHknTVV6SY
— ひさのり (@hisanori_hkt) July 22, 2017
格付けランキング4位は「三井住友プラチナカード」です。申込制なので、一般の方でも持てるかもしれません。年会費は3万円です。6か月の利用が50万円を超えると、利用額に応じて三井住友カードVJAギフトカードが3万円までプレゼントされる特典や、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで人気のアトラクションに優先的に乗れるパスがもらえるなどの特典が特徴的です。
格付けランキング5位:スルガ銀行 SURUGA VISAインフィニットカード

格付けランキング5位は「スルガ銀行 SURUGA VISAインフィニットカード」です。VISAカードの中では最上位に位置するカードで、ブラックカードに当たります。ブラックカードならではのサービスを受けることはもちろん、スルガ銀行の特典も受けられます。申込制なので、スルガ銀行をメインバンクにしている方は申し込んでみるといいかもしけません。
格付けランキング6位:ダイナース・レギュラーカード

格付けランキング6位は「ダイナース・レギュラーカードです。レギュラーカードですが、一般のクレジットカードと比較して取得しにくく、クレジットカードのステータスは高くなります。ダイナースは日本で最初のクレジットカードと言われています。申込制で、27歳以上の年齢制限があり、少なくとも500万円以上の年収が求められます。
格付けランキング同列7位: 銀行系・航空系のJCBゴールドとアメックスゴールド
アメックスゴールドカード審査が普通に通った😊#AMEX #americanexpress pic.twitter.com/NzA0xNo9bD
— ミケ (@Official_0001) June 16, 2017
格付けランキング7位は同列で、銀行系・航空系のJCBゴールドカードと「アメックスゴールドカード」の2種類です。いずれも25際以上の年齢制限があり、定職についていることと定期的に安定した収入が必要です。銀行系のゴールドカードでは、MUFGカード ゴールドなどは年会費1万円と他のカードと比較しても経済的なものもあります。
格付けランキング8位以下もご紹介
アメックスグリーンいいなぁ、ほしいなあ pic.twitter.com/nVatlcRjtp
— トンちゃん (@10ntyan_motor) July 13, 2017
格付けランキング8位以下は、「SuMi TRUST CLUB プラチナカード」「アメリカン・エキスプレス・カード・グリーン」「セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」「エポスプラチナカード」と、年会費が高いゴールドカードがあげられます。このあたりまでは、ステータスを持ったクレジットカードとして堂々と利用ができます。
逆格付けされるカードに注意

ここまではステータスの高いクレジットカードをご紹介してきましたが、持っているだけで所有者のステータスまで落としてしまうカードもありますので注意しましょう。

1つ目は、誰でもカードを持てることで有名なカードです。誰でも入れるということはステータスもありません。一般的なカードと比較されて、「他のカードに入れなかったのかな」と言う印象を与えてしまいます。また、学生カードは学生の間はステータスになりましたが、社会人になったら社会人らしいカードを作るようにして、ステータスを上げていくことも大事です。
2つ目はアイドルやキャラクターのデザイン物です。熱烈なファンの気持ちは理解できますが、誰の前で出しても恥ずかしくないと言い切れないようなら、メインカードはステータスのあるものにして、汚したくないそのカードはサブとして大事に使いましょう。特に海外旅行に行く時は、クレジットカードではないと思われてしまうので、要注意です。
番外編: 海外でも通じるクレジットカードランキング

ここまで、国内で通じるクレジットカードしご紹介をしてきましたが、日本のクレジットカードはガラパゴス化していて、海外旅行などに行くときには上記のステータスが通じないことがあります。ここで大事になるのがVISAやアメックスと言った、クレジットカードのブランドです。
VISAとMASTER CARDは海外旅行向き

海外旅行に行ったときにも最も通用するクレジットカードは、VISAとMASTER CARDです。アメリカでも、ヨーロッパでも、そのほかの国でも通用します。海外に行く機会が多い方は、クレジットカードのステータスと同時に、ブランドにもこだわりたいものです。
AMEXとダイナースは路面店で使えないこともあるが、ステータスは日本以上

殿堂入りの「センチュリオン」のAMEXや、1位に入った「ダイナースクラブ プレミアムカード」のダイナースクラブは、店舗側に請求される手数料の高さのせいか、利用できない路面店が比較的多いです。しかし、高級レストランやホテルなどでのステータスの認識は日本以上です。この2種類を持っている人は、一般のVISAかMASTER CARDをサブで持っておくと安心です。
JCBは海外では認知度が低い

日本では比較的流通しているJCBですが、前身のJapan Credit Bureauの名前の通り、日本の信販会社です。海外ではまだまだ利用できない場所が多く、海外旅行には向かないカードです。それでも、東南アジアの日本人がよく行く観光地では徐々に利用てきるようになってきていて、以前と比較すると状況はよくなってきました。
ステータスの高いクレジットカードを手に入れるには
ステータスの高いクレジットカードを手に入れるには、審査基準に見合うことが必要です。年収を上げて、勤続年数も増やし、クレジットカードヒストリーに傷がつかないように支払いは一切遅滞しないことも大事です。こつこつと誠実な社会人人生を送ることで、センチュリオンは無理でも、高ステータスカードを将来手に入れられます。
いつかは持ちたい高ステータスクレジットカード
社会的信用も示してくれて、様々なサービスがうけられる、高ステータスカードのメリットや必要性とランキングをご紹介しました。いつかは手に入れたいと思うカードはありましたか?高ステータスのクレジットカードを持てるように、クレジットカードの支払いは必ずするなど、日ごろから気をつけましょう。