2018年10月24日更新
本籍地の変更手続きに必要な書類は?注意点やデメリットも解説!
本籍地の変更手続きに必要な書類について、詳しくご紹介していきます。また、本籍地の変更手続きに伴うことによって発生するメリットやデメリットについても取り上げていきます。本籍地の変更を検討されている方も含めて、ぜひ参考にしてください。

目次
- 本籍地変更手続きの際の必要書類について理解しよう
- 本籍地とは戸籍が保管されている市区町村
- 自らの意志で変更できる本籍地
- 本籍地変更の手続き方法
- 本籍地変更に際しての必要書類
- 本籍地を変更することで戸籍謄本の取得が便利に
- 不要な情報を記載したくない場合にも便利な本籍地の変更
- 本籍地の変更は家族単位
- 本籍地の変更によって死後の手続きが面倒になることも
- 親の戸籍から分籍すると二度と戻れない
- 本籍地の変更には家族との相談が重要
- 婚姻届の提出によって本籍地を変更するのが結婚
- 結婚後の本籍地の変更1:パートナーの実家
- 結婚後の本籍地の変更2:新郎新婦の新居
- 結婚後の本籍地の変更3:自分の実家
- 結婚後の本籍地の変更4:思い出の場所
- 本籍地を変更しないという手段
- 本籍地を変更しないことのメリット
- 本籍地がわかならい場合は家族や役所に尋ねる
- 本籍地の変更は慎重に行うことが重要
- 適切な人生設計の重要性
- 本籍地を変更する手順や書類を理解しよう
本籍地変更手続きの際の必要書類について理解しよう

本籍地を変更したいと思った時に、必要書類や手続き方法、メリットやデメリットについて確認しておくことが重要です。本籍地はやたらむやみに変更するものでもありませんが、結婚や離婚、家族からの独立の際に行うこともあります。そういった時のために、基本的な考え方や手続き方法、必要書類についての理解を深めていくようにしましょう。
本籍地とは戸籍が保管されている市区町村

まず、本籍地という言葉の定義についてご紹介していきます。本籍地とは、「自らの戸籍が保管されている市区町村のこと」であり、一度も本籍地の変更を行ったことがないのであれば、ほとんどのケースで生まれた市区町村が本籍地ということになります。特に、転籍届などを出したことがないということであれば、生まれ育った町が、本籍地となります。
両親の転勤や離婚による本籍地の変更
戸籍について調べてみました。
— Viva賢人政治🇹🇼台湾加油 (@SharkIjuin) July 12, 2017
蓮舫は、最新の戸籍謄本のみ公開する気ではないでしょうか?🤪
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国籍・本籍・戸籍に関わる変更履歴は、最新の戸籍・住民票に表示されなくなる。遡って、過去の戸籍・住民票を取得が必要。 pic.twitter.com/l2WZylHRdh
ただし、ご両親に転勤が多く、引越しの度に本籍地を変更してきたという経緯を持つ家庭も少なくありません。そういった場合には、必ずしも生まれ育った市区町村が本籍地ではないというケースもあります。また、両親が離婚をしており、どちらかの親に引き取られた場合には、分籍という形で、もともとの本籍地とは異なる場所に変更されることになります。
正確な本籍地を知っておく

本籍地が分からないと、何かあった場合に、戸籍のコピーをとることができなくなってしまうので、しっかりと把握しておくことが大切です。普段の生活において、戸籍が必要になることはほとんどありませんが、結婚をする場合や、パスポートを取得する場合には、必要書類を受け取るためにも、正確な本籍地の場所を知っておく必要があります。
自らの意志で変更できる本籍地

人生において何回か利用することもあるだろう本籍地に関する情報ですが、本籍地については必要書類を提出して所定の手続きを経ることができれば、自らの意志で何度でも自由に変更することができます。基本的に、事情がなければ本籍地を変更する必要はありませんが、何らかの理由や事情が重なって変更を余儀なくされた場合は、役所に届け出てください。
免許の氏名変更完了!
— 力尽きたブラス・*・:≡( ε:) (@del_flowers) March 13, 2018
住所も変わってると思ったら、本籍地は変わったけど、現住所が変わってないことに気がついた…。
また手続きしに行くのか_(:3」z)_ pic.twitter.com/I3IIzOhKGR
本籍地を変更することを「転籍」と呼びますが、転籍届については、それまでの本籍地の役所か、新たに本籍地に設定する役所のどちらかで手続きを済ませれば、本籍地を変更することができます。引越しの時の転入や転出のように、どちらの役所でも手続きをしなければならないというものではありませんので、比較的スムーズに手続きを終えることができます。
本籍地変更の手続き方法
本籍地の変更場所

実際に本籍地変更の手続きをする場合には、一定の手続き方法について把握しておく必要があります。それほど難しい手続きではありませんので、しっかりと頭に入れておくようにしてください。まず、本籍地変更の届出先としては、現在の本籍地や住所地、転籍先の市区町村役場のいずれかになります。複数の場所で、変更手続きを行う必要はありません。
本籍地変更の際の届出人
週明け。
— 馬久地淳 (@AtsushiMekuchi) March 3, 2018
本籍地を変更。✍️🏢😄 pic.twitter.com/PrRRcVpY62
また、本籍地変更の際の届出人としては、戸籍筆頭者とその配偶者にするようにしてください。本籍地については、家族単位での転籍となりますので、戸籍筆頭者の存在が重要になっていきます。戸籍筆頭者が不明瞭だと転籍を行うことができずに、本籍地を変更することができなくなってしまいますので、家族間でしっかりと確認しておくようにしてください。
注意事項

本籍地変更の手続きに際しての注意事項としては、引越しをして住民票を移しただけでは、本籍地は変更されないということです。稀に、住民票を移せば、本籍地も自動的に変更されると勘違いしている人がいますが、決してそういったことはありません。本籍地の変更には、別途変更手続きを行う必要がありますので、その辺も適切に理解しておいてください。
本籍地変更に際しての必要書類
転籍届

本籍地変更の際の手続きは、戸籍筆頭者とその配偶者の方で、所定の手続き場所に赴いて行うようにしてください。続いて、本籍地変更に際しての必要書類についてもご紹介していきます。まず、本籍地変更の際の必要書類としては、「転籍届」が必要になります。転籍届の様式や書式に関しては、全国共通ですので、どこで取り寄せても問題ありません。
戸籍謄本
6ヶ月も残ってないですけど、1ヶ月以内の観光だからいらないんじゃないですかね?どこ調べても必要要件が1つなのか並列なのかわからないですね😅
— MINNA(旧:KENSUN) (@KENSUN_METAL) March 1, 2018
気が向いたら本籍の変更してきます!(わが県では再発行 笑) pic.twitter.com/F5DgXjH1zI
その他の必要書類として、現在の本籍地以外の市区町村役場以外に、本籍地の変更届を提出する場合には、「戸籍謄本」も必要書類となります。現在の本籍地で変更を行う場合には、必要書類ではありませんので、留意しておいてください。その他、本人確認書類も必要書類となりますので、運転免許証やパスポートなどを持参していくようにしてください。
印鑑

上記の必要書類に加えて、本籍地を変更する際には、戸籍筆頭者とその配偶者それぞれの印鑑が必要になっていきます。印鑑に関しては、認め印でも構いませんが、戸籍筆頭者とその配偶者の間で、それぞれ異なる印鑑を持参するようにしてください。こういった必要書類と印鑑を持参することで、本籍地変更に関する手続きを進めることができます。
本籍地を変更することで戸籍謄本の取得が便利に

各種必要書類と印鑑を持参した上で、所定の手続きを踏んで変更することができる本籍地ですが、本籍地の変更に伴って得られるメリットも数多くあります。例えば、本籍地の変更によって、戸籍謄本の取得が便利になるというメリットを挙げることができます。本籍地を変更しなければ、わざわざ遠い場所まで戸籍謄本を取得しなければならないこともあります。
有効旅券がもうすぐ切れるから新しいのを発行する場合、名前や本籍が変わらなければ謄本いらないんだって。
— 真衣子 (@mai_vingar) January 24, 2018
案内の人に聞いたら2回確認された。
「お名前や本籍の変更は…」
「ありません!」(`・ω・´)キリっ pic.twitter.com/HQO3waw97o
戸籍の原本を管理しているのは、本籍地として定めている市区町村の役所であり、現住所と本籍地が異なる場合には、そこまで直接足を運ぶか、郵送してもらうための手続きを取る必要が出てきます。それが、本籍地と現住所を一致させることで、すぐに戸籍謄本を取得することができるので、婚姻関係をはじめとして、何かあった場合の対応にもメリットです。
不要な情報を記載したくない場合にも便利な本籍地の変更
不都合な情報を隠せる

その他の本籍地変更のメリットとしては、知られたくない情報を転記されずに済むといったメリットも挙げることができます。本籍地を変更した場合には、現在の身分のみ記載されることになっているので、離婚歴などが転記されることはありません。何らかの形で、他人の目に触れることになっても、そういった不都合な情報を隠すことができるのです。
除籍は80年間の保存
今日は会社を休んで運転免許のAT限定解除へ。
— 由池スイ (@ElissaPlus) February 2, 2018
すでに「二輪免許取得」「現住所・本籍変更」が裏面に書かれてたので「普通車と準中型(5t)のAT限定解除」は補助紙をつけての対応。破れないようにしなきゃ……。 pic.twitter.com/kTgFC56tyv
離婚歴など、知られたくない情報を転記せずに済むというメリットもある本籍地の変更手続きですが、除籍に関しては、80年間という保存期間が定められているので、変更履歴をたどれば見つかってしまうことになります。ただし、そこまでして個人の履歴をたどろうとするケースも稀ですので、基本的には、不都合な情報を隠すことが可能になっています。
本籍地の変更は家族単位

本籍地を変更する場合には、必要書類と印鑑を持参すれば手続きを行ってもらうことができますが、基本的に本籍地の変更は家族単位で行うことになっています。戸籍は、夫婦とその子供で1単位となっており、子供だけ抜け出すことや、妻だけ抜け出すということは基本的に認められていません。転籍する際には、戸籍内の全員が転籍するという形になります。
今度住所変更することがあったら本籍を日本全土にしようかな() pic.twitter.com/j0C365cY7W
— たくや (@beer_jd) January 20, 2018
ただし、離婚などによって妻だけ本籍地を変更したいなどという場合には、転籍届ではなく、離婚届を提出することで、個人単位で本籍地を変更することができます。また、子供の結婚によって、子供だけの籍を抜きたい場合には、その子供が市区町村役場に婚姻届を提出することで、自動的にそれまでの戸籍から抜けて、新しい戸籍に入ることになります。
本籍地の変更によって死後の手続きが面倒になることも

本籍地の変更に伴うメリットもある一方で、デメリットも存在するのが世の常です。基本的に、自由な形で変更手続きを行うことができますが、何度も何度も本籍地を変更していると、それなりのデメリットも生じてくることになります。そのデメリットの一つが、本籍地を変更した本人の死後の手続きが面倒になるということです。
やっと終わった
— アキ (@aki_ssid) December 6, 2017
ゴールドなので何もなければ、5年後までもう、来なくて良い
本籍変更くらいか…
モダンタイムス(映画)
苦手だ
ベルトコンベア方式が pic.twitter.com/On2HANY8Z8
つまり、遺された遺族が大変になるということですが、転籍した人が亡くなった場合には、転籍した回数分の除籍謄本が必要になっていきます。人が亡くなった場合には、遺産相続の手続きの関係で、生まれてから亡くなるまでの戸籍が必要となるのです。したがって、遺族にとっては、何度も除籍謄本の申請を行う必要が出てきて、大きなデメリットとなります。
親の戸籍から分籍すると二度と戻れない
元の戸籍からは完全に独立した存在になる

本人の死後の手続きが大変になるというデメリットもあるのが、本籍地変更手続きですが、子供が親の戸籍から分籍した場合には、二度と戻ることができないというデメリットもあります。親の戸籍から分籍した場合は、その分籍者自身が新戸籍における筆頭者という形になり、元の戸籍からは完全に独立した存在として認められることになります。
後悔しないように注意
「調理師免許名簿訂正申請書・調理師免許証書書換交付申請書」
— 花山 透 (@flowerm07454803) November 16, 2017
「本籍地や氏名等の変更が分かるような戸籍謄本といった書類」
↑どうやって入手するんだ…? pic.twitter.com/N5c0Z6IyXf
したがって、何らかの理由や事情があって、一度分籍をしてしまった場合には、二度と親の戸籍に入ることができませんので、後悔のないように注意しておいてください。結婚に伴って分籍せざるを得ないという場合には、おめでたい話ですが、それ以外の感情的な部分で、短絡的な行動に出てしまうと、のちのち後悔することになる可能性も出てきます。
本籍地の変更には家族との相談が重要

さまざまなメリットやデメリットもあるのが、本籍地の変更手続きですが、基本的に、本籍地を変更する場合には、家族としっかりと話し合って決めることが大切です。両親の離婚にしても、子供結婚にしても、一朝一夕で決まるような話ではなく、それなりに長い時間をかけて決定していくことが求められます。そういった意味での話し合いが重要になります。
戸籍の本籍の移動(変更)で、パスポートの更新/変更の「お得な選択」 https://t.co/ADYKySf8oD pic.twitter.com/4d8ZFM4x9H
— ハワイスタイル名古屋in愛知 (@hawaii_nagoya) November 3, 2017
本籍地を変更することで、公的な必要書類を受け取りやすくなるというメリットもありますが、安易に本籍地を変更してしまうのもリスキーなことです。子供が成人していれば両親の戸籍から分籍することも可能ですが、デリケートな問題でもあるので、双方が納得いく形で話し合いを進めてください。そうすることで、より円満な形で分籍を行うことができます。
婚姻届の提出によって本籍地を変更するのが結婚
1つの戸籍には1組の夫婦のみ
運転免許証の氏名が削れて消えかかってしまった。警察署と本部は、汚損なので有料で再交付との見解。実は、戸籍の字体と運転免許証の字体が違うので、記載事項変更(氏名変更)でいけるんじゃないかということで、本籍付きの住民票の写しをとった。これなら住民票の手数料300円だけでいけるのでは。 pic.twitter.com/uYC0vpLfUM
— 进步先进个人 ھىجىرى (@7m4gmh) October 27, 2017
本籍地の変更と一言で言っても、おめでたい話もあります。それが、いわゆる婚姻届の提出であり、結婚することを示します。現在の制度では、1つの戸籍に入れるのは、1組の夫婦とその子供だけとなっています。その新たな戸籍を作る上でカギを握ってくるのが婚姻届の存在であり、婚姻届を役所に提出することによって、晴れて結婚するという形になります。
男女平等の考え方

結婚に際しては、それぞれの男女がそれまでの親の戸籍から抜けて、2人だけで新しい戸籍を作るという考え方が反映されています。つまり、男女平等の考え方が出ているわけであり、夫婦の姓を統一することも義務付けられています。こちらも、男性、女性どちらの姓を名乗っても良いという点で、男女平等の社会が実現していると考えることができます。
結婚後の本籍地の変更1:パートナーの実家

結婚して、晴れて夫婦関係になった後で、本籍地を変更する場合のケースについてご紹介していきます。まずは、結婚後は「パートナーの実家」に本籍地を変更するという夫婦が少なくありません。戸籍自体は「家」を象徴するような大切な存在だという概念が浸透しています。そういった中で、家を象徴するどちらかの実家に戸籍を移すという考え方があります。
役所で本籍移動、銀行2箇所と個人年金の住所変更。
— ちょこ@固定ツイ変更現状報告見てね (@namachoco0118) October 13, 2017
帰ってコンビニ飯食べて電話で生命保険の住所変更とNHKとガス止める手続き。
携帯機種変更行ったら2時間待ちでその間に服買いに行って喫茶店行って戻って1時間半かけて機種変更。
帰って携帯設定して使い方教えてこの時間。
全部母の用事。 pic.twitter.com/9J2UftMO45
結婚後すぐに、住宅を購入できれば良いですが、経済的にそうもいかないケースもあるでしょう。そういった中で、賃貸物件を転々とする可能性があるのであれば、移動することがない実家に本籍地を定めておくというのも一つの考え方です。自分たちのマイホーム購入後に本籍地を変更するという夫婦も多く、一時的に実家に本籍地を置いておくこともあります。
結婚後の本籍地の変更2:新郎新婦の新居
新たな出発点として

続いて、結婚後の本籍地の変更手続きとして多いのが、「新郎新婦の新居」という事例を挙げることができます。やはり、結婚をしたのであれば、自分たちだけの戸籍を作りたいと考える夫婦も多く、「新たな出発点として新居を選んだ」という夫婦も多くなっています。結婚には、戸籍上の関係が同一になるという意味もあり、そのことを重視するのも大切です。
戸籍謄本の取り寄せに便利
ふと嫌な予感して保育士免許は氏名変更や本籍変更のみだけど
— mai@ʕ⁎̯͡⁎ʔ༄まさかのカビと蛾に反応中 (@maikopu0112) August 14, 2017
広げてみたら幼稚園教諭免許、更新講習が今年から再来年までになっとる!(文部科学省め数十時間大学通い直し…)4月前の大学場所すぐに予約しないと満タンになる…から春前にはネット前待機しなければ…。(*_*) pic.twitter.com/TB1eawbDT1
新たな出発点としてという考え方の他にも、「戸籍謄本の取り寄せに便利だから」といった考え方で、新郎新婦の新居に本籍地を変更する夫婦も少なくありません。まさに合理的な考え方でありますが、結婚後にパスポートを作りたい場合などには、なるべく近くに本籍地があった方が、戸籍謄本の取り寄せも楽になり、利便性が高まるというメリットがあります。
結婚後の本籍地の変更3:自分の実家

続いての結婚後の本籍地に変更に関しては、あえて変更することなく「自分の実家」にするというケースも見られます。つまり、相手に自分の実家に戸籍を移してもらうことになり、自分自身は本籍地を変更しないという考え方です。男性側でも女性側でも、実家から本籍地を移したくないと考える人は一定数存在するため、選択肢の一つとしても重宝されます。
覚えておいて損はない!? 結婚後のパスポートは?姓名や本籍地変更の切替申請 https://t.co/HaTF2hQcXV φ(..)メモメモ pic.twitter.com/EMuIcgCOA0
— みな (@mina_ki_ta) July 25, 2017
また、戸籍謄本に関しては、委任状などの必要書類が揃っていれば、本人ではなくても取得することができます。そういった場合に、実家に本籍地があれば、両親に取得をお願いすることができるというメリットもあります。本籍地を実家にしておくことで、本籍地を忘れにくくなるというメリットもあるため、結婚後でも多くの人が選ぶ選択肢でもあります。
結婚後の本籍地の変更4:思い出の場所
居住地や実家に限定する必要がない
今日は朝から免許センター行って名前変更と本籍変更して
— タカチ (@isho1900) March 12, 2017
昼から二次会の準備して
フォンダンショコラ作って
ゆったりしたあとで
淀川の河川敷でバレーボールして、、
充実した1日やった! pic.twitter.com/ZzvmaPBmwW
本籍地の変更に関しては、さまざまなメリットやデメリットがあり、結婚後の選択肢としても別れる部分がありますが、中には「思い出の場所」に本籍地を変更するという夫婦もいます。本籍地は、夫婦二人で自由に決めて良いという特徴があり、必ずしも居住地や実家がある場所に限定する必要はないという考え方が存在しています。
ディズニーランドや東京タワー

そのため、中にはディズニーランドを本籍地にしたり、東京タワーを本籍地にしたり、富士山を本籍地にしたりする夫婦も存在します。そういった意味で、二人だけの思い出の場所を本籍地にすることで、結婚後の生活も上手くいくことを願うと考えることができます。思い出の地が遠い場合には、あまり実用的ではありませんが、一つの選択肢としては有効です。
本籍地を変更しないという手段

さまざまなメリットやデメリットがある中で、いろいろな選択肢の中から本籍地を決定していく人も多いわけですが、あえて、本籍地を変更しないという方法を選択することも可能です。とりわけ、結婚後や成人後は、個人の判断で自由に本籍地を変更することができますが、やたらむやみに本籍地を変更してしまうと、デメリットが多いのも事実です。
やらなアカンと先延ばしにしてたパスポートの氏名、本籍変更も行いました! pic.twitter.com/2qpRgitP1d
— AKR (@ooisechanoo) September 16, 2016
子供がいて、あるいは将来的に子供を産んで財産相続をさせたいという場合には、遺された遺族が亡くなった方の戸籍謄本を全て集めなければならなくなるのです。そういった意味で、亡くなった方がこれまで、どういった本籍地を辿ってきたのか探すのも大変ですし、それぞれの本籍地から戸籍謄本を集めるのも大変になるというデメリットがあります。

そういったデメリットを回避するために、やたらむやみに本籍地を変更しないという手段をとるのも賢明な判断だと言うことができます。特に、転勤が多い方で、転勤の度に本籍地を変更していると、年齢の上昇と共に、自分でもどこに本籍地があるのかわからなくなってしまうというリスクがあります。そういったことを避けることも、重要になっていくのです。
本籍地を変更しないことのメリット
両親に戸籍謄本の取得を依頼できる

本籍地を変えないことでのデメリットもありますが、メリットに目を向けることで、本籍地をむやみに変更しないといった選択肢を取ることができるようになっていきます。まず、大きなメリットとしては、本文中でもご紹介したように、実家に本籍地を定めておくことで、両親に戸籍謄本の取得を依頼することが可能になるというメリットがあります。
何度も手続きを行う必要がない

委任状があれば、代理人の方でも戸籍謄本の取得が可能なので、仕事で忙しい場合などには、気軽に両親に依頼することができます。その他のメリットとしては、「何度も本籍地の変更手続きを行う必要がない」という点も挙げることができます。転勤の度に変更している人に比べれば、手続きにかかる時間や費用も抑えることができて、メリットになります。
本籍地を忘れない
また、何度も本籍地を変更していると、いざという時に、本籍地をどこにしたのか忘れてしまうといったデメリットもあります。そういった意味で、本籍地を変更せず、同じ場所に固定しておけば、忘れるというデメリットも回避することができます。それほど戸籍謄本が必要になるケースも多くないので、やたらむやみに本籍地を変更しないというのも得策です。
本籍地がわかならい場合は家族や役所に尋ねる

本籍地を何度も変更していると、本籍地がわからなくなるというデメリットにあう可能性もあります。そういった場合には、家族や役所に尋ねることで解決するようにしてください。まずは、親や兄弟姉妹、親族に尋ねることで、本籍地の場所を教えてもらうことができます。それでもわからない場合には、役所に尋ねる方法を挙げることができます。
現在の住民票に本籍地の記載を入れて住民票を取得すれば、本籍地を把握することができます。これは住民業を取得する際に、本籍地も記載して欲しいという旨を役所の方に伝えることで、成立する方法です。時間的な余裕があれば、比較的短期的に本籍地を把握できる方法でもあるので、急ぎの場合には、おすすめできる方法です。
本籍地の変更は慎重に行うことが重要

メリットやデメリットなども含めて、さまざまな考え方がある本籍地の変更ですが、いずれにしても、本籍地の変更はあまり短絡的に行うのではなく、しっかりと検討した上で行うことが重要です。かつてに比べれば、古い家制度や風習というのは、廃れてきている部分もありますが、それでも戸籍には家族としての絆を表す部分もあると考えることができます。

結婚や離婚、子供の独立に伴って、本籍地を変更することもありますが、そういったケースにおいても、双方がしっかりと話し合いを行った上で、最適な選択肢を取っていくことが重要です。特に、子供の場合は、一度親の本籍地から抜けて分籍してしまうと、再び親の本籍地に籍を入れることはできなくなりますので、その点も留意しておく必要があります。
適切な人生設計の重要性

本籍地の変更に当たっては、適切な人生設計を行うことも重要になっていきます。何歳で結婚をして、何歳で子供を産んで、子供は何人育てるのかといったプランを立てておくことも重要です。もちろん、全てが計画通りにいくとは限りませんが、そういった将来設計を立てておくことで、むやみに本籍地を変更することもなくすことができます。

人それぞれ、本籍地の変更に対する考え方があるのは当然ですが、なぜ本籍地を変更したいのか、明確な意思表示ができるようにしておくことが大切です。基本的には、何度も変更しない方が良いと言われているので、特段の事情がない限りは、据え置いておくのが無難です。結婚の際にも、夫婦でしっかりと話し合って決めるようにしてください。
本籍地を変更する手順や書類を理解しよう

本籍地を変更する場合の手続き方法や必要書類、メリットやデメリットなどについて詳しくご紹介してきました。本籍地の変更は基本的に自分の意志で行うことができますので、然るべきタイミングが来たら、変更できるように準備しておいてください。そのためにも、いろいろな情報を参考にして本籍地のポイントを定めていくことが重要です。